グローバル教育 Global Education

JICA広報誌mundiに掲載

2017年3月14日

 本校の体系的な女性教育に関する記事がJICA広報誌mundiに掲載されました。
JICA広報誌mundi2017年3月号特集「災害・紛争と女性 女性の視点で社会を変える」

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投稿者 global : 11:20

~女性・障がい・貧困の連鎖について~

2016年7月 6日

本校では体系的な女性学習を実施しており、先日高校3年生が学年の人権学習および聖ジュリーの日を活用して、「女性・障がい・貧困」をテーマに学ぶ時間を持ちました。
 1年次に学んだ「女性への抑圧を知ろう」2年次に学んだ「女性問題って何だろう」に引き続き、ワークショップ形式の参加型学習で日本の女性が現在抱えている問題を知る機会となりました。

人権学習「女性・障がい・貧困」
対象生徒:高校3年生 文理コース・生命科学コース
目的:
・女性・障がい・貧困に関する構造的暴力を知り、望ましい未来に向けてどのようなアクションが必要かを考える。
・多様性を肯定的に受け止め、男女共同参画社会の担い手として、持続可能なより良い社会を築いていこうとする意識を持つ。

生徒の感想(抜粋)
 私は、母が保育士だということもあり、障がいのある子ども達と会う機会が今までに少しありました。他の人達が障がいのある人達のことを可哀相というのを聞いたことがありますが、私はそうは思いません。私達とほとんど変わらないからです。私にだって苦手なことや上手く出来ないことが沢山あります。それと同じように、目が見えにくかったり、言葉を話すのが少し普通の人よりも苦手だということだと思います。だから、私達が何かしてあげるのではなく、一緒に何かすると考えないといけないと思います。障がい者は弱い立場という固定観念が染みついていますが、障がい者は私達と同じ立場だと感じます。女性にしても、障がい者にしても、そういう固定観念を取り払っていかないといけないと考えます。そのために私達も正しい知識を身に付けて客観的な視点で物事を見ないといけないと改めて思いました。

 聖ジュリーの日の活動を振り返って、世界には様々な人がいて、共存していかなければならないということに改めて気付かされました。
 女性・障がい者の貧困の原因の1つに、偏見があると思います。私も無意識のうちに偏見を持っているかもしれません。それをなくすためには、まず相手の立場に立って、相手の気持ちを理解することから始めるべきだと思います。
 お話で一番印象に残ったのは、「違いを豊かさにする」という言葉です。「違いをなくす」のではなく、「豊かさにする」ということに意味があるのだと思いました。今日、全体の活動を通して、自分と違う人を突き放すのではなく、その違いを違いに理解、尊重することで、よりよい世界が築き上げられると思いました。私も聖ジュリーのように愛をもって人と接したいと思います。

 前回の事前学習を通して女性の貧困について勉強しました。貧困といえば、発展途上国の国々を思い浮かぶのですが、先進国といわれている日本でもそのような現状に置かれている女性が身近に多くいることに驚きました。見た目では判別しにくいぶん、相談もしにくいし、孤立化してしまうのではないかと感じました。事前学習の時に映像で出ていたSさんに対して、最初は私も「自分の行動にも問題があるのではないか?」、「我慢すればいいのに」と思いましたが、ワークショップを通して、社会の仕組みにも原因があるのだと新たな観点から考えることが出来ました。今の制度では女性はもちろん障がいのある方々にとっては不十分なのではと思いました。女性、障がい者が貧困につながる負の連鎖を断ち切っていくためにはどうすれば良いのかと思います。まだ学生の私は法律を変えるなどといった直接的で大きな改革を起こすことは出来ません。しかし、聖ジュリーのように、周りの人に気を配ることからなら出来るのではないかと思います。最後の聖ジュリーの日でしたが、深く考えさせられました。卒業してもこの5月13日のことを忘れないようにします。

