2010年06月12日
福山大学での「生命科学実習Ⅰ」
6月12日、生命科学コース1年生を対象に「生命科学実習Ⅰ」第1回実習が、福山大学生命工学部生物工学科で行われました。「生命科学実習Ⅰ」では、福山大学生命工学部の生物工学科・海洋生物学科・生命栄養科学科の3学科で年3回の実習を行い、生物学における幅広い知識・技術を学びます。
実習は小グループに分かれて行い、各グループにそれぞれ大学の先生と学生TAがついて、きめ細やかな指導を受けます。
第1回目は「大学の実験室や研究室を覗いてみよう!」というタイトルで実施されました。
午前中は、「生命科学とはどんな学問分野?」というテーマで秦野琢之先生による講義が行われました。生命科学といわれる分野は幅が広く奥の深い学問を含んでいること、生命科学の成果はどんなところへ活用されているかなどを学び、「どんな学問をしてみたいか?」「将来どんな分野の仕事をしたいか?」について考える材料を提供されました。

午後からは、白衣を着て生物・化学実験を4つの少人数グループに分かれて行いました。生物工学科の先生や学生の方々に指導を受けながら、積極的に実験に取り組みました。
実験1「DNAの抽出と電気泳動による分離」(遺伝子工学研究室)


実験2「見る技術(実体顕微鏡・走査型電子顕微鏡)」(動物細胞工学研究室)


実験3「果物や飲み物など食物に含まれるブドウ糖の量を測定しよう」(酵素工学研究室)


実験4「植物の色の変化を調べよう」(植物細胞工学研究室)


生徒達は大学で、大学の先生や学生の指導のもとで、高校で学習する内容よりも高度な内容の実験を体験することにより、科学実験に対する興味・関心を高めることができたと思います。最後に、大学の先生方、学生の皆さんと記念写真を撮りました。生物工学科の先生方、学生さんには丁寧にご指導頂き、ありがとうございました。

投稿者: 山内宏之 日時: 21:49|パーマリンク
2010年02月02日
講座「生命」での女性研究者の講義
生命科学コース2年生対象の学校設定科目「生命」では、多くの女性講師による講義を設定しています。これらの講義では、社会の一線で活躍する女性研究者の経験に富んだ講義を聴き、専門分野の興味・関心を深めるとともに、将来のロールモデルを提示し、生徒自らの主体的な進路選択を促すことをめざしています。
2月2日(火)には、岡山大学医学部で人体構成学を研究しておられる小阪美津子先生(岡山大学産学官融合センター細胞医学研究室)による講義『細胞に秘められた能力』が行われました。
先生の「これまでの道のり(体験談)」と「研究内容の紹介」について、お話をいただきました。

これまでの道のりについてのお話-出産後の激変→最初の大きな第一歩


研究内容の紹介-イモリの再生現象との出会い、成体イモリにおけるレンズ再生現象
投稿者: 山内宏之 日時: 15:55|パーマリンク
2010年01月31日
1月の「生命科学基礎」「生命」科学研究者講義
生命科学コース1年生対象の学校設定科目「生命科学基礎」では、3学期に課題研究に向けた意識付けに重点を置いた、大学等の研究者による講義を設定しています。
1月に行われた講義を紹介します。

1月18日(月) 西松伸一郎先生(川崎医科大学 分子生物学教室)
『生命の設計図・DNAに書いてあること、いないこと』

1月25日(月) 秦野琢之先生(福山大学生命工学部生物工学科)
花酵母に関する課題研究に取り組んでいる2年生の生徒とともに、研究内容と今後の課題についての講義が行われました。
生命科学コース2年生対象の学校設定科目「生命」では、1月には先端科学技術を研究する大学の研究者を招き、生命科学分野の最先端の研究について講義をしていただきました。

1月12日(火) 荒木正介先生(奈良女子大学理学部生物科学科 神経発生研究室)
『基礎生物科学から再生医療へ -発生の理解が再生の理解につながる-』

1月26日(火) 岩尾康宏先生(山口大学大学院医学系研究科 分子発生生物学研究室)
『動物発生開始の仕組み 「卵はどのように“潮時(しおどき)”を知るか?」』
投稿者: 山内宏之 日時: 17:09|パーマリンク
2009年11月27日
女子学生による実験指導
本校の研究テーマの1つである「女性の積極的に学ぶ姿勢とリーダーシップを育てる教材と指導法の開発」に関わる実践として、女子学生による実験指導の機会を設けています。
今年度も、岡山理科大学の女子学生による化学実験を、生命科学コース2年生を対象に本校の化学教室で行いました。普段の授業と異なり、年齢の近い女子学生が指導することで、生徒たちは質問もしやすくなることから、実験に対してより積極的に取り組む姿勢を養うことができます。
さらに、理系に進学した女子学生が高校での教育活動に関わることによって、身近な理系のロールモデルを提示することを目的としています。



今回の実験の内容は、「金属イオンを定性分析する」でした。金属イオンの性質を利用して、複数の金属イオン混合溶液から各金属イオンを1つずつ沈殿させて分離していく実験を行いました。

今回の実験のまとめ。学部4年の女子学生2名が指導してくださいました。
投稿者: 山内宏之 日時: 20:18|パーマリンク
2009年06月23日
「物質科学課題研究」が始まっています
2009年度から、文理コース2年生を対象に「物質科学課題研究」(週2時間)が新設されています。
この講座の内容と目的は次の通りです。
①身近にある物質で数多くの測定を行い、その分析結果から法則性を見つけ出し、さらに実験を通して物質間の相違にあたる法則性を発見することに挑む。これらの研究を通して、実験技術・課題発見能力・創意性の育成を図ることができると考えた。
②小学生や地域市民対象の科学教室の開講をめざして、実験授業の創作を行う。より身近な物質を使うこと、より簡単な方法で行えること、小学校などのカリキュラムに即した知識で取り組めること、参加者に課題意識を沸き立たせる工夫を考えることなど、科学を身近なものとして伝えていく方法を追求する。この研究を通して「科学」を客観的にとらえるとともに、問題解決能力の育成を図ることができると考えた。
1学期は、岡山大学農学部・農芸化学コース・食品生物化学研究室の中村 宜督先生にご指導を頂きながら実験を始めています。

岡山大学農学部と農芸化学コースの研究内容の紹介



6月16日の実験では、濃さの違う4つのビタミンC水溶液を作り、専用の薬品を使い酸化防止のはたらきを、色で確認しました。
6月23日には、特別講座として日本福祉大学・健康科学研究所の島村光治先生をお招きして、
「味覚情報処理とミラクリン(植物を通じて味覚のしくみを理解する)」という講義を行って頂きました。


講義の中で味覚修飾植物であるギムネマとミラクルフルーツの効果を、実際に味わって体験しました。ギムネマは、甘味を感じなくさせる効果が、ミラクルフルーツは、酸っぱい物を甘く感じさせる効果があります。
さらに、島村先生には、中学生・高校生の希望者対象の講座も放課後に開いて頂きました。80名程の生徒が参加し、ギムネマとミラクルフルーツの体験を通して、味覚のしくみについて理解を深めることができました。

放課後の講座は記念館アリーナで実施。


参加者全員がミラクルフルーツを体験。酸っぱいレモンも甘くなり、おかわりを希望する生徒が続出。
投稿者: 山内宏之 日時: 21:52|パーマリンク
2009年06月13日
高大連携「生命科学実習Ⅰ」
6月13日、生命科学コース1年生を対象に「生命科学実習Ⅰ」第1回実習が、福山大学生命工学部生物工学科で行われました。「生命科学実習Ⅰ」では、福山大学生命工学部の生物工学科・海洋生物学科・生命栄養科学科の3学科で年3回の実習を行い、生物学における幅広い知識・技術を学びます。
実習は小グループに分かれて行い、各グループにそれぞれ大学の先生と学生TAがついて、きめ細やかな指導を受けます。
第1回目は「大学の実験室や研究室を覗いてみよう!」というタイトルで実施されました。
午前中は、「生命科学とはどんな学問分野?」というテーマで秦野琢之先生による講義が行われました。生命科学といわれる分野は幅が広く奥の深い学問を含んでいること、生命科学の成果はどんなところへ活用されているかなどを学び、「どんな学問をしてみたいか?」「将来どんな分野の仕事をしたいか?」について考える材料を提供されました。


午後からは、白衣を着て生物・化学実験を7つの少人数グループに分かれて行いました。生物工学科の先生や学生の方々に指導を受けながら、積極的に実験に取り組みました。
実験1「微生物に親しむ」(分子生物学研究室)



実験2「DNAの抽出と電気泳動による分離」(遺伝子工学研究室)



実験3「遺伝子組換え微生物を使って植物色素を分解してみよう」(ゲノム科学研究室)



実験4「見る技術(実体顕微鏡・走査型電子顕微鏡)」(動物細胞工学研究室)



実験5「果物や飲み物など食物に含まれるブドウ糖の量を測定しよう」(酵素工学研究室)



実験6「植物の色の変化を調べよう」(植物細胞工学研究室)



実験7「クロマトグラフィーとは?」(生物化学研究室)



生徒達は大学で、大学の先生や学生の指導のもとで、高校で学習する内容よりも高度な内容の実験を体験することにより、科学分野に対する興味・関心を高めることができたと思います。最後に、大学の先生方、学生の皆さんと記念写真を撮りました。生物工学科の先生方、学生さんには丁寧にご指導頂き、ありがとうございました。

投稿者: 山内宏之 日時: 21:41|パーマリンク
2009年06月06日
「数理科学課題研究」岡山大学理学部物理学科連携講座
今年度も「数理科学課題研究」では、岡山大学理学部物理学科との連携講座を行っています。
5月12日は、初めての連携講座なので、数理科学課題研究のテーマでもある“磁石”について、物理学科の味野教授が講義をしてくださいました。


身近にある物質で、磁石に反発するもの(写真1)と、引きつけらるもの(写真2)を探す実験です。
写真1は水が磁石に反発する様子です。写真2は1円玉が磁石に引き付けられる様子です。

