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10月31日、高2の生徒2名が公共交通に関するフィールドワークを行いました。
倉敷市西坂台地区にコミュニティタクシーを走らせているNPO法人「地域の公共交通を守る会」と倉敷市役所交通政策課を訪問しました。

西坂台では路線バスが廃止され、それに代わる交通手段として住民主体でコミュニティタクシーを運営されています。
しかし、その維持や運営にも困難な状況があることがわかりました。
お話を聞いた後、西坂台を巡ると、小売店や病院がなくかなり高台にある地域のため、自動車を利用できない人にとっては生活が困難な状況を感じました。

市役所の交通政策課では、「交通手段がない地域にコミュニティタクシーを走らせたいが、タクシー運転手の不足などの理由で動かせるタクシーがないこと」や「運営主体が必要なことからなかなか難しい」という話がありました。
公共交通がない地域の移動手段をどうしていくのか…答えのない大きな課題に直面しました。
探究活動の中で生徒らしい意見やアイデアが生まれ、今回目の当たりにした現状に合わせた提案に結びついていくことを願っています。