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2024/03/13

校内SD・探究活動発表会

3月13日(水)、外部から学校教育関係者や保護者、入学予定者など多くの方々にご来校いただき、校内SD・探究活動発表会が実施されました。
中高の課題研究や高2の発展科目、授業内で行われた探究活動を中心に、部活動等での研究が披露されました。
生徒は発表一覧のタイトルやタイムテーブルを参考にして、興味のある発表を回っていきました。

課題研究全体発表では、5月にアメリカ・ロサンゼルスで行われる「国際科学技術フェア(ISEF)」に日本代表として派遣される高2生が「稲踏み効果の科学的検証~世界の稲での比較~」と題して発表しました。

本校の生命科学コースの卒業生2名を講師としてお招きしました。
まず、高校在籍時にISEFへの出場権を獲得した経験を持つ霜山菜都乃先生は、自らのキャリアを振り返りながら「チャレンジ」をテーマに講演してくださいました。
失敗を恐れず、生活に溢れる小さなチャレンジを大切にすることで、精神的に強くなり、経験として将来に活かせるとの言葉は、生徒の生活にも直結するメッセージになったと思います。
また高校での課題研究をきっかけに研究の楽しさを実感し、大学では研究と交響楽団での活動を両立させた浅野菜乃佳先生は、自分が研究を続けてきたからこそ出会えた経験について話してくださいました。
研究の過程は人生における仮説や実践と似ているうえ、発表において相手がわかりやすいように伝えるコミュニケーション力も社会の一員として大切です。それらを学ぶうえでも研究で培った経験は大きな糧となったそうです。
好きなものも突き詰めれば自分だけの武器になる、支えてくれる仲間の存在を大切にする、勇気を持って挑戦を続けると自分のスキルを溜める機会を自主的に増やせる、など多くのアドバイスをくださいました。
社会で活躍する卒業生の言葉として、少しでも生徒の背中を押すきかけになっていると嬉しいです。