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共学化について

清心中学校・清心女子高等学校の共学化について(お知らせ)

平素より本校の教育活動に格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、先般、学校法人ノートルダム清心学園理事会におきまして、2027年(令和9年)4月より清心中学校・清心女子高等学校を男女共学とすることに決定いたしました。

この共学化は中学校・高等学校それぞれで2027年度以降の入学生から適用され、学年進行で行われます。また、2027年度以降の校名は「清心中学校、清心高等学校」になります。

清心中学校・清心女子高等学校は、創立時の私立岡山女学校の時代から今日に至るまで、140年にわたって女子の教育に専念してまいりました。それは、日本の歴史において、教育の機会が十分に与えられなかった女性に対し、その求めに応じて必要な教育を提供するという使命感に基づくものです。

しかし、女性の就学や進学の機会が男性と同等に保証されつつある現代において、今後は真の男女共同参画社会をめざし、清心のミッションスクールとしての教育をすべての中学生・高校生に提供することが、本校の新たな使命であると考えています。

また、共学化は、互いに相手を尊重し、それぞれの多様な価値観や考え方を理解し合う機会となり、「心を清くし 愛の人であれ」という精神を実践する場になると確信いたします。

これまでの長い歴史の中で守り続けてきたカトリックの教えと精神をこれからの時代に引き継ぎ、さらに多くの若者に伝えるために、私たちの学校は、すべての生徒が性別に関わりなく等しく協働して学ぶ学校を目指します。

本校の共学化に対するご理解をいただき、今後ともご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

学校法人ノートルダム清心学園 理事長  津田 葵
清心中学校・清心女子高等学校 校長 松沢 克彦