グローバル教育 Global Education

タイの学生との交流

2016年8月29日

本校教員が公益財団法人民際センター主催「インターネット・フレンドシップ校交流事業2016タイ学校訪問」へ参加しました(訪問の様子はこちら)。
 学校視察に際して、高校3年生の生徒によって現地の人への挨拶と「タイの人に聞いてみたい質問」などのメッセージの準備がなされました。(作成の様子はこちら)そしてこれらのメッセージは初日に訪れたプリンセスチュラボーンカレッジパトゥンターニー校の女子学生達に手渡されました。タイの生徒達は日本人からのメッセージを嬉しく思い、喜んで返事を書いてくれました。

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そして後期補習の始まった先日、生徒達がその返事を受け取り、タイに関する理解を深めました。連絡先を書いてくれた生徒もいて、ささやかな国際交流が始まりそうです。
日本とタイ、同じアジアの同じ世代の女子学生達による草の根的な交流から、異文化への理解がより深まると良いなと感じました。


生徒の感想
タイについてあまりよく知らなかったので、同世代の女の子たちと手紙の交換をしたり、先生からタイについてお話を聞くとことができたのが良かったです。

日本とタイの文化の違いがわかって面白かったです。日本では当たり前のことがタイでは珍しいことだったり、反対に日本では珍しいことがあったりして、興味深かったです。Facebookを書いていてくれたので交流してみたいと思います。

このような手紙などでタイの人と交流することができて面白いなと思いました。名前の事とか、ご飯など文化の違いがある所や、一方で似ているところもあって興味深かったです。

タイの人は日本に対して凄く良いイメージを持っていた人が多かったので、こちらもとても嬉しく思いました。私たちはあまりタイについて知らなかったのですが、タイの人が質問に答えてくれて、少しですがタイについて知ることができました。ドリアンの味は衝撃的でした。

手紙がもらえて嬉しいし、ラインのIDまで教えてくれていい人でよかったです。ラインをしてみます。文化の違いが思っていたよりもたくさんあったのでびっくりしました。体重計は面白いなと思いました。タイに行ったら乗りたい!

日本とは文化とか言葉とかいろいろ違うところがあるけれど、手紙で話ができてうれしかったです。ドリアンや写真などでタイの雰囲気を感じられました。世界のどの人とも話せるように英語をもっと勉強したいと思います。世界史ももっと勉強したいです。


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投稿者 global : 13:29

高校生国際協力体験プログラム参加

2016年8月18日

本校高校1年生3名が、7月末に行われたJICA中国主催、「高校生国際協力体験プログラム」に参加しました。これは中国地方から約45名の高校生が参加し、2日間にわたってワークショップなどを通じて青年海外協力隊などの国際協力の最前線について知り、考える企画です。この企画に参加させていただいたことに感謝をしながら、更なる学びにつなげていって欲しいと思います。また、本校でも"Global Cafe"などの時間に、経験を共有する場を設けたいと思っています。
岡山県JICAデスクの記事はこちら

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投稿者 global : 17:58

インターネット・フレンドシップ校交流事業2016に参加

2016年8月 7日

 7月末に公益財団法人民際センター主催の「インターネット・フレンドシップ校交流事業2016タイ学校訪問」に参加してきました。5日間にパトゥンターニー県(バンコクの北に位置する)、サコンナコーン県(タイ東北部に位置しラオスに接している)の全部で5校を訪問した。数回に分けて今回の訪問を簡単に紹介したいと思います。
 最初にPrincess Chulabhon Science HighSchool Pathumtaniを訪問しました。Princess Chulabhon Science HighSchool Pathumtaniは約25年前に王国が設立したScience HighSchool 12校の中の1つで、次代のサイエンスリーダー育成のために作られた学校です(日本でいうSSH的なもの).タイを12の区画に分け、その中に1校ずつPrincess Chulabhon Science HighSchoolを設立し、生徒はその区画の中から選抜されて入学します。ここは全寮制で、我々も学生寮に宿泊しました。学校の説明を受けたあと、施設見学や授業を参観させてもらいました。なお、訪問した週はこの学校の中間テスト中で空いた時間に生徒たちはグループになって勉強をしていました。
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投稿者 hashioka : 19:58

