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【中3】オーストラリア研修旅行
7月2日から15日に、中学3年生はオーストラリア研修に行ってきました。
4年ぶりの研修旅行であると同時に、生徒にとっては初めて学校の友人と行く宿泊研修となりました。
現地では1人1家庭にホームステイし、英語や異文化に触れることで、視野を広げる大きなきっかけとなったことと思います。
それでは現地での様子や活動内容をいくつかご紹介します。
オーストラリアのブリスベンにあるShafston International Collegeにて、英語のレッスンを受けました。
オーストラリアの文化や歴史以外に、午後からの活動で訪問する施設などについても紹介していただきました。
異文化や英語に対する緊張が見られる頃は表情が硬かったものの、だんだんと先生方とも打ち解けて笑顔が見られるようになっていきました。
午後の活動では、学校からCiryCatと呼ばれる船を使い、景色も楽しみながら移動しました。
サイエンスセンターで実験をしたり、クイーンズランド博物館で剥製・標本を見て学ぶ生徒の表情は真剣そのもの。
料理教室では甘いケーキであるラミントンを作ったり、スポーツ体験でクリケットをしてみたり、アボリジニ文化体験では狩りに使う技法であるブーメランを実際に投げました。
現地で英語の説明を聞きながら体験することで、文化を感じながら学べたことと思います。
クイーンストリートモールや大きなスーパーでのショッピングも楽しみました。
物価の高さに驚いたり、お金の使い方に苦戦していた生徒も、回を重ねるうちに慣れてきて、お土産選びに奮闘していました。
ラミントン国立公園という世界遺産にも登録されている多雨林群へ行きました。
野鳥の餌付けやブッシュウォーキングに挑戦したり、木々の間をつなぐ長い吊り橋を渡ったりしました。
またアルパカと触れ合ったり、野生のワラビーを見ることもあり、自然の豊かさに触れる時間となりました。
ローンパインコアラ保護区への遠足では、多くのコアラののんびりした姿に癒やされました。
カンガルーの餌やりをしたほか、タスマニアデビルなどオーストラリアらしい動物を見ることができました。
可愛らしい動物とのふれあいに生徒の顔からも笑顔がこぼれます。
ホストファミリーを招いたFarewell Partyは生徒主催で、すべて英語で展開されました。
実行委員中心に生徒が運営し、日本語・英語の歌を披露したり、ソーラン節を踊って盛り上げました。
ホストファミリーも多く参加してくださり、素敵な時間となりました。
研修が後半になればなるほど生徒自身が積極的に英語を活用して、ホストファミリーとの関係性もよいものとなり、お別れのときには「まだ帰りたくない」という声が聞こえていました。
今回の研修ではShafston International Collegeの先生方やスタッフの皆さんはもちろん、
快く受け入れてくださったホストファミリーの皆さん、
JTBの方々やガイドさんなどをはじめとしてたくさんの方々にご協力いただきました。
コロナ禍明けの久しぶりの研修だったため、困難な点も多く、保護者の方々には多大なご心配をお掛けしたことと思います。
研修旅行に関わってくださったすべての方々にこの場を借りて感謝申し上げます。
研修に参加した生徒のみなさんは現地に行ったからこそ得られた経験を、自らの成長の糧にしてもらえることを願っています。