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2016/10/13

勉強会(カンボジアスタディツアー報告)

ユネスコスクールである本校では高校生の有志を中心に「世界を知る」「世界とつながる」「他校と交流する」「地域と、地域で学ぶ」をテーマに勉強会を開催しています。
先日、この勉強会の中で、本校高校2年生兼田紗綺さんが8月に参加したカンボジアスタディツアーの報告を行いました。活動報告の後にはユネスコスクールの活動に集まった有志生徒約30名らで質疑応答や感想の共有の時間を設けました。カンボジアについて詳しい情報を知るのが初めてという生徒も多く、報告終了後も熱心に質問が飛び交いました
ユネスコスクールの活動に興味ある生徒同士で行うディスカッションでは、何故この活動に参加しようと思ったのかなどを話し合い、学年を超えた交流を行うことが出来ました。

「違いを理解する~カンボジアスタディツアー編~」(生徒の感想)

  • 世界遺産に登録をすることで、現地の人の生活を守ることが難しくなることを知り、驚いた。ただ、お金などを寄付するのではなく、その国に合ったものが重要だと思った。
  • カンボジアの学生たちが積極的な態度で授業を受けているのを見ると、今、自分が授業を受けることが出来ていることがありがたいことだと思った。
  • カンボジアの事はテレビや誰かから聞いた知識しかなったし、その知識も十分ではなかったなと思った。遺跡発掘作業や現地の学生の姿などについては全く知らないことばかりだった。3つの課題が提示されていたけど、どう問題解決をするべきかなどのアイディアも全く浮かんでこなかったので、まずはもっと知りたいと思った。
  • ユネスコが関わる寺子屋活動を知ることで、「教育」が広まってきていることを知り、自分達が募金活動をしたり、今までしてきてことが実ってきたのだと思った。教育の次のステップに進まなければいけないと分かった。
  • カンボジアで、遺跡発掘体験や現地の人々との交流の場がたくさんあったことを知り、今までのカンボジアのイメージは「貧困」というものだったけど、それだけではないのだと感じた。また、日本の支援しているものについて、新しく学んだものもたくさんあり、日本と世界のつながりについてもっと深く知りたいなと思った。
  • 世界遺産の遺跡と人類が共存できるようにするための課題について、私たちも出来ることはあるのではと思いました。自分が疑問に思ったことを、実際に現地に行って自分の目で確かめ、学んだことがとても素晴らしいと思いました。