写真1

写真2
写真3は、銅の筒の中を磁石が落ちていくと、誘導電流によって、磁石がゆっくり落ちていく様子を観察している様子です。

写真3
写真4は液体の磁石“磁性流体”を観察している様子です。NASAが宇宙服に使用する目的で開発しました。
磁性流体に磁石を近づけると、「スパイク現象」と言われるトゲのような物が現れます。これは、砂鉄に磁石を近づけたときに見られる模様を3次元で表したものになります。この磁性流体を観察することで、磁石から出ている磁力線が360度どの方向にも出ていることが実感出来ました。

写真4
投稿者: 山内宏之 日時: 21:57|パーマリンク
2009年06月05日
「数理科学課題研究」スプリング8見学会
4月26日、兵庫県佐用郡佐用町光都 財団法人高輝度光科学研究センター(Spring8)の施設公開に行ってきました。日本最大の電子加速器施設で、最先端の技術や研究に触れたり、珍しい実験をして、とても良い刺激になったと思います。

現在、製作中の装置の説明を受けています。原理は難しいですが、施設の人が解りやすく説明してくれるので、イメージはつかめたようです。

装置の中で電子がどのような状態になっているかを映像化したものです。今まで化学で学んだ“電子”と、施設で説明を受けた“電子”の違いに驚いていました。

2種類のタンパク質を分離させる実験です。それぞれのタンパク質の磁気的性質を利用し、混ざったタンパク質を分離させます。一見、生物分野の実験に思えますが、物理の知識を使うので、科学は分野ごとに存在するのではなく、色んな分野が繋がっているということを実感したと思います。
施設は広いので、一つずつじっくり見学するのは難しかったですが、自分たちの身の回りに沢山の最先端の技術が使われていることに気付き、科学の面白さに触れた一日となりました。
投稿者: 山内宏之 日時: 21:43|パーマリンク
2009年05月11日
清心中学校SPP事業 中3環境学習
清心中学校は、平成21年度「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(講座型学習活動)」に採択されています。「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)」は、学校等と大学・科学館等の連携により、生徒の科学技術、理科・数学に関する興味・関心と知的探究心を育成する活動に対してJSTが支援するもので、研究者等を講師とする、観察・実験・実習等の体験的・問題解決的な活動を中心とした学習活動を行う企画です。
清心中学校のSPP事業は、「生きものに触れて自然を体感して環境を考える」というテーマで、5月と10月の2回計画されています。第1回目が5月9日(土)、中学3年生全員を対象に、岡山県自然保護センター内の環境を利用して実施されました。
動物分野の学習では、水田や川に棲んでいる様々な動物を、生徒が実際にその中へ入って行き、探し出して触れながらそれらの動物について指導員に解説してもらいました。


更に、水辺や山にある様々な植物にも触れながら、指導員に解説してもらいました。
今回の活動を通して、普段は積極的に接することの少ない動植物に対する理解を深め、動植物そのものだけではなく、その生活環境にも目を向ける視点を学びました。


投稿者: 山内宏之 日時: 16:13|パーマリンク
2009年04月02日
第3回ボルネオ海外研修報告 その1(1/8)
マレーシア国立サバ大学連携「第3回ボルネオ海外研修」が3月24日(火)~4月1日(水)に行われました。
参加者は、生命科学コース・文理コースの1・2年生希望者17名。
この海外研修は、マレーシア・サバ州(ボルネオ島)で、海外との大学と連携して「環境教育・国際理解」をテーマにした研修をすることによって、国際的な視点で環境問題を見る目が養われるとともに、英語運用能力・表現力を身に付けることをめざしています。
【研修の目標】
○熱帯の「種の多様性」についての体験学習
○国外の大学での研究・講義の体験
○SSHの課題研究発表をきっかけにした国際交流の促進
○科学英語の実践
【これまでの経過】
2006年3月 マレーシア・サバ州(ボルネオ島)の国立サバ大学に
高校生の環境学習を中心とした研修への協力を依頼し、合意。
2007年3月27日~4月3日 第1回ボルネオ研修旅行を実施。参加生徒16名。
2008年3月25日~4月2日 第2回ボルネオ研修旅行を実施。参加生徒14名。
2009年3月24日~4月1日 第3回ボルネオ研修旅行を実施。参加生徒17名。
【研修地の特徴】
研修地であるサバ州はマレーシア国を構成する13州の1つで、ボルネオ島の北端に位置し、北緯4度8分~7度22分、東経115度7分~119度17分に広がる。面積は北海道よりやや小さい。民族は、先住民であるカダサン・ドゥスン族、バジャウ族やマレー系、中国系、インド系など。宗教はイスラム教、キリスト教、仏教、儒教、ヒンドゥー教などが含まれ、多民族・多宗教で構成された地域である。言語はマレー語・英語・民族語。気候は概して高温多湿。低地の木陰における日中の平均気温は27℃、最高でも34℃を超える日は少ない。
【連携先】
連携している国立サバ大学(UNIVERSITI MALAYSIA SABAH 略称UMS) は、1994年にマレーシア国立大学として分離独立した2番目の国立大学。ボルネオ島サバ州の州都コタキナバルにメインキャンパスがあり、理工学部・経済学部・社会科学部などの学部と熱帯生物保全研究所・海洋生物研究所などの研究所からなる。大学構内はとても広く、水族館も併設。
本校のボルネオ海外研修は、サバ大学の熱帯生物保全研究所(Institute for Tropical Biology & Conservation 略称ITBC)と連携した「Global Generation Programme」として企画実施されている。

研修プログラムの参加証。ITBC-UMS(サバ大学 熱帯生物保全研究所)と清心女子高等学校との連携プログラムです。(SEISHINがSHEISHINになっていますが…)

広大なサバ大学のジオラマ。充実した設備と快適な環境。
3月24日(火)
岡山駅から関西空港へ。
関西空港からマレーシア航空でサバ州の州都コタキナバルへ。(約5時間30分、時差は1時間遅れ)
着後、Kinabalu Hostel へ。

コタキナバルでの宿泊場所 Kinabalu Hostel
投稿者: 山内宏之 日時: 19:45|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その2(2/8)
3月25日(水)
午前 サバ大学(UMS)へ
熱帯生物保全研究所(ITBC)
BORNEENSIS(生物の標本室)訪問
サバ大学本部
UMS Galery(大学の研究活動や科学展示)訪問
UMS Museum(大学の歴史や行事の展示)訪問
午後 現地の高校(Maktab Nasional)と交流

生物標本室には昆虫のコレクションが数多くありました。


熱帯の多様な生態系のジオラマや、様々なカエルについての展示も見学しました。

Biodiversity(生物多様性) Hot Spot の紹介(UMS Galery)

現地の高校(Maktab Nasional)訪問。生徒会長たちが出迎え、お互いに挨拶。

交流会では、本校の学校紹介と課題研究の発表を英語で行いました。

交流会の後、小グループに分かれて校内案内。英語による会話を楽しみました。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:52|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その3(3/8)
3月26日(木)
午前 サバ大学(UMS)へ
熱帯生物保全研究所(ITBC)での英語による講義
「昆虫の多様性」、「植物の多様性」、
「動物の多様性」、「伝統知識と薬草」
午後 大学内の水族館訪問
熱帯生物保全研究所(ITBC)での英語による講義
「ネーチャーツーリズム」、「環境保全」
本校生徒による課題研究の英語プレゼンテーション(2グループ)

昆虫の多様性についての講義

講義の後には、英語で積極的に質問。

植物の多様性についての講義

動物の多様性についての講義

伝統知識と薬草についての講義

大学の海洋生物研究所に併設されている水族館を訪問。

熱帯の海洋生物を観察することができました。

ネーチャーツーリズムについての講義

環境保全についての講義


本校の1年生と2年生による2グループの課題研究発表。英語でプレゼンテーションを行いました。
サバ大学の先生方にも聴いていただき、それぞれの発表の後、コメントをいただきました。
投稿者: 山内宏之 日時: 17:50|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その4(4/8)
3月27日(金)
午前 コタキナバル・ウェットランドへ
町の中心に残された24ヘクタールのマングローブ林湿地帯。
野鳥やトビハゼ、泥カニなどの動植物の観察。
午後 Klias半島へ
コタキナバルの100キロ南西に位置しているこの半島には、
約130000ヘクタールの大規模な湿地林が広がっている。
ここでは、国連開発計画(UNDP)の支援を受けて、
「熱帯泥炭湿地林と関連湿地生態系の保全と持続的利用」プロジェクトが進行中。
このプロジェクトのフィールドセンター(Klias-UNDP Peat Swamp Forest Field Centre)
を訪問し、説明を聴き、植林作業を実施しました。
Beringgis Riverへ
コタキナバルへ戻る途中、日没後、ボートに乗ってホタルを観察。
川岸林にたくさんのホタルの光を見ることができました。

コタキナバル・ウェットランドの研修施設

ウエットランド全体の説明を聴いてから、観察に向かう。

説明を聴きながら、観察したことをワークシートに書き込む。

マングローブ林の湿地帯には1.5㎞の木道が設けられている。


野鳥の観察や展望台に登ったりもしました。

ウエットランドで観察したことを、グループごとに英語で報告し合いました。

Klias半島のPeat Swamp Forest Field Centre

泥炭湿地林の保全活動についての説明

大きく成長した先輩達が2年前に植えた苗と記念撮影

一人一本ずつ全員が植林をしました。

Beringgis Riverでボートに乗ってホタルの観察をしました。ホタルの光がまるでクリスマスツリーのようでした。
投稿者: 山内宏之 日時: 16:02|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その5(5/8)
3月28日(土)
午前 キナバル公園へ
ボルネオ島最北部に聳えるキナバル山は標高4095m。2000年には世界遺産に登録。
公園はキナバル山塊を取り囲むように広がり、公園本部は標高1600m。
ビジターセンターでキナバルの自然環境についてのビデオを鑑賞した後、
公園スタッフの説明を聴きながら山岳植物園でのネイチャー・ガイドウォーク。
その後、キナバル山に生息する動植物や地質、人々の生活に関する展示のある
自然歴史ギャラリーを見学しました。
午後 ポーリンへ
ポーリンとはカダザンドゥスン族の言葉で「竹」のことで、周辺に多く見られる。
到着後、竹に関する展示を見学。
ポーリンには第2次世界大戦中に日本軍が掘り当てた露天温泉がある。
周囲の森林にはトレッキングコースがあり、その先にはキャノピー・ウォークがある。
地上41mの樹冠に、細い吊り橋が157mにわたってかけられている。
マレーシアでも有数の高さのキャノピー・ウォークから、
熱帯雨林を上から観察するということを、全員の生徒が体験することができました。
その後、Butterfly Parkで飛び交う色とりどりの蝶を観察しました。
ラナウへ
ラナウ周辺にはラフレシア自生地が数ヶ所ある。
開花期間には道路沿いに案内板が出ており、看板があったので見学に立ち寄った。
開花したラフレシアと、蕾を見ることができました。
クンダサンへ
高原野菜と果物の村に立ち寄った。
道路沿いに、野菜や果物の即売場が立ち並んでおり、
生徒も新鮮な果物を買っていました。

