グローバル教育 Global Education

高校3年生「女性」履修者アート作品

2015年12月22日

先日、本校の学校設定科目である発展科目「女性」にて高校3年生の生徒達による作品発表が行われました。本校の姉妹校であるノートルダム・サンノゼ・ハイスクールでも「女性」の生き方に関するアート作品を作るプロジェクト(Women's Place Project)が行われています。今回清心での取り組みにあたり、授業前半ではフェミニズムアートと呼ばれたJudy Chicago氏の作品"Dinner Party"について学びを深め、何故アート作品を作るのか、Judy Chicagoがフェミニズムアートを始めた目的などをブレインストーミングしました。後半では高3生徒が作ったアートを挟んで高2生からの質疑応答。写真は熱心に質問する高2生の様子です。

生徒の考え(抜粋)
何故アート作品プロジェクトに取り組むのか
・女性の生涯についてアート作品を作ることに意味があるし、私達がJudy Chicago氏の意を受け継ぐという意味もあると思う。
・女性の偉人達をアートで表現することで、作品を作った本人だけでなく他者も女性の歴史に触れることが出来るので。
・女性に焦点を当てた歴史が無いため。
・今までの歴史の偉人の中で女性が取り上げられたこと自体が少なく、自分達で女性を選び、焦点を当てることで女性の歴史を紡ぐため。
・単に偉人について調べて文章を読み上げるだけでなく、その人をイメージしたアート作品を作ることで、よりその偉人の内面を深く想像し、理解することが出来るから。
何故Judy Chicago氏はDinner Partyを作ったのか
・長い間、女性の仕事とされてきたクラフトなどをアートとし、世界の偉人である女性達を表現することで、女性の仕事とされてきたクラフトをアートとして世界にアピールしたかったから。
・アートという分野でも女性差別があったということを逆に利用して、アートを通して女性の偉人の歴史などを伝えたいと思ったから。
・当時女性が入ることの出来なかったアートの世界に、女性達を招待して、その人を表現することで、女性の存在価値とか、世界の女性にも自由になれるきっかけを作りたかったから。
・男も女も自由であり、平等であることを示すため(男だからこう女だからそうする、などではなく、自分らしく、挑戦してもらいたいことに挑戦してもらいたいと考えたので)

取り組んだ女性達
●紫式部 Murasaki Shikibu:Author
●緒方貞子
●平塚雷鳥
●ベアテ=シロタ
●インディラ=ガンディー Indira Gandhi:Political leader
●アウン=サン=スーチー Aung San Suu Kyi:Activist
●マララ=ユスフザイ Malala Yousafzai:Activist

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投稿者 global : 10:43

Talk Café参加者レポート

2015年12月20日

先日岡山市内にてユネスコスクールの生徒が主催するTalk Caféが開催され、参加した高校1年生兼田さんがその学びをレポートにまとめてくれました。今回のテーマは「幸せとは何か」。ユネスコスクールの学生、岡山で生活中の留学生や市内の有識者が一緒になってディスカッションをすることで多様な観点の大切さを再認識した機会となったようです。

Talk Café in 西河原プラザ

高校生から社会人の方、アメリカや中国等の様々な国からの留学生も参加されていて、それぞれの文化や暮らし方の違いなどを学び、多くの刺激を受けました。先進国の私達の思う「幸せ」とは、テストで良い点が取れた時、など自己実現の欲求が多く、発展途上国の方の思う「幸せ」とは、きちんとした食事、など生理的欲求が多く挙げられました。特に"マズローの欲求階級説で考えてみた時、先進国と発展途上国とでは欲求階級が違う。発展途上国の欲求レベルを引き上げるにはどうすれば良いのだろう"という意見が印象的でした。それを実現させる為に私にもできる事は何か、と考えてみた時に先進国も発展途上国も共に幸せになるプロジェクトが必要ではないかと考えるようになりました。また、「手でものを食べる文化を持つ人にお箸やスプーンなどを贈るのは、貰った人によって自分達の文化を馬鹿にされたような気分になるそうだ」という発言は、私の中での大きな発見でした。幸せには様々な形があり、人それぞれの中に幸せは無数にあるのだと思いました。