 ・最初「女性の貧困」と聞いて、あまりピンと来ませんでした。しかし、資料や動画を見ていくうちに、今の社会の事態を改めて考えさせられました。「貧困」と聞くと、海外の貧しい子どものことなどを考えがちですが、身近なところにも貧しさで苦しんでいる人がいると知り、灯台もと暗しだなと感じました。
 ・はじめのクイズで、障がい者の割合だけを見た時、少ない数字だなと感じましたが、世界人口の15%つまり10億人が障がいを持っていると聞くと、なかなか想像がつかないと感じました。学校でも障がい者授産施設が販売するクッキーを扱っていますが、資料にあったように、言葉の使い方によっては、レッテルを貼るような売り方になってしまうということが学べました。また、ラオスでは障がい者の割合が少ないように見えても、国や民族によって「障がい」の基準が違うと知り、それぞれの国の基準について調べてみたいと思いました。募金をすることは確かに良いことだけれど、それでは当事者がいつまでも甘えてしまって自立が出来ない、これは昨年度の世界史の授業でラオスについて取り扱った時に学びました。物を与えることは簡単だけれど、それを得る方法や作り方を教える方が相手のためになるのだと改めて理解を深めることが出来ました。今年度から「障がい者差別解消法」が施行されましたが、先生がおっしゃった通り、暗に現在障がい者に対する差別があることを肯定しているように聞こえます。しかし、この法律によって少しでも障がいのある方々が暮らしやすい社会になることを祈ります。
 ・今日の学びと、自分で決めた目標を胸に、誠実に生きていきたいです。

 今日は、聖ジュリーについてたくさん学べた一日でした。今回の聖ジュリーの日は、私が人生で経験する最後の聖ジュリーの日でしたが、女性・貧困・障がいのつながりについて深く学ぶことが出来ました。一番心に残ったことは、先生がおっしゃった、「貧困を改善するには、継続的な支援が大切」だということです。私達が善意でしている募金だけは根本的な貧困の解決はのぞめません。ソーシャルビジネスのように、市場へ有償の商品・サービスを産み出しつつ、貧しい国を改善することが大切だと感じました。私も将来、ソーシャルビジネスに関連する企業を立ち上げたいし、社会の為に何か出来たらいいなと思います。

 今日の貧困に関する人権学習で、貧困がさらに貧困を産む理由が理解できました。そして、その貧困を食い止める方法の1つとして、教育を受けることが大切なんだと気付きました。うちの学校ではチャイルド・ファンドなどでも私達が支援したお金が教育資金になっており、それはまさに「魚を与えるより、魚の釣り方を教える」で、募金だけではどうにもならない、人の手でしか出来ないこともあるのだと気付かされました。そして、もう一つ、情報へのアクセスルートを作ることも、貧困から抜け出す方法なんだと思いました。人々それぞれが、まず社会的立場の弱い人に向け、自分のことだけでなく、他者の気持ちになって物事を考えることが必要だと感じました。

 障がいがあることがどう貧困につながるのかディスカッションして考えた結果、原因はたくさんあることが分かりました。例えば、職につきにくい、教育を受けることが出来ない(受けにくい)、制度が整っていないなどという意見が出てきました。これらの問題の具体的な解決方法は異なりますが、いずれにせよ最も大切なのは包括的な社会を築くことだといえます。多くの人々は既にこれに気付いていると思います。しかし「社会」というスケールの大きすぎる言葉により、理想的な社会ではなく、個人がばらばらになってしまっているとも思います。
 「社会」というものを構成するのはあくまでも「個人」であるので、「NPOがいるから」や「養護学校があるから」ではなく、「自分と他の人々(障がい者を含む)」で社会を構成することを考えなければいけないと思いました。

 ・なぜ貧困と女性が結びつき易いのかをグループで話合い、どうすれば良くなるかということも考えることが出来たので、とても貴重な体験になったと思います。Sさんのインタビュー動画も、何がいけなかったのか、どうすれば良かったのかを自分の中で自問自答し、「私だったら」という考えることが出来たのも貴重な体験になったと思います。
 ・今日本には6%、世界には15%もの障がい者の方々がいることを知り、本当に驚きました。そして、障がい者の方々はたくさんの不自由を強いられていることも知り、法律で守り切れていないことをとても悔しく思いました。私は小さい頃から父とよくボランティア活動に参加させて貰い、様々案なことを学びました。それから「障がい者の基準とは何なんだろう?」と考えるようになりました。一般に普通の人だと思われている中にはアレルギーを持っている人も居ます。だけど障がい者とは言われません。私はこれは何だか少し違うのではないかと思います。つまり、私達全ての人間はそれぞれ障がいを持つ、障がい者とも言えるとも思います。だからみんな平等な立場にいるのでなないかと思います。私はこれらのことを改めて考え直すことが出来てとても良い時間を過ごせたなと思います。
 ・先生のお話を聞いて、「互いに支え合う」ということが大切なのではないかと思い、ひまわりの花に宣誓文を書きました。

