女子の理系進学を支援する教育プログラムの実施による社会の意識改革の推進

 伝統のある私立女子校という旧来の意識の呪縛から逃れにくい学校が、先進的に女子生徒が理系をめざすことを支援することは、社会の意識を変えるきっかけとして重要であると考えられる。女子校の特徴として、学校行事、生徒会活動や実験・実習、宿泊研修などの生徒の活動すべてにおいて女子生徒がリーダーシップをとらざるを得ない状況がある。そのことを逆に言えば、女性のリーダーシップを養成するのに適した環境であるともいえるのである。
 本校では、先にあげた社会状況の趨勢を踏まえて、平成18年度から、普通科の中に「生命科学コース」「文理コース(2年次に文理を選択)」の2コースを設定する。理系への進学を前向きに支援する体制を充実させ、理数系教育をさらに推進していくという方針である。コースごとに教育課程を編成し、それぞれのコースの特性に合わせた教育活動を展開することによって、教育活動全体の中で、理系分野への進路選択を前向きに選ぶことができる女性を育てることができると考えられる。そして、女子の科学技術分野に対する興味・関心の喚起・向上にも資することができると考えられる。さらに、本校の卒業生を含めた女性研究者を理数系の授業や進路選択支援の教育活動に積極的に活用することにより、女性が科学技術分野に進む上で参考になるロールモデルの情報提供を推進できる。
 また、このような女子の理系進学を支援する教育プログラムを実施することで、女子の理系選択に対する教員・保護者の理解、ひいては社会の意識改革が進むことに貢献できると考えられる。


女子の理系進学を支援する教育プログラム

投稿者: 秋山繁治 日時: 2006年03月28日 14:09|

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