酵素の実験
2015.06.29
本日、酵素の実験を生命科学コース2年生を対象に行いました。
カタラーゼの濃度の変化により、酵素反応速度がどのように変わっていくかをグラフで表現することを実験目的としました。
用いた酵素と基質はカタラーゼと過酸化水素であり、酵素の実験では非常によく用いられるものです。ただ、従来の実験スタイルとは違い、教員側が実験方法や手順等を全て指示するのではなく、実験目的は教員側が提示しますが、それを達成するための実験方法(今回は特に条件設定)を生徒自らが考え、実験を進めていくスタイルで行いました。
具体的に、今回の実験では基質濃度の設定がポイントでしたが、各班それぞれ思考を重ねながら実験を進めていきました。後日、自分たちが行った実験内容についてのレポートを提出することになっています。
酵素(カタラーゼ)溶液-乾燥酵母の懸濁液-
基質濃度を自分たちで設定
酵素反応速度の測定
反応後の試験管(溶液に洗剤を加えており、酵素反応が起こると泡が発生する)