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2007年04月28日

孵化後2ヶ月飼育して、カスミサンショウウオ幼生を放流

 2月28日に孵化したので、今日でちょうど2ヶ月になる。としかく二ヶ月間、飼育下で保護し、放流することでどのくらい繁殖場所の生息数に影響するかが楽しみだ。卵を採取した場所(上流の溜まり)は、枯葉に埋まった状態だったので、枯葉を除去して、水溜りを復活する必要があった。放置していてもかなり厳しい状況だったと思う。上流の溜まりには、120匹を放流した。台風前は多くの卵のうが確認できた場所(下流の溜まり)で、幼生を探したが、一匹も採取できなかったので、今年は産卵がなかったと思われる。下流の溜りには、284匹を放流した。その他に、少し離れた場所で、幼生が確認できた場所に30匹を放流した。2007年度は、全部で424匹を放流した。

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幼生を確認できた場所が一箇所。

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不法投棄されてた粗大ゴミ

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タッパー1個に20匹を入れて、22箱放流。

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放流に参加した生徒は2人

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放流すると元気よく泳いで行った。移動による死亡は0


投稿者: 秋山繁治 日時: 17:25|コメント (0)トラックバック (0)

2007年度のカスミサンショウウオの野外への放流

 今年も飼育したカスミサンショウウオの放流の季節がやってきた。土曜日でも、生命科学コースの生徒は午前中は授業なので、午後から繁殖地に向かう予定である。下は放流前の最後の写真。

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飼育しているバット

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変体直前の幼生

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3匹はすでに鰓を失って変態完了

毎年、変態を始めて陸上生活を始める個体を見つけた時点で放流している。それは、幼生期に天敵に襲われやすいのを避けたいのでできるだけ長く保護したいというのと、変態してしまってからでは、野外生活に適応しにくいのではないかということを考慮してのことである。体長約39.00mm。

投稿者: 秋山繁治 日時: 13:09|コメント (0)トラックバック (0)

イボイモリの産卵期

イボイモリがまた、産卵を始めた。水槽の水辺近くの石や板の下に隠れるようになり、たまに水の中に入ったりする個体を確認できるようになると産卵が近づいている証拠のようだ。今日は、119個の卵を確認した。

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卵の付近にいたイボイモリ成体

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確認した199個の卵

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:15|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月27日

授業「生命」についてインタビュー

 下の授業「生命」の論文を読んでいただいた方から、ラジオでのインタビューの依頼があった。
放送される日程は、5月17日(火) 14:30~14:45です。

 FMくらしき82.8MHz:小野須磨子の”ごごいちラジオ”『あなたと語りたい』 (生放送)

(現代性教育研究月報2005年8月号から)

総合的な学習の授業「生命」での生き方教育
-「大切なもの」をどのように伝えるか-

 中学校では2002年度、高校では2003年度から学年進行で、「総合的な学習の時間」が実施されている。生徒が自ら学び自ら考える力や学び方やものの考え方などを身に付けさせ、問題を解決する資質や能力などを育むことを目的にするということであったが、文部科学省の義務教育に関する意識調査(2005)で「総合的な学習の時間」について、中学校の教員の過半数が否定的な評価をしていることが分かった。57%が「なくすべき」としている。否定する理由は、「基礎的・基本的な学習がおろそかになる」、「教科との連携が不十分で学力が身に着かない」など学力低下を懸念するものが多かった。また、高校の教員でも、ベネッセ総研の調査(2003)で、約6割が、否定的な評価であった。「生徒の個性が伸ばせる」という点について、「あまりそう思わない」と「全然そう思わない」を合わせると64.6%。「生徒が興味関心を持つ」に63%、「生徒に自ら考えさせる力をつける」に56%が否定的であった。そして、指導方法について、「どのようにやったらよいのかわからない」が69.7%であった。
今、多くの教員が総合学習という新しい枠組みに対して、従来の教育観で捉え、不要論を唱える中で、私自身は、高等学校の「総合的な学習の時間」の枠は横断的な学習ができる点で、大きな可能性をもっていると考えている。そして、「性」を中心にすえた展開によって、人間関係の希薄化する社会で、「生きる力」を育てる教育が実践できるのではないかと考えた。今回は、「総合的な学習の時間」の導入に先駆けて、本校独自の自由選択科目「発展科目」(高2対象2単位)の枠の中で1999年度から開講している授業「生命」について報告したい。

