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清心中学校・清心女子高等学校はSSHに設定されて第4期目となります。
多様な思考法を授業内で組み合わせ、多面的な見方のできる力の育成を目指しています。
そこで11月19日、研究授業や講演会を実施し、より充実した次世代の担い手育成に向けた授業改善や教員が必要とする思考力について考える機会としました。

まず、高校において研究授業を展開しました。
課題について生徒が考え発信したり、意見交換から新たな考え方を見出していく姿勢が見られる授業ばかりでした。
また高2の発展探究を公開し、生徒の興味に関して教員が共に取り組む様子を見ていただけたと思います。
多くの先生方が来校してくださり、研究協議などを通して意見交換を行い、より良い授業展開について考えることができました。

加えて、ベネッセコーポレーションの劉先生から「探究の実践と進路とのつながりについて」と題して、ご講演いただきました。
教科の基礎的な力があってこそ探究は充実するものであり、学校全体として同じ目標に向けて教科横断型で取り組む必要があることを伝えていただきました。
探究を通して失敗も含めて体験し、その解決策を考えてきた経験は進路実現だけでなく社会に出ても活かせる力です。
大学入試においても多様な価値観や実践力は大いに重要視されます。
今回の研究授業や講演会をきっかけに、改めて自身の授業や教員生活を見直し、生徒が伸び伸びと楽しみながら学びを深められる環境作りに役立てていきたいと思います。