キナバル山。東アジアの最高峰。3500m以上は花崗岩がむき出しで、遠望すると白く雪のように見える。

キナバル公園本部Visitor Centreに到着。キナバル山を仰ぎ見る。


公園専属ガイドの解説による山岳植物園でのネイチャー・ガイドウォーク

2年生の生徒がクワガタを見つけました。

KINABALU Natural History Galleryを見学。


ポーリンの森の中を、キャノピー・ウォークめざして登って行きました。



キャノピー・ウォーク。高さ40mの熱帯雨林の樹冠を空中散歩。

色とりどりの蝶が飛び交うButterfly Park。生徒の帽子の上にも蝶がとまります。


開花したラフレシアと、ラフレシアの蕾。ラフレシアは葉と茎がなく花だけの寄生植物。開花期間は約1週間だけ。

ラナウからクンダサンへ向かう途中の山肌の様子。キナバル山麓の山地帯にはカダサン・ドゥスン族が住んでおり、数千年におよぶ焼畑の歴史を持つ。また、標高500m以下の森林の消滅は、主に1960年代以降の伐採によるもの。

クンダサン村の果物市場でランブータンを買う生徒。ランブーとはマレー語で「毛」という意味。毛に覆われた果物ですが、中には甘くて白い多汁の実が入っています。
投稿者: 山内宏之 日時: 15:23|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その6(6/8)
3月29日(日)
午前 Tunku Abdul Rahman Parkへ
トゥンク・アブドゥル・ラーマン公園は、コタキナバル市街からボートで15分程に浮かぶ
豊かな熱帯雨林と珊瑚に囲まれた海洋自然保護区。
5つの島からなり、美しいビーチをもつマヌカン島(Manukan Island)を訪れました。
コタキナバルのジェッセルトン・ポイントからボートでマヌカン島へ。
島に到着後、まず「海洋教育センター」で公園スタッフの解説を聴きながら
展示を見学しました。
午後 その後、ビーチで海水浴、スノーケリングを楽しみました。
海水は透明度が高くきれいで、港の桟橋近くでも、たくさんの魚が群れていました。


コタキナバルのジェッセルトン・ポイントからボートに乗りトゥンク・アブドゥル・ラーマン公園へ。


コタキナバルのウォーターフロントと対岸のガヤ島。
ガヤ島のコタキナバル市街に面した海岸には多くの水上集落。不法滞在者も多く住むそうだが、発展する向かい側のコタキナバル市街とのコントラストが鮮明に感じられました。

前方にマヌカン島が見えてきました。


マヌカン島の桟橋。桟橋から、たくさんの魚が群れているのが見えました。



Marine Education Centerでスタッフの解説を聴きながら展示を見学。カブトガニもガヤ島に生息しているとの事。


午後までビーチで海水浴やスノーケリングを楽しみました。
投稿者: 山内宏之 日時: 14:22|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その7(7/8)
3月30日(月)
午前 サンダカンへ
早朝、コタキナバル空港からマレーシア航空でサンダカン空港へ
セピロク・オランウータン リハビリテーション センターへ
サンダカンからバスで、西24㎞に位置するカビリ・セピロク保存林へ。
この保存林の入口にオランウータンリハビリセンターがある。
まず、インフォメーションセンターでオランウータンリハビリセンターの
活動に関する映画を鑑賞。
その後、探索道を通って、オランウータンの餌台(プラットホームA)へ。
10:00の餌付けの時間になると、オランウータンが森から集まって来て、
バナナとミルクを口にする様子を観察することができました。
ブタオザルの群れもやって来ました。
午後 スカウへ
セピロクからバスで2時間かけてスカウ村へ
スカウ村は、キナバタンガン川下流生物サンクチュアリに位置する
エコツーリズムの中心で、ロッジなどの宿泊施設がある。
Proboscis Lodge Bukit Melapi にチェックイン。
その後、リバーサファリに出発。
夕刻まで2時間、支流のムナンゴール川で
テングザル、ブタオザル、カニクイザル、ミズオオトカゲ、ホーンビル
などに出会うことができ、大自然の営みを間近に体感しました。

早朝、コタキナバル空港からサンダカンへ向けて出発しました。

セピロク・オランウータン・リハビリテーション・センターに到着。
1964年に公式にスタートしたセピロク・オランウータン・リハビリセンターは、世界初かつ最大規模を誇るオランウータンのためのリハビリ施設。
マレー語で「オラン」は「人」、「ウータン」は「森」を意味する。かつては東南アジアに広く生息していたといわれるオランウータンだが、現在はボルネオ島とスマトラ島北部でしか見られないまでに激減。
オランウータンのリハビリとは、密猟や交通事故で親を亡くした孤児や不法に飼育されていた個体を収容し、一連の訓練の後に野生へ返そうという試み。

オランウータンの餌台に向かって一周500mの探索道がある。ここで、オランウータンをはじめ、ブタオザルやカニクイザルを見ることもできる。


森の中の木道を進んだ先、プラットホームAと呼ばれる餌台がオランウータンの観察場所。
1日2回、スタッフがバナナやミルクを運んでくると、森の中の枝葉がザワッ、ザワッと揺れ始め、
オランウータンがロープを渡って集まってくる。
親子連れの食事風景を観察することができました。


オランウータンの食事は15分程で終了。オランウータンが去った後には、ブタオザルの群れが登場。
互いに餌を奪い合いながらの賑やかな食事風景を、生徒たちも興味深く観察していました。

スカウ村に到着。宿泊するロッジにはボートに分乗して向かいます。

Proboscis Lodge Bukit Melapi にチェックイン。

ボートに分乗して、リバーサファリに出発。まず、キナバタンガン川の本流を下ります。
ボルネオ北東部を蛇行しながら流れるキナバタンガン川は、560㎞に及ぶサバ州最長の川。
茶色く濁った流れは、豊かな土壌を運んでいます。

キナバタンガン川の川岸林で、カニクイザルに出会いました。

キナバタンガン川の本流から支流のムナンゴール川に入り、ゆっくりと遡っていきます。


テングザルの雌と雄。
テングザルは、日が暮れ始める頃には、見通しの良い大きな高い木に集まり、その場所をねぐらにします。
名前の由来である垂れ下がった大きな鼻を持っているのは雄の成獣。雌の鼻は大きくなく、先が尖って、反り返っています。



ブタオザルの群れを間近に観察することができました。
10~20頭の群れに数頭のリーダーがいます。木にも登って採食しますが、地上も徘徊します。
名前の通り、尾は短いです。


ブタオザルのあくび(?)

カニクイザルの仲良しペア。この後、互いに毛繕いをしていました。
カニクイザルは群れで夕方、川べりに下りてくることも多く、子ザルは遊び好きで、飛び回ったり、追いかけっこをしたりしています。
スカウでは船に乗っている人間には危険を感じないためか、至近距離で観察できます。

川に張り出した木の上に、ミズオオトカゲがじっとしていました。

夕暮れまで、豊かな表情を見せる川辺の世界に魅了されました。
投稿者: 山内宏之 日時: 13:03|パーマリンク
第3回ボルネオ海外研修報告 その8(8/8)
3月31日(火)
午前 スカウを発って、ゴマントン洞窟群へ
サバ州で最大の石灰岩洞窟のひとつ。
高価な中華料理の材料となるツバメの巣の採取が行われている。
休息するコウモリとアナツバメ、夥しい数のゴキブリを見学。
ゴマントンからサンダカンへ
午後 サンダカン空港からコタキナバル空港へ
コタキナバル空港で研修に同行していたサバ大学の担当者とお別れ。
コタキナバル空港からクアラルンプール国際空港へ
空港で各自、夕食や買い物。
深夜 クアラルンプール国際空港から関西空港へ
マレーシア航空で約5時間のフライト。
4月1日(水)
午前 関西空港に早朝、到着
関西空港から新大阪経由、岡山駅に到着
参加者全員、体調を崩すこともなく、元気に研修を終えることができました。
全行程、天候にも恵まれ、実り豊かな研修になったと思います。

朝のキナバタンガン川。ロッジからボートに乗って出発。

スカウ村からサンダカンへの道の両側には、アブラヤシ(オイルパーム)農園が延々と続いていました。
この20年間で急速に開発された大規模プランテーションは、所によっては川岸に到達し、森林を分断するまでに至っています。
高い煙突は製油工場、道路ですれ違うタンクローリーは油を港へ運んで行きます。
道路沿いには、野生動物の礫死体が見られることもあるとの事。
アブラヤシ農園に森林を分断され、行き場を失った動物と住民の間の衝突や、環境破壊が懸念されるようになっています。
このような状況に対して、サバ州政府や世界自然保護基金(WWF)マレーシアが環境を守るためのプロジェクトに取り組んでいます。
経済活動、住民の生活、自然環境保全がバランスよく共存するための試みがボルネオでは始まっており、
これは地球の未来を考える上で、私たち日本に住む者にとっても大切な課題だと言えます。
投稿者: 山内宏之 日時: 12:13|パーマリンク
2009年03月21日
「生命科学基礎」での先端科学研究者講義
生命科学コース1年生対象の学校設定科目「生命科学基礎」では、3学期に週1回のペースで、先端科学技術を研究する大学等の研究者を招き、講義を聴講する機会を設定しています。
研究者の生き方や研究の進め方を聴くことで、研究に対する興味・関心をより一層喚起し、2年生から取り組む課題研究へのモチベーションを高めていくことを目的としています。
今年度は講義数を昨年度までの4回から6回に増やし、さらに充実させました。

