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ユネスコ活動研究会中国ブロック参加報告
本校高校2年生兼田さんがユネスコ活動研究会に参加し、今年8月に参加したカンボジアスタディツアーの報告を行いました。
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ユネスコ活動研究会 中国ブロック 参加報告
12月10日から11日にかけて島根県大田市石見銀山「大森町並み交流センター」(1日目)・「石見銀山世界遺産センター」(2日目)で行われたユネスコ活動研究会中国ブロックの1日目に参加しました。共にカンボジアスタディツアーへ参加した、山口県にある高水高等学校の永冨由依さんと第三回高校生カンボジアスタディツアーの報告を行いました。
在カンボジア日本大使館やUNESCOプノンペン事務所訪問で深めたカンボジアの知識、発掘・修復体験、寺子屋の3つに分けて報告を行いました。
まず、カンボジアに発つ前に5つのテーマに分かれて発表し合い、カンボジアの基礎知識を身に付けました。また、ゲームを通して言葉の通じない状況でどのようにして自分の意見を伝え、相手の意見を聞くかについて考えました。そこで身に付けた知識を在カンボジア日本大使館やUNESCOプノンペン事務所でのお話を通して深めました。
次に、早稲田大学とカンボジアの大学の大学生の方と行った発掘体験について報告しました。発掘体験を通して歴史の重みを感じ、遺跡見学では見方を変える事、発想の転換が大切だと思いました。
最後に、私たちが訪問させていただいた寺子屋は復学支援クラスで、何らかの問題を抱える子どもたちが集っていました。実際に寺子屋を訪問してみて自分の抱いていた寺子屋のイメージとのギャップが大きく、驚いたことを鮮明に覚えています。子どもたちの笑顔は私たちの笑顔とは少し違うように感じました。私たちとは大きく異なるバックグラウンドを抱えているからだと今考えると思います。
カンボジアで見て、体験したことを自分の中で思い返し、自己解決するのではなく、発表や報告を通して伝えていきたいです。また、カンボジアだけでなく世界の様々な問題、日本で起こっている問題について様々な視点、立場から考えていきたいです。
私たちの報告時間は10分程度でしたが、他には石見銀山についての講演や懇親会の一つに石見銀山山谷節もありました。