何故、授業「生命」は誕生したか。
最近、中学生だけでなく小学生による殺人事件が起こり、児童・生徒の心の問題が大きくクローズアップされるようになってきた。そして、社会的な危機感から、少年犯罪については、少年法第61条によって容疑者である少年の実名や写真を報道しないという原則があるにもかかわらず、インターネットによって罪を犯した少年の写真が公開されるなど、社会的な規範が問われる問題さえ起きている。また、加害者に被害者の心の痛みや肉体的な苦痛が理解できないという共通点が指摘され、その原因を家庭や人間関係に求められる場合も多い。しかし、児童・生徒は、一日の多くを学校で過ごし、また、学校を中心にした人間関係の中で生きている。学校生活が彼らの考え方や行動に大きな影響を及ぼしていることが事実だとしたら、この社会的現象について学校教育にまったく責任がないとはいえない。学校教育の社会的な役割を再点検し、時代の変化に対応した教育内容を考えることが社会的に要求されていると考えられる。私自身はこのような状況に対して、「生命」についての価値観を形成するために「生き方」を教育することが必要だと考え、授業「生命」を考えた。

授業「生命」はどのように進められているか。
授業「生命」では、「性」についての知識を学ぶことから出発して、人には多様な考え方があることを認識し、最終的に生徒自身が「どのように生きるか」を再考することを目的にしている。具体的な手法は4つに分けられる。①知識の習得を目指した「講義」(担当者以外に校外講師にも依頼)。②グループ討議や心理テストなどによる「自己分析」。③与えられた課題レポート作成のための「調査活動」。④プレゼンテーションをするためのHTML形式での「課題レポート作成」である。各回の授業の感想は、e-mailで提出することになっている。
授業の中核をなすのが「調査活動」で、正解のない課題に教師と生徒で調査や作業をしながら取り組み、共に考える過程を取り入れている。「知識をもった教師が生徒に一方的に教える」という今までの授業では、教師と生徒が興味を共有できるような授業ができないと考えた。知識中心の授業で「教科書に載っていないことは、勉強しなくてもいい」とか、「テストに出なければやらなくていい」という損得の基準で物事を考えるようになってしまっている生徒も多くなり、ボランティア活動でさえ、評価されるからやるという発想になってしまっている状況を打破するためには、生徒にとって魅力のあるテーマを今までの授業とは違う観点から考える必要がある。
前期の「調査活動」の課題は「野外彫刻は猥褻か芸術か」である。野外彫刻の調査をテーマにしたきっかけは、「野外彫刻の設置が猥褻、あるいは女性蔑視につながる」とする意見に対して、自らの調査過程を踏まえて、最終的に女子高生としてどのような意見を持つか、私自身が知りたいという気持ちから出発した。授業は、次の①~④の順に進めている。

①野外実習:30名を5名ずつに分け、班毎に調査地域を分け、90分で往復できる調査計画を立て現地へ行き、1人1つの野外彫刻を見つけてデジタルカメラで撮影し、作者紹介などの掲示物や設置環境、感想を調査表に記録する。

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西川緑道講演での実習。

②自分自身での調査:新たに自宅周辺や通学途上で見つけた野外彫刻を①と同じ方法で調査する。

③レポート作成:持ち帰った記録表からレポートを作成し、プレゼンテーション用にHTML形式のファイルを作成する。

④多様な立場の意見聴取:野外彫刻作者である彫刻家の意見を聞く。

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会場には、多くの作品が展示。

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最新の作品も持ちこんで、製作意図を説明。

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彫刻の作成過程を紹介した書籍で説明。

④野外彫刻から女性問題を考えている女性グループの方の意見を聞く。

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野外彫刻の社会的な問題を説明。

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性と一人ひとりの意見を聞きながら・・・。

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各地の野外彫刻の写真を展示。

⑤自分自身の意見:レポートに自分の最終的な意見を書き加えて完成させる。

 後期の課題は、「学校飼育動物は、生命尊重を考える教材になっているか」である。出身小学校に行って、動物の種類や飼育環境について調査し、ペットや飼育動物の死を考えるなどの考察を行っている。

