校長ブログ Blog
探究活動発表会第3弾
一昨日、昨日の中学生探究学習発表会に続いて、今日は第3弾の中2~高2による校内 SD・探究活動発表会が開催されました。この探究学習の成果発表会は、今年ですでに 5回目になります。例年は全学年が集まって開催するのですが、今年度は中学と高校に 分かれて2回行いました。 教室でオンラインによる口頭発表、そして記念館に移動し て、スライド発表59件、ポスター発表33件の発表がありました。
発表は主に今年度の授業での取組みで、高1は「社会と情報」、「生命科学入門」、高2は 「日本史」、発展科目の「女性」「ハイレベル英語」(この2講座はノートルダム清心女子大 との連携)「医療福祉」(川崎医療福祉大学との連携)「中国語」、NDSU進学コースの2 年生は、全員が「社会探究」の成果を発表しました。そして、生命科学コース2年生は 「SSH科学課題研究」からの発表でした。
中庄の歴史を考える会と連携した「ハワイ・北米移民の夢と挑戦」や「岡山県の待機児童 問題解決に向けての提案~認可外保育施設に着目して~」といった地域に根ざした研究 から、SDGsに直接繋がる「絵本における父親像、母親像」といったジェンダー研究、 医療関係の「病室デザインの可能性」、 SSH課題研究の「植物の給水リズムを生み出す 原因とは」など多彩でした。
スーパー・サイエンス・ハイスクールに指定されて理系から始まった課題研究ですが、 今では「探究活動」が他教科に、また中学生に広がって充実してきています。 清心の 「探究学習」は、特定少数の生徒でなく多くの生徒が授業ベースに取り組むのが特徴です。