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2022/11/03

第28回ノートルダム杯英語スピーチコンテスト

本日、第28回ノートルダム杯英語スピーチコンテストが開催されました。

まずは、午前中に行われた【小学生部門】について結果をご報告いたします。

課題文から1つを選んで暗唱するレシテーションが行われ、46組(59名)が参加してくださいました。

【最優秀賞】

次田陽之進さん(朝日塾小学校)

【優秀賞】

兒玉怜奈さん、大久保洸さん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)

【特別賞】(出場順)

高橋俐人さん、黒崎志帆さん(岡山市立大元小学校)

犬飼結月さん、藤田久礼亜さん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)

【奨励賞】(出場順)

荻野冬音さん(倉敷市立大高小学校)

山本夏鈴さん(倉敷市立老松小学校)

佐野志光さん(総社市立昭和小学校)

稲垣輝さん(倉敷市立味野小学校)

今谷莉麻さん(岡山市立石井小学校)

木野村百胡さん(就実小学校)

高木美宇さん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)

西原瑶姫さん、ズビャーギナ杏奈さん(就実小学校)

岡田真子さん(岡山市立石井小学校)

向井博紀さん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)

千葉美怜さん(岡山市立石井小学校)、與曽井美希さん(岡山市立芳泉小学校)

藤田崇弘さん(就実小学校)

寺岡杏奈さん(岡山市立三勲小学校)

野上桜子さん、高橋華夏海さん(就実小学校)

河野ひまりさん(岡山市立石井小学校)

大谷汐央さん(ノートルダム清心女子大学附属小学校)

    

審査員の先生方にコメントをいただきました。

     

 毎年レベルの高さを感じていましたが、今年は特に発音もイントネーションも流暢さもすばらしく、アイコンタクトやジェスチャーもとてもよくできている発表が多かったです。小学校での英語教育の広がりと充実を感じました。そのため、審査が大変難しかったです。

 何度も何度も練習しているので、体に染みついているのだと思いますが、そのために機械的な発表になったり、緊張感からスピードが速くなってしまったりすることに気をつけるとよいと思います。暗唱課題はどれも楽しい内容だったと思います。ですから、内容をしっかり理解して、楽しさが伝わるような発表ができるとよいと思います。話す目的や場面、状況を意識して、はっきりと伝わるような声で、相手が理解できるようにジェスチャーをつけて話せるとよいでしょう。アイコンタクトが大事だと言われるから、相手を睨むようになってしまったり、ジェスチャーが求められるからオーバーアクションをしたりといったことにならないように、「楽しさを相手に伝えたい!」という思いで発表できるといいですね。

 参加してくださった全ての皆さんの挑戦と努力に感動しています。この経験を通して大きくなった自分自身に気づいたことと思います。楽しい英語の学びをこれからも続けてください。(福原史子先生)

     

This year’s contest was superb. I was especially impressed with your pronunciation and your confidence. Absolutely fantastic!

I would also like to give some advice. First, please be careful not to speak too fast. Second, please make eye contact with the audience and judges. Third, after saying your title, take a deep breath.

Great job! We hope to see you 5th graders next year.

今年のコンテストは実に見事なものでした。特に皆さんの発音と自信に感心しました。本当に素晴らしかったです。

いくつかアドバイスをしようと思います。まず、早口にならないように注意しましょう。また、聴衆や審査員とアイコンタクトを取るように心がけましょう。最後に、自分のタイトルを言った後に一息おきましょう。

お疲れ様でした。5年生の皆さんには来年もお会いできることを楽しみにしています。(ブライアン先生)

       

Thank you for participating in this year’s Speech Contest. I am impressed with your performance today. You have worked hard on your pronunciation and delivery. I would encourage you to continue to practice to improve the clarity of your voice.

I hope you had fun today! I am looking forward to seeing you again next year!

今年のスピーチコンテストに参加してくださり、ありがとうございました。今日の皆さんのパフォーマンスに感動しました。発音や話し方に工夫が凝らされているのを感じました。伝わりやすい発表に向けた練習をこれからも続けてくださいね。

今日は楽しんでいただけましたか?来年もまたお会いできるのを楽しみにしています。(マーニー先生)

   

    

続いて、午後に行われた【中学生部門】について結果をご報告いたします。

自由なテーマで創作スピーチが行われ、22名が参加してくださいました。

   

【最優秀賞】

遠西健大さん(岡山市立京山中学校)”Learning to Appreciate”

【優秀賞】

大野航さん(岡山県立岡山操山中学校)”To Know Real Kindness”

【特別賞】

植村翠さん(大阪女学院中学校)”Friendship Through Rivalry”

【奨励賞】(出場順)

渡邉杏子さん(赤磐市立赤坂中学校)”Hard but Fun”

西家士さん(岡山学芸館清秀中学校)”Save The Children”

守安あさひさん(倉敷市立東中学校)”Nasi Goreng”

浅利日向子さん(岡山県立岡山大安寺中等教育学校)”Shortcomings: ‘A Gift or A Curse?'”