授業「生命」で何を伝えたか。
授業「生命」は開講して7年になるが、人気講座として定着してきている。「総合的な学習の時間」が設定される前の段階では、「そんな授業をして大学受験の邪魔にならないのか」などの意見があったが、私は「生き方」を考えることが、将来を考える動機となると考えた。事実、これまでに講座の内容そのものが直接的に進路につながった生徒も多い。「生き方」を教育するとは、「考え方」を一定の方向に導くというものではない。提示された材料(教育内容)を生徒自身が学んでいく過程で、「考え方」を身につけていくものである。したがって、この授業は、考える材料の提供(話題提供)の役割をするものであり、どのように考えるかの試行錯誤をどのように体験させるかが指導上重要になる。「生き方」を考える教育では、教科指導のように多くの知識を持った優位なものが劣位なものに一方的に教えるという図式は成り立たない。適切な材料を供給できるかどうかが大切で、指導する側がどのような経験をし、どのように生きてきたかという自らの生き方が問われることになる。
授業「生命」は、調査活動を重視することにより、学習者は普段見過ごしている身近なところにもテーマがあることに気づき、課題解決のための情報収集をインターネットに依存することなく、自分の足で歩いてデータを得るという体験を通して、「どのように生きるか」について再考し、結果的に「性」について学習することができると感じている。授業「生命」で「性」を扱っているのは、「生き方」を考える上で、「性」の問題が重要だと考えたからである。

「性教育」はいつの時代にも必要とされている
性教育の必要性については、これまで多くの調査で確認されてきたことである。「あなたは、性教育を積極的に進める必要があると思いますか」という問いに対して、山口県養護教員会の教員対象の調査(2002)で、小学校98.8%、中学校90.1%、高校83.5%が「必要である」と答えている。岡山県性協議会の教員対象の調査(1993)でも、97%、本校の調査(1996)でも96%が「必要である」と答えている。このように、性教育の必要性については、多くの教員が認めている。このことは、私が性教育に取り組み始めた1986年から変わらない。1990年代になって、エイズが社会的な問題になり、性教育の実践がマスコミにも取り上げられ、特に盛り上がった時期もあった。そして、1999年には文部省から「学校における性教育の考え方、進め方」が発行され、「学校、家庭、地域が実態に応じて、性教育を組織的かつ体系的に展開することが求められています。」という基本的な考えが示され、同年、「男女共同参画社会基本法」が公布・施行され、「男女の人権の尊重」、「社会における制度又は慣行についての配慮」などの5つの基本理念が示された。
 しかしながら、2002年に全国の中学生に「思春期のためのラブ&ボディBOOK」(母子衛生研究会作成)という小冊子を配付する計画がなされたが、配付直前になって、「ピルの勧めになる」「コンドームの使い方を中学生に教えるのはゆきすぎだ」などの意見が出され、結局、配付が中止になったり、2003年には、東京都立七生養護学校での性教育実践が、不適切と判断され、教職員を処分するという事件も起こっている。最近では、それらのことがきっかけとなり、「行き過ぎた性教育」ということでパッシングされている状況にある。また、国外に目を向けるとアメリカでは、禁欲教育の推進とあいまって性教育で扱う内容をめぐる議論が混沌としてきている。しかしながら、いろいろな問題を抱えながらも、今でも性教育が社会的に必要とされているのは事実である。

