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2024/06/23

発展探究「地域課題研究」報告

高2の発展探究「地域課題研究」では、外部の企業や校外でのフィールドワークを通して地域の課題について考えています。

5月14日(火) 企業が取り組むSDGs
(株)天満屋 地域連携担当の方にご来校いただき、講義とワークショップを実施していただきました。
天満屋の百貨店としての事業展開、業務内容、実際の仕事、グループ企業の取り組みなどを紹介していただき、SDGsに関する取り組みをお話しいただきました。
廃棄物の削減方法や地域資源の活用法など、SDGsに基づく考え方を取り入れながら、地域の活性化につなげる活動を紹介していただいたうえで、倉敷市消防局からのミッションである「廃棄する消防ホースのアップサイクル」のアイデアを考えました。

今回の授業では「課題をどのように解決するか」について、多くの学びがありました。
今後の研究計画書の作成において、課題設定から解決策までのストーリー化に活かしていければと思います。

6月8日(土) 高梁市宇治町フィールドワーク
昨年度より探究活動で交流している高梁市宇治町にフィールドワークに行きました。
耕作放棄地対策として、地域住民の方々がもち麦を生産し、それを使った商品開発やカフェ運営をされています。
今回はもち麦の収穫の時期に合わせて訪問させていただき、収穫体験や生産者の方々へのインタビュー、耕作放棄地の見学などを行うことができました。
昨年度に比べて太陽光発電施設が増え、農村の風景も変化していました。
今回の経験を活かし、耕作放棄地の活用方法や農村が抱える社会課題に対して探究活動を続けていきたいと思います。

6月21日(金) 井上家住宅見学会 くらし・き・になるエリアプラットフォーム全体会参加
美観地区にある国指定重要文化財「井上家住宅」を見学した後、「くらし・き・になるエリアプラットフォーム全体会」に参加しました。
このプラットフォームは倉敷市の美観地区を中心としたまちづくりを考える組織です。
地域住民をはじめ倉敷市役所職員、NPO法人、学校教員など、多くの方々が協働して成り立っています。
全体会では昨年度の取り組みの紹介があり、そこで作成された「くらしきになる未来ビジョン」に関するワークショップを行いました。
生徒も参加者の方々と共にディスカッションを行い、まとめて発表しました。
その後、今年度の取り組みや組織運営の話を伺いました。
今後は倉敷市の中心市街地に関する課題を設定し、プラットフォームのメンバーの方々と共に未来の街の在り方を探究していく予定です。

今回の探究活動においてご協力いただいた皆様、ありがとうございました。