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10月から、中学なでしこ生徒会を中心として企画・運営してきた「1Day私服デー」について報告します。

まず、1Day私服デーとは、一般的にMufti Day(マフティー・デー)と呼ばれており、
普段制服を着て登校している生徒が、私服を着て登校することで募金の意思を表明するものです。
今回「募金をより身近に感じながら、その意義を共有する」ことを目的として企画され、寄付金は高校の発展科目でもお世話になっているワークハウスくるみさんに寄付させていただくことになりました。
学校という学びの場に適した服装になるよう規定を定めたり、「1Day私服デーの歴史」「ワークハウスくるみさんの取り組み」「障がい者の現状」などについて調べ、ポスターにまとめて掲示しました。

また、当日に向けて校内放送を行うことで、全校生徒に情報を共有することができました。

ついに当日を迎え、多くの中学生が私服で登校してきます。

募金に賛同した人が当日のみ私服で登校できるのですが、制服で登校した生徒も募金に参加していました。
この活動を通して、募金を義務ではなく身近なものとして感じ取り、主体的に参加できたと思います。
結果として、29,726円もの募金が集まりました。

集まった募金は生徒会執行部で包装し、手紙を添えました。一手間加えた封筒は自信作です。

3学期の期末考査を終えてから、ワークハウスくるみさんを訪問し、贈呈式を行いました。
コロナ禍であるにも関わらず快く受け入れてくださり、施設の見学もさせていただきました。

今回の企画運営を通して、障がい者の方々や社会福祉をめぐる問題についても考え、募金というかたちで関わりを持つことができました。
これからも中高共に、ワークハウスくるみさんとの交流が続きますよう願っております。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。