「物質科学課題研究」が始まっています
2009年度から、文理コース2年生を対象に「物質科学課題研究」(週2時間)が新設されています。
この講座の内容と目的は次の通りです。
①身近にある物質で数多くの測定を行い、その分析結果から法則性を見つけ出し、さらに実験を通して物質間の相違にあたる法則性を発見することに挑む。これらの研究を通して、実験技術・課題発見能力・創意性の育成を図ることができると考えた。
②小学生や地域市民対象の科学教室の開講をめざして、実験授業の創作を行う。より身近な物質を使うこと、より簡単な方法で行えること、小学校などのカリキュラムに即した知識で取り組めること、参加者に課題意識を沸き立たせる工夫を考えることなど、科学を身近なものとして伝えていく方法を追求する。この研究を通して「科学」を客観的にとらえるとともに、問題解決能力の育成を図ることができると考えた。
1学期は、岡山大学農学部・農芸化学コース・食品生物化学研究室の中村 宜督先生にご指導を頂きながら実験を始めています。

岡山大学農学部と農芸化学コースの研究内容の紹介



6月16日の実験では、濃さの違う4つのビタミンC水溶液を作り、専用の薬品を使い酸化防止のはたらきを、色で確認しました。
6月23日には、特別講座として日本福祉大学・健康科学研究所の島村光治先生をお招きして、
「味覚情報処理とミラクリン(植物を通じて味覚のしくみを理解する)」という講義を行って頂きました。


講義の中で味覚修飾植物であるギムネマとミラクルフルーツの効果を、実際に味わって体験しました。ギムネマは、甘味を感じなくさせる効果が、ミラクルフルーツは、酸っぱい物を甘く感じさせる効果があります。
さらに、島村先生には、中学生・高校生の希望者対象の講座も放課後に開いて頂きました。80名程の生徒が参加し、ギムネマとミラクルフルーツの体験を通して、味覚のしくみについて理解を深めることができました。

放課後の講座は記念館アリーナで実施。


参加者全員がミラクルフルーツを体験。酸っぱいレモンも甘くなり、おかわりを希望する生徒が続出。
投稿者: 山内宏之 日時: 2009年06月23日 21:52|パーマリンク
