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2015/09/28

「オーストラリアプレ体験留学」 参加した生徒の感想

この8月、本校の高校2年生が福武教育文化振興財団の「オーストラリア・プレ体験留学」に参加しました。これは、岡山県内の海外留学に興味のある高校生と教員対象に、オーストラリアの大学およびTAFEの職業教育・語学教育に触れ、海外留学現場を体験することを目的とした研修です。
参考:福武教育文化振興財団http://www.fukutake.or.jp/ec/index.html
(生徒の感想より一部抜粋)
参加のきっかけ
私は高校卒業後、航空術を学びたいと思っています。航空術を学べる大学は、日本に約5校しかありません。また、ほとんどの大学が入学後海外に約1~2年留学するため、学費が高額になります。そのため私は高校卒業後海外の学校で航空の勉強をしたいと思いました。そんなときプレ留学募集のことを知り、調べてみると、たくさんのコースがあり、航空のことを学べるコースがあることがわかりました。日本の大学より学費が安く学べるので、TAFEの学校生活や授業の様子を見てみたいということでプレ体験留学に参加しました。
英語の授業の印象
TELCの授業は、日本の高校の授業と全く異なり驚きました。生徒は授業中思ったことを発言してもよく、発言しないと授業は、進みません。ここでの授業は、将来TAFEの授業を英語で学ぶための授業です。当然、文法よりも、聞く・話す勉強の方が多くなります。All Englishの授業は思っていたより英語を聞きとることが難しかったです。途中に分からない単語があっても調べる暇がありません。でも、少人数クラスの授業なので、わからないところがあれば先生にすぐ質問できるし、先生に質問するときも、英語で質問して英語で答えが返ってくるので、勉強になります。先生は、英語を使ったゲームを用意してくれていたので、とても楽しく、英語を学ぶことが苦に感じませんでした。TELCの授業は私にとって、とても魅力的でした。
TAFE見学に関して
TAFEの見学で分かったことは、生徒が生き生きとしていること、オーストラリアで最先端の技術が学べること、各コースで素晴らしい先生方に学べることです。進学や就職に関しても手厚いサポートが行われています。校舎の外には、卓球台があったり、カフェテリアの料理はおいしくて、充実した学校生活が送れそうです。私も、あんな学校生活を送りたいと思いました。エンジニアリングのコースでは、最先端の機械をそろえていて、また、生徒がいつでも学習できるようにすべてのプログラムがファイルにしてあるそうです。自ら進めていくという授業システムは日本にはなくとても驚きました。コースによっては、週に1回一般のお客さんにエステやレストランを利用してもらったり、また提携している企業に行き仕事をする機会があるので、日本の専門学校よりTAFEの方が在学中に実践をたくさん積むことができると思いました。
大学視察を終えて
大学でのワークは、自分から質問しないといけなくて結構勇気がいりました。でも、質問すると快く受けてくれる大学生も多く安心しました。私の拙い英語を理解しようとしてくれた大学生には、本当に感謝です。中には、質問の答えが分からなくて、スマホで調べてくれた大学生もいました。各大学、それぞれ生徒の雰囲気が違って、また大学のどこに人がたくさんいるかもちがいました。施設は日本の大学より多くて、歯医者やバーや託児所などがある大学もありました。映画で見るような海外の大学生活を見ることができてとても驚きました。
終わりに
今回のプレ体験留学に参加して、有意義のある1週間が過ごせました。ホテルに戻ると同室の友達と課題を一緒にがんばったり、先輩の部屋に集まってみんなで遊んだり… ずっと前から知っていた友達のように仲良く過ごせました。関西空港から岡山駅に帰るバスでみんなでプレ留学の感想やこれからの目標を発表しあったのも心に残っています。この1週間で海外進学したいという気持ちはより強くなりました。
最後にこのような貴重な体験をさせてくださった、福武教育文化振興財団の皆さま、Benesseの皆さま、引率してくださった先生方、そして両親に感謝したいと思います。ありがとうございました。
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