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11月1日、中高希望者が赤磐市にある岡山県農業研究所を訪問しました。
まず、農業の役割、日本の農業の歴史、持続可能な農業への転換により環境保全型農業を目指していること、そして「もうかる産業」にするための取り組みについて説明を受けました。
その後、大型農業機械、野菜ハウス、環境研究所の土壌や農作物の分析機器の3分野の施設や研究室を見学しました。
スマート農業で使用されるトラクターやコンバインなどを見て、生徒はその大きさに圧倒されていました。
イチゴのハウスでは、花が咲いており、品種改良や受粉のためにミツバチの力を借りているのを見学しました。
また海外の様々な品種のナスを栽培しており、病気に強い遺伝子の研究に取り組まれていることも学ぶことができました。
おかやま大野ダルマガエル保全プロジェクトに携わっていらっしゃる方から「田んぼの生きものは救えるか？」と題して講演をいただき、田んぼの営みと生き物の関係やその関係が危機に瀕している現状を知り、生き物視点からも農業を考えるきっかけとなったと思います。