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投稿者 global : 09:34

「NHK海外たすけあい」街頭募金活動

2015年12月15日

発展科目「ともに生きる」の受講生が「NHK海外たすけあい」募金活動に参加しています。この度NHK総合テレビのニュースにおいて「NHK海外たすけあい」の街頭募金活動のセレモニーに本校生徒が参加した様子が放映されました。青少年赤十字(JRC)の一員として、高校生の言葉で周りに呼び掛け、活動をすることを今後も継続したいと思います。

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投稿者 global : 12:30

11月のGlobal Cafe

2015年12月 7日

清心中学校・清心女子高等学校では国際理解教育推進を目的としたGlobal Caféを開催しています。11月のGlobal Caféでは清心女子高校に長期留学生として在学中のジェイドさんが自分の高校生活やフロリダ州についてのプレゼンをしてくれました。
アメリカならではの高校生活やフロリダ州の恵まれた自然環境などを知り、異文化を感じる時間となりました。「高校では解剖学も受講した」「避難訓練といえば、トルネードのための避難訓練」「大規模なハリケーン、カトリーナの際には1ヶ月も避難生活を送り、軍隊が支給してくれた食事も結構おいしかった」などなど多くの面白い体験エピソードが満載の1時間となりました。

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投稿者 global : 12:51

NHK「スーパープレゼンテーション」

2015年12月 2日

清心女子高校はEducation For Allに賛同し、「世界一大きな授業」に参加しています。この度NHKのTV番組「スーパープレゼンテーション」の"How to make peace? Get Angry."の回で世界全国を舞台に行われる社会運動のひとつとしてTedスピーカーのカイラシュ・サティヤルティ氏(2014年ノーベル平和賞受賞者、インドの人権活動家)が始めた「教育のためのグローバルキャンペーン」が紹介され、清心の授業風景の様子が放映されました。

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投稿者 global : 17:50

「女性」にてワークライフバランスを考える

2015年11月30日

総合的な学習の時間を使って実施される発展科目「女性」の授業では、社会の中にある「女性」への抑圧的な考えやジェンダー、女性学に関して学びます。先日の授業では岡山大学大学院社会文化科学研究科の中谷文美先生より「オランダと日本の女性の生き方比較」という講義を受けました。
まず最初に「日本は男女平等になっているか?」というタイトルで互いに話合いを進めました。その際に「男性の方が優遇されている」「女性の方が優遇されている」と考える理由を考えることによって、実際の社会には性別によって期待が違うこと、それによって私達の行動が狭められていることを再認識しました。今現在、就職活動などにおいて「ワークライフバランス」という言葉は重要なキーワードとなっているそうです。10年以上オランダにおいて研究を重ねた先生より、オランダの事例を学び、ライフステージの変化に応じて働き方を選択出来る社会について見識を深める時間となりました。

~生徒の感想~
○オランダでは長時間働く人がとても少ないのに対し、逆に日本では世界でとびぬけて長時間働く人が多いことを初めて知りました。また、日本では両親が共働きしている場合はほとんどの家庭では平日毎日保育所に通わせているけれども、オランダでは1日の仕事時間を増やし、平日1日休みにすることができることを知り、オランダの家庭では親子と一緒に過ごす時間を多く作ることができるので、良いなぁと思いました。今は父親が育児休暇をとることが珍しいので、取りにくい状態だからこれから父親でも育児休暇を取りやすい社会になればいいと思いました。
○今日、オランダのワーク・ライフ・バランスのあり方を聞いて、新しい考えが増えました。それと同時に、私はオランダのワーク・ライフ・バランスのあり方がいいなと思いました。いつも女性の視点から、パートタイムでしか働けないという問題を見てきたけれど、自分の希望する時間の使い方ができていると思うかというアンケートでは、女性の方が多くて個人的に驚きました。けれど、よく考えてみると確かに男性も望んでフルタイムで働き、残業をしているわけではないのだなと思いました。仕事と家族が同じくらい大切で両立したくても、現実は仕事を優先しなければならない。ここにもジェンダーが潜んでいるのだなと思いました。
○他国に比べてこんなにも日本人の働く時間が長いとは思っていなかったのでとても驚いた。だからオランダでの働き方、生活の仕方をとても新鮮に感じた。「仕事ありき」の生活スタイルではなく、自分の理想の生活スタイルに合わせた働き方をしているのが素敵だと思ったし、日本も見習えばいいのにと思う。また、そういった余裕のありそうな仕事の仕方をしていても、オランダの生産性が高いというのが興味深かった。余裕をもって楽しんで人生を送れるからこそ、仕事に活きてくる部分もあるのかと思う。日本では働きすぎやストレス過多で事故を起こしたり、病気になったりすることも多いので、その柔軟さを取り入れてほしい。
○男女平等な社会とは何か、は色々なところでトピックとして取り上げられて、考える機会も今までたくさんありました。しかし、社会のどのような場面で女性が不利になっていて男性が有利になっているのか、と具体例は考えますが、そもそもなぜそのような格差が生まれてしまうのかということはぼんやりとしか分かっていなかったことが分かりました。また、ワーク・ライフ・バランスという言葉は、たぶん去年の現代社会の時間に習ったような気がします。男女両方がワーク・ライフ・バランスを確実に実現できている社会が、男女平等な社会といえることにもつながるのではないかと考えました。今日の講義を聞いて、オランダの人は「best of both worlds」を目指していて、ワーク・ライフ・バランスが完璧に実現できているなと思いました。日本も、もっと家庭のことを考える体制を整えてほしいと思いました。

