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2025/08/07

広島司教区 平和行事

8月5日から6日に広島の世界平和記念聖堂(カトリック幟町教会)をメイン会場として行われた「広島司教区 2025平和行事」にマリア会の生徒が参加しました。

核開発に関わった地域の大司教や韓国、日本の司教、そして韓国と日本の被爆者からの提言からプログラムは始まりました。
その後、駐日教皇大使だけでなくアメリカとポルトガルの駐日大使も参加する平和祈願ミサに参加しました。
セキュリティチェックも入るほどの過去にない厳重な警備のもと行われるミサでした。
また午後は平和記念公園内の原爆供養塔へ移動し、戦争・原爆犠牲者の永遠の安息と、今もなお戦争や紛争で苦しむ人々のための祈りの集いを行いました。
日本聖公会や日本ルーテル教会に属するミッションスクールの高校生と共に祈ることができました。

6日には、原爆投下時刻8時15分の黙とうから始まる「原爆・すべての戦争犠牲者のためのミサ」に参加しました。
ミサ後には姉妹校のノートルダム清心高等学校の生徒に聖堂を案内してもらうなど、交流の時間を持つことができました。
研修の最後には、中学生から大学生・社会人までの若者を対象にした「ユースプログラム」に出席し、「なぜ人は争うのか」「平和とは」といったテーマを軸に真剣に語り合いました。

生徒たちは、広島の地で見たことや聞いたことを心に留め、80年前に今自分たちがいる場所で起きたことに思いを馳せました。
そして改めて今ある日常のありがたさを実感し、この気づきをこれからどうしていくのかという課題を胸に研修を終えました。