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2015/03/19

EDGE Innovation competition 2015に参加しました。

2月8日東京虎ノ門ヒルズにて、EDGE Innovation competition 2015最終発表が行われ、本校の高校2年生、佐藤莉沙さんが参加しました。EDGE Innovation competitionとは文部科学省と東京大学のi-Schoolが主催するアイデアコンペティションです。今年の募集テーマ「働く母親と子供のより良いコミュニケーションに向けて」に関する様々なアイデアが集まりました。
EDGE programとは?
EDGE program(エッジ・プログラム、グローバルアントレプレナー育成促進事業)は、我が国におけるイノベーション創出の活性化のため、大学等の研究開発成果を基にしたベンチャーの創業や、既存企業による新事業の創出を促進する人材の育成と関係者・関係機関によるイノベーション・エコシステムの形成を目的としています。(ホームページより抜粋)
http://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/edge/1353815.htm(文部科学省)
http://edgeprogram.jp/competition2015/(EDGE当局)
〈開催組織〉
主催:EDGEプログラム(文部科学省補助事業)
企画:東京大学i.school
協力:森ビル株式会社

~参加してみて~
どのプレゼンも予想もしないようなアイデアにあふれ、こちらの想像力が掻き立てられるようなものばかりでした。プレゼンも大変楽しみながら聞くことが出来て、参加者のプレゼン技術と話法に感動を覚えました。たびたびスキットがはいったり、動画がはいったりしていて、準備期間が二週間しか与えられてないのにここまで工夫されたプレゼンを用意できるなんて素晴らしいと思いました。
府立大学のチームのプレゼン内容はテーマに沿って、「母親主役の絵本を作る」ということでした。子供が主役の絵本は多いのに、母親が主役の絵本はあまりありません。さらに子供たちは自分の親が仕事先でどのようなことをしているかも知りません。母親が帰宅時間などの間に自分で自分主役の絵本を作れるアプリを使って絵本を作ることによって、自分の子供に仕事のことなどを教えることができ、さらにコミュニケーションの増加をはかることができるということが今回のプレゼンの特徴でした。
すべてのプレゼンが終わった後に、会場の外でショーケース部門の発表がありました。このショーケース部門は最終選考で落ちた人たちへの敗者復活のような部門でした。6チームほどが参加していて、こちらも様々なアイデアが出ていました。ですが、ショーケース部門にはあまり特定のルールがなかったため、紙を数枚貼り付けただけのものや、手書きのものもあって、少し残念な気もしました。
私は最終発表までは残れなかった上、ショーケース部門にも参加しませんでしたが、今となって思うと、一人でもショーケース部門に出場すれば良かったと悔やんでいます。
私がショーケース部門に出場していたならば、学校のクラス内でのチャット・掲示板のアプリ・サイトを作るというアイデアを持ち出していたと思います。現役高校生だからこそわかることもあります。私の周りには学校でもらった保護者宛のプリントなどを親に渡さない子が数人います。学校から配布されたプリントを貰わないせいで、自分の子供が学校でなにをしているか全く知らない親もいるわけです。そこでクラス内での掲示版を作り、先生と親と生徒全員が参加することによって、情報の拡散がもっと早くできるようなシステムを構築します。これはどの年代の子供にも実行できるアイデアであり、親にもっと多くの情報が入ることによって、親が子供に質問したりするなどのコミュニケーションのきっかけになることは間違いありません。心配な点はこれによっていじめなどの問題が起きてしまわないか、という点です。
EDGEコンペに参加したことは私にとって様々なアイデアのプレゼンから学び、発想力をさらに深めることのできた貴重な体験となりました。また来年もこのEDGEコンペが行われるのなら、ぜひ参加したいです。そして、来年こそはリベンジしたいです!
お世話になった先生方、ありがとうございました。
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