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投稿者 global : 12:24

高校2年生「女性」アンケート

2016年1月26日

本校では総合的な学習の時間を活用して発展科目を設定しています。今回その講座のうちの1つである「女性」受講者の高校2年生が、年度末にある最終プレゼンテーションに用いるためのアンケートを実施しました。テーマは「女性らしさ」とは。回答者は中学校1年生と高校2年生とその保護者、また本校教職員など。中高一貫校ならではのアンケート結果となりそうです。

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投稿者 global : 17:03

高校3年生「女性」履修者アート作品

2015年12月22日

先日、本校の学校設定科目である発展科目「女性」にて高校3年生の生徒達による作品発表が行われました。本校の姉妹校であるノートルダム・サンノゼ・ハイスクールでも「女性」の生き方に関するアート作品を作るプロジェクト(Women's Place Project)が行われています。今回清心での取り組みにあたり、授業前半ではフェミニズムアートと呼ばれたJudy Chicago氏の作品"Dinner Party"について学びを深め、何故アート作品を作るのか、Judy Chicagoがフェミニズムアートを始めた目的などをブレインストーミングしました。後半では高3生徒が作ったアートを挟んで高2生からの質疑応答。写真は熱心に質問する高2生の様子です。

生徒の考え(抜粋)
何故アート作品プロジェクトに取り組むのか
・女性の生涯についてアート作品を作ることに意味があるし、私達がJudy Chicago氏の意を受け継ぐという意味もあると思う。
・女性の偉人達をアートで表現することで、作品を作った本人だけでなく他者も女性の歴史に触れることが出来るので。
・女性に焦点を当てた歴史が無いため。
・今までの歴史の偉人の中で女性が取り上げられたこと自体が少なく、自分達で女性を選び、焦点を当てることで女性の歴史を紡ぐため。
・単に偉人について調べて文章を読み上げるだけでなく、その人をイメージしたアート作品を作ることで、よりその偉人の内面を深く想像し、理解することが出来るから。
何故Judy Chicago氏はDinner Partyを作ったのか
・長い間、女性の仕事とされてきたクラフトなどをアートとし、世界の偉人である女性達を表現することで、女性の仕事とされてきたクラフトをアートとして世界にアピールしたかったから。
・アートという分野でも女性差別があったということを逆に利用して、アートを通して女性の偉人の歴史などを伝えたいと思ったから。
・当時女性が入ることの出来なかったアートの世界に、女性達を招待して、その人を表現することで、女性の存在価値とか、世界の女性にも自由になれるきっかけを作りたかったから。
・男も女も自由であり、平等であることを示すため(男だからこう女だからそうする、などではなく、自分らしく、挑戦してもらいたいことに挑戦してもらいたいと考えたので)

取り組んだ女性達
●紫式部 Murasaki Shikibu:Author
●緒方貞子
●平塚雷鳥
●ベアテ=シロタ
●インディラ=ガンディー Indira Gandhi:Political leader
●アウン=サン=スーチー Aung San Suu Kyi:Activist
●マララ=ユスフザイ Malala Yousafzai:Activist

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投稿者 global : 10:43

「女性」にてワークライフバランスを考える

2015年11月30日

総合的な学習の時間を使って実施される発展科目「女性」の授業では、社会の中にある「女性」への抑圧的な考えやジェンダー、女性学に関して学びます。先日の授業では岡山大学大学院社会文化科学研究科の中谷文美先生より「オランダと日本の女性の生き方比較」という講義を受けました。
まず最初に「日本は男女平等になっているか?」というタイトルで互いに話合いを進めました。その際に「男性の方が優遇されている」「女性の方が優遇されている」と考える理由を考えることによって、実際の社会には性別によって期待が違うこと、それによって私達の行動が狭められていることを再認識しました。今現在、就職活動などにおいて「ワークライフバランス」という言葉は重要なキーワードとなっているそうです。10年以上オランダにおいて研究を重ねた先生より、オランダの事例を学び、ライフステージの変化に応じて働き方を選択出来る社会について見識を深める時間となりました。