「何が「性教育」を進めにくくしているか
 性教育は必要であるという意見がある一方で、なかなか進まないというのが、多くの教員のもっている思いではなかろうか。性教育が必要ないとする意見については、今も昔も変わらない。それは、「寝た子を起こすな」、「自然にわかる」というものである。例えば、 学校保健と連携して健康教育に取り組むために保健所がアンケートを実施しようとしたところ、「性交経験がありますか」「初めて性交をした動機は何ですか」「避妊しましたか」などの質問に対して、高校側が反発したケースがある。その主張は「生徒たちは純朴で素直であり、そんな生徒に『みんなこんなことをしているのか』と驚かせたり、性行動を助長するものは実施できない」というもので、「寝た子を起こすな」の発想である。
日本での「行き過ぎた性教育」の批判とアメリカの禁欲教育の主張の共通点は、新しい社会の動き、考え方の変化を取り入れないということである。日本では、行き過ぎた性教育を「性器教育」「コンドーム教育」として、知らなくていい世代にまで教える必要はないと批判している。また、アメリカの禁欲主義教育では、性交に伴うリスクを減らす唯一の方法は、結婚まであらゆる性的活動において禁欲であり続けることであると推奨し、避妊については基本的事実も教えないとしている。
確かに、性の知識は、年齢・発達段階を考えて教えるべきである。しかしながら、社会の変化の中で、教育内容も伝え方も変化することが当然あると考えなければならない。かつて、歴史上、軍事力を維持するために「事実があってもない」と教育したように、教育を、権力を守るための「体制を維持する装置」としてはならない。そして、体制を正当化するのに都合の良いように情報を歪曲することがあってはならない。
 アメリカの禁欲教育プログラムは政府の補助金を受けて実施されているが、その内容について、「連邦政府の補助金による禁欲教育プログラムの内容」という報告書(2004)で、その問題点が指摘されている。禁欲主義プログラムの80%以上に、「リプロダクティブ・ヘルスへの不正確な、誤解を招く、歪曲された情報が含まれていることを明らかにしている。例えば「『コンドームは性感染症の拡大防止に役立つ』という一般に見られる主張には、データの裏付けがない」や、「知的障害の主な原因である未熟児の出産は、最初の妊娠を人工中絶したことによって増加する」、「HIV感染の危険要因として汗や涙に触れることがある」などがある。また、「女性は『経済的支援』を必要とし、男性は『賞賛』を必要とする」にみられるようにステレオタイプの性別役割分業の観念が科学的事実として扱われているなど数多くの間違った内容が含まれている。避妊については基本的事実も扱わない。科学的に誤りを含んだ情報で警告することによって、性行動を抑える発想なのであろうか。「コンドームは、性感染症について十分に防止しない」というメッセージから、「コンドームは役に立たない」と理解したり、結婚まで禁欲することに価値を置くことによって、性的虐待を受けた生徒や、法的に結婚できない同性愛の生徒達が排除された気持ちになるとしたら、どうするのであろうか。このように性教育をめぐる社会状況は混沌としている。

