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集まれ!理系女子 第9回

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2011年6月

第3回SSH科学英語研究会を開催しました

2011.06.25

本校は科学英語の充実に向け、ツールとしての英語運用能力の育成に重点をおいた研究開発に取り組み、一昨年以来、2度にわたる科学英語研究会を開催してきました。今年度は、昨年に引き続き、2つのタイプの英語ディベートを取り入れた授業を実践し、公開しました。

1.実施日 平成23年 6月25日(土) 13:00~16:30
2.会 場 ノートルダム清心学園 清心女子高等学校
3.日 程 12:30~13:00 受 付
       13:00~13:10 開会行事
       13:10~13:20 SSH概要説明
       13:30~14:20 公開授業①
       14:30~15:20 公開授業②
       15:30~16:20 研究協議
       16:20~16:30 閉会行事
4.公開授業の内容
公開授業① ( 担当 : 問田 雅美   生徒 : 生命科学コース2年生 )
“国際的な科学技術関係人材を育成する教育プログラムの開発”という研究開発の一環として学校設定科目「実践英語」の授業を実施している。コミュニケーション能力や論理的思考力、英語でのプレゼンテーション能力を養うことを主眼として生命を科学的に捉える視点を論題とした英語ディベートに取り組むことが本校の「科学英語」の特色である。今回の公開授業では、社会問題にもなっているペットの殺処分を題材とした英語ディベートを行い、その後、感想や意見を英語でまとめ、発表させることにより、「ツール」としての英語を意識させる。
論題:Japanese people should have a license to keep pets.

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公開授業② ( 担当 : マーク=ブラントン、岡崎智子  生徒:NELP 1年生 )
NELP(Native English Language Program)生徒を対象に、Nativeの教師によるディベート形式の授業を行う。自らの主張とは異なる立場に立っても論理に一貫性を持たせ、相手を説得する経験をしてコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を養うことを主眼としている。今回の公開授業では社会問題にもなっている捕鯨を題材とした英語ディベートを行う。
論題:Whaling should be banned.

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当日は東北・関東や九州の学校からも参加していただき、60名を超える多数の皆様方に本校の取り組みを紹介することができました。今回の研究会が科学英語をテーマとした各校の今後の取り組みの参考となれば幸いです。研究協議では、ご指導、ご助言を賜り、ありがとうございました。
 今後も、本校の取り組みに関心をお寄せいただき、多くの学校や地域の方々との交流の機会を持ちたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

参加者の感想をいくつか紹介させていただきます。
*公開授業ではタイプの異なる生徒集団のディベートだったので、興味深く拝見することができました。研究協議では詳しいお話も聞くことができたので、本校で実践できることはどんどん取り入れていきたいと思いました。
*今日にいたるまでの経緯が文面のみでなく、話や映像で大変わかりやすかったです。理想的な形(最終的な形)に至るまでのご苦労や工夫なさっている点など大変参考になりました。
*2年の生徒さんは特に英語のクラスではないそうですが、良くトレーニングを積んでいてすごいと思います。1年のクラスはとても優秀で素晴らしかった。4月に入学したばかりで、これだけ自己表現できるようになるのは、カリキュラムと先生方の熱心なご指導があったのでしょうね。
*公開授業①に感銘を受けました。生徒たちの伝えたい思い、達成した満足感が伝わってきました。こうして生徒たちは、英語だけでなく様々な意味でstep-upしたことでしょう。私もこのような体験を生徒に踏ませたいと思いました。
*英語が少し苦手な生徒でも、時間をかけて指導することで伸びると実感しました。生徒が楽しそうに真剣に取り組んでいる姿が印象的でした。
*インプット→アウトプットが必然的に行われる流れになっているのがディベートの有効性だと思いました。リサーチの動機づけになるディベートだと思いました。ここに至るまでの授業もみてみたいと思いました。

投稿者:yamauchi

「生命科学実習Ⅰ-①」大学での実験講座

2011.06.11

実施日:平成23年6月11日(土) 10:30~16:00
場所:福山大学生命工学部生物工学科
対象:生命科学コース1年生
目的
大学の施設で大学の先生から生命科学という分野に関する講義を聴き、設備の整った実験室で、大学の先生や大学院生の指導のもと、高校では扱わないような実験を体験し、科学に対する理解と興味を深め、関心を喚起する。
実習内容
10:30~ 講義「生命科学とはどんな学問分野? 私が気になっていること」(秦野琢之教授)
13:00~ 実習「簡単な、でも結構おもしろい生物・化学実験」
      ・DNAの抽出と電気泳動による分離
      ・酵母の生活史
      ・酵素分析 食物に含まれるブドウ糖の量を測定しよう
      ・植物の色の変化を調べよう
      ・クロマトグラフィーとは?

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秦野琢之先生による講義では、生命科学といわれる分野は幅が広く奥の深い学問を含んでいること、生命科学の成果はどんなところへ活用されているかなどを学び、「どんな学問をしてみたいか?」「将来どんな分野の仕事をしたいか?」について考える材料を提供されました。

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DNAの抽出と電気泳動による分離

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酵母の生活史

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酵素分析 食物に含まれるブドウ糖の量を測定しよう

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植物の色の変化を調べよう

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クロマトグラフィーとは?


生徒の感想
*最初の講義でライフサイエンス=理系という考えに自分がとらわれていたことに気付いて、就きたい職業を考えるときにもっと視野を広げなければと思った。実験ではDNAを取り出すことができたことに驚いた。とても楽しかったし、勉強になった。
*今までしてきた実験の中でも、私の中ですごく本格的だった。今日のこの実験を楽しみにしていたので、良かったと思う。すごく分かりやすくてまた来たくなった。
*普段の授業では体験できない貴重なことをさせてもらえてとても良かった。本当にいろいろな分野が混ざって一つのことが理解できるのだと思った。

投稿者:yamauchi