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2024/10/24

芸術鑑賞

10月23日(水)、全校で「学校寄席」を鑑賞しました。
落語を初めて鑑賞する生徒も多いなか、楽しみやすいよう説明を交えながらわかりやすく展開してくださいました。

まず寄席入門として落語における登場人物の演じ分け方などを説明していただきました。
その後、張り扇を鳴らしながら歴史を語る講談では、実際に張り扇のタイミングで生徒も手拍子をしてその役割を体験しました。
源平合戦の場面が演じられると、少し難しい言い回しに苦戦している生徒もいましたが、言葉からイメージをふくらませて物語を理解しようと真剣に聞き入っていました。
新作創作落語では、身近な内容においてリズミカルに展開されたため、生徒の笑いも絶えませんでした。
しかし最後の一言が見事にオチとして作用しており、生徒も感嘆の声を漏らしていました。

休憩をはさみ、紙切りが披露されました。
生徒からのお題で大谷翔平選手やディズニーキャラクターも即興で紙を切って作り上げてくださり、大きな拍手が送られました。
切っている最中もずっと面白いお話をしてくださるため、生徒は飽きることなく、時折笑いもこぼしながら作品ができあがる様子を見つめていました。
古典落語では与太郎が登場する『牛ほめ』を披露され、ユーモアに笑いながら、日本文化を全身で堪能しました。

上演後、高校なでしこ生徒会から謝辞を伝え、花束を贈りました。
笑い話も交えつつ、自然と物語に入っていくため、あっという間に引き込まれていく落語・講談の魅力が生徒にも伝わったようです。
これをきっかけに、未来に受け継いでいけるよう日本文化により興味を持ってくれると嬉しいです。