学校教育での性教育はどのように進められるのか。
 これまでの学校教育は、全体としての規律や画一化が優先する集団指導に重点をおいたシステムで運営されてきた。それは、多くの生徒に、効率的に教育を提供する必要があったからである。教育を円滑にするには、集団を管理する必要がある。秩序を守らない、あるいは、自己主張する生徒は排除する必要があった。それは、社会でも一定のルールを守ることができなければ社会を乱すから、学校は社会適応させるために教育する役割があるという考えがある。1980年頃に校内暴力事件が多発し、教師に対する暴力事件が大きな社会問題となった時期があるが、運動場に整列させて生活検査をするなどの徹底した管理で対応した経緯がある。そこには秩序を求める教師と自己主張をする生徒との間でせめぎ合いがあった。
 今は、社会的に生徒の人権を考えた指導が求められる時代に変化してきている。その背景には、「リプロダクティブ、ヘルス/ライツ」を提起したカイロ国際人口会議(1994)、女性の地位向上の指針となる「行動綱領」が採択された北京女性会議(1995)、男女共同参画社会基本法の公布(1999)などに象徴される、女性の人権を守る社会的な大きな動きがある。日本では、旧来の性別役割分業の考えが一般化しており、教育現場でも、性行動では「女子高生の性の乱れ」と表現されるように女性の性経験ばかりに好奇の目を向け、中絶や望まない妊娠などで「傷つくのは女だけだ」といわれるように、男女で非対称的な意識の歪みが存在している。「男女共同参画」を進める動きは、社会の文脈の中に始まり、一定の理解の拡がりを見せている。それは、社会的に多くの人が共有できる必然性を認識したからこそであって、決して一部の推進する人たちがうるさく要求したからだけではない。このような流れに対して、「このままでは日本は滅びる」として旧来の価値観が滅びることが日本の破滅と考えて反対する人たちがいる。日本における「行き過ぎた性教育」批判、アメリカの禁欲教育の推進は、旧来の価値観を守ろうとするものである。
 教育に新しい局面が登場したとき、誰しも迷いがあり、拒絶する面がある。例えば、「情報」の授業が高等学校に導入される前の1997年に文部省が教員(小学校36校・451人,中学校10校・170人)に,「コンピュータ教育」の導入についてのアンケートを実施した。その中に「自分がコンピュータの研修をしてからでないと,生徒には使わせない方がいい」という意見に対する賛否を問うものがあったが,「そう思う」が40%,「そう思わない」が31%,「どちらとも言えない」が27%であった。賛成する意見の根底には,知識として「教員>子ども」でなければ,教材として扱わない方がいいと言う考え、つまり、「知識を持ったものが持たないものに教える」という従来の集団指導的な教育観の呪縛がある。
確かに、性行動で「性交をしない」という選択は、リスクを避ける有効な方法である。しかし、思春期には急激な身体の性的発達に不安になったり、社会経験も少なく、性情報に翻弄されたりするので、性行動に走ったり、性被害にあうこともある。そのときにリスクを減らす教育が必要である。しかしながら、そのリスクを減らすための教育は、恐怖感などの外圧で行動を抑圧するものであってはならない。より正しいことを一方的に「与える」のではなく、どうするかを「自分で考える」過程が大切だと考えている。あふれる情報の中で、外圧ではなく、自分自身で理解し、考えて、「・・しない」と判断できる力を養うことが必要なのである。性教育は、教師自らが当事者として「どのように生きるか」を考える教育であり、「管理」する立場では生徒の自己決定力を育てることはできない。
今、学校教育は新たな局面を迎えているのではないだろうか。「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の流れが、時代の要請を受けたものだとしたら、多くの人の幸福に繋がるように、育てていかなければならないのではないか。授業「生命」の実践は、模索としての試みである。総合的な学習の時間の枠で、遠回りしたやり方かもしれないが、生きていく上で「大切なもの」が伝えられると考えている。

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:26|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月25日

イボイモリが今年も産卵・・・。

 イボイモリが今年も産卵しました。正常に発生しているものは少ないですが、すでに幼生の姿になってきています。

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幼生の形で、鰓も見えます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:55|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月19日

オオイタサンショウウオの1年経過した個体の計測

 第二回の作業は、昨年3月に孵化した個体の計測を行った。成熟にいたる段階的な変化まで、チェックできると考えている。また、先週から毎日、幼生の飼育を継続して行って、密度の変化及び個体の成長の変化を観察している。毎日観察から、新しい疑問点などをもって、取り組んでくれることを期待している。

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電子ノギスで頭同長を計測

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ちょうど、孵化後一年経過した個体

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:29|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月17日