~生徒の感想~
○オランダでは長時間働く人がとても少ないのに対し、逆に日本では世界でとびぬけて長時間働く人が多いことを初めて知りました。また、日本では両親が共働きしている場合はほとんどの家庭では平日毎日保育所に通わせているけれども、オランダでは1日の仕事時間を増やし、平日1日休みにすることができることを知り、オランダの家庭では親子と一緒に過ごす時間を多く作ることができるので、良いなぁと思いました。今は父親が育児休暇をとることが珍しいので、取りにくい状態だからこれから父親でも育児休暇を取りやすい社会になればいいと思いました。
○今日、オランダのワーク・ライフ・バランスのあり方を聞いて、新しい考えが増えました。それと同時に、私はオランダのワーク・ライフ・バランスのあり方がいいなと思いました。いつも女性の視点から、パートタイムでしか働けないという問題を見てきたけれど、自分の希望する時間の使い方ができていると思うかというアンケートでは、女性の方が多くて個人的に驚きました。けれど、よく考えてみると確かに男性も望んでフルタイムで働き、残業をしているわけではないのだなと思いました。仕事と家族が同じくらい大切で両立したくても、現実は仕事を優先しなければならない。ここにもジェンダーが潜んでいるのだなと思いました。
○他国に比べてこんなにも日本人の働く時間が長いとは思っていなかったのでとても驚いた。だからオランダでの働き方、生活の仕方をとても新鮮に感じた。「仕事ありき」の生活スタイルではなく、自分の理想の生活スタイルに合わせた働き方をしているのが素敵だと思ったし、日本も見習えばいいのにと思う。また、そういった余裕のありそうな仕事の仕方をしていても、オランダの生産性が高いというのが興味深かった。余裕をもって楽しんで人生を送れるからこそ、仕事に活きてくる部分もあるのかと思う。日本では働きすぎやストレス過多で事故を起こしたり、病気になったりすることも多いので、その柔軟さを取り入れてほしい。
○男女平等な社会とは何か、は色々なところでトピックとして取り上げられて、考える機会も今までたくさんありました。しかし、社会のどのような場面で女性が不利になっていて男性が有利になっているのか、と具体例は考えますが、そもそもなぜそのような格差が生まれてしまうのかということはぼんやりとしか分かっていなかったことが分かりました。また、ワーク・ライフ・バランスという言葉は、たぶん去年の現代社会の時間に習ったような気がします。男女両方がワーク・ライフ・バランスを確実に実現できている社会が、男女平等な社会といえることにもつながるのではないかと考えました。今日の講義を聞いて、オランダの人は「best of both worlds」を目指していて、ワーク・ライフ・バランスが完璧に実現できているなと思いました。日本も、もっと家庭のことを考える体制を整えてほしいと思いました。

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投稿者 global : 09:41

国際人道法の見地より、考える

2015年11月17日

 発展科目「ともに生きる」では、先日、日本赤十字社岡山県支部の久村様を講師にお招きして、「国際人道法からのヒント」という講義をしていただきました。1949年に締結されたジュネーブ条約を参考に、人間の必要最低限のニーズとは何か(Basic Human Needs)を考えたり、避難所にはどのような環境が整っているべきかを話し合うような時間を持ちました。また、世界には戦闘に参加したり、武装組織との関わりを持つ子ども兵士が約80万人おり、そのうちの40%が女の子であり、彼女らが雑用、出産、育児などの多くの負担を強いられているというショッキングな現状も知ることとなりました。
 「人道的」とはどういうことか考えるきっかけになった時間でしたが、その人道の実現を妨げるのは「無関心」だと教えていただいた時、マザー・テレサの有名な言葉、「愛の反対は無関心」を思い出しました。「ともに生きる」の受講生は来月「NHK海外たすけあい」募金活動に参加します。

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投稿者 global : 09:25

高校3年生人権学習「女性として社会に出る前に」

2015年10月26日

本校では体系的な女性学習を実施しており、先日高校3年生が学年の人権学習の時間を使って、女性として社会に出る前に考えるべき、知っておくべき問題を学ぶ時間を持ちました。
1年次に学んだ「女性への抑圧を知ろう」2年次に学んだ「女性問題って何だろう」に引き続き、ワークショップ形式の参加型学習で日本の女性が現在抱えている問題を知る機会となりました。

人権学習「女性として社会に出る前に」
対象生徒:高校3年生 文理コース・生命科学コース
目的:
・「人工的な性差」によって女性の権利が侵害されていることを知る。
・現代に生きる女性として、社会における様々な女性の人権問題を知る。
・多様な性のあり方を肯定的に受け止め、男女共同参画社会の担い手として、持続可能なより良い社会を築いていこうとする意識を持つ。

