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第77回卒業証書授与式
清心で学んだ生徒たちが、二子の丘を巣立っていきました。
在校生や教職員だけでなく、来賓の方々にもご来校いただき卒業生の門出を祝うことができました。
式典では証書の授与や校歌・聖歌斉唱だけでなく、卒業生と在校生が向かい合って共に祝歌を歌う場面もあり、歌声からは互いへの感謝が感じられました。
コロナ禍からそれが明けた後の期間の中でも、探究などを通して考え実行していくことで、社会における課題に立ち向かう力を得られたことと思います。
そのように積極的に物事に取り組み、進路実現に向けてひたむきに取り組むことで得た学びは、今後の社会でも大いに活かせるものばかりです。






校長先生は式辞の中でいくつかの言葉を卒業生に贈られました。
「すべて真実なこと、すべて気高いこと、すべて正しいこと、すべて清いこと、すべて愛すべきこと、すべて名誉なことを、また、徳や称賛に値することがあれば、それを心に留めなさい。わたしから学んだこと、受けたこと、わたしについて聞いたこと、見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神はあなたがたと共におられます。」(フィリピの信徒への手紙 4.8-9)
今後歩んでいく社会では正義が常に認められるわけではないかもしれない。それでも正しいことを素直に実行できる人でいて、思いやりを忘れずに過ごしてほしい。
「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。」(マタイによる福音書 10.16)
悪について無知であってはいけない。冷静に物事を見据え、自分が愛する人々を守れるような賢く強い人であってほしい。




高校生活を振り返ったとき、恐らく楽しい思い出ばかりではないかもしれません。
しかし過去への意味づけは今の自分の意思、そしてこれからの自分の選択によって変えることができると思います。
保護者のみなさま、お嬢様のご卒業おめでとうございます。本日、共に卒業生の門出をお祝いできたことを嬉しく思います。
そして卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
新たな一歩を踏み出すみなさんが、勇気と自信を胸に自分らしく歩んで行ってくださることを、教職員・在校生一同清心からお祈りしています。