2007年度 授業「生命」 第1回

 内容は、前半がオリエンテーション、考え方を学ぶ実習(公共ポスターをみて思考など)、後半がグループに分かれての実習(意見交換)をおこなった。

生徒の感想の一部を紹介すると、

(Y.Oさん)今日の授業前半のポスターの話のことですが、一番衝撃を受けたのは1枚目のAIDSのポスターでした。最初にそのポスターが批判され、撤去された理由を聞かれたとき、数年前に行われたオリンピックの時に選手にコンドームを無料で配られたことが、ふと頭に浮かび、性感染症と外国が深く結びついたイメージを一瞬もってしまいました。が、その後の話で、その当時では東南アジアにまで行って、若い女性を売春するのが普通に行われていて、しかも、「AIDS防ぐためなら、そんな事実を公表することはやむおえない」といった考えを何年か前の日本がもっていたことを知ってとても残酷に思えました。2枚目の女性がコンドームに囲まれた ポスターでは、ジェンダーを感じるのと同時に、明らかに性行為が女性によってもちかけ、行われるもののような印象も受けられました。また、ある高校の文化祭のポスターでは、把握されている企画の内容にくい違いや勘違いがあるような気がしました。ポスターなどはメッセージを伝えたり、呼びかけたりする有効的な方法の一つだけれども、伝える側に少しでも考えていることや意思にずれがあれば、とんでもない事をまねいて しまうものだということも改めて感じました。後半のある話をもとにして、自分の考えを出して、グループでまとめ発表したことに関しては、最初の自分がもっていた考えや意見が友達の話を聞いているうちに大きく変わったり、考え直したり、新しい思いを抱いたりして、 他人の意見は自分のなかになかったものを引き出してくれるので、大切だなと思いました。  また、世代や自分が置かれた立場によって変わることを考えると、他人の意見を聞くことで、その人が今置かれている心境や状況が分かってしまうんだということを知りました。 

(Y.Yさん)ポスター②を見たとき、私は日本から出たらエイズに感染してしまうようなイメージがありそうなので、それが問題とされたのかと思いました。でも、東南アジアでの買春を題材にしていると知って、そんなことが許されていいのかという感想を持ちました。しかも政府があんなポスターを作ってしまったというのを聞いて、いい策が浮かばなかったのかも知れないけれどもう少し考えて作るべきだと思いました。そしてポスター⑤では、最初は思い切った物を作ったなあと感じましたが、やはり考えが足りなかったのではないかと思いました。K高校という、私たちとは違う男子校での考え方もあるのかもしれませんが、私だったら賛成しないと思います。後半の授業では、人それぞれで様々な見方があるということを改めて感じました。クラスに帰ってから聞くと、水夫の順位を3位にした人も居るそうです。私たちのグループでは、若い女性と老人、婚約者と親友の順位を決めるのに少し手間取ってしまいました。けれど、意見をひとつにまとめる時に友達の意見を聞いて新しく考える事もあったし、自分の思いもよらなかった所にまで話を進める事が出来たのでとても良かったと思います。この授業では、社会で問題にされている様々なことにも触れることが出来そうなので、毎回楽しみです。今回は最初ということもあって講演ではありませんでしたが、早く外部から来て下さる先生のお話を聞いてみたいです。私が興味を持っているテーマもありそうなので、しっかりメモを取って聴きたいと思います。

(Y.Wさん)今日の授業は、今までになかったような授業で、いろいろ考えさせられました。まず、2枚目のポスターで、男性がパスポートを持っているものについてですが、はじめ自分で考えたときには、この男性が何をしに行っているのか、このポスターが何を意味しているのかが全く分かりませんでした。しかし、家庭を持った人が買春目的で旅行に行っているのだということを聞いて、本当に驚きました。なぜ政府がそんなポスターを作ったのか、とても疑問に思いました。普通に考えれば絶対におかしいとわかるはずなのに、外国に非難までされるのは、恥ずかしいことだと思います。また、その男性の旅行先、つまり東南アジアの人々の侮辱にもなるのではないかと思いました。それにしても、当時このポスターを見た人々はみんな、これが意味していることを理解できたのかな、と不思議に思います。3枚目のポスターも、はじめはよくわからなかったけど、すごく女性を侮辱しているとわかりました。なぜ、人の目を引くポスターは、批判されるような内容なのでしょうか。誰も傷つけないけど、訴えかける力のあるポスターをつくることは、特に性の問題が関係してくると難しいのかなと思いました。高校の文化祭のポスターも、とても衝撃的でした。あんなポスターでは、不快に思う人も少なくはないはずです。それなのに、学校側は先生たちでさえ、その問題点がわかっていなかったということを聞いて驚きました。私には、あの絵とキャッチコピーの関連性すら理解できなかったのに…。日頃ポスターなど気にも留めていませんでしたが、公の場に貼ってあるからといって、必ずしも良いものとは限らないんだと思いました。後半の、文章を読んで順位付けをする時間には、案外みんな自分の意見がはっきり言えて、しっかりと話し合うことができたので、良かったと思います。その分誰も自分の意見を譲れなくて、班の意見をまとめるのに時間がかかりましたが…。私の付けた順位は意外に特徴的で、同じような意見の人があまりいませんでした。特にみんなと違ったのは、「老人」の順位で、私のように下位のほうに付けている人はあまりいませんでした。上位に付けている人の意見では、「老人」自身の考えを押しつけず、「若い女性」の気持ちを尊重しているので好感をもったということでしたが、私は「若い女性」の立場で考えたのですが、自分が困って相談しているのだから、「老人」は具体的に答えてあげるべきだと思いました。これは、私自身が優柔不断で、人に意見を求めているところがあるのかもしれないな…と思ってしまいました。今日の授業は、今まで考えたことのないようなことをたくさん考え、それをみんなで話し合うことができて、良かったと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:45|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月14日