生徒の感想(抜粋)
・日本で男女の固定観念が多く残っていると分かりました。女性だけでなく男性も固定観念に縛られていることが多く、それが年間自殺者数に表れていました。「女子力」という言葉がなぜ存在するのだろうと考えさせられました。
・以前離婚後300日問題によって戸籍が取得できない問題を取り上げたドラマを見たことがありましたが、実際にそんなことがおこっているのだと驚きました。また、今まで世界での教育格差を学ぶ機会は多くありましたが、日本でもいまだに教育を受けられない子どもがいることに問題意識を覚えました。どのような事情があったとしても、子どもが戸籍を取得できないという状況は絶対にあってはならないと思います。
・正直、まだ仕事に就いたことがないので、女性管理職が少ないことに対して問題意識がありませんでした。しかし、今日はじめてセクハラに関するヤジについて考えたことで、女性が自分の思ったことを言うことが出来ないというのは、精神的苦痛を増やし、女性の活躍の場が減ってしまうという、これからの日本の発展を妨げる、致命的な問題が残ってしまうと分かりました。ジェンダーギャップ指数を見ても分かるように日本のジェンダーギャップは大きいままです。これからの日本を変えていくためには女性の行動の幅を増やしていくことが大切だと思います。
・女子校という環境にいると、平等で、一人一人が尊重されているように思えますが、一歩外に出ると、未だに男女差別が残っているのだと改めて感じさせられました。また、女性は家庭を守るものだという説はよく聞くので知っていましたが、男性は逆に、働かなければならない存在として差別されているということはあまり社会で認識されていないように思えました。
・昔から根強く残っているジェンダーによって今もさまざまな問題を抱えているのだなと改めて思いました。また、やはり女性に対してのジェンダーが多いなと思いました。「男性が稼ぎ、女性は家事」というジェンダーをもっと無くしていくことは、このBさんの問題解決や女性の社会進出をもっと高めていけるのではないかと思います。また、中高の授業でも女子の家庭科の授業が多いなど、知らず知らずのうちにジェンダーが入っているので、これも変えていくことも解決策の1つだと思いました。
・取り上げた事例の中で女の子は家事の手伝いをさせられていても、男の子には特に何も言われていないことが、自分と兄妹との扱いの差と重なってとても共感するところがありました。「妻に先立たれて以来、野菜を買っては腐らせる」ということが増えているなか、母親が子育ての家庭で男の子と女の子の家事を手伝わせるなどの扱いの差を作ることが更に同じ結末を迎えることの原因だと思いました。
・女だから、男だからという固定観念をなくすべきだと思ったし、TVなどを観ていると、男の人が家事・育児をする国が増えてきていると思う。だから、日本は少し遅れていると思うし、昔の戦後の考えを尊重するのもあって良いと思うけれど、改めて考え直すべきものもあると思う。日本では、男が育児という考え方は浸透していないので、会社側からその考えを進めるなど少しずつ日本にも男女の考えを変えることが出来たら良いと思う。
・「女性」をめぐる議論には世代によってギャップがあるなと感じた。「男は仕事・女は家事」という社会が当たり前で生活してきた人達が上司や経営陣として企業・国を担う今、理解が十分でないことは避けられない。だからこそ柔軟な考え方を持った様々な人が協力して企業や国を担っていく必要があると思った。ジェンダーについて考えていると、男の人から女の人の権利を認めてもらう為の動き、そんな風に描かれることが多い。しかしそれとは少し違い、男の人、女の人それぞれが互いの利益を認め合うことを目指すのがジェンダーギャップの解消と考えていきたい。誰もジェンダーについて問わなくてよくなることがジェンダーギャップ解消のゴールだと感じた。
・日本は他国と比べてまだまだジェンダーギャップが社会のあらゆるところで残っていることが分かりました。この問題を解決するためには、今生きている私達の価値観を変えることも必要だなと思いました。また、テレビを観ていると少しずつではありますが女性の社会進出も前より進んでいると思います。これからも、より女性の社会進出が進んでいく中で、女性ばかりを重視するのではなく、もちろん男性にも目を向ける必要があると思いました。平等な社会、平和な社会を創り上げるのは難しいことだけれど、それでも私達はそのことに声を上げていくことが大切なことだと思います。
・まず、問題だと思ったところは、社会の制度が不十分であるというところです。女性が社会進出するにあたって、育児休暇などの制度はまだまだ整っていないうえ、女性が会社において、上司から感じるプレッシャーやストレスに立ち向かわなければならない現実があるということです。少子化や女性の社会進出は今日話題になっています。それと同時にこの2つは相反する存在だという認識があります。この2つを相反するものではなく、関連して解決していかなくてはならないものとして対応していく必要があると思います。その、解決策を模索するに従って、他の課題も見つかり、どの社会問題もつながっていることを感じました。今回のように、グループワークで色々な意見を聞くことが出来て良かったと思います。女性である私達も、女性への価値観を変えていかなければならないのだと感じました。
・目的とすべきところはやはり男女平等であって、あまりにも考えなしに「女性の地位向上」を叫んだり、「女性は虐げられている」という風に考えたりするのは好きではないなと思います。本当のジェンダーや、本当の平等とは何なのか、きちんと自分の頭で考え、リテラシーを持って、物事の事実を考えていきたいです。
・日本では、表面的には男女差別・ジェンダーを感じることは一見起こっていないように見えるが、実際には管理職に就く割合が男性の方が多かったり、女性が結婚や出産後も変わらず職場で働ける環境が整っていなかったりと、女性の方が男性より不利な環境に置かれることも多いと感じました。管理職に就く女性の割合をもっと増やしたり、女性が働きやすい環境を作ったりして、女性がもっと自分の能力を最大限に発揮出来る社会づくりが大切だと思いました。そのためには、女性らしさ、男性らしさ、男だから女だからというジェンダーに基づいた考え方をやめ、ジェンダーフリー、つまり男・女と分けない考え方をしていく必要があると思いました。
・日本ではジェンダーギャップ指数が104位のように男女差別がまだ大きく残っている。国会の中でもあるように、女性議員に対するヤジがある。「女性=弱い」という意識があるからこそ、攻撃しやすいのかもしれないと思った。女性だから何かをしなければならない、や、「女性だから」という言葉だけで通じて納得してしまうのも無理はない。しかし、そんな決まりはないし、そうする必要もないと思います。あくまでも、女性と男性は同じ人間であり、平等であると改めて一人一人が認識するべきだと思いました。今は女性が活躍する時代だと、言われているが言葉だけではなく、待遇を同じにするなど、実際に行動に移すことが大切だと感じました。