第1回(1月19日)「発生生物学」橋本主税先生(JT生命誌研究館、大阪大学)

第2回(1月26日)「有機合成化学」伊藤敏幸先生(鳥取大学)

第3回(2月2日)「遺伝学」三浦郁夫先生(広島大学)

第4回(2月9日)「環境科学」田崎和江先生(金沢大学)

第5回(2月16日)「発生生物学」岡本光正先生(元 名古屋大学)

第6回(2月23日)「時間生物学」富岡憲治先生(岡山大学)
投稿者: 山内宏之 日時: 10:17|パーマリンク
2009年02月08日
高大連携 臨床検査実習
2月7日(土)、生命科学コース2年生は岡山理科大学理学部 臨床生命科学科で臨床検査実習を行いました。
「臨床検査とは」「尿に関する基礎知識と尿検査について」講義を受けたあと、
「尿タンパク半定量検査」実習を行いました。

講義風景

試験紙法(目視)

試験紙法(自動分析器)

スルホサリチル酸法

煮沸法

尿沈渣観察
投稿者: 山内宏之 日時: 10:03|パーマリンク
2009年01月07日
高大連携 栄養学実習
12月17日(水)、生命科学コース1年生は福山大学生命工学部 生命栄養科学科で実験・実習を行いました。
午前中は「栄養とは?~ヒトの身体を食物から探ろう~」というテーマで
①栄養を食品から考える
②栄養学の立場から管理栄養士課程の一端をみる
という講義を受講しました。
午後からは2つの実験をグループに分かれて行いました。
①食品機能学実験
「野菜のビタミンCをはかってみよう」
②運動栄養学実験
「推定エネルギー必要量の測定」

実験についての説明


エルゴメーター、トレッドミルの運動機器を使用して、30Kcalのエネルギー消費の運動強度を実感することを目的にした実験。


野菜の中のビタミンCの測定と、調理によってビタミンC量は変化するかどうかを検討することを目的にした実験。試料溶液中の還元型ビタミンC量を求めるための滴定を行いました。
投稿者: 山内宏之 日時: 16:40|パーマリンク
2008年11月28日
大学生・大学院生による実験指導・講義
11月には、大学生による実験指導や大学院生による講義が行われました。
実験指導では今年度も、岡山理科大学の女子学生による化学・生物実験を、生命科学コース1・2年生を対象に本校の実験教室で行いました。
理系に進学した女子学生が高校での教育活動に関わることによって、身近な理系のロールモデルを提示することを目的としています。

1年生対象の生物実験「酵素反応とpH」

2年生対象の化学実験「鉄のイオンの性質を確認する」
文理コース2年生は、岡山大学理学部物理学科の数理物理学研究室を訪問し、大学院生から物理学科での生活、研究内容、大学生活などについて講義・説明をして頂きました。
研究内容は「アルカリ金属の気体を超低温状態にした場合の性質変化についての理論的研究」でしたが、理論物理学と実験物理学との違いについても説明して頂きました。
原子の温度を低くすると、その振る舞いでは各々の状態(波動)が互いに重なり合うので、普通のときとはずいぶん違う性質を示すそうです。その例が、超伝導(電気抵抗がゼロ)になったり、粘性がゼロになったりすることですが、それらの理論的な説明について研究しているそうです。
研究内容以外にも、大学での生活、勉強、飛び級、アルバイト、サークル活動などについても話して頂き、大学生活に興味をもつことができる内容でした。

投稿者: 山内宏之 日時: 17:19|パーマリンク
2008年10月29日
広島大学女性研究者支援プロジェクト
10月27日(月)、広島大学女性研究者支援プロジェクト「次世代女性研究者育成プログラム」として、
生命科学コース2年生を対象に、本校化学教室で講義・実習が行われました。
「次世代女性研究者育成プログラム」は、女子中学生・高校生を対象とした科学啓発プログラムで、広島大学の女性研究者を講師とし、女子生徒の科学への関心を高めるとともに、理工系女性研究者のロールモデルを提示することを目的とした取り組みです。
当日は、広島大学大学院理学研究科化学専攻の秋田素子先生と女子学生による講義・実習指導が行われました。テーマは、「分子性磁性体 -分子を設計して磁石をつくる-」。
生徒は、物性化学の一般的研究方法について学ぶことができました。

「どうやって“新しい”磁性体をつくるか?」


広島大学の先生や女子学生の指導を受けながら実験を進めていきました。
投稿者: 山内宏之 日時: 10:42|パーマリンク
2008年10月18日
高大連携 分子生物学実習
10月4日(土)、生命科学コース2年生は岡山理科大学理学部生物化学科で「分子生物学実習」を行いました。
理学部生物化学科の南喜子先生と女子学生4名の指導のもと、
「DNAとは」「遺伝子操作とDNAプロファイリング」についての講義、「DNAの可視化」「DNAプロファイリング」の実習を行いました。
実習中には、DNAシークエンサー、培養室、低温室の見学も行いました。

講義風景

DNAの析出

PCR準備

DNAシークエンサー見学

電気泳動準備

染色
生物化学科の先生、学生の皆さんにお世話になり、充実した実習を行うことができました。
ありがとうございました。
投稿者: 山内宏之 日時: 22:56|パーマリンク
2008年10月15日
卒業生による物理学実習
9月30日(火)に日本女子大学理学部から小川賀代准教授と4回生の木谷加奈さん(本校卒業生)が来られ、高校2年の数理科学課題研究選択者6名を対象に物理学実習を行いました。
最初に大学生活についての紹介をして頂き、その後、『CD分光器とLED発行回路の作成』及び、『白色LEDの観察・混色の体験』の実習を行いました。
自分達と年の近い卒業生が指導に加わることにより、生徒達は気軽に質問を行うことができ、積極的に実習に参加していました。

大学生活についての紹介(小川賀代准教授)

体験談を語る木谷加奈さん(本校卒業生)

CD分光器の作成

作成したCD分光器を使って光の回折の様子を観察

LED発行回路の作成

作成したLED発行回路。赤、青、緑の三色に点灯し、すべて点灯させると混色し、白色に光りました。

実習終了後の記念撮影。小川先生、木谷さん、どうもありがとうございました。
投稿者: 山内宏之 日時: 15:17|パーマリンク
2008年09月27日
高大連携 海洋生物学実習
9月27日(土)、生命科学コース1年生は福山大学生命工学部 海洋生物科学科で実験・実習を行いました。
午前中は「生物の多様性と共通性」についての講義、
午後は3つのグループに分かれて実験・実習が行われました。
第1グループは、「海洋生物の形態観察 ~おもに軟体動物を中心として~」。
二枚貝・巻き貝の観察と頭足類(イカ)の解剖と観察に取り組みました。

二枚貝の観察。

巻き貝についての説明を聴く生徒たち。

イカの解剖。
第2グループは、「魚類の採血と解剖」。
マダイとヒラメの採血と解剖にチャレンジしました。

生きているマダイからの採血。注射針を的確に刺すのが難しい。

マダイの解剖について説明を聴く生徒たち。

マダイの解剖。
第3グループは、「海藻類の観察と光合成色素の分離」を行いました。

様々な海藻を観察しました。

顕微鏡での観察。

海藻の光合成色素を分離する実験。
海洋生物科学科の先生方、学生・院生の皆さんにお世話になり、充実した実習を行うことができました。
ありがとうございました。
福山大学生命工学部 海洋生物科学科のHPはこちらです。
→ http://www.fukuyama-u.ac.jp/life/marine/index.html
投稿者: 山内宏之 日時: 21:55|パーマリンク
2008年07月26日
放射光相関物理学研究室訪問
「数理科学課題研究」では、6月24日、岡山大学理学部の放射光相関物理学研究室を訪問しました。
今回は、特に結晶について学びました。まず、研究室で行っている研究の紹介と実験装置について説明をしてもらいました。
その後、酸化アルミを高温で熱して一度融解し、その後ゆっくりと冷やすことで再結晶化させ、ルビーを作る実験を行いました。酸化アルミが融解していく様子やルビーが結晶化されていく様子をモニターで確認することができ、研究室での作業の雰囲気がよく分かりました。また、実験は単純な作業に時間をかける根気と、忍耐が必要だということが分かりました。

研究室内で行われている研究の紹介。


実験装置の仕組みについて説明をうけ、内部を観察しました。

酸化アルミが融解する様子をモニターで観察しました。

再結晶化して得られたルビー。先の赤い部分が透明となっています。
投稿者: 山内宏之 日時: 11:41|パーマリンク
2008年07月06日
岡山大学理学部物理学科 高大連携講座
今年度も文理コースの「数理科学課題研究」では、岡山大学理学部物理学科との連携講座がはじまりました。今年度第1回は、量子物質物理学研究室に行き、磁石について理論的な説明を聞き、磁石によるいろいろな現象を体験することができました。生徒達の研究課題である磁石の配列の研究を進める上で大変役に立つ内容でした。

磁性物理についての講義。

強力な磁石によって水が反発する様子を実験しました。
投稿者: 山内宏之 日時: 21:36|パーマリンク
2008年04月27日
コンピュータの構成とはたらきを知る
4月25日(金)2校時、1年生の学校設定科目「生命科学基礎」ではコンピュータの組み立てを行いました。コンピュータの構成とはたらきを知ることを目的とした授業です。普段、何気なく使っている道具であるコンピュータ(パソコン)ですが、その中がどのようになっているかを意識することはあまりありません。実際にコンピュータを組み立てることにより、コンピュータを構成するもの(ハードウェア)とそのはたらきを確認しました。

