校長ブログ Blog
2021/06/18
聖ジュリーの日
例年より1か月遅れの創立者を記念する日、「聖ジュリーの日」でした。昨年は休校のため実施できませんでしたが、今年は1か月ずらして実施しました。やはり計画どおりとはいかない中、工夫して充実した一日になりました。「SDGsで自分と世界を考える~聖ジュリーの意思を受け継いで~」のテーマの下、中2は、車いす体験や疑似高齢者体験、中3は環境について講話を聴きスライド作成とプレゼン、高2は昨年聞けなかったチャイルド・ファンドについてのお話と手紙書き、そしてユニセフの講演とワークショップ、高3は、長島愛生園とオンラインでつないでの講話と映画鑑賞でした。
中1と高1は、合同班での人形劇「聖ジュリーの生涯」を作成し発表しました。初めての縦割り活動で、高校1年生の顔がお姉さんになったという声もありました。創立者の生涯とその精神を知る機会になっただけでなく、学年を越えた交流の機会にもなりました。これは後で動画にするそうです。お楽しみに。
丸1日授業をしないで行う行事です。「無駄な時間、それより授業を」という考えもあるのでしょうが、学校教育には、生徒の視野を広げ、体験を豊かにする行事は大切だと思います。また、近年大学入試などでも求められてきている学びです。
朝の「言葉のちから」の時間、霊的講話、校外学習、クリスマス行事など、清心では、これからも「無駄」を大切にしたいと思います。