スーパーサイエンスハイスクール

集まれ!理系女子 第9回

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2013年6月

第5回「SSH科学英語研究会」を開催

2013.06.27

本校は科学英語の充実に向け、ツールとしての英語運用能力の育成に重点をおいた研究開発に取り組み、平成21年度以来、4度にわたる科学英語研究会を開催してきました。今年度も引き続き、2つのタイプのディベートを取り入れた授業を実践し、6月23日に公開しました。

1.実施日 平成25年 6月23日(日) 13:00~16:30
2.会 場 ノートルダム清心学園 清心女子高等学校 記念館
3.日 程 
13:00~13:10 開会行事
13:10~13:30 SSH概要説明
13:40~14:30 公開授業①
14:40~15:30 公開授業②
15:40~16:20 研究協議
16:20~16:30 閉会行事

*公開授業① 13:40~14:30
( 担当 : マシュー=デイヴィス  問田 雅美   生徒 : 生命科学コース2年生 )

生命科学コースでは “国際的な科学技術系人材を育成する教育プログラム”における科学英語のカリキュラム開発の一環として、学校設定科目「実践英語」の授業を実施している。そして外国人教師主導型のティームティーチングで、ディベートを目指した言語活動を行う授業を展開している。ディベートはさまざまな要素が統合された活動である。そのため、「実践英語」では、長期的な指導計画を立て、実際にディベートができるまでに段階的な指導を行っている。
今年度は、“The introduction of the new prenatal diagnosis test is justified”「新型出生前診断の導入は正当といえる」という論題でのディベートにむけて、内容に関する学習と英語の表現活動とを組み合わせた授業を進めている。
今回の公開授業では、ディベートに求められる能力の中でも非常に大切な、相手の発言を素早く正確に聞き取り、それに対し的確に質問や反論をすることに焦点を当てた言語活動を行う。

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*公開授業② 14:40~15:30
( 担当 : マーク=ブラントン 是近博志   生徒:NELP 1年生 )

本校ではNELP(Native English Language Program)生徒を対象に、ディベート力を養うためのプログラムを実施している。
今回は“We should legalize surrogate motherhood in Japan ”「日本において代理母制を合法化すべきだ」という論題である。公開授業ではこのディベートで生じる双方の論点をプレゼンテーションとして発表し、その後、討論に発展させようと考えている。聴衆も討論に参加できるようにする。
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当日は県外の学校からも参加していただき、約70名の皆様方に本校の取り組みを紹介することができました。今回の研究会が科学英語をテーマとした各校の今後の取り組みの参考となれば幸いです。研究協議では、ご指導、ご助言を賜り、ありがとうございました。
今後も、本校の取り組みに関心をお寄せいただき、多くの学校や地域の方々との交流の機会を持ちたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 
【生徒の感想】
*今まで出生前診断というテーマで長い間勉強してきて、内容の理解が深まりました。何回もディベートを重ねてきたけど、このテーマは勝敗を決めるのがとても難しいテーマだと分りました。この授業を通して生命倫理について興味を持つことができたのがよかったです。
*このような内容の授業はなかなかできないことだと思います。今までディベートに向けてやってきたことが、今日大勢の前で発表できて達成感を感じています。ここで身につけたものを今後生かしていこうと思います。
*このディベートの授業を受けなかったら知らなかった事柄や新しい単語や話し方など、たくさんの事を学ぶことができました。「私は英語でディベートをしたんだ」という自信がつきました。とても良い経験でした。
*何度もディベートをしていくうちに、相手の主張が聞き取れ、メモがとれるようになりました。書くのも大事だけれども英語は言葉なのでやはり実際に話して使ったほうが身につくと思いました。
*たくさんの聴衆がいる中、スクリーンの前に立って意見を述べることは初めてで、貴重な体験ができたと思います。今後はこの経験を生かしてアイコンタクトや話し方をしっかり考えたいと思いました。


※ 本校では2学期に以下の発表会を予定しています。
10月25日(金)SSH研究成果発表会 (会場:清心女子高等学校)
10月26日(土)集まれ!理系女子 第5回女子生徒による科学研究発表交流会
          (会場:福山大学社会連携研究推進センター)

投稿者:yamauchi

「生命科学実習」大学での実験講座(第1回目)

2013.06.15

実施日:平成25年6月15日(土) 10:30~16:00
場所:福山大学生命工学部生物工学科
対象:生命科学コース1年生
目的
大学の施設で大学の先生から生命科学という分野に関する講義を聴き、設備の整った実験室で、大学の先生や大学院生の指導のもと、高校では扱わないような実験を体験し、科学に対する理解と興味を深め、関心を喚起する。
実習内容
福山大学と連携し、生命工学部生物工学科、海洋生物科学科、生命栄養科学科の3つの学科において年3回の講義と実習を行う。実習は小グループに分かれ、それぞれのグループを先生と学生が指導する。
10:30~ 講義「生命科学とはどんな学問分野?」
13:00~ 実習「簡単な、でも結構おもしろい生物・化学実験」
      ・DNAの抽出と電気泳動による分離
      ・酵母の生活史
      ・植物の色の変化を調べよう
      ・見る技術(実体顕微鏡・走査型電子顕微鏡)

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DNAの抽出と電気泳動による分離

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酵母の生活史

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植物の色の変化を調べよう

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見る技術(実体顕微鏡・走査型電子顕微鏡)

高校1年生の時に、「生命科学実習」を行った、現在大学生である本校卒業生対象のアンケート結果では、
80%の卒業生がこの実習体験が大学での学習に役立っていると回答している。


投稿者:yamauchi