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【中1探究】サイエンス
中1では、グローバル(社会的分野)とサイエンス(理数的分野)のそれぞれに対して探究的な活動を行っています。
社会の問題について考え、自らの解決策を提案する「起業ゼミ」についてはこちらをご覧ください。
また「環境学習」も事前・事後学習を含め、探究的な視野で取り組みました。
今回はサイエンスとして取り組んだ様々な活動を紹介します。
[ペーパータワー]
紙を折ったり切ったりしながら、どうすれば高く積み上げられるかをグループで話し合いながら試行錯誤して取り組みました。
チャレンジを繰り返すうちにいろいろなアドバイスが生まれていきました。
角度を見ながら指示を出すなど、互いに声をかけあう様子も見られました。
タワー高さも大切ですが、チームワークや考える力を伸ばすことが重要です。
[正二十面体タワー]
次は紙ではなく新聞を巻いて作った棒で正二十面体を作り、組み合わせて高くしていきました。
新聞で作る棒の太さが均等でないとバランスが保てなかったり、途中で折れてしまったりして、生徒は悪戦苦闘…!
ペーパータワーとは異なり、面で支えられないため、どこにどのように辺を足して作るべきか話しながら作っていました。
上手にできあがったものは清心祭でも展示しました。
[ペットボトルロケット]
指定された素材や作り方に従いつつも、グループごとにロケット本体や部品の大きさ・形を工夫してオリジナルペットボトルロケットを作りました。
水を入れて、空気を送り込み、いざ発射台から打ち上げると、はるか高く遠くまで飛んだものもあれば、まったく飛ばないものもありました。
それぞれの原因を分析する事後学習を通して、探究らしさを体験できていると嬉しく思います。
[3D CAD]
3Dモデリング化できる専用ソフト3D CADを使って、高さや奥行きを定義して立体データを作りました。図形を組み合わせたり、自分で描いてみたりしながら3Dモデル作成を体験しました。
[一刀切り]
紙を何度も折って一度だけ真っ直ぐ切ることによって、決められた図形を生み出す一刀切りにチャレンジしました。
あるルールに従えばどんな形でも一刀切りで作れると聞いて、それを探しながら取り組みました。
実際に手を動かしたり、話し合いながら取り組むなかで、ただ目の前のことをこなすだけでなく、理由や解決策、次の提案などを考える力を目指しています。
基本的な知識をもとに体験しながら考えられる機会を活かしてくれることを願っています。