2006年度ボルネオ海外研修(保護者の感想・その3)

問3 今回の研修(約20万円)は、経済的な負担としてはどうでしたか。

参加した生徒16名の保護者の意見です。

①確かに大きな負担ではありましたが,長い人生の中で色々と経験することは,これからの若者には必要かなと思いましたので,満足しています。

②内容が濃いので良いのではないかと思います。

③初め20万以内ですべていけるのかなと思っていました。そのため3万円を前納したのであと17万円程かなと思っていました。しかし甘かったです。保険など全て入れて20万円というのは難しいでしょうか。そうなると日数を短くしないといけないでしょうか。日数は今回くらいはあってほしいなと思います。

④金額や振り込みの時期がもう少し早く分かるようにして欲しいです。

⑤研修旅行の内容は濃く,本人には良い経験になったと思いますので妥当な金額ではないかと思います。

⑥コストパフォーマンスは十分だと思います。

⑦お年玉がほぼ研修力費用分貯まっていたので,不足分(保険料や小遣い等)のみ親が負担したため,さほど大きな負担とならずに済みました。

⑧負担が大きいか小さいかといえば,海外で研修させていただくとしたら,そう大きくはないと思いますが…。

⑨コタキナバルからサンダカンまで足をのばし,クルージングもできて,20万円以上の内容だったと満足している。

⑩負担は少ないにこしたことはありません。ただ,お金では買えない貴重な体験をしていると思います。この20万円は娘がこれからの人生の中で社会に対して返していってくれることを望んでいます。

⑪日数と内容を考えると,この費用なら参加させたいと思えました。

⑫適当な金額ととは思いますが,補助などがあればさらに助かります。

⑬一般的な海外研修にどの程度かかるのかわかりませんが,妥当な額ではないかと感じます。しかし,未成年者の海外旅行ですので,旅行社の説明会に保護者の参加も許していただければ嬉しいです。

⑭先生方のご尽力で,多分,一般的なツアーとは比べ物にならない格安なものになっていると思いました。

⑮大丈夫です。

⑯少し大変でした。一度では終わらず,次回も参加したいと言っているので少し困っています。(参加させられない金額ではないですが)旅行代金の積み立てローンを利用したいと思いました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:16|コメント (0)トラックバック (0)

2006年度ボルネオ海外研修(保護者の感想・その2)

問2 今回の研修させてみて何か感じられたことを書いてください。

参加した生徒16人の保護者の意見です。

①行く前はやめれば良かったなどと言ってましたが,帰国したとき疲れてましたが,行って良かったと言い,また海外に行きたいと口にするようになり,外国を見せて良かったと感じました。

②普段の旅行ではできない自然や動物にふれ,現地の人たちの生活や優しさを体験することのできる,とても有意義な研修旅行と思いました。色々なことを見て聞いて,人間として成長した旅だったように思います。お世話になりました。