吉田奈那さん(岡山県立岡山操山中学校)”Do, Mi, Fa, La, Ti”

足立ちひろさん(岡山大学教育学部附属中学校)”Don’t Be Glued to Your 6-inch Screen”

       

審査員の先生方にコメントをいただきました。

  

今日は、皆さんの素晴らしいスピーチに触れ、感動し明るい気持ちになることができました。誰でも遭遇するような日常の出来事の中に意味を見出し、英語で言葉を紡ぎ、導き出されたメッセージに明るい未来を見せてもらったような気がしています。皆さんのメッセージからは、相手を尊重し理解を深め、国際的な視野を持って世の中に貢献する人に成長したいという気持ちが強く伝わって来ました。

外国語を学ぶことは「新しい視点」を手に入れることです。広い視野と柔軟な心を育てることを目標に、これからも英語を学び続けてください。(小橋雅彦先生)

    

たくさんの興味深いスピーチ、示唆に満ちたスピーチをしていただき、ありがとうございました。世界をもっとよくしたいという皆さんの熱意を強く感じました。中学生という限られた経験にも関わらず、ご自分の経験から建設的なメッセージが発信されていました。これからの皆さんのご活躍に大きな希望を感じることができました。期待しています。(小笠原ヒロ子先生)

     

We judged the speeches on three things: pronunciation, delivery, and content. For pronunciation, we look for clear speaking that is easy to understand. In delivery, we look for natural gestures, natural pace and pausing, vocal variety (changing tone, volume and speed to show which words or ideas are most important), facial expressions, emotion, and good volume. In content, we look for a clear message. A speech is communication, a message from the speaker to the audience. What does the speaker want the audience to do after listening to this speech? The point or message of the speech should be clearly stated in the introduction, and then supported in the body of the speech with facts, logic, examples, or personal experiences. By the end of the speech, the audience should clearly understand what the speaker wants them to do, and how they can deliver that result to the speaker, or what steps they can take to achieve the speaker’s goal.

「発音」「話し方」「内容」の3つの観点からスピーチを審査しました。発音に関しては、理解しやすいように明瞭さが求められます。話し方については、自然なジェスチャー、自然なテンポや間の取り方、声のバリエーション(どの単語やアイデアが最も重要かを示すためのトーンや声量、スピードの変化)、表情、感情、そして良いボリュームかどうかを審査します。そして内容に関しては、明確なメッセージが重要です。

スピーチはコミュニケーションであり、話し手から聴衆へのメッセージなのです。スピーチを聞いた後の聴衆に話しては何をしてほしいのでしょうか。スピーチのポイントやメッセージは導入部分(Introduction)で明確に述べ、本論部分(Body)において事実や論理、例、個人の経験などで裏付けていきます。そしてスピーチの終わりには、話し手が何をしてほしいのか、その結果をどうすれば話し手に伝えられるか、また話し手の目標達成に向けてどのようなステップを踏めば良いのかを、聴衆がきちんと理解する必要があるのです。(マーク先生)

     

Everyone of you did amazing at this year’s Speech Contest. All your speeches were inspirational and full of touching stories. You put a lot of hard work into your speeches. Thank you for all your practice and dedication. I hope this year’s contest motivates you to keep learning English and try to enter more speech contests in the future. I hope you enjoyed your time today here at Seishin. I can’t wait to see you again!

今年のスピーチコンテストでは、皆さん素晴らしかったです。どのスピーチも感動的で、心に響く話ばかりでした。スピーチのためにたくさんの努力をされたのでしょう。練習と努力に感謝します。今回のコンテストをきっかけに、今後も英語学習のモチベーションを高め、将来より多くのスピーチコンテストに挑戦してほしいと思います。

今日の清心での時間を楽しんでいただけましたか?またお会いできるのが楽しみです。(アストリッド先生)

      

参加してくださった皆さん、素晴らしいスピーチをありがとうございました。