組み立てる前にハードウェアについて説明。

部品をネジで固定。

マザーボードにCPUを取り付けます。

ネジの種類についても説明がありました。

パソコンの組み立てが完了し、拍手!
投稿者: 山内宏之 日時: 20:35|パーマリンク
2008年02月22日
岡山大学理学部連携講座-数理物理学研究室の訪問
2年生「数理科学課題研究」では、岡山大学理学部物理学科との連携講座を実施しています。
1月15日には、数理物理学研究室を訪問しました。
この研究室の研究内容は、物性理論であり、講義の前半は「空はなぜ青いか」という質問から、物理学の基本的な考え方について説明して頂きました。後半は研究室内で行われている研究内容の説明で、低温下の物質で発生する超伝導についての理論的な説明を受けました。

物理学の基本的な考え方についての説明


いろいろな物質の温度変化による「粘度」の違いについての説明

研究室の研究内容についての説明
投稿者: 山内宏之 日時: 11:12|パーマリンク
2008年02月14日
甲南大学先端生命工学研究所による講義
1月29日(火)、生命科学コース2年生対象「生命」の授業では、甲南大学先端生命工学研究所の西方敬人先生と甲元一也先生による講義が行われました。
西方先生の講義は、進化の謎を紐解き、医療や創薬研究の一端を担うであろう興味深い対象である「ホヤ」に関する顕微鏡観察を交えたもので、研究の面白みを紹介して頂きました。
甲元先生は、進化の歴史の中で生物が備え、生き抜くために獲得してきた「免疫」を、進化という歴史の中からわかりやすく講義して頂きました。

「ホヤ」に関する講義・観察実習のメニュー

ホヤと脊椎動物との共通の特徴

ホヤ尾芽胚期の各組織とホヤ幼生の遊泳行動の観察について説明


光学顕微鏡と実体顕微鏡でホヤを観察
投稿者: 山内宏之 日時: 16:51|パーマリンク
2008年02月04日
2年次の課題研究に向けて
生命科学コース1年生の「生命科学基礎」では、3学期に入り来年度の「生命科学課題研究」の準備が始まっています。1月下旬から2月上旬には、研究テーマに関わる講師を招いて講義を行いました。
1月21日(月)「発生生物学」 橋本主税先生(JT生命誌研究館・大阪大学大学院兼任)
1月28日(月)「分子生物学」 西松伸一郎先生(川崎医科大学)
2月 1日(金)「グリーンケミストリー」 伊藤敏幸先生(鳥取大学工学部)
2月 4日(月)「時間生物学」 富岡憲治先生(岡山大学理学部)

橋本主税先生 科学的なものの考え方について

橋本主税先生 英語力の必要性について


橋本主税先生 カエルの原腸形成について従来の考え方と、実験を行った研究結果から生まれた新しい考え方の違い

西松伸一郎先生 胚性幹細胞(ES細胞)について

西松伸一郎先生 iPS細胞が解決した倫理的な問題点について

西松伸一郎先生 ゲノム(Genome)とは?

西松伸一郎先生 ゲノム解析によりわかったこと:相同性について

伊藤敏幸先生 イオン液体(lonic Liquids)とは?


伊藤敏幸先生 イオン液体を利用する有機合成について

伊藤敏幸先生 研究室の卒業生の進路について

富岡憲治先生 時間とはどんなもの?

富岡憲治先生 リンネの花時計について

富岡憲治先生 ヒトの各種生理機能のピーク時刻について

富岡憲治先生 どんな生物でも体内時計の周期は約24時間
投稿者: 山内宏之 日時: 21:24|パーマリンク
2007年12月22日
考える 「食品・環境」実験
12月22日、福山大学生命工学部との第3回連携講座が行われました。高校1年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、応用生物科学科での講義・実験です。
午前中はプラチナを原料とした抗癌剤についての講義(プラチナを原料として作られている薬が、抗癌剤として大活躍しているが、それがどのように効力を発揮するか、またどのように開発されてきたかなど。)を受けました。

抗癌剤についての講義を受けています。
午後からは野菜(トマト・ホウレンソウ)に含まれる色素(リコピンなど)の抽出と質量分析の実験と、市販の肉類によく使われる発色剤(亜硝酸ナトリウム)の検出実験を行いました。

野菜を細かく刻み、色素を抽出しています。

野菜から抽出した色素を解析用の基盤に塗っています。

抽出した色素を質量分析し、リコピンが含まれていたことを確認しました。

市販の肉に含まれる色素成分を溶かしています。

肉類に発色剤が使われていることを確認しました。
投稿者: 山内宏之 日時: 20:47|パーマリンク
2007年12月06日
岡山大学理学部連携講座-量子物質物理学
2年生「数理科学課題研究」では、岡山大学理学部物理学科との連携講座を実施しています。
12月4日には、量子物質物理学(大嶋研究室)について学びました。岡山大学理学部の低温センターで、液体窒素・液体ヘリウムを使って低温下における物質の振る舞いを観察しました。
現代物理では、極限状態での物質の性質を調べることで、原子分子がどのような法則でいろいろな物質をつくり,その性質を決めるかが解明されていきます。
はじめに液体窒素が作られるようすを見せて頂き、その後、超伝導現象を観察しました。金属を冷やしていくと電気抵抗が小さくなり、ある温度になると急激に抵抗がゼロになる現象がおきました。
次に、液体窒素が真空ポンプで排気することで温度が下がり固体になる様子を観察しました。
その後で液体ヘリウムの温度を下げたときに起きる現象(超流動)の観察を行いました。

空気を圧縮膨張させることにより、液体窒素を作っているところ。

金属を極端に冷やすことによって生じる超伝導現象(マイスナー効果)

固体になった窒素

超流動を観察しているところ
投稿者: 山内宏之 日時: 16:40|パーマリンク
2007年12月05日
女子学生による化学・生物実験指導
今年度も、生命科学コース1・2年生を対象に、岡山理科大学の女子学生による化学・生物実験指導を行いました。11月から12月に、1年生対象の生物実験2回、2年生対象の生物実験2回、2年生対象の化学実験2回を行いました。理系に進学した女子学生が高校での教育活動に関わることによって、身近な理系のロールモデルを提示することを目的としています。
生物分野では、植物の染色体の観察、酵素の反応、血液の観察、眼の観察などの観察・実験を行いました。詳しくは、「生物教室」のページをご覧下さい。
化学分野では、脂肪族炭化水素の発生と性質、アルコールとアルデヒドの性質についての実験・考察を行いました。


アセチレンの発生と反応についての実験


エタノールの反応とアセトアルデヒドの性質についての実験

女子学生の指導による実験結果の考察
投稿者: 山内宏之 日時: 14:59|パーマリンク
2007年11月27日
岡山大学理学部物理学科との連携講座
2年生「数理科学課題研究」では、岡山大学理学部物理学科の研究室で物理研究の様子を体験し、自然科学への興味と意欲を高めることを目的とした連携講座を実施しています。
後期の講座は5回あり、それぞれの講座のテーマは次の通りです。
11月6日 「数理科学」
11月13日 「スピーカーとマイク」
11月27日 「素粒子物理学」
12月4日 「磁性物理」
1月15日 「数理物理」
11月6日 理論物理学研究室の訪問
この研究室では、電子の働きを理論的に解明しようとしています。特に超伝導現象が起こる時に問題となる電子相互間の作用について研究しています。

量子力学についての講義

難しい説明でしたが、頑張って理解しました。
11月13日 量子構造物性学研究室の訪問
磁石と電流の相互作用を利用した機器である、スピーカーとマイクロホンについて理論的な説明を受けた後、実際にスピーカーやマイクロホンを作成しました。

銅線で作った数十回のコイルを紙コップに貼り付ける。

コイルに電流を流し磁石から力を受けて紙コップを振動させます。

完成したスピーカーです。簡単な構造ですが、きちんと音は出ました。

スピーカーがそのままマイクロホンになりました。音の振動の様子を観測しました。
11月27日 宇宙物理学研究室
この実験室では,スーパーカミオカンデ(ニュートリノ検出装置)で使われている光電増幅管の性能のチェックをしています。

ニュートリノについての説明を受けています。


大きな光電管を見せてもらいました。
投稿者: 山内宏之 日時: 19:18|パーマリンク
2007年11月13日
若手外国人研究者による講義
11月13日(火)、高2生命科学コース「生命」の授業では、理化学研究所神戸研究所(発生・再生科学総合研究センター)から外国人女性研究者を招いて講義を行いました。
講師は香港出身のSiu Shan Mak 研究員。講義のタイトルは「A tale of the columella(中耳の物語)」。
ニワトリの初期発生期の胚を使った発生生物学の分野の研究を紹介して頂きました。


講義は英語で行われました。



ニワトリの発生初期の胚を実体顕微鏡で観察。卵の中を肉眼でも観察しました。

中耳のはたらきについての説明。

生徒の質問に対して図を描いて丁寧に説明してくださいました。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:42|パーマリンク
2007年10月01日
大学での分子生物学実習
9月29日(土)、岡山理科大学との連携講座が行われました。高校2年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、分子生物学実習です。

林先生より、実習に関しての説明を受けています。

取り出した自分のDNAを観察。


PCRにより、DNAサンプルを増幅させるための作業を行う。

増幅されたDNAサンプルを電気泳動し、DNA断片を長さで分離させているところ。

電気泳動が行われた後のゲル。半分より左側にうっすらと多数のバンドが見えています。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:56|パーマリンク
2007年09月22日
大学の実験室や研究室を覗いてみよう!
9月22日、福山大学生命工学部との第2回連携講座が行われました。高校1年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、生物工学科での講義・実験です。
午前中は、「生命科学とはどんな学問分野?」というテーマで秦野琢之先生による講義が行われました。
生命科学といわれる分野は幅が広く奥の深い学問を含んでいること、生命科学の成果はどんなところへ活用されているかなどを学び、「どんな学問をしてみたいか?」「将来どんな分野の仕事をしたいか?」について考える材料を提供されました。