国際ユース作文コンテストに参加しました。

2016年8月 5日

国際ユース作文コンテストの応募作品からの抜粋です。

主 催:公益財団法人 五井平和財団

2016年テーマ:『より良い未来をつくるための教育』
私たちが暮らす社会には、身近な問題から地球全体の問題まで、様々な解決すべき課題があります。これらの課題に一人一人が取り組み、みんなが幸せに暮らせる持続可能な社会を築いていくには、どのような教育や学びが役立つと思いますか。
あなたの考える理想の教育はどのようなものか具体的に書いてください。


〇私達は生きていく上で様々なことを選択しているが、貧困に悩まされているような人々にとって、自分で選ぶということは自由だから出来ることで、大切なことだとは全く考えてもいなかった。むしろ色々なことを自分で決めるのは面倒だし、自分で選んだことには責任を持たなければならないと思って、他人任せにすることさえあった。しかし何でも選べる自由があるというのは当たり前ではないと気付かされた。 「海外研修を通して」

〇彼女がした「●●人だから」と言った発言に対して、私は、このようなことがあっては、ずっとお互いを理解しあえない仲になってしまうと考えました。私は「肌の色などで人柄を決めてしまうのはよくないから、『●●人だから』と自分から遠ざけることはしないで欲しい」と伝えました。これは自分が取り組んだ「差別をしない社会を作る」一歩だったと思っています。 「差別をなくすために今自分ができること」

〇「持続可能な社会にする為に私達はしなければいけないことがたくさんあるよ。でもその中で一番大事なのは教育かな。教育を受けることが出来ることに感謝するべきだと思うよ。」私達と同年代の高校生がこんなに深く社会について考えて頑張っていることに衝撃を受け、私の心は動かされました。「教育を受けるということ」

〇このような問題を聞いた時は、「何らかの支えになりたい」などといった思いを持つ人がほとんどだと思います。しかし、どこか自分とはあまり関係のない問題だと人ごとのように感じてしまいがちなようにも思います。特に私達のような先進国に住む人達は特にそう感じのではないでしょうか。「私たちができること」

〇どんどん外国からの観光客が増え、英語圏以外の人もたくさん来日する現在、本当に英語だけに特化していいのだろうかと疑問に思う。大学でしか学ばない第二外国語を高校生くらいから学ぶと、違う視点からもグローバルな社会が見えてくるのではないかと思う。「英語だけでいいの?」

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投稿者 global : 13:44

タイ学校訪問(インターネット・フレンドシップ校交流事業)

2016年7月19日

本校教員が公益財団法人民際センター主催「インターネット・フレンドシップ校交流事業2016タイ学校訪問」へ参加し、7月25日から7月30日までタイ(首都バンコク、パトゥンターニー県、サコンナコーン県)を訪問します。これは国際交流基金アジアセンターの助成を受けた学校訪問事業で、これから日本とタイの学校間交流プログラムを進めるのに際し、現地の学校や教育局、NGO・NPO、その支援対象者などの現状について知り、タイの教育環境や日本との関係性の理解を深めることを目的としています。
 それに際し、先日、タイ研修に向けて生徒達が暑中見舞いを完成させました。現地の学生達に喜んで貰えるか楽しみにしています。

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投稿者 global : 11:35

ユネスコ・高校生カンボジアスタディツアーへ参加

2016年7月12日

 日本ユネスコ協会連盟が開催する、「第三回高校生カンボジアスタディツアー」に高校2年生、兼田紗綺さんが参加することが決まりました。この研修には、全国のユネスコスクールなどから全国で10名が集まり、成田での事前研修を経て、国際協力の現場視察や異文化交流を実践するそうです。
 兼田さんは将来、発展途上国と先進国を結ぶ架け橋のような役割を担いたいと考えているそうです。本校でも帰国後、"Global Cafe"などの時間に、経験を共有する場を設けたいと思っています。

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投稿者 global : 17:57

~女性・障がい・貧困の連鎖について~

2016年7月 6日

本校では体系的な女性学習を実施しており、先日高校3年生が学年の人権学習および聖ジュリーの日を活用して、「女性・障がい・貧困」をテーマに学ぶ時間を持ちました。
 1年次に学んだ「女性への抑圧を知ろう」2年次に学んだ「女性問題って何だろう」に引き続き、ワークショップ形式の参加型学習で日本の女性が現在抱えている問題を知る機会となりました。

