トピックス Topics

12月19日～20日、高1対象のSSゼミナール関西研修が実施されました。
まずは神戸にある劇場型アクアリウムatoaを訪れ、生き物の観察と併せて映える展示を楽しみました。
生態だけでなく魅せ方にこだわったアクアリウムに生徒も興味津々でした。

関西学院大学神戸三田キャンパスで、キャンパスツアーと化学実験を体験しました。
三田キャンパスには理系4学部が集まっているうえ、授業を行っていたため大学生がたくさんいるなかを見学させていただきました。
化学実験は大学という環境も相まって、生徒にとって新鮮な体験となりました。

2日目には大阪公立大学農学部で講義を受けたほか、女性大学院生との交流や実習を行いました。
講義のテーマは「地球温暖化防止につながる微細藻類によるバイオマスエネルギーの産出」で、光合成の代謝経路や油脂の構造などを解説していただきました。
大阪公立大学女性研究者支援室にある女性の大学院生で構成されたIRISというグループと交流し、大学生活や研究について直接教えていただきました。

講義に登場した微細藻類(ミドリムシ)の体内で作られたワックスエステルを抽出し、クロマトグラフィーを検出する実験を行いました。
講義内容と実習を合わせて、微細藻類のはたらきについて学ぶことができたと思います。

現地での学びを通して、興味関心を持って生徒たちも今後の研究や学校生活に取り組んでくれることを願っています。