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2024/11/26

【公民演習】外務省職員による特別授業

11月25日、高3の授業「公民演習」において特別授業が実施されました。
「公民演習」は、貧困や紛争などの国際的な課題について、生徒が主体的に考える独自科目です。
11月11日と18日に4時間に渡って事前学習を行い、日本の国際協力に関する授業を行ったうえで、25日の特別授業を迎えました。
今回は外務省国際協力局 開発協力総括官室 外部総括官である小川いぶき様をお招きし、「日本の開発協力」というテーマでご講演いただきました。(NHK「もぎたて!」でも紹介されました。)

高校時代の話から現在の仕事について、日本のODA(政府開発援助)による開発協力のお話をしていただきました。
高校時代はSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)に通われ、インドネシア研修に参加した経験から、開発途上国に興味関心を持ち、それが現在の仕事に繋がっているそうです。
開発協力に関しては、日本政府が行っている援助の仕組みや実際の事例を紹介していただきました。
ODAによって相手国が継続的に発展できるよう、3つの手法を組み合わせ、効果的な支援を行うことが重要だと伝えてくださいました。

生徒からはODA予算の分配時に国によって優先順位や基準があるか、など具体的な内容に関する質問もありました。
実際にODAに携わっている方から直接話を伺うことで、具体的な支援内容について理解することができました。

ODA予算は国民の税金です。
今後どのような使い方をすべきか、増やしていくべきなのか、生徒たちにしっかり考えてもらいたいと思います。