人権学習「女性・障がい・貧困」
対象生徒:高校3年生 文理コース・生命科学コース
目的:
・女性・障がい・貧困に関する構造的暴力を知り、望ましい未来に向けてどのようなアクションが必要かを考える。
・多様性を肯定的に受け止め、男女共同参画社会の担い手として、持続可能なより良い社会を築いていこうとする意識を持つ。

生徒の感想(抜粋)
 私は、母が保育士だということもあり、障がいのある子ども達と会う機会が今までに少しありました。他の人達が障がいのある人達のことを可哀相というのを聞いたことがありますが、私はそうは思いません。私達とほとんど変わらないからです。私にだって苦手なことや上手く出来ないことが沢山あります。それと同じように、目が見えにくかったり、言葉を話すのが少し普通の人よりも苦手だということだと思います。だから、私達が何かしてあげるのではなく、一緒に何かすると考えないといけないと思います。障がい者は弱い立場という固定観念が染みついていますが、障がい者は私達と同じ立場だと感じます。女性にしても、障がい者にしても、そういう固定観念を取り払っていかないといけないと考えます。そのために私達も正しい知識を身に付けて客観的な視点で物事を見ないといけないと改めて思いました。

 聖ジュリーの日の活動を振り返って、世界には様々な人がいて、共存していかなければならないということに改めて気付かされました。
 女性・障がい者の貧困の原因の1つに、偏見があると思います。私も無意識のうちに偏見を持っているかもしれません。それをなくすためには、まず相手の立場に立って、相手の気持ちを理解することから始めるべきだと思います。
 お話で一番印象に残ったのは、「違いを豊かさにする」という言葉です。「違いをなくす」のではなく、「豊かさにする」ということに意味があるのだと思いました。今日、全体の活動を通して、自分と違う人を突き放すのではなく、その違いを違いに理解、尊重することで、よりよい世界が築き上げられると思いました。私も聖ジュリーのように愛をもって人と接したいと思います。

 前回の事前学習を通して女性の貧困について勉強しました。貧困といえば、発展途上国の国々を思い浮かぶのですが、先進国といわれている日本でもそのような現状に置かれている女性が身近に多くいることに驚きました。見た目では判別しにくいぶん、相談もしにくいし、孤立化してしまうのではないかと感じました。事前学習の時に映像で出ていたSさんに対して、最初は私も「自分の行動にも問題があるのではないか?」、「我慢すればいいのに」と思いましたが、ワークショップを通して、社会の仕組みにも原因があるのだと新たな観点から考えることが出来ました。今の制度では女性はもちろん障がいのある方々にとっては不十分なのではと思いました。女性、障がい者が貧困につながる負の連鎖を断ち切っていくためにはどうすれば良いのかと思います。まだ学生の私は法律を変えるなどといった直接的で大きな改革を起こすことは出来ません。しかし、聖ジュリーのように、周りの人に気を配ることからなら出来るのではないかと思います。最後の聖ジュリーの日でしたが、深く考えさせられました。卒業してもこの5月13日のことを忘れないようにします。

 ・最初「女性の貧困」と聞いて、あまりピンと来ませんでした。しかし、資料や動画を見ていくうちに、今の社会の事態を改めて考えさせられました。「貧困」と聞くと、海外の貧しい子どものことなどを考えがちですが、身近なところにも貧しさで苦しんでいる人がいると知り、灯台もと暗しだなと感じました。
 ・はじめのクイズで、障がい者の割合だけを見た時、少ない数字だなと感じましたが、世界人口の15%つまり10億人が障がいを持っていると聞くと、なかなか想像がつかないと感じました。学校でも障がい者授産施設が販売するクッキーを扱っていますが、資料にあったように、言葉の使い方によっては、レッテルを貼るような売り方になってしまうということが学べました。また、ラオスでは障がい者の割合が少ないように見えても、国や民族によって「障がい」の基準が違うと知り、それぞれの国の基準について調べてみたいと思いました。募金をすることは確かに良いことだけれど、それでは当事者がいつまでも甘えてしまって自立が出来ない、これは昨年度の世界史の授業でラオスについて取り扱った時に学びました。物を与えることは簡単だけれど、それを得る方法や作り方を教える方が相手のためになるのだと改めて理解を深めることが出来ました。今年度から「障がい者差別解消法」が施行されましたが、先生がおっしゃった通り、暗に現在障がい者に対する差別があることを肯定しているように聞こえます。しかし、この法律によって少しでも障がいのある方々が暮らしやすい社会になることを祈ります。
 ・今日の学びと、自分で決めた目標を胸に、誠実に生きていきたいです。

