校長ブログ Blog

　今年度の生徒への「呼びかけの言葉」は “Girls! You are precious in God’s eyes!” です。

　昨年度の言葉は“Girls! Be courageous!”でしたが、私たちが勇敢であるためには、自分に自信をもつ必要があります。この自信には二種類があると思います。まず一つ目に「Beingの自信」すなわち「私の存在には価値があり、私は無条件で祝福され愛されている」という自信があります。そして、二つ目に「Doingの自信」すなわち「私は努力すれば様々なことを成し遂げることができる」という自信があります。

　私は、この二つの自信の中で、より重要で基盤をなすのは、Beingの自信であると思います。Beingの自信が不確かなままでDoingの自信だけを自分の拠り所にするのは危険な面があります。

　旧約聖書イザヤ書には、このような言葉があります。

　「私（神）の目には、あなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」

　“You are precious in My eyes, and honored, and I love you.”

　この私が自分の存在に自信を持つことができるのは、まず神が私を価値があり意味がある者として創られたこと、そして、たとえこの私が罪深く無力な人間であったとしても、神が私の存在そのものを愛し受け入れておられることを信じるところからきています。

　私は、生徒の皆さんにも、このようなBeingの自信をまず持ってほしいと思います。そして、その後に、様々なことにチャレンジして達成感と自信を積み重ね、Doingの自信も兼ね備えたCouragiousな女性に成長してほしいと思います。