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11月10日、高1・2の生徒が合同意見文発表会を実施しました。
国語の授業などを通して準備してきた意見文を用いて、各クラスの代表２名が発表を行いました。
社会との関わりの中で、自分の意見を持ち、他者に伝える力を伸ばすと同時に、聞き手は自らの思考を鍛えることを目的としています。

今回は20人が発表を行い、多種多様な意見を堂々と発表してくれました。
身近な学校や教育をテーマに意見をまとめた生徒も多くいました。
例えば、校則を通した個性の確立やブラック校則の撤廃、学校における教育方法(オンライン授業の導入、英語教育、学級担任制、個性を伸ばす教育方針への変化)についてなどがありました。
また、コロナ禍の影響もあり急激に普及したオンラインやリモートの活用については、学校で行っている集会の形式改善や、オンラインと対面授業の両立の提案もあり、興味深かったです。
そしてもはや生活に欠かせないスマートフォンやSNS、キャッシュレス決済、チャットGPT、フィルター加工などとの付き合い方への注意喚起もありました。
便利な世の中になっているからこそ、自分で情報や安全性を見定める力や、自らを外見で判断せず魅力を磨く努力が求められるという主張が、真っ直ぐ素直な言葉で伝えられました。
そのほかにも税金の使い方、ジェンダーフリーのトイレの設置、ゴミ袋の有料化、推し活、出生前診断、死刑制度、尊厳死など、現代社会における様々な話題を取り上げていました。
これをきっかけにより社会への関心を広げ、根拠のある意見を持って生活してもらえればと思います。