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集まれ!理系女子 第9回

SSH研究開発実施報告書/SSH関連 資料・報告書

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2012年11月

「第3回 中高連携理科教材研究会」 を開催しました

2012.11.29

【目的】
本年度は、日頃の授業で学習した理科の内容が、社会ではどのように活かされているのかを伝えるため、企業講師と一緒に教材開発を進め、新しい授業風景として、企業と協力した授業作りを提案しました。
企業が持ち込むキャリア教育の一環としての出前授業と異なり、授業の進度を意識したカリキュラムに適応した教材を公開授業として行いました。

【日時】 平成24年11月24日(土) 13:00~15:40
【会場】 清心中学校・清心女子高等学校
【内容】
公開授業① 「細菌類の検出」 《中学3年生 理科》
企業講師 林純薬工業(株) 杉山富二男氏 
 分解者の内容を履修後、食品の衛生検査に使われるペトリフィルムを用いて、身の回りから細菌類の検出を行う。シャーレ培地を用いない現場での細菌検査を体験する。
*授業のねらい*
・分解者である、菌類・細菌類の役割を学習した後に、このような微生物が目には見えないが、身の回りにいることを発見させる。
・食品産業などでは、目に見えない菌類・細菌類に対して、徹底した対策を日頃から行っていることを学び、その労力軽減のために、道具を開発する企業があることを認識させる。

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公開授業② 「PVAとビニロン 水に溶ける繊維」 《高校3年生 化学Ⅱ》
企業講師 (株)クラレ倉敷事業所 桜木功氏
 合成高分子を履修後、習った物質が身の回りのどこに活かされているのか、ポリビニルアルコール(PVA)の派生製品を中心に学習する。水温によって溶解性の異なる繊維を用いた実験も行う。
*授業のねらい*
・構造式と化学反応式で学習した物質(PVA)に実際にふれることで、学習内容を実物と結びつけ、知識の定着をねらう。
・学習した物質が、その特性を活かして、身の回りでどのように利用されているかを学習し、日頃から物質に対する知的好奇心を高める。
・地元の企業の世界一の技術にふれ、化学分野に対する将来像を開拓する。
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実験交流会 
 実際に実験を皆で試してみながら、教員同士の技術の共有を図りました。
*PETボトルからポリエステル繊維をつくる ((株)クラレ倉敷事業所 桜木功氏)
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*拭き取りチェックの行い方(林純薬工業(株) 杉山富二男氏)

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 ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。今後も、交流と連携を充実させていきたいと考えております。
参加者のアンケート結果は、こちらをご覧ください。
→ http://www.nd-seishin.ac.jp/news/pdf/no3_questionnaire.pdf

投稿者:yamauchi

第4回 集まれ理系女子!女子生徒による科学研究発表交流会 を開催

2012.11.01

【目的】
①科学研究に取り組む女子生徒に発表の機会と生徒同士の交流の場を設けることにより、互いに刺激し合いながら研究への意欲を高め、次世代の科学技術を担う女性研究者の育成につなげていく。さらに、理系女子同士の友好を深め、理系進路をめざす仲間意識を育む。 
②大学院等で研究を続ける女性研究者と女子生徒の交流の場を設けるとともに、研究内容や経歴に関する女性研究者の口頭発表や講演を通して、理系女性のロールモデルに接することで、女子生徒の理系分野へのキャリア意識を高める。
③女子生徒による科学研究発表会を一般に公開することにより、中学生を含む生徒に向けて理系分野に対する興味・関心を喚起する。さらに、女子生徒が科学技術分野へ夢をもって進んでいくことを積極的に受容できる社会へと変容するための意識改革や啓発活動としての役割を果たす。

【日時】 平成24年10月27日(土) 10:00~16:30
【会場】 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館) 広島県福山市丸之内1丁目2番40号   
【後援】 岡山県、岡山県教育委員会、倉敷市教育委員会、福山市教育委員会
【内容】
開会行事

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福山大学生命工学部長 秦野教授の挨拶

①女性研究者による口頭発表3題 10:10~11:00

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福山大学生命工学部 宮尾さんによる発表「脂肪酸ω酸化経路の生理的意義の解明」

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京都大学大学院理学研究科 前田さんによる発表
「暗黒ショウジョウバエにおける暗闇環境への適応のメカニズム」

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大阪府立大学大学院理学系研究科 中谷さんによる発表「分裂酵母における酸化ストレス応答」