講義の後、午後からの実験を指導して下さる生物工学科の先生方の紹介がありました。

午後からは、白衣を着て生物・化学実験を6つの少人数グループに分かれて行いました。生物工学科の先生や学生の方々に指導を受けながら、積極的に実験に取り組みました。

実験テーマ1 「微生物に親しむ」



実験テーマ2 「DNAの抽出と電気泳動による分離」



実験テーマ3 「マウスの培養細胞を用いて分裂期の染色体を観察しよう」


実験テーマ4 「酵素の働きを可視化して学ぶ」



実験テーマ5 「植物の色の変化を調べよう」


実験テーマ6 「クロマトグラフィーとは?」



実験に使用するガラス器具作成の実習も行いました。
生物工学科の先生方、学生さんには丁寧にご指導頂き、ありがとうございました。

投稿者: 山内宏之 日時: 20:55|パーマリンク
2007年09月05日
鳥取大学での化学実験研修
8月29日~31日、生命科学コース2年生、「生命科学課題研究」環境科学グループは、鳥取大学工学部物質工学科で化学実験研修を行いました。
29日午後
・講義 「イオン液体について」(講師:伊藤敏幸先生)
・イオン液体合成実験

伊藤先生による講義


イオン液体を合成
30日午前
・イオン液体精製実験


前日の反応で得られたイオン液体を精製
30日午後
・イオン液体を用いたエステル化実験

試薬計量

GCで反応進度確認

分析機器の説明

反応中のようす

生成物を抽出

生成物を濃縮
31日午前
・機器分析実習(前日の反応生成物を分析)

装置にサンプルをセット

機器をコンピュータで制御
場所が大学で、周囲にさまざまな器具・機器があり、大学生が実際に実験・研究しているという環境にいるだけでも生徒のモチベーションは高く維持され、積極的に研修に参加していました。
投稿者: 山内宏之 日時: 13:41|パーマリンク
2007年08月20日
海洋生物の研究と施設にふれてみよう
8月20日、福山大学生命工学部との連携講座が行われました。高校1年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、因島市にある生命工学部附属マリンバイオセンターでの講義・実習です。テーマは『海洋生物の研究と施設にふれてみよう』です。


講義1 「世界の海洋資源の現状と養殖技術」(伏見浩先生)


講義2 「ワムシの生物学と培養法」(小谷知也先生)


講義のあと、顕微鏡観察実習-1を行いました。植物プランクトン(クロレラ)とワムシを計数し、エサを与えておきます。
その後、施設見学を行いました。まず、養殖技術研究施設を見学し、説明(ヒラメやフグ、ワムシ)を聴きました。



マリンバイオセンター内にある水族館施設も見学し、飼育魚の説明を聴きました。
施設見学の後、顕微鏡観察の続きを行いました。
実習-2では、骨格を染色したヒラメの稚魚を観察しました。実習-3では、実習-1でエサを与えておいたワムシを再計数し、増殖を確認しました。


投稿者: 山内宏之 日時: 19:10|パーマリンク
2007年07月03日
ナノバイオテクノロジーに関する講演
7月3日、高2生命科学コースの講座「生命」では、総合科学技術会議専門委員でナノバイオテクノロジー連携群コーディネーター・主監の梶谷先生による講演が行われました。
講演では、第3期科学技術基本計画で重点的に推進されている「ナノテクノロジー・材料分野」について、パンフレット「True Nano」やDVD映像も交えながら紹介していただきました。



投稿者: 山内宏之 日時: 19:00|パーマリンク
2007年02月23日
高1「生命科学基礎」 ~課題研究に向けて~
高1生命科学コース「生命科学基礎」の授業では、2年次の課題研究に向けて
大学の先生による研究内容に関する講義を行っています。
2月19日には、京都大学理学研究科大学院生物物理研究室から牧信安氏をお招きして、
イモリの再生についての研究内容と成果に関する講義をして頂きました。
2月23日には、鳥取大学工学部物質工学科精密合成化学講座から伊藤敏幸教授をお招きして、
イオン液体を利用した有機合成や昆虫フェロモンにおける分子認識についての研究を紹介して頂きました。

牧先生の講義。再生能力の鍵となる幹細胞について説明。

幹細胞を作り出すイモリ

生徒からの質問にも丁寧に答えてくださいました。

伊藤先生の講義は化学教室で行われました。

昆虫フェロモンによって昆虫の行動制御が可能。

カイコのフェロモンの構造

講義の最後で、理系の研究者になるために必要な才能について説明してくださいました。
投稿者: 山内宏之 日時: 19:57|パーマリンク
2007年01月22日
「ゲノムって何?」
大阪府高槻市にあるJT生命誌研究館から橋本主税氏(JT生命誌研究館主任研究員・大阪大学客員助教授兼任)をお招きして、生命科学コース1年生を対象に講演をして頂きました。
講演では、「ゲノムって何?」「形とは何でしょうか?」という問いかけをもとに、科学的に物事を考えていくプロセスについて話されました。


ある物事に絶対的な意味は存在し得ない。我々がそれをどのように切り出してきたかによって、その物の意味は変化する。



生きものの「かたち」の情報は、ゲノムに描かれている。複数の遺伝子の関係性に着目した興味深い講義でした。
橋本先生の「脳の形はどうやってできるのかラボ」のHPはこちら
→http://www.brh.co.jp/kenkyu/labo05/
1月30日には、生命科学コース1年生・2年生が大阪府高槻市にあるJT生命誌研究館を訪れ、
午前中は橋本先生による講演と質疑応答、
午後は2班に分かれてスタッフによる館内案内と自由見学を行います。
投稿者: 山内宏之 日時: 21:37|パーマリンク
2006年11月30日
岡山理科大学の女子中高生理系進路選択支援事業



高1対象の11月20日の生物学実習では、ウサギの血球の観察と血液凝固について学びました。
実習内容については、こちらのページをご覧ください。
→http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/2006/11/post_249.html



高1対象の11月27日の生物学実習では、岡山県内に自生するブナ科植物8種を肉眼、ルーペ、実体顕微鏡を用いて観察し、図鑑を使って種を同定しました。
実習内容については、こちらのページをご覧ください。
→http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/2006/11/post_245.html



11月22日・30日の高2対象の化学実験では、大学院生の指導により鉄・銅・銀について学びました。
生徒が理系で学ぶ女性の姿を見て、接して、自分自身の将来の姿に現実感を持つことが少しでもできればと思います。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:44|パーマリンク
2006年11月25日
第3回 福山大学生命工学部との連携講座
11月25日、福山大学生命工学部との第3回連携講座が行われました。高校1年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、応用生物科学科での講義・実験です。
当日は、次のような日程で行われました。
9:30 清心女子高等学校出発
10:30 福山大学着 28号館会議室へ
10:30~11:15 講義
講義内容:「食品の機能性成分と食品研究」
11:25~12:10 実験講義および実験準備 (ここで3班に分けて説明する)
午後の実験の背景説明と実験準備
13:00~15:30 考える食品・環境実験 18号館2階実験室と33号館研究室
実験内容:3課題
・キャベツサラダにあってロールキャベツにはない機能性成分
・容器から溶出する環境ホルモンの分析
・市販のトマトに付着した農薬の分析
15:30~16:00 ディスカッションタイム (18号館アメニティールーム)
16:00 福山大学出発
17:00 清心女子高等学校着

福山大学生命工学部応用生物科学科の先生方や研究室スタッフの指導により、充実した実験を行うことができました。大変、お世話になりました。
次に実験の様子を紹介します。今回の写真は、すべて生徒達が撮影したものです。
実験①「キャベツサラダにあってロールキャベツにはない機能性成分」
キャベツの葉に含まれる酵素によってホスファチジン酸という物質(脂質の一種)が作られます。このホスファチジン酸が身体にできた傷が直ることに重要 な物質であることが分かってきました。すなわち、キャベツと油で身体の働きを整える働きを持つ物質が作られていることになります。この実験では、キャベツに含まれるこの酵素の性質を調べました。





実験(2)「容器から溶出する環境ホルモンの分析」
プラスチックを作る際によく使われているビスフェノールAは環境ホルモンの疑いがある物質として知られています。そこで、実際にどのくらいの量のビスフェノールAが身の回りにあるのか、高速液体クロマトグラフィーの装置を使っ て測定しました。また、環境ホルモンの分かりやすい説明も受けました。







実験(3)「市販のトマトに付着した農薬の分析」
残留農薬について高い関心が寄せられています。しかし、これまでは農薬分析のためのコスト(必要なお金)が高いため、身近な野菜の残留農薬量をこまめに測ることはなかなか出来ませんでした。最近、免疫抗体というタンパク質を使って農薬を測る新しい方法が開発されました。実験ではこの方法を使って、トマトの残留農薬の量を測りました。また、農薬のポジティブリスト制度についての解説もありました。





投稿者: 山内宏之 日時: 19:32|パーマリンク
2006年11月18日
岡山県自然保護センター環境学習
11月18日(土)10:00~16:00 高2生命科学コースでは、岡山県自然保護センターでの観察と実習を行いました。
午前は、「植物をマクロで見る」(講師:西本孝主任研究員)。午後は、「動物をマクロで見る」(講師:森生枝主任研究員)。


センター敷地内を回り、どんぐり類を実らせる似た樹木10種類を葉の特徴から判別できるように覚えました。

最後に、葉の判別テストを実施しました。


午後は、ヌートリアとウシガエル(小)の解剖実習。ヌートリアの解剖では、よりヒトに近い動物である哺乳類の身体の構造に生徒は興味を持ち、積極的に解剖を進めていくようになりました。

ジエチルエーテルで麻酔をしたウシガエルの小さな個体を解剖し、心臓などが動いている状態を確認できることに感動し、解剖を進めているうちに足を動かす様子に驚きを禁じ得ませんでした。
投稿者: 山内宏之 日時: 19:02|パーマリンク
2006年11月14日
「眼の構造を探る」-岡山理科大学連携 女子中高生理系進路選択支援事業-
11月14日(火)6・7校時、高2生命科学コース対象に、岡山理科大学女子大学院生による生物学実習授業の第2回目が行われました。
今回の実習内容は、「人の視覚の実験」と「ブタの眼の解剖実習」でした。
実習の内容については、こちらのページもご覧ください。
→http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/2006/11/post_241.html#more

大学院生の指導で、盲斑の検出実験を行っています。

なぜ、○印が消えるのか? ヒトの眼の構造を図示しながら盲斑についての説明。

残効現象を確かめる実験。補色残効テスト版を交互に10分間注視を繰り返す。

後半は、「ブタの眼の解剖実習」。まず、大学院生による眼の摘出と解剖の実演が行われました。


大学院生が手際よくブタの頭部から眼を取り出し、角膜や水晶体を摘出していく様子を見守る生徒たち。


生徒自ら、ブタの眼の解剖に挑戦!

