トピックス Topics
San Jose 短期留学 report [day 13]
day 13 (3月30日)
1時間目はフランス語の授業に参加し、グループに分かれ、食べ物に関する言葉を英語・日本語・フランス語に直していく作業をしました。クレープを作り食べながらの授業で、サンノゼの生徒と和やかに勉強する様子が見られました。
その後、Dr. Martin Luther King Jr. Libraryに行きました。この図書館は、サンノゼ市とサンノゼ州立大学の合併図書館です。ここでは日本人の案内人の方にお世話になりました。題名の書かれていない30を超える美術品が図書館にあるとのことで、その一部を紹介していただきました。すぐには美術品だとわからないものも多く、自分で興味を持ったものを調べることが大切であるとの思いから、それらの作品には題名や説明が書かれていないそうです。
・fiction-fiction という作品:隠し棚になっており回転します。そして棚の中の3冊の頭文字を読むと作品のアシスタントの名前になっているそうです。
・トイレの流し台
ステンレスの部分が3つのうち1つだけ他と異なっており、8階が小さく、階を降りるごとに大きくなっています。一滴の水は小さくても、10滴になると砂に開く穴が大きくなることが表現されており、水の無駄遣いは良くないという意味が含まれているそうです。
・階段に飾られている蝶
蝶は自由に飛び回れ国境を越えていくこともできることから、国や人種を超えて他の国のことを考えようという意味があるそうです。
他にも「真実はつらぬく」という意味が込められ、8階までred wood の柱があったり、上を見ると植物の気孔をモチーフとした通気口オアート、下を見ると本棚の下の段に昔は受け入れられていなかった宗教などの本があったりなど、様々なところでアート作品を見ることができました。
日本料理店で日本食をいただきました。日本との味を比較しながらの食事となりました。
学校に戻る途中に立ち寄ったお店でタピオカ入りジュースを注文。
学校に戻り、サンフランシスコとMLK Libraryの感想を英語で伝えあいました。
<生徒の日記(一部抜粋)>
・今日はMLKに行きました。最初は座って話を聞いたり、ここにはこの本があるなどという説明かと思ったら、アートを探しに行くという予想外の図書館巡りでした。アートといったら題があって作者がいてというのがごく一般的ですが、MLKのアートはすべてメルチェンさんという中国系の方が手がけていて、題が全てありません。なので、のぶこさんのようなドーセント(案内人)がいるみたいです。アートらしくないアートなので見つけるのが楽しかったです。
・私は時々、疑問が生まれて質問をすると、自分で調べてみなさい、と言われます。それが実行できるのがこのような図書館だと思いました。この図書館には何だろう、と疑問に思う部分が散りばめられています。図書館なので様々な分野のたくさんの本があるため、忘れないうちに調べることができます。私は疑問があっても後で調べよう、と後回しにしてしまうことがあるので、忘れないうちにすぐ調べることができる環境が整っているこの図書館が身近に欲しいです。視覚的に体験するユニークな物があれば、実際に触って動かしてみないと気付かないトリックもあり、楽しかったです。