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2020/05/08
【清心歳時記】昨年度の学校行事~聖ジュリーの日~
本校の創立者である聖ジュリー・ビリアートは260年余り前、新時代を生み出そうとする社会の混乱と苦悩の中で、感謝と信頼、そして惜しみない奉仕を、快活に勇気をもってつらぬきました。
聖ジュリーの生涯を思い起こしながら、学園の精神である「心を清くし 愛の人であれ」を実践する1日です。
今年は5月8日(金)でしたが、休校で延期となったため昨年度の取り組みを紹介します。
昨年のテーマは「想像してみよう 共感してみよう」でした。
このテーマに沿って全生徒が様々な活動を行いました。
中学1年生はグループに分かれ、聖ジュリーの人生を紙芝居にして発表しました。
中学2年生は全員で障害福祉施設を訪問し、奉仕活動を行いました。
中学3年生は高齢者疑似体験と車椅子講座、午後には点字、朗読、要約筆記の体験をしました。
高校1年生は「チャイルド・ファンド・ジャパン」の方からの講演を聞き、活動内容を学びました。
「チャイルド・ファンド・ジャパン」はフィリピンなどアジア諸国の子どもたちが学校に通えるよう支援している団体で、本校では長年、生徒・保護者が募金を行っています。
講演を聞いて自分たちの取り組みの意義を再確認することができました。
また午後からは、各クラスで手話を体験しました。
高校2年生はクラスごとに社会福祉法人施設を訪問し、奉仕活動を行いました。
高校3年生は映画鑑賞後、チャイルド・ファンド・ジャパンで支援しているチャイルドたちに英文の手紙を書きました。
それぞれの学年が工夫し、自分たちにできる「心を清くし、愛の人であれ」を実践する1日となりました。