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第30回ノートルダム杯英語スピーチコンテスト
本日、第30回ノートルダム杯英語スピーチコンテストが開催されました。
悪天候のなか、参加してくださった皆様、ありがとうございました。
まずは午前中に行われた【小学生部門】について結果をご報告いたします。
課題文から1つを選んで暗唱するレシテーションが行われ、40組(48名)が参加してくださいました。
【最優秀賞】
林原すみれさん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)
【優秀賞】(出場順・同率で2組)
梶谷晃聖さん(朝日塾小学校)
川原アイアスさん、コルベット玲央さん(就実小学校)
【特別賞】
勝山成理さん、中山寛人さん(就実小学校)
【奨励賞】(出場順・8組(9名))
千葉菜々さん(岡山市立石井小学校)
中野実織さん(就実小学校)
田中遥馬さん(英数学館小学校)
白神悠さん(就実小学校)
八代真緒さん(朝日塾小学校)
井上朝貴さん(朝日塾小学校)
高瀬舞子さん、堤薫子さん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)
小林颯太さん(吉備中央町立吉備高原小学校)
審査員の先生方にコメントをいただきました。
今年も40組48名のチャレンジャーの皆さんに出会えて幸せでした!毎年レベルが上がっていて、本当に難しい審査でした。上位の皆さんは、スクリプトをよく理解し、細部に注意が行き届いた発音やイントネーション、聴衆にスクリプトの魅力を訴えかけるデリバリーが素晴らしかったです。
このスピーチコンテストの魅力は、様々な小学校から集まった皆さん同士で、学び合えることだと思います。今年はなんと岡山県内外の20の小学校から参加がありました。「あんな英語の発音ができたらいいな」とか、「お腹からいい声が出せているな」とか、「間の取り方がよかった」とか、「ジェスターが絶妙!」とか…何より、舞台上でのスピーチを楽しんでいる様子を学べたのではないでしょうか。
参加者の皆さん全員が、本当に多くの練習をなさって、自信をもって舞台に立っておられる姿がすてきでした。何より、今日のスピーチに至るまでの皆さんの努力を賛えたいと思います。これからも、どうぞよい学びを続けてください。そして、ステージ上で語ってくれた夢を実現させてください。(福原史子先生)
Thank you all for participating in the English Speech Contest. We really enjoyed your recitations. You all did a great job in practicing and trying your best to present in front of an audience. It was amazing to see you presenting in English and showing us your effort. You are all brave, courageous and talented. I hope to see you in more speech contests in the future. Thank you.
スピーチコンテストに参加してくださりありがとうございました。レシテーションをとても楽しませていただきました。皆さんが聴衆の前で発表するためによく練習されており、ベストを尽くされていたのを感じました。英語で発表し、その努力を見せていただけたことをうれしく思います。皆さんには勇敢さや才能があります。今後もスピーチコンテストでお会い出来るのを楽しみにしています。(Astrid先生)
Congratulations on a job well done! All participants in this year’s speech contest memorized their speeches very well. Your pronunciation and stage presence are remarkable. However, I would recommend that some participants slow down. Sometimes in communication, our silence or pause is also important. Thank you for coming and I hope to see you again next year!
とても素晴らしかったです!参加者の皆さん、よくスピーチを覚えていて、発音もステージでの存在感も際立っていました。もう少しゆっくり話すことをオススメしたい人もいました。コミュニケーションにおいて、時には静かになったり、止まることも大切です。来年もお会いできることを楽しみにしています。(Marnie先生)
続いて、午後に行われた【中学生部門】について結果をご報告いたします。
自由なテーマで創作スピーチが行われ、26名が参加してくださいました。
【最優秀賞】
福井理央さん(岡山大学教育学部附属中学校)“Embracing Our Differences”
【優秀賞】(出場順・同率で2組)
大島瑞久さん(岡山大安寺中等教育学校)“Courage to Speak English”
浦部仁南さん(福山暁の星女子中学校)“Preserving Our Beautiful Culture”
【特別賞】
山﨑結衣さん(高松市立太田中学校)“What is Love?”
【奨励賞】(出場順・6名)
飯田大修さん(倉敷市立新田中学校)“Think and Act for Yourself”
髙尾愛美さん(福山暁の星女子中学校)“Knowing Enemies as Friends”
今出音葵さん(倉敷市立東中学校)“Small Steps Toward A Goal”
林悠美さん(岡山市立旭東中学校)“Japan, a Country of Earthquakes”
成広未希さん(岡山市立操山中学校)“The reason why I learn English”
河﨑友希さん(高松市立太田中学校)“Expand Your World”
審査員の先生方にコメントをいただきました。
Thank you for the opportunity to listen to your stories and experiences. It was truly inspiring to hear about what is important to you! This year many participants spoke about how to make things better, whether it was how to be better people, how to live a better life or how to create a better society. I could understand the importance of these ideas to the speakers and to be honest, I would have really liked to have felt the importance of these ideas to me. Although when you give a speech, it may seem that the spotlight is on you.
