トピックス Topics
ウクライナ交流会
1月13日(金)、ユネスコ部の活動の一環としてウクライナ支援活動の報告・交流会が行われました。
来校されたのは、避難民留学生のアリスさんとマリアさん、その支援をされているNPO法人ユーラシアのリリヤさんです。
ユネスコ部では、今年度ウクライナ支援募金活動やボランティアに参加しており、現地に行くことはできない自分たちに出来ることを考え続けてきました。
国際ふれあい広場でボランティアを行うなかでNPO法人ユーラシアと出会い、ウクライナの現状や支援の在り方を考えるための交流会を実施する旨となりました。
今回の交流会では、同じく県内のユネスコスクールである岡山一宮高校ともZoomをつなぎ、今後の活動に結びつけるべく理解を深めました。
またユネスコ部の活動報告の後、募金活動で集まった支援金を寄付させていただきました。
現在戦地となっているウクライナでは、負傷者も多く、性能の良い日本の止血剤が重宝されているそうです。
支援金はそのような必要物資の購入に役立てられ、現地へと送られます。
ウクライナの現状に関して、報道だけではわからないリアルな声を聞くことができました。
子どもたちもサイレンの音を聞きながら過ごし、「子ども」として楽しむ時間が奪われていること、
最も大切に思っている「自由」を勝ち取るために諦めない強い心を持っていること、
小さな国であっても世界の後ろ盾や支えてくれる人々の存在があってこそ折れない強さを保てていること…
交流会には中学生(NELP)も参加させていただき、グローバルな視野の育成に結びつけました。
「当たり前の生活を送れている幸せを忘れてはならない」という強いメッセージを受け取りました。
今後もウクライナが直面している現状を知り、支援を一時的なものにせず、忘れずに交流を続けていきたいと思います。