大学院生のアドバイスも受けながら、解剖を進めていきます。


初めての解剖実習に、積極的に取り組む生徒たち。水晶体の摘出に成功。


摘出した水晶体をビーカーの水で洗い、スライドガラスの上に置いたものを、印刷物の上に置き、
水晶体を通して文字がどのように見えるかを調べました。文字が拡大して見えることを確認できました。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:01|パーマリンク
2006年11月07日
11月のSSH関連行事
11月に予定されているSSH関連の主な行事は次の通りです。
1.岡山理科大学連携 女子中高生理系進路選択支援事業
11月5日(日) 笹ヶ瀬川水質一斉調査への参加 〈科学部員〉
11月7日(火)・14日(火) 女子大学院生による生物学実習授業 〈高2生命科学コース〉
11月20日(月)・27日(月) 女子大学院生による生物学実習授業 〈高1生命科学コース〉
11月22日(水)・30日(木) 女子学生による化学実験授業 〈高2生命科学コース〉
※科学技術人材養成等委託女子中高生理系進路選択支援事業については
こちらのページをご覧ください→http://www.nd-seishin.ac.jp/school/ridai.html
2.倉敷地域の科学教育を推進する会
11月18日(土) 13:30~16:00 第3回講演会 (場所:清心女子高等学校)
SSH事業紹介(1)岡山県立倉敷天城高等学校
SSH事業紹介(2)清心女子高等学校
講演「日本がダメなら世界があるさ」
講師:金沢大学大学院自然科学研究科 田崎 和江教授
※『倉敷地域の科学教育を推進する会第3回講演』のご案内については
こちらのページをご覧ください→http://www.nd-seishin.ac.jp/school/science1118.html
3.岡山県自然保護センター環境学習 〈高2 生命科学コース〉
11月18日(土) 研修場所:岡山県自然保護センター(岡山県和気郡和気町)
講師名 :岡山県自然保護センター主任研究員 西本 孝 先生
岡山県自然保護センター主任研究員 森 生枝 先生
野外実習
テーマ:課題を見つけ検証する
4.講座「生命」 〈高2 生命科学コース〉
11月21日(火) 愛知学泉大学 矢部 隆 先生による講義 「外来動物」
11月28日(火) やまね動物病院院長 山根 辰朗 先生による講義
5.川崎医療福祉大学連携講座 〈高2 文理コース〉
「ユニバーサルデザインの視点から人とモノと環境の関係について学ぶ」
講師:医療福祉デザイン学科 徳山 容 先生 ・ 田村 剛章 先生
11月 7日(火) 「バリアフリーWatchingをしよう Ⅱ」 (清心女子高校)
11月14日(火) 「プレゼンテーション・資料づくり」 (川崎医療福祉大学)
11月21日(火) 「プレゼンテーション・発表用ポスター制作」 (川崎医療福祉大学)
11月28日(火) 「発表会」「まとめ」 (清心女子高校)
6.第3回 福山大学生命工学部との連携講座 〈高1生命科学コース〉
11月25日(土) 場所:福山大学生命工学部応用生物科学科
11月7日に行われた岡山理科大学連携「女子大学院生による生物学実習授業」
の様子です。

今回の実験では、酵素の反応条件を調べ、酵素には最適pH、最適温度があることを学びました。


酵素反応について、基質濃度と酵素の関係を学ぶ実験も行いました。
11月7日に行われた川崎医療福祉大学連携講座「バリアフリーWatchingをしようⅡ」の様子です。

前回、川崎医療福祉大学構内で「バリア」を探索しながら撮影したデジタルカメラの写真を見ながら、
グループごとに気づいたことを話し合いながら書き留めていきました。

話し合いの後、今日は清心構内の「バリア」探索を行い、デジタルカメラに記録していきました。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:36|パーマリンク
2006年11月02日
臓器移植と生命倫理
「生命科学コース」高校2年生対象の講座「生命」では、10月31日(火) に東京歯科大学市川総合病院角膜センター長 篠崎尚史先生を講師にお招きして、「臓器移植と生命倫理」というテーマの講義を受講しました。
講義の内容については、こちらのページもご覧ください。
→http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/04_/

少子高齢化社会を迎える日本では、人口減少による労働力不足となる。
創造性に富んだ仕事の質が求められるようになる。

日本の透析患者数は25万人を越え、1兆3千億円の直接医療費が必要となっている。
腎臓移植の必要性も高まっている。

和田心臓移植(日本で最初の心臓移植)の問題点

腎臓移植の推移

日本移植学会倫理指針

死ぬと言うことは、どういう状態をさすか?

移植コーディネーターの仕事
講義の最後には、ご自身の仕事に対する思いを語られた。「人助けになると、楽しい」という言葉が印象に残りました。
投稿者: 山内宏之 日時: 17:33|パーマリンク
2006年09月29日
「生命科学基礎」では…
高校1年生対象のSSH特設授業「生命科学基礎」では、7月下旬の鳥取大学農学部付属フィールドサイエンスセンター(FSC)での研修内容をまとめたプレゼンテーションを作成しています。
グループに分かれて作成したプレゼンテーションの発表が行われました。

樹木観察

枝打ちの装備

樹木測定

今回のプレゼンに対する講評。改善すべき課題について確認しました。
投稿者: 山内宏之 日時: 18:10|パーマリンク
2006年09月26日
音で視る超音波診断装置
高校2年生の川崎医療福祉大学連携講座では、「医療機器のしくみ-音で視る超音波診断装置-」の講義が大学で行われました。
音の正体、音の性質、音と生物、音の利用、音の医療機器について学びました。

携帯タイプの超音波診断装置を使った実演も行われました。

投稿者: 山内宏之 日時: 20:54|パーマリンク
2006年09月19日
メディアと情報を考える
現代社会に生きる私達は、様々なメディアを通して溢れる情報の中で生活しています。
今日の6・7校時、高校2年生を対象に「メディア・リテラシー」と「情報セキュリティ」をテーマとした講座がそれぞれ開講されました。
「メディア・リテラシー」の講座は、講師の先生をお招きして本校の会議室棟2階で行われました。
講義の内容は、こちらも参照してください。
http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/
「メディア・リテラシーとは何か?」「なぜ、メディア・リテラシーが必要か?」についての説明の後、
ワークショップが行われました。

グループに分かれての話し合いでは、「オーディアンスの読みとはどのようなものか?」「クリティカルな読みを深めるとはどういうことか?」について考え、意見発表をしました。
「情報セキュリティ」の講座は、川崎医療福祉大学との高大連携講座で大学の講義室で行われました。
「キーロガー」「フィッシング」「ファーミング」などの説明、実演によってインターネットを安全に使うための基礎知識を学ぶことができました。

スパイウェアとコンピュータウィルスはどう違うのか?

スパイウェア対策やコンピュータウィルス対策についても学びました。
投稿者: 山内宏之 日時: 22:17|パーマリンク
2006年09月05日
「身の回りの統計」
火曜日の6・7校時 高校2年生『発展科目』では、川崎医療福祉大学との高大連携講座「知って、役立つ 『マネジメント』~21世紀の医療福祉サービスとそのマネジメントのあり方~」が開講されています。
9月5日から2学期の講座が始まりました。今日は、大学の講義室で「身の回りの統計」という講義を受講しました。
身の回りのデータを用いて、データの取得から整理・分析を実習し、統計の意味や役割について学習しました。

学校からバスで川崎医療福祉大学に到着

サイコロを振って出た目のデータを集計し、適したグラフを作成。作成されたグラフをもとに、自分のサイコロは正しく作られたものかどうかを考察する実習。

横一列に手をつないで反応の伝わる速さを測定し、データを適したグラフに描く。反応速度をみるには、どのような値を使うのが適当か?、一人が左手の刺激を右手に伝える速度を求める方法について考察する実習。
投稿者: 山内宏之 日時: 22:19|パーマリンク
2006年08月28日
第2回 福山大学生命工学部との連携講座
8月28日、福山大学生命工学部との第2回連携講座が行われました。高校1年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、因島市にある生命工学部附属マリンバイオセンターでの講義・実習です。マリンバイオセンターのHPはこちら↓
http://www.fukuyama-u.ac.jp/life/marine_bio_center/index.html

学校からバスでマリンバイオセンターに到着
午前中は、2つの講義を受講しました。最初の講義は、海洋生物工学科細胞科学研究室の高村克美先生による、原索動物被嚢類(ホヤ類)の発生についての研究紹介でした。研究のおもしろさ、研究の方法、研究成果として期待できることについて、わかりやすく説明して頂きました。

ホヤは我々と同じ脊索動物の一員である

ホヤのゲノムがほぼ解明されている
次の講義は、海洋生物工学科海洋生物育成学研究室の伏見 浩先生による、健康な魚・健全な魚を育てることを課題とした研究の紹介でした。魚の養殖技術の開発や仔魚に与える動物プランクトンを培養する技術の開発についての説明、さらに「科学とは何か?」という問いかけも含めた講義でした。
科学とは、自然の現象の中にある論理を考えること。そのためには、観察することが大切。目だけでなく様々な感覚を動員して見る能力を磨くことによって、見えるものは違ってくる。

人工種苗生産の流れ

ヒラメの発育区分ステージ3
午後は、まずマリンバイオセンター内の水族館を見学し、説明を受けました。

水族館の入口

大水槽の前で説明を聴く
水族館の見学後、海洋生物育成学研究室の養魚飼育施設を見学しながら小谷知也先生の説明を聴きました。ヒラメ、マダイ、トラフグ、オニオコゼの仔魚・稚魚を観察できました。