Actually, the spotlight and focus should be on what you want to talk about. So, when you make a speech whether at a contest or in a class, try not to worry so much about people watching you and remember they are curious about what you think. So, share what you think. Do it bravely and with the passion you feel about what you think. Bring that to the forefront and help shape the world around you!
皆さんの物語や経験を聞く機会をいただき、ありがとうございました。皆さんにとって何が大切なのかを聞くことができ感動しました。多くの参加者がより良い人間になるには、より良い人生を送るには、より良い社会を作るには…など、「物事を良くする方法」について語ってくれました。その人たちにとってこれらの考え方が重要であることがよく理解できましたし、正直なところ私自身もその重要性を感じたいと思いました。
スピーチ中はあなた自身にスポットライトが当たっているように見えるかもしれませんが、実は「伝えたいこと」にこそ焦点が当たるべきなのです。だからこそコンテストであれクラスであれ、スピーチをするときは人が見ていることをあまり気にせず、彼らはあなたの考えにこそ興味を持っていることを忘れずにいましょう。つまりあなたの考えを共有すべきなのです。勇気を持って行動し、自分の考えに情熱を持ってください。それを前面に出して、あなたの世界を形作るきっかけにしてください!(Arnold先生)
Thank you for your participation. I enjoyed listening to your thoughts and ideas. When speaking English, look at who you’re speaking with. Even if your English isn’t perfect, your eyes will help you communicate, and you will know what others are thinking too. I’m sure all of you will continue studying English and giving speeches. When you are writing a speech ask yourself, What do I want my audience to do or think? Why is this important? How can I make them remember my message? Don’t be afraid to tell us your message near the start of your speech, and say it confidently. That will surely leave an impression on the judges and your audience.
参加してくださりありがとうございました。楽しく皆さんの考えやアイデアを聞かせていただきました。英語を話すとき、伝えたい相手を見ましょう。たとえ英語が完璧でなくても、あなたの目がコミュニケーションを助け、他の人が考えていることもわかるはずです。皆さんはこれからも英語の勉強を続け、スピーチをすると思います。スピーチを書くときはぜひ自分に問いかけてみてください。「聴衆に何をしたり考えてほしいか」「なぜそれが大切なのか」「自分のメッセージを覚えてもらうにはどうすればよいか」…
スピーチの最初に自分のメッセージを伝えることを恐れず、自信を持って言ってください。そうすれば審査員や聴衆の印象に残ること間違いなしです。(Brian先生)
Thank you all for your wonderful speeches. We were all very impressed by the choice of topics and by the delivery of the speeches. Remember that in writing a speech, the first step, the prewriting, is the most important: brainstorming and outlining the topic. In our introductory paragraph, we need to clearly define the purpose of our speech: What is our destination? Where are we going? What do I want my audience to do with my speech? Because a speech is communication, a message from the speaker to the audience. Why is my speech important to the audience? What do I want them to do after listening to my speech? Then, in the body paragraphs, I have to support my main idea with examples, facts, logic, and evidence. Not every speech has to follow this format, but it’s a good format to keep in mind.
Finally, delivery: relax! Enjoy performing your speech. Speak with feeling. Move your body. Show facial expressions. Gesture! Allow your body to communicate.
Thank you again for giving us the opportunity to share your message!
素晴らしいスピーチをありがとうございました。テーマの選択とスピーチの内容にとても感心しました。スピーチを書くとき、最初のステップ“prewriting”においてブレインストーミングやテーマのアウトラインが最も大切だと覚えておきましょう。最初の段落で「スピーチの目的は?」「何を目指す?」「聴衆にどう行動してほしい?」などスピーチの目的を明確にする必要があります。なぜならスピーチはコミュニケーションであり、話し手から聞き手へのメッセージだからです。なぜ私のスピーチが聴衆にとって大切なのか。それを聞いてどうなってほしいのか…そして本論では例、事実、論理、証拠などを使って自分のアイデアをサポートしなければいけません。すべてのスピーチがこの形に従わなければいけないわけではないですが、よい形式なので心に留めておいてくださいね。
最後にdeliveryです。リラックスして、スピーチを楽しみましょう。身体を動かしたり、表情を見せたり、ジェスチャーをするなどして気持ちを込めて身体で伝えることを意識して話しましょう。
改めて、皆さんのメッセージを分かち合う機会をいただきありがとうございました。(Mark先生)
参加してくださった皆さん、素晴らしいスピーチをありがとうございました。