清心女子高等学校SSH

第59回学生科学賞中央審査を終えて 生徒の感想

2015年12月30日

先日、学生科学賞中央最終審査に参加した生徒の感想を紹介します。

aaaaa.JPG 今回、初めて日本学生科学賞 中央審査という大きな舞台で発表することができて本当に嬉しく思います。昨年も応募させていただきましたが惜しくも入選1等という結果で今年こそはという思いで一年間頑張ってきました。その結果、中央審査において科学技術政策担当大臣賞を受賞させて頂き、さらに来年5月にアメリカのアリゾナ州で開催されるISEFにも日本代表として選ばれました。
 ここに至るまで数え切れないくらいの困難がありました。今回のデンジソウのアクアポリン遺伝子についての研究には、大きく分けて5段階の手順を正確に行う必要があります。3年生になってからは、私たちが研究できる時間は放課後のみと限られており、一回の失敗が大きな負担となりました。一番を大変だったのは詳細な遺伝子の発現リズムを調べるために、学校に泊まり込んで、寝る間を惜しんで実験を行ったことです。また、私の持っている知識と自分が行っている実験の内容とギャップがあり、それを埋めることも大変でした。さらに、受験生という身で進学先も決まっていない中、研究に没頭することへの不安はいつもありました。
 中央審査では他の方々もそれぞれの困難を乗り越えてここまで来ているということがよく分かりました。私も発表する際、不安で一杯でしたが、今持てる力を発揮できたと思います。審査員の方々から私たちが気づかなかったところを指摘していただき、あらゆる方面から研究を見つめる必要があると改めて思いました。そして、参加していた同じ高校生の発表を見ることで自分への励みや良い刺激になりました。これからは日本代表という自覚を持ち、今回ISEFに行けなかった戦友たちの分まで頑張るつもりです。世界で善戦できるように研究をより深く追究するだけではなく、発表の仕方などをもっと練習していこうと考えています。
 そして最後に、ISEFへの参加は私に研究を指導してくださった先輩も目標としており、今回一緒に行くことはできませんが、その夢を叶えることができて感無量です。このような素晴らしい賞を頂けたことはこの研究を受け継いでこられた先輩方そして指導にあたってくださった先生方のおかげだと思います。本当にありがとうございました。


bbb.JPG 今回の日本学生科学賞で、科学技術政策担当大臣賞という、価値ある賞をいただくことができました。中央審査では、やはり、審査員の方からの質問のレベルが高く、質問に答えるのに苦労したことが印象的でした。しかし、今後、どのような研究をしていけばよいかや、実験の際のアドバイスなど、様々なことを教えていただくことができ、さらには、普段、話を聞くことのできないような先生や、他の学校の生徒と交流することができたので、とても勉強になりました。
 この日本学生科学賞で、「研究に携わるとはどういうことなのか」について、改めて考えさせられたような気がします。私は、今回の発表で設けられた、生徒交流会の時間に、小さなときから研究を続けてきて、今回、その成果が実った、という多くの生徒達と交流することができました。研究にかける思いがいかに強いか、ということが、研究を始めてまだ2年ほどしかたっていない私にもよく理解できました。同時に、そのような話を聞いて、とても刺激を受けました。来年、私たちが出場する、ISEFには、世界中からそのような生徒が集まってきます。出場が楽しみであると同時に、英語を話すことに自信のない私にとって、それ以上の不安もあります。しかし、世界中の生徒と、研究について語れる場に参加する、ということは、なかなかできることではありません。今度の発表までに懸命に準備をして、自分たちの研究の成果を十分に理解してもらえるような発表をしたいと思っています。
 最後になりましたが、この研究が賞を取ることができたのは、清心の先生方をはじめとして、大学の先生など、研究をサポートしてくださったたくさんの方々のおかげです。本当にありがとうございました。いい結果を残せるように精一杯頑張ります。

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投稿者 tanaka-fu : 19:33

第59回日本学生科学賞中央最終審査 その3

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2015年12月24日

12月24日、2日にかけて行われてきた第59回日本学生科学賞中央審査の表彰式が行われました。表彰式は日本科学未来館のみらい館ホールで行われ、秋篠宮同妃両殿下も参加されたので、とても厳かな雰囲気でした。 中央審査に残った中高各15作品の中から、優秀賞(入賞の中では一番下位のもの)から順に発表されていきました。本校の研究はいつ呼ばれるかと緊張しながら待っていましたが、「科学技術政策担当大臣賞」を受賞し…続きを見る

サイエンスキャッスル2015関西大会で発表

サイエンスキャッスル2015関西大会で発表

2015年12月23日

12月23日に大阪明星学園で開催された「サイエンスキャッスル2015関西大会」にて、本校から複数の課題研究グループがポスター発表をしました。この大会では生命科学コース・文理コースの高校生だけでなく、清心中学校の中学3年生も発表しました。ポスター発表の件数は80件ほどありました。…続きを見る

第59回日本学生科学賞中央最終審査 その2

第59回日本学生科学賞中央最終審査 その2

学生科学賞中央最終審査の2日目が行われました。 昨日に引き続き、面談スタイルの審査が行われましたが、本日は審査員だけに限らず、生徒や指導の先生方など、様々な人に向けてプレゼンテーションを行いました。2時間くらいの発表時間でしたが、そんなに長いとは感じませんでした。 午後は、会場である日本科学未来館の見学及び交流会が行われました。様々な最先端の科学技術が展示されており、まさに「みらい」を感じる内容で…続きを見る

第59回日本学生科学賞中央最終審査 その1

第59回日本学生科学賞中央最終審査 その1

2015年12月22日

12月22日(火)、日本科学未来館で第59回日本学生科学賞の中央最終審査が行われました。 中学・高校の審査が同時に行われ、それぞれ、最終審査に進んだ15件ずつが、審査員に向けて面談形式のプレゼンテーションを行いました。審査は休憩も含め、3時間半にも渡りました。 本校の研究「デンジソウの就眠運動の解析Ⅳ」は、現在の高校3年生が高2時より進めてきたテーマです。デンジソウの就眠運動について、その様子を確…続きを見る

第3回生命科学実習in福山大学

第3回生命科学実習in福山大学

2015年12月19日

本日は、福山大学生命工学部生命栄養科学科のお世話になり、3回目の生命科学実習に参加してきました。午前中は「食事」をテーマに『「食生活と健康」ー楽しく食べるー』、『「食生活と健康」ー安全に食べるー』の講義を受けました。午後からは『タール系食品色素の分析』と『官能試験』の実験を行いました。 目隠しをして、食事をしてみる実験です。食べ物が見えなくなると、いつも食べているものでも全く違った食感になります。…続きを見る

鳥取大学の佐野先生が来校

鳥取大学の佐野先生が来校

2015年12月11日

本日は、鳥取大学の佐野淳之先生が来校され、生命科学コース1・2年生とともに、森林のCO2吸収量に関する課題研究発表を聴いていただきました。この発表者(生命科学コース2年生1人と1年生1人)は、JSEC(高校生科学技術チャレンジ)の最終審査会に参加するので、その場で佐野先生が発表に対して指導してくださいました。…続きを見る

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