 今日は、聖ジュリーについてたくさん学べた一日でした。今回の聖ジュリーの日は、私が人生で経験する最後の聖ジュリーの日でしたが、女性・貧困・障がいのつながりについて深く学ぶことが出来ました。一番心に残ったことは、先生がおっしゃった、「貧困を改善するには、継続的な支援が大切」だということです。私達が善意でしている募金だけは根本的な貧困の解決はのぞめません。ソーシャルビジネスのように、市場へ有償の商品・サービスを産み出しつつ、貧しい国を改善することが大切だと感じました。私も将来、ソーシャルビジネスに関連する企業を立ち上げたいし、社会の為に何か出来たらいいなと思います。

 今日の貧困に関する人権学習で、貧困がさらに貧困を産む理由が理解できました。そして、その貧困を食い止める方法の1つとして、教育を受けることが大切なんだと気付きました。うちの学校ではチャイルド・ファンドなどでも私達が支援したお金が教育資金になっており、それはまさに「魚を与えるより、魚の釣り方を教える」で、募金だけではどうにもならない、人の手でしか出来ないこともあるのだと気付かされました。そして、もう一つ、情報へのアクセスルートを作ることも、貧困から抜け出す方法なんだと思いました。人々それぞれが、まず社会的立場の弱い人に向け、自分のことだけでなく、他者の気持ちになって物事を考えることが必要だと感じました。

 障がいがあることがどう貧困につながるのかディスカッションして考えた結果、原因はたくさんあることが分かりました。例えば、職につきにくい、教育を受けることが出来ない(受けにくい)、制度が整っていないなどという意見が出てきました。これらの問題の具体的な解決方法は異なりますが、いずれにせよ最も大切なのは包括的な社会を築くことだといえます。多くの人々は既にこれに気付いていると思います。しかし「社会」というスケールの大きすぎる言葉により、理想的な社会ではなく、個人がばらばらになってしまっているとも思います。
 「社会」というものを構成するのはあくまでも「個人」であるので、「NPOがいるから」や「養護学校があるから」ではなく、「自分と他の人々(障がい者を含む)」で社会を構成することを考えなければいけないと思いました。

 ・なぜ貧困と女性が結びつき易いのかをグループで話合い、どうすれば良くなるかということも考えることが出来たので、とても貴重な体験になったと思います。Sさんのインタビュー動画も、何がいけなかったのか、どうすれば良かったのかを自分の中で自問自答し、「私だったら」という考えることが出来たのも貴重な体験になったと思います。
 ・今日本には6%、世界には15%もの障がい者の方々がいることを知り、本当に驚きました。そして、障がい者の方々はたくさんの不自由を強いられていることも知り、法律で守り切れていないことをとても悔しく思いました。私は小さい頃から父とよくボランティア活動に参加させて貰い、様々案なことを学びました。それから「障がい者の基準とは何なんだろう?」と考えるようになりました。一般に普通の人だと思われている中にはアレルギーを持っている人も居ます。だけど障がい者とは言われません。私はこれは何だか少し違うのではないかと思います。つまり、私達全ての人間はそれぞれ障がいを持つ、障がい者とも言えるとも思います。だからみんな平等な立場にいるのでなないかと思います。私はこれらのことを改めて考え直すことが出来てとても良い時間を過ごせたなと思います。
 ・先生のお話を聞いて、「互いに支え合う」ということが大切なのではないかと思い、ひまわりの花に宣誓文を書きました。

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投稿者 global : 12:24

ハワイからの学生との交流会

2016年6月27日

今年3月~4月に行われたハワイ短期留学にて本校をホストしてくださった、ハワイパシフィック大学(HPU)のポール先生が、高校生2名を連れて本校を訪問してくださいました。ハワイ短期留学参加者の一部は、放課後、美観地区などをガイドして周り、つかの間の国際交流を楽しみました。

