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2024/08/16
福島県ホープツーリズム
8月11日~14日に、高校2年生が福島県ホープツーリズムに参加しました。
この研修は複合災害(地震・津波・原子力災害)を経験した地として福島県が実施しているもので、災害の教訓や復興に向けた現在の福島を学ぶことで、持続可能な社会・地域づくりを探究・創造することを目的としています。
北は宮城県、南は愛媛県から8校の生徒が集まり、フィールドスタディを行いながら、グループごとにディスカッションを行いました。(13日夕方~14日は本校と京都の学校の2校で実施)
[訪問先]
1日目:東日本大震災・原子力災害伝承館、震災遺構・浪江町立請戸小学校、棚塩産業団地、大平山霊園、JR双葉駅周辺
2日目:東京電力廃炉資料館、中間貯蔵施設、中間貯蔵工事情報センター、大熊町役場付近フィールドワーク、双葉町産業交流センター、浪江町大堀地区・陶吉郎窯、Jヴィレッジ
3日目:おれたちの伝承館、浮舟文化会館、浪江町図書館
4日目:JR浪江駅周辺、区町会長宅、TATSUNO BASE
13日の夜には浪江町図書館で自らの探究について発表し、地域の方からアドバイスをいただきました。
その後、避難所での生活を体験するべく図書館内にテントを張り宿泊しました。
最終日は浪江駅周辺の町を歩き、復興の様子を見ながら地域の方々のお話を伺うこともできました。
震災遺構の請戸小学校では、当時のまま時が止まっており、改めて災害の恐ろしさや犠牲者が出なかった避難の状況を知ることができました。
探究だけでなく、現地だからこそ知ることができた教訓をこれからに活かし、広めていけるように努めたいと思います。