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投稿者 global : 09:41

長期留学生からの留学報告

2015年11月26日

本校高校1・2年生の4名はこの夏からアメリカ、ウィスコンシン州に長期留学中です。高校1年生の佐藤さんが留学レポートを届けてくれました。

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投稿者 global : 13:34

川崎医療福祉大学との高大連携特別講座

2015年11月24日

川崎医療福祉大学の山中信幸先生より、「異文化理解」の授業にて特別講座の授業をしていただきました。「ビンくんに何が起きたのか?」というテーマで、ベトナムから日本に移民としてやってきたビンくんの学校生活を学びながら、日本の中でも多文化が存在すること、その多文化と共生する大切さを改めて意識する機会になりました。また、移民や難民として日本で生活をする外国籍の人々が抱える問題を知り、その解決策を話し合い、どのような社会が理想的な「多文化共生社会」なのかを考えました。最後に行ったワークでは、無意識ながら私達が他者と自分を区別したり、ラベリングをしてしまいがちなことが実感出来たようです。分からないから理解しようとしない...このような無理解・無関心から一歩踏み込んで、他者への想像力を働かせる大切さに気付く時間となりました。

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投稿者 global : 14:05

High School Musical!

2015年11月19日

発展科目"High School Musical!"では、英語でのミュージカル"Beauty and the Beast"の発表に向けて取り組んでいます。海外では、座学の勉強のみならず、DramaやDanceという授業は、自己表現を磨くことの出来るひとつの表現活動として存在します。日本国内でも演劇を特別活動や授業の中に取り入れる学校や、インターナショナルスクールが増えてきています。清心ではバレエ経験者や留学経験者、アメリカからの長期留学生バラエティに富んだ受講生らが一丸となって舞台を創り上げます。写真は、バレエ経験者の教員よりワルツを踊る際のステップを勉強したりしている風景です。舞台発表は3月、皆の練習にも熱が入ります。

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投稿者 global : 12:01

国際人道法の見地より、考える

2015年11月17日

 発展科目「ともに生きる」では、先日、日本赤十字社岡山県支部の久村様を講師にお招きして、「国際人道法からのヒント」という講義をしていただきました。1949年に締結されたジュネーブ条約を参考に、人間の必要最低限のニーズとは何か(Basic Human Needs)を考えたり、避難所にはどのような環境が整っているべきかを話し合うような時間を持ちました。また、世界には戦闘に参加したり、武装組織との関わりを持つ子ども兵士が約80万人おり、そのうちの40%が女の子であり、彼女らが雑用、出産、育児などの多くの負担を強いられているというショッキングな現状も知ることとなりました。
 「人道的」とはどういうことか考えるきっかけになった時間でしたが、その人道の実現を妨げるのは「無関心」だと教えていただいた時、マザー・テレサの有名な言葉、「愛の反対は無関心」を思い出しました。「ともに生きる」の受講生は来月「NHK海外たすけあい」募金活動に参加します。

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投稿者 global : 09:25

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