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投稿者 global : 09:25

日本女性会議2015倉敷に参加

2015年10月17日

 10月9~11日にかけて倉敷市で「日本女性会議2015倉敷」が開催され、本校より教員2名と生徒7名がボランティアスタッフとして参加させて頂きました。参加した生徒達は本校の学校設定科目である「女性」受講者でもあり、今回の日本女性会議での最年少の参加者もしくは最年少の年代の参加者となったそうです。
 日本女性会議は参加者同士の交流促進やネットワーク構築、そして課題を共に考える場として毎年開催されており、今年は32回目だそうです。女子校で学ぶ生徒として、今後社会に出る前に、自分達のおかれている環境を様々な立場から考察することが出来た時間になったと思います。

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投稿者 global : 11:37

「女性」ディベート頂上決戦

2015年9月29日

 本校の学校設定科目である「女性」では毎年講座選択者によるディベートを行っており、先日文化祭においてそのディベートマッチの校内頂上決戦が行われました。事前に入念な立論を準備してきた生徒達は子どもの権利や子どもを産む女性側の権利、自らの出自を知る権利などを用い、日本と赤ちゃんポストの発展したドイツの例、代替手段などを引用するなどして議題「日本政府は赤ちゃんポストの設置を認可すべきである。是か非か。」について議論しました。今回の頂上決戦の結果は、肯定側の勝利に終わりました。参観下さった来場者の方々に御礼申し上げます。

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投稿者 global : 09:18

「世界の女性」調べ展示

2015年9月25日

先日行われた文化祭では高校2年生の生徒達による「世界の女性」調べの学習展示が行われました。生徒達が世界中の女性達の中から調べてみたいと思ったのは、現在の著名人レディー・ガガやエマ・ワトソン、過去の著名人にマリリン・モンローやココ=シャネル、歴史を動かしたマリー=アントワネットやジャンヌ=ダルクに他者に生涯を捧げたナイチンゲール、世界三大美女の楊貴妃やクレオパトラなどでした。調べ学習の活動中にiPadを活用し、教科書・資料集のみならずインターネット上の情報も含め多角的な視点で女性調べが出来たと思います。

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