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投稿者 global : 09:22

ひまわり登場

2016年6月20日

 皆さんは聖ジュリーのシンボルとなる花を知っているでしょうか?実は、ひまわりです。多くの生徒が清心に入学後配布される冊子『ひまわりの花のように』の存在を知っているので、シンボルとなる花のことは容易に想像出来たかもしれません。
 今回、聖ジュリーの日において「高校3年生の宣誓~ひとりの聖ジュリーとして~」という企画で、ひとり1枚ひまわりの花びらに宣誓分を記入して大きなひまわりが作られ、中央廊下に掲示してあります。"Teach them what they need to know for life"とは、聖ジュリーの残した言葉で、清心の姉妹校ノートルダムサンノゼハイスクールのミッション以外にも多くのところで使われる、とても有名な言葉です。

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投稿者 global : 12:57

UNHCR講演会

2016年6月16日

 先日、早島町ゆるびの舎で開催された「織田靖子講演会」に高校生らが参加しました。「世界を知ろう!世界で働こう!夢を拓く 中高生のためのキャリアサポート 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ジュネーブ本部 織田靖子講演会」としたこの講演会には県内の中学生高校生が多数参加しました。実際にUNHCRの本部スイスより来岡された織田さんのお話に、会場より多数の質問が浴びせられ、多くの子ども達が難民問題について強い危機意識を持っていることが分かりました。また、シリアを中心とした難民問題だけでなく、日本という国の難民受け入れについても厳しい現実を知る、とても学びの多い時間となりました。

~生徒の感想(一部抜粋したもの)~
●日本の難民受け入れ数の低さも重要な課題だと痛感しました。確かに日本人は観光客に対しては親切なのかもしれないけれど、基本的に国際政治や国際情勢に関心が薄いという印象があります。しかし、ISに日本も攻撃対象として宣言を受けていたり、各国の主要都市でテロが起こっていたりなど、国際情勢はもう断じて他人事ではいられないのだと、今回の講演で再確認しました。
 その上で、比較的安全な日本で、どれだけ難民の人々を受け入れることが出来るか、決して簡単な道ではないけれど、私達国民が今現在難民となってしまった人達を敬遠していて、それが一人の意識を変えていくために、普段の生活や教育の場でもっと世界の問題について、主体的に考えていくべきだと思いました。

●織田さんのお話の中で、「パキスタンで支援をされているとき、現地の人々は洪水によって自分達の家が流されているにもかかわらず、3月11日に起きた東日本大震災の心配をしてくれた」、とあり、私は、その思いやりを大変嬉しく思うと同時に、ひとつ考えたことがあります。それは、パキスタンのことを心配している日本人がどれだけ多くいるだろうか、つい自分達のことだけ考えて生活してばかりいないだろうか、ということです。
 国際協力と聞いて、正直何をしたら良いのかすぐには思いつきません。難民をすぐに救えるような力もありません。しかし、織田さんがおっしゃっていたように、少しでも自分のことのように考えるということが大切です。「愛の反対は無関心」という言葉があるように何も知らなければ何も変わりません。

●私はとある学生団体に所属しています。そして私達は、今年の12月には全国の高校生を集めて、NPO・NGOの協力も得ながら、難民についてのシンポジウムを開催する予定です。シンポジウムを開催するにあたって各グループで難民問題についての調べ学習をしており、私達のグループは主にアジアの難民問題について調べています。
 国によって政府がまともに機能しておらず、テロが頻発するなど、地元の人々の生活が安定していないことが分かり、衝撃を受けました。
 私は日本などのように比較的安定した国の政治についての知識がある若者が、そのような国々に行き、政治の知識を教えたり、物作りの技術を伝えたりしたら国が安定するのではと考えます。職業教育も大事な要素のひとつです。しかし、私達高校生は上記のような大きなことは出来ません。なので、私は12月のシンポジウムを成功させ、一人でも多くの人に難民問題について知って貰い、その人達がNPO・NGOとつながる機会となれば良いと思っています。今私達は協賛企業を集めるなど、クラウドファンディングの準備をしています。高校生にとって、1つでも多くの世界を知ることがどれだけ重要で、それが将来に影響をおよぼすか、私はこの学生団体に所属してみて初めて知ることになりました。私は、今、日本という恵まれた環境で暮らしています。だからこそ、このシンポジウムを成功させたいと思っています。

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投稿者 global : 09:17

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