ヒラメの養殖槽

それぞれの養殖槽の説明を聴く

オニオコゼをデジタルカメラで撮影

養魚飼育棟にはオニオコゼの稚魚の養殖槽が並んでいた。成魚とは異なる姿を観察、デジタルカメラで記録。
養魚飼育施設の見学後は、実験室で実習を行いました。一人に一台ずつ、生物顕微鏡と実体顕微鏡が準備され、ホヤの幼生や卵細胞を生物顕微鏡で、ヒラメの稚魚と動物プランクトンのワムシを実体顕微鏡でじっくりと観察できました。

免疫染色における固定法の説明

生物顕微鏡によるホヤの観察

顕微鏡に見入る生徒たち

ヒラメの骨格を実体顕微鏡で観察

動物プランクトンについての説明

スライドガラスに試料の動物プランクトンを載せるための準備を行う

実体顕微鏡で動き回る動物プランクトンを観察
マリンバイオセンターの先生方には丁寧にご指導頂き、ありがとうございました。生徒達は海洋生物についての理解を深めるとともに、先生方の研究に対する情熱を感じることができたと思います。
福山大学生命工学部との連携講座は、次回、応用生物科学科での実習が計画されています。
投稿者: 山内宏之 日時: 22:06|パーマリンク
2006年07月31日
岡山大学SPP 第5回・第6回・第7回
岡山大学サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト「海の不思議な世界」の様子をお伝えします。
7月15日(土)は、節足動物の進化について岡山大学の三枝助教授の講義を理学部大講義室で受講した後、環形動物と節足動物の解剖と観察を理学部生物実験室で行いました。
7月16日(日)は、プレゼンテーション作成と発表技術についての学習を理学部電算室で行いました。
最終回の7月29日(土)は、岡山大学SPPで行ってきた講義や実習を通して学んだことや観察結果をプレゼンテーションとしてまとめ、各グループ約20分で発表しました。本校からは、生命科学コースの高校2年生が参加し、実習中の面白い出来事や皆に伝えたいと思うことを発表しました。

節足動物の進化についての講義


なぜゴカイのような多体節構造の動物が現れたのか?


環形動物の体制と節足動物の体制を実際の解剖により比較し、環形動物から節足動物が進化した証拠を見つける。

プレゼンテーションの作成にはグループごとの受講生徒どうしのコンセンサスが重要になる。


本校の生徒グループによる発表
投稿者: 山内宏之 日時: 22:25|パーマリンク
2006年07月29日
高校1年生 蒜山研修
7月25日~29日、高校1年の蒜山研修が行われました。
文理コースはノートルダム清心女子大学蒜山セミナーハウスで、
生命科学コースは鳥取大学農学部付属フィールドサイエンスセンター(FSC)で、
4泊5日のプログラムに取り組みました。
生命科学コースの研修内容については、「生物教室」のページをご覧ください。
http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/
生命科学コースの研修の様子をこちらでもいくつか紹介しましょう。

1日目と2日目の夜は、英語講座がありました。

4日目の夜は、野外実習のまとめに取り組みました。実習内容を記録した写真やデータを整理しながら、今回の研修で学んだことを発表する準備を進めていきます。

文理コースの蒜山研修では、「自ら学ぶ」姿勢を体得することをめざして、英語・数学・国語・学び方の4つの講座と自主学習に打ち込み、さらに「蒜山の自然と人文」に関する講演と早朝の野外観察が行われました。

ノートルダム清心女子大学蒜山セミナーハウス

「英語」講座

「数学」講座

「国語」講座

「学び方」講座

講演「蒜山の自然と人文」



早朝の野外観察会

自主学習時間を延長して学習に打ち込む生徒達
投稿者: 山内宏之 日時: 22:08|パーマリンク
2006年07月15日
福山大学生命工学部との連携講座
7月15日、福山大学生命工学部との第1回連携講座が行われました。高校1年生・生命科学コースの生徒が受講しました。今回は、生物工学科での講義・実験です。

福山大学の駐車場と大学会館

生命工学部生物工学科は17号館
午前中は、「生命科学とはどんな学問分野?」というテーマで講義がありました。
生命科学といわれる分野は幅が広く奥の深い学問を含んでいること、生命科学の成果はどんなところへ活用されているかなどを学び、「どんな学問をしてみたいか?」「将来どんな分野の仕事をしたいか?」について考える材料を提供されました。

講義をしてくださったのは秦野琢之先生

講義のテーマ

「生きている」ことと「死んでいること」・・・境目はどこに?
午後からは、3~4人のグループに分かれて様々な実験を行いました。

実験室で説明を聞いています
生物工学科の各研究室の先生方や学生さん達の指導を受けながら、生徒は次のようなテーマで実験に取り組みました。
1.微生物に親しむ
2.DNAの抽出と電気泳動による分離
3.遺伝子組換え微生物を使って植物色素を分解してみよう
4.線虫(センチュウ)の行動を観察する
5.マウスの培養細胞を用いて分裂期の染色体を観察しよう
6.酵素の働きを可視化して学ぶ
7.植物の色の変化を調べよう
8.クロマトグラフィーとは?










生物工学科の先生方には丁寧にご指導頂き、ありがとうございました。生徒達は実験の面白さを体験することができました。
福山大学生命工学部との連携講座は、次回、海洋生物工学科のマリンバイオセンターでの実習が計画されています。
投稿者: 山内宏之 日時: 20:24|パーマリンク
2006年07月01日
岡山大学SPP 第3回・第4回
6月17日(土)18日(日)に行われた岡山大学サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト
「海の不思議な世界」3日目・4日目の様子をお伝えします。
17日は、広島大学の長沼先生による深海生物学に関する講義が行われました。

チューブワームの体構造

地球を食べる謎の深海生物
18日は、水産総合研究センターの浜口先生による海洋生態系についての講義や生物実験室での実習が行われました。

瀬戸内海の海岸の種類


本校の生徒も積極的に実習に参加していました。
投稿者: 山内宏之 日時: 21:36|パーマリンク
2006年06月13日
女性の視点から野外彫刻を考える
高2生命科学コース授業「生命」では、女性フォーラムの方々を講師にお招きして、
街角の女性の裸像をジェンダーの視点から分析しました。
意見を出し合いながら、女性の命を大切にした街角芸術について考えました。

講義は対話形式で行われました。自分の意見を求められます。


最後に、自分の考える野外彫刻をイメージしてまとめました。
投稿者: 山内宏之 日時: 22:31|パーマリンク
2006年06月12日
岡山大学SPP 2日目
岡山大学サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)「海の不思議な世界」
第2回目(6月11日)は、「磯採集」。
バスで牛窓の錦海湾に行き実習を行いました。

投稿者: 山内宏之 日時: 23:10|パーマリンク
2006年06月10日
岡山大学SPP始まる
岡山大学サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)
「海の不思議な世界:海洋生物の多様性・生態・進化のしくみをさぐる」が始まりました。
第1回目の今日は、
岡山大学理学部大講義室で「海洋環境・海洋生物について」岡山大学三枝助教授の講義を受け、
岡山大学理学部生物実験室で「藻場やカキ床に集まる海産動物の観察」を行いました。
本校から参加した生徒11名(高校1年生2名、高校2年生9名)は、研究室のスタッフの指導を受けながら楽しく実習に取り組みました。



投稿者: 山内宏之 日時: 21:21|パーマリンク
2006年06月08日
芸術家の視点から野外彫刻を考える
高校2年・生命科学コースの授業「生命」では、彫刻家の西平孝史さんを講師にお迎えしました。
野外彫刻について、作家の側から考える視点を提供していただきました。
講義内容については、こちらもご覧ください
http://www.nd-seishin.ac.jp/highschool/lifescience/link/06-08.html

投稿者: 山内宏之 日時: 16:44|パーマリンク
2006年06月06日
プレゼンにチャレンジ
火曜日の6・7校時 高校2年生『発展科目』では、川崎医療福祉大学との高大連携講座が開講されています。
講座内容はこちらhttp://www.nd-seishin.ac.jp/highschool/literature/kawasaki1.html
今日は、「プレゼンにチャレンジ」。川崎医療福祉大学の演習室でプレゼンテーションの基礎を確認したあと、1分間スピーチの組み立て方を演習形式で学びました。「目的」をもって相手に「伝える」ために必要な技術を体験することができました。

プレゼンテーションの技法とは?

砂時計で時間を計りながら1分間スピーチに挑戦!

最後は発声練習で締めくくりました。
投稿者: 山内宏之 日時: 22:37|パーマリンク
2006年05月11日
授業「生命」で街角の彫刻調査
5月9日の授業「生命」は、岡山駅周辺で野外彫刻の調査活動をしました。朝は曇っていたので、天候が心配でしたが、正午過ぎから晴れだし、現地に到着したころには、汗だくなるような晴天でした。岡山駅前を出発して、西川緑道公園までは一緒に移動し、そこから5名のグループで、14:30~16:00の時間帯で街角の彫刻を探して歩きました。



投稿者: 秋山繁治 日時: 11:11|パーマリンク
2006年04月30日
4月29日蒜山の火入れ(鳥取大学農学部)
鳥取大学の施設を使って、夏に生命科学コースの高校一年生の宿泊研修(4泊5日)を行う計画になっているので、下見に行った。ちょうど、翌日に火入れをひかえて、鳥取大学の学生さん達は実習中で、昼ご飯を山の上で食べながら、実習の相談をさせていただいた。

火入れ前の調査

火入れ後の山の様子
投稿者: 秋山繁治 日時: 11:45|パーマリンク
2006年04月27日
2006年度 授業「生命」が始まりました。
4月18日、高2生命科学コース対象の授業「生命」の第一回の講義を行った。内容は前半がガイダンス、後半が、「水夫の話」を使った話し合いであった。今回の授業の目的は、「人によっていろいろな考えかたをする」ということを実感してもらうことであった。

パワーポイントを使ってこれからの授業展開を説明

「水夫の話」を話題にしたグループ討議

グループごとの討論結果の発表

生徒の発表をうけての「まとめ」
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:28|パーマリンク
