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2021/09/26
【中3】環境学習~SSゼミナールJr.~
9月25日(土)、岡山県自然保護センターで中3(希望者)が環境学習【SSゼミナールJr.】を実施しました。
午前中は探究的なテーマ「常緑樹と落葉樹ではどちらがより光合成をする能力があるか」について学びました。
各グループで実験方法を考え、1時間という制限時間で葉っぱの面積や重量を求めたり、切片を作って顕微鏡で観察を行ったり、SPAD計を用いて葉緑素数を調べたりしました。
実験データを整理し、最後にはグループごとに発表を行い、今後さらにどのような実験を行うべきか考えました。
午後は「あつまれ昆虫の森」と題して得点制昆虫採集に向かいました。
採集は大変盛り上がり、最高点を記録したチームにはタンチョウのクリアファイルが贈呈されました。
屋内の実験と野外のフィールドワークを通して、実際に体験することで、とても有意義な学習になりました。
最後に生徒の感想(抜粋)をご紹介します。
【植物分野】
・どんな実験にして、どう仮説を立てるかなど、自分たちで初めてするのは難しかったけれど、面白かった。みんなで話し合い、実験する楽しみを知り、将来そのような進路も視野に入れようと思った。
・学校の授業ならば教科書で学びノートにまとめて終わるところが、実際に見て、調べて、発表することでたくさんの力を身につけることができた。
【動物分野】
・虫捕りを通して、同じ飛ぶ虫であっても、蝶やバッタと比べてトンボが捕りにくいなど、新たな気づきがたくさんあった。カマキリは近くで口笛を吹くとカゴから出ようとしたため、音が聞こえているのかもしれない。