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2026/01/20

【中1探究】倉敷フィールドワーク

中1の生徒が美観地区やその周辺地域にて、観光地化している現状を踏まえ、現在のまちの課題を様々な視点で気づき、考えるフィールドワークを実施しました。

事前にNPO法人倉敷町家トラストの代表理事の方にご来校いただき、美観地区およびその周辺の現状と行われている取り組みについて話していただきました。
昔と今の地図を比較し説明を受け、住民が住み、商業を行う場であった地域が、時代と共に業者による観光客相手の営業の場へと変わってしまっていることを感じました。
外国人観光客も増えてきたことで、観光地として発展はしているものの、住民にとっては暮らしにくい地域となってしまっています。
そのような現状を受けて、今後の美観地区周辺の在り方について考えることを目的にフィールドワークに出かけていきました。

12月16日、事前学習の内容をふまえて倉敷美観地区および周辺地域にてフィールドワークを行いました。
ノートルダム清心女子大学の成清先生や大学生の方にも同行していただき、まちづくりやそこで暮らす方々の視点、過去の風景写真と現在の様子の比較を通して、美観地区について学び、考えました。
歴史の長い店舗や商店街で商いをされている方、美観地区中心部に住んでいらっしゃる方、古い建物を改良して活用している店舗など、多様な立場の方々のもとを訪れ、生徒が直接インタビューをさせていただきました。
生徒にとってインタビューは難しく、事前に用意していた質問をすることで精一杯な班もいれば、お話しいただいた内容から上手く広げてコミュニケーションを深める班も見られました。

3学期に入ってから、インタビューで伺った内容やまちの様子の観察結果、自分たちの気づきをスライドにまとめ発表しました。

生徒の感想には次のようなものがありました。
「建物やまちの様子などから歴史を感じるが、活気やにぎやかさは感じられなくなった」
「現在と過去の物、家、人が混ざっていることこそが魅力」
「形だけを残せばいいのではなく、昔から守られている考え方も未来に伝えていくべき」
「観光地も人の暮らしも守れる街づくりが大切」
「まちの見た目が時代と共に変わっても、そこで暮らす人々がまちを大切に思う気持ちは変わらない」

実際に歴史と現状を知り、地域課題を知識として得て、現地で観察して、自分の言葉でまとめることで、自分事として考えることができました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。