2006年03月28日
理数系教育に関する教育課程等の特色
○クラス編成
2年次に文系・理系クラスに分かれ、3年次には理系がさらに理Ⅰ・理Ⅱに分かれる。理Ⅰは農学・薬学系、理Ⅱは理工・医歯学系の進路を主としてめざす教育課程になっている。学年全体の3分の1程度が理系クラスを選択している。
○「国際情報」「発展科目」
平成10年度より1年次において「国際情報」(必修科目1単位、平成15年度から「情報A」)を開設。「国際情報」を通して身に付けた情報化と国際化に対応する基礎的な力を土台に、平成11年度より2年次において「発展科目」(必修科目2単位)を開設。「発展科目」では、生徒が学習テーマを自ら選び、主体的に学び続けていく力を育成することを目的とした15程度の講座を開講。理数系講座としては、「生命」「人間とバランス」「コンピュータと数値計算」「もっと使おうコンピュータ」「数学史」「応用数学へのアプローチ」などを開講し、学年全体の半数程度が理数系講座を受講している。
○「学び方講座」
平成10年度より1年次の夏季休業中に実施される蒜山合宿において、「学び方講座」を開講している。この講座では1コマ100分の授業を3コマ使って全生徒を対象に、論理的な思考力とメディアリテラシーの育成を目的とした講義を、独自のテキストを使用して実施している。講座の担当者には理科の教員も加わり、理数系教育の一環としても位置づけられ有効に活用されている。
○「研修旅行自然環境コース」
平成11年度より2年次における研修旅行をコース選択制とし、その中に沖縄自然環境コースを設定。平成15年度からは、研修地を沖縄本島から西表島へ移し、自然体験に重点を置いた研修を実施している。平成14年度からは、沖縄に加え北海道自然環境コースも設定し、沖縄と北海道におけるフィールドワークを事前学習も含めて充実させている。
以上のように本校ではこれまで、「国際情報」(「情報A」)「発展科目」「学び方講座」「研修旅行自然環境コース」を教育課程の中に効果的に位置づけ相互に連携を図りながら理数系教育の推進に取り組んできた。

投稿者: 秋山繁治 日時: 13:57|パーマリンク
大学や研究所等関連機関との連携状況
2年次の「発展科目」では、学習活動における新しい試みとして高大連携に積極的に取り組んできた。理数系講座においても、大学や研究所等関係機関との連携は活発に行われており、特に最も受講者数の多い講座「生命」においては多数の講師を招聘して講義を実施している。
また、2年次における研修旅行では、沖縄自然環境コース・北海道自然環境コースを設定し、地域の大学や研究所等との連携によるフィールドワークを実施している。
【講座「生命」に協力していただいた講師】
阿形清和 京都大学・発生生物学
高橋淑子 理化学研究所 発生再生科学総合研究センター
篠崎尚史 東京歯科大学・移植コーディネーター
岩尾康宏 山口大学・発生生物学
渡邊富夫 岡山県立大学・コミュニケーションロボット
平山 諭 倉敷市立短期大学・心理学
西松伸一郎 川崎医科大学・分子生物学
安藤陽子 川崎医科大学・産婦人科医師
佐藤國康 川崎医科大学・自然保護
矢部 隆 愛知学泉大学・カメの生態
秦野琢之 福山大学生命工学部・生物工学
須藤鎮世 就実大学・薬学
宮田興子 神戸薬科大学・製薬化学
佐々木 緑 重井医学研究所・薬剤師
東 優子 大阪府立大学・女性学
山根辰朗 やまね動物病院・獣医師
地職 恵 岡山県自然保護センター・自然観察
西平孝史 立体創作工房・野外彫刻
真邉和美 岡山市男女共同参画推進センター「さんかく岡山」・女性の人権
戸井さとみ 再評価カウンセリング
乙竹文子 メディアフォーラム・メディアリテラシー
【研修旅行自然環境コースに協力していただいた講師】
山城秀之 名桜大学国際学部観光産業学科・サンゴ
中野義勝 琉球大学・瀬底島熱帯生物圏研究センター
金城和三 沖縄国際大学・オオコウモリ
中西 希 総合地球環境学研究所・イリオモテヤマネコ
村田 行 村田塾・自然観察指導
朽木太佳子 北海道大学・農学部大学院生
投稿者: 秋山繁治 日時: 13:56|パーマリンク
国際性を高める取り組み
○英会話授業の充実
本校では国際性の育成をめざして、外国人教師と日本人教師との協力で、より生きた英語が修得できるよう工夫している。英会話の授業は1クラスを2分し、2人の外国人教師で少人数による授業を行っている。
○海外研修制度・留学生の受入
海外研修制度としては、姉妹校等における1年間の留学(単位認定留学及び休学留学の2つの形態)やアメリカの姉妹校への夏季短期留学の機会があり、毎年、多くの生徒が異文化理解とコミュニケーション能力の向上に取り組んでいる。2004年8月~2005年7月の1年間では、8名の生徒が長期留学(休学留学6名、単位認定留学2名)をしている。
また、アメリカの姉妹校より約20名の短期の留学生を6月に3週間程度受け入れている。本校にて特別授業を受講し、本校生徒の家庭を中心にホームステイをしている。短期だけでなく、長期留学生の受け入れも行っている。本校に1年間在籍し、授業を受講している。本校生徒の家庭にホームステイをし、お互いの交流を通して国家・民族をこえた人間としての理解を深める機会としている。
○英語教育プログラム
国際性を高める取組として、併設の清心中学校では、帰国子女の教育のための英語教育プログラムNELP(Native English Language Program)と、中学校から本格的に英語を学ぶ生徒を対象に中学校段階からツールとして使える英語力の養成をめざした英語教育プログラムSELP(Seishin English Language Program)が実施されている。清心女子高等学校には、併設の清心中学校からの進学者と他の中学校から高校入試を受験した生徒が入学する。
投稿者: 秋山繁治 日時: 13:55|パーマリンク
科学分野等課外活動の活動状況
生物部は、1997年に創部された。各部員は自分の興味を持ったテーマで自由に進めている。部員が協力して飼育維持している動物種は、希少種に指定されている有尾両生類で、岡山県内に生息する種は全種飼育経験をもっている。1989年から今までに飼育したのは、カスミサンショウウオ、オオイタサンショウウオ、クロサンショウウオ、トウホクサンショウウオ、ヒダサンショウウオ,ブチサンショウウオ、オオダイガハラサンショウウオ、ハコネサンショウウオ、イボイモリ、ミナミイボイモリ、シリケンイモリ、アカハライモリである。カスミサンショウウオ人工授精に成功したという実績がある。有尾類が、自然環境に恵まれた環境に棲むことから、環境調査活動にも取り組んでいる。岡山県の「清流を守る若者の集い」(1999年度)を企画・運営した経験がある。1999年から2004年度まで岡山県の清流を守る事業の助成を受けて、環境調査や両生類の生態の調査をした。現在は、絶滅危惧種に指定されているオオイタサンショウウオとイボイモリの人工繁殖に取り組んでいる。
投稿者: 秋山繁治 日時: 13:53|パーマリンク
