• HOME
  • 校長の学園日誌 ブログ

校長の学園日誌

学園や生徒たちの生の姿を日記のように紹介しています。
日々の何気ない生徒たちの様子や頑張る姿、学園の毎日を感じていただけたら幸いです。

最近の記事

過去の記事

2022年4月13日

入学式入口.jpg 4月8日(金)、清心中学校および清心女子高等学校は2022年度入学式を執り行い、それぞれの新しい一年生を迎えました。【トピックスの写真も御覧ください】

 式では、校長の入学許可および式辞の後、新入生宣誓、新入生あいさつ、および在校生歓迎のことば が行われました。新入生および在校生のことばは、いずれも心のこもった立派なものでした。

 新入生の皆さんを見て、私は「置かれたところで咲きなさい」という詩を思い出しました。ノートルダム清心学園の前理事長 渡辺和子先生の著書の題名として有名ですが、この詩は渡辺先生が若い頃、ある神父様から手渡された紙に書き記されていたものだそうです。また、この詩は、実際には「神様が置かれたところで咲きなさい。『仕方がない』とあきらめてではなく、咲くのです。」という文から始まります。

 神様が私を置かれたのだから、そこには深い意味や目的がある。そして、私をよく御存じの神様が置かれたのだから、私は様々な問題も乗り越えることができるはずだ。でも、置かれたところで「咲く」か「咲かない」かは私の意志にかかっている。神様は私たちの意志を見ておられる。

 この詩を思い出すたびに、私はそのように考えます。

 渡辺和子先生は御著書の中で「置かれたところで精一杯咲こうとすれば、そのことがその花を美しくするのです」とも語っておられます。

 私は、式辞の最後を「新入生の皆さん、この清心中学校・清心女子高等学校が、神様が皆さんを置かれたところです。私も、今年度からこの学校に新しく置かれたました。お互いに、この神様が置かれたところで咲くことを改めて決心しようではありませんか。」と結びました。

投稿者:matsuzawa

2022年4月11日

聖ジュリーと聖書.JPG

 この4月より清心中学校・清心女子高等学校の校長となりました松沢です。どうぞよろしくお願いいたします。

 清心中学校・清心女子高等学校では4月7日(金)に一学期始業式をオンラインで実施しました。式の中で、私は生徒の皆さんに次の旧約聖書の言葉を紹介しました。

「 "Be strong and courageous, do not be frightened or dismayed, for the Lord your God is with you wherever you go." ( Joshua 1- 9)

『強く雄々しくあれ。うろたえてはならない。おののいてはならない。あなたがどこに行っても、あなたの神、主は共にいる。』(旧約聖書 ヨシュア記1章9節)

 旧約聖書によれば、紀元前13世紀ころ、イスラエルの民はエジプトにおいて厳しい奴隷の状態にありました。やがて偉大な指導者モーセに導かれてイスラエルの民はエジプトを脱出し、その後40年もの間、シナイの荒野を移動した後、神様から約束されたカナンの地に入ります。このカナンの地に入る直前にモーセは亡くなり、神様はモーセの従者であったヨシュアを後継者に任命します。ヨシュアは、これからは自分が民の先頭に立って約束の地に導き入れ、多くの戦いを経てイスラエルの国を建てなければなりません。ヨシュアは不安と恐れを抱いていたのではないでしょうか。その時、神様がヨシュアに与えられたのが上記の言葉です。(ただし、多くの日本語訳聖書で courageous を「雄々しく」と訳しているのはどうかな?と思います。courageous を『雄々しい』と雄(男性)に限定する必要はないと思うからです。ここでは courageous は『勇敢な』と訳したいと思います。) そして私は、この聖書の言葉から、生徒の皆さんに "Girls ! Be Courageous !" という言葉を贈りました。訳すと、「少女よ! 勇敢であれ!」となります。

 私は、生徒の皆さんが人生の様々な問題や課題に出会った時、恐れて退いたり途中で妥協してしまうのではなく、勇敢にチャレンジして乗り越えていく女性であってほしいと思います。もちろん、このような勇気は放っておいても自然に身に付くものではありません。まず小さなことに挑戦して自信をつけ、それを繰り返しながら、徐々に大きな自信と勇気を獲得していくものだと思います。この清心中学校・清心女子高校では、そのようなチャレンジし挑戦する機会が数多く用意されています。生徒の皆さんが取り組む探究活動や課題研究もその機会の一つです。小さなチャレンジでも、乗り越えれば自分への自信につながります。できなかった事だけではなく、できた事・やり遂げたことにも目を向け、神様に感謝して自分をほめてほしいと思います。失敗する事も思うとおりにならない事もあるかもしれませんが、その時こそ、これも挫折を乗り越える一つのチャンスと考えてほしいと思います。そのようにして、生徒の皆さんが勇気のある女性として成長され、進学しても社会に出ても、その勇敢さを保ち続けられることを願っています。

"Girls ! Be Courageous !"

投稿者:matsuzawa

2022年3月31日

IMG_1665.jpg今年は校内の桜が、はや満開になりました。早い春かと思えば花冷えの日もあります。コロナ禍で学校生活が思うようにいかない生徒たちを案じ、それでも少しでも良い体験と学びをと教職員とともに奮闘してまいりました。愛する母校に校長として赴任して6年半、創立135年であり、また清心中学校に入学して60年目の記念すべき今年度の終わりに、退任することになりました。

長い歴史の中で受け継がれた伝統と、新しい挑戦という両輪を持つ清心らしさの中で育ち、微力ではありましたが生徒たちの育ちを応援し、多くの方々に導かれ支えられた幸せな清心学園での日々でした。お一人お一人にご挨拶はかないませんが、清心で出会った皆様に心からの感謝を申し上げます。

退任後も二子の丘の修道院に住み、生徒たち、ご家族の皆様、卒業生、教職員はじめ、関わりあるすべての皆様のために祈りつつ、できることで応援してまいりたいと思っております。

愛すること信じることの難しい時代に、愛し信じて生きた創立者の精神を受け継ぎ、人としての育ちを応援する清心中学校・清心女子高等学校を今後ともよろしくお願いします。

愛する清心生の皆さん、You are more than you think.Courage! Have a good day!

投稿者:matsuzawa

2022年2月 2日

今日は、世界のノートルダム・ファミリーにとって218回目の誕生日です。1804年2月2日、学園の設立母体であるノートルダム修道女会が創立された記念日です。 コンゴ・キンシャサから届いたお祝いの準備中の写真をご紹介します。

どこの国・地域にとってもコロナ禍の厳しい時ですが、創立者聖ジュリーから受け継いだノートルダムの遺産である希望を失わずに善いものを創り出す、そんな一人になることを全校で祈る今日でした。

  

投稿者:matsuzawa