トピックス Topics

  1. HOME
  2. トピックス
  3. 「カンザスシティ市訪問青年生活体験団」 参加者の感想
2015/10/22

「カンザスシティ市訪問青年生活体験団」 参加者の感想

この夏、倉敷市の姉妹都市であるカンザスシティ(アメリカ、ミズーリ州)への研修へ参加した高校2年生が参加レポートを書いてくれました。
2015姉妹都市訪問青年生活体験団に参加して
                          
私がこの姉妹都市訪問団に参加して学べたことはたくさんありますが、中でも心に残っているものは人とのコミュニケーションの方法です。出発前の研修で昨年参加された方々が「コミュニケーションをとる時は、相手の目を見て話を聞くと良い」と教えて下さったので、これさえ意識すれば大丈夫と安心しきっていました。しかしホームステイ開始当初、目を見て聞くという行動のため、「この子は理解している」と思われていたかもしれません。私自身聞き返すと申し訳ないと思い、聞き返せずにいました。そんな状態が続いていたある日、買い物の帰りの車の中でホストマザーが歴史好きな私の為に、アメリカの歴史について話をしてくださいました。その話はとても面白かったのですがどうしても分からない表現がありました。何としてでもその意味を知りたかった私は「それはどういう意味ですか?」と尋ねるとホストマザーは私でも分かる様な簡単な表現でもう一度説明をしてくれました。その帰りの車ではそれまで途切れ途切れだった会話がずっと続きました。車から降りた後ホストマザーが「今日のドライブは学校みたいで楽しかった。」と言ってくれました。私はこのことからコミュニケーションをとる際、聞き返すことも大切なんだと改めて感じたと共に、自分が知っている簡単な言葉で表現しても、何も言わないより何倍もいいのだと思いました。これは日本でも同じだと思います。分からないことは簡単な言葉ででもいいから質問し、相手と共有するということもコミュニケーションの一つではないかということを私は、遠いアメリカの地で学ぶことができました。 
このこと以外にもたくさんの貴重な体験をし、多くのことを学ぶことができました。この姉妹都市訪問団に参加し学んだこと、この訪問に関わって下さった方々への感謝を忘れず、たくさんの人々と共有しコミュニケーションをとり、今後の生活や将来に生かしたいと思います。
20151017112411_002.jpg
カンザス1.jpg
R1061397.JPG