②ポスター発表(女子中高校生・女性研究者) 11:00~12:00 13:00~14:30
 参加中学・高校は21校
 明治学園中学高校(北九州)、ノートルダム清心高校(広島)、安田女子中学高校(広島)
 岡山県立玉島高校・倉敷天城高校・玉野高校・岡山一宮高校・矢掛高校(岡山)
 岡山理科大学附属中学高校、兵庫県立三田祥雲館高校、武庫川女子大学附属中学高校(兵庫)
 和歌山信愛女子短期大学附属高校、岐阜県立岐阜農林高校、名城大学付属高校(愛知)
 文京学院大学女子高校(東京)、玉川学園高等部中等部(東京)、東海大学付属高輪台高校(東京)
 早稲田大学本庄高等学院(東京)、市川学園市川高校(千葉)、清真学園高校(茨城)
 清心中学校・清心女子高校

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ポスター発表会場
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他校の研究発表に興味津々
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中学生も発表
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女性研究者のポスター発表は14件

③講演 14:40~16:00
『誰も知らないことを発見する喜びー研究する人生』 福田公子 氏 (首都大学東京大学院准教授)
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『ミレニアム開発目標と女性の未来』 東優子 氏 (大阪府立大学人間社会学部教授)
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閉会行事

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閉会行事では、参加した各学校の一つ一つの研究に奨励賞が贈られました。

ポスター発表に65テーマ(中高生51テーマ、女性科学研究者14テーマ)の参加があり、九州から関東地方までの学校の生徒たちと女性科学研究者の交流を行うことができました。
当日の参加者は、教育関係者、保護者、一般の方々も含め、総数は261名となりました。ご講演をいただいた先生方をはじめ、参加していただいた皆様方のご協力により今年も有意義な交流会となりました。感謝申し上げます。
参加者のアンケート結果は、こちらをご覧ください。
→ http://www.nd-seishin.ac.jp/bio/2012/10/post_1059.html

投稿者:yamauchi

平成24年度 SSH研究成果発表会 を開催

2012.11.01

【目的】
本校生徒によるSSH活動の紹介・課題研究の発表、卒業生による講演、科学研究者による講演を、教育関係者や本校保護者に公開し、SSH事業に関する成果普及と地域の理数教育支援を図る。
また、併設の中学校も含む全校生徒が参加することによって、理数分野に対する興味・関心の向上を図るとともに、理系女子学生を育てるキャリア教育プログラムとして位置づける。

【日時】 平成24年10月26日(金) 午前10:00~12:50
【会場】 清心女子高等学校
【内容】
①SSH活動の紹介

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②自然探究A(ボルネオ研修)の報告
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③自然探究Ⅱ(沖縄研修)の報告
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④課題研究口頭発表 時間生物学グループ
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研究発表について質疑応答

⑤卒業生の講演 「始まりは出会いから ~私が理系を選んだ理由(わけ)~」 
  前田祐伽(広島大学理学部)
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在校生へのメッセージは、「勉強はもちろん様々なことにチャレンジしてほしい」「視野を広く持つこと」。 

⑥「幹細胞を知りたくて ~発生学+1の視点にこだわる理由~」
  岡本和子(京都大学大学院理学研究科)
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高校生へのメッセージは、「自分が責任をとりたいと思える進路に進んでください」
中学生へのメッセージは、「楽しそうだなと思える事柄を増やしておきましょう」

⑦講演 「ヒトの発生・カエルの発生 ~内向的な細胞と外向的な細胞による形作りのメカニズム~」 
  講師:西松伸一郎 氏(川崎医科大学講師、SSH運営指導委員会副委員長)
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【発表会に参加してくださった先生方の感想】
・高校生がどのくらいのレベルの研究ができるのか興味があり、本日の発表会に参加しました。機会・環境・指導者が充実していれば、大学レベルに近い研究ができるという事が分かりました。特に、科学に興味を持つのに、現地研修やSSH発表会などの機会が非常に大事だと思い、そのような機会を設けている貴校の方針が素晴らしいと思いました。
・発表内容に対して、会場の生徒さんが積極的に質問をしている姿勢は素晴らしい。
・卒業生の講演という企画は、在校生が将来を知り考えるには、とても良い内容でした。
・卒業生の講演は、興味深いものでした。在校生と同じ中高時代を過ごした卒業生からのメッセージは、とても強烈に伝わると思います。
・卒業生の話は素晴らしかった。特に、母校が自分の礎になっているというところ、自らの意志をはっきり持ったところなどが教育の賜物だと感じた。よい刺激をいただきました。生徒の反応もとてもよかったです。質問もよかったです。

投稿者:yamauchi