③2回目の海外研修だったのですが,今回のほうが日数が短かったのですが,英語を使うことが抵抗なくできたように思いました。使える英語が実感できたように思いました。そのため海外へ行くことが身近になったようです。開発された土地ではなかったことで,自分の日本での生活をあらためて見直すことができたようです。便利さや物の豊富さだけが幸せではなく,色々な人(現地の方,添乗員の方,後輩,先生)との交流やつながり,心遣いのありがたさを感じることができたと思います。
 先生をはじめ,添乗員さん,バスの運転手さん,大学のせんせいなど,多くの方々に支えていただいたのだと思います。帰ってきたとき,少々興奮気味に,大変だったこともうれしそうに話しをしました。また校長先生のブログも楽しみでした。多くの方々にお世話になり,貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

④研修前の準備期間に何回か集まって会を持つという予定がほとんど実施されなかったと聞きました。その点では出発まで不安に感じる面もありました。

⑤日本ではふれることのできないような大自然を,直接目で見てふれることができ,また,現地の大学で生の英語を学習したり,地元の高校生との交流を深められたことは貴重な経験になったと思います。これを機会にもっと積極的にいろんなことにチャレンジし,好奇心を持ち続けて欲しいと思います。

⑥イスラム教の国に実際に行き,現地の方々と交流できたことが素晴らしいと思います。また,自然を大切にする取り組みも重要なことだと思います。

⑦国内の研修にも2回ほど参加しましたが,研修のプログラムを実際体験することを通して,本人の視野が広くなり,生き方にも影響を与えているように感じられました。また,旅行の準備に関しても,ほとんど親の手を借りずにやっていたので,自立という点からも大きく成長したなと思いました(予防接種の段取りだけは悪く心配しました)。

⑧マレーシアがどんなところか,また滞在するところがどんな様子か,全く初体験で随分驚いたようでした。(日本では)トイレの水が流れること,コックをひねれば当たり前のようにお湯が出ること,色々と感じたようでした。ただ,頼もしく感じたのは,そういう不便さも楽しんでいた様子が感じられたことです。食べ物については研修の間中,苦労したらしく,帰国して体調がなかなか回復できませんでした。環境の違う日本へ志を持って来られ,日本を学んでくれる外国の方もいらっしゃいます。そういう方たちへも今までとは違う感じ方をしてくれると期待しています。

⑨最初はカルチャーショックだったようだが,日本でいかに快適な生活をしているかっを身をもって感じたようだ。

⑩研修の中で興味を持ったことには,今後も知識等深めていく良いきっかけになっていると思います。

⑪海外において異文化にふれることができたと強く感じました。中学のニュージーランドででは感じなかったこと,例えば宗教によって生活が違うことが実感できたようでした。娘は左利きなので苦労したようでした。
 英語力の違い(第2外国語として)に驚き,より英語力を付けなくてはと,帰ってから力説しています。良い刺激になったようです。また,英語でのプレゼンテーションの機会をいただき,貴重な経験をさせていただけたことを本人も大変喜んでいます。親としても,先生に感謝の気持ちでいっぱいです。
 サバ大学の先生のお話が良かったようでした。質問を求められ,当たり前の質問は面白くないと言われ,視点の全く違う変な質問は面白いと言われたことを教えてくれました。当たり前を疑うことからが,研究の切り口になる…それを実感した気がしている娘でした。
 数々の感動体験が次の意欲につながる気がします。経験してきたことを,見たものを,キラキラ目を輝かせて,ひたすら話して聞かせてくれました。聞いていて同じ時を共有したかったと思うくらいでした。本当にありがとうございました。

⑫帰国したとき,一回り大きくなったように感じられるほど成長し,良い経験ができたと思います。ただ今回は学校としても初めての研修旅行で資料も少なかったので,旅行社から保護者向けの説明会を行って頂ければさらに安心できたと思います。また生徒にも事前学習を何度か行った方がより理解が深まり,有意義な研修になったのではないでしょうか。

⑬普通の旅行では得られない,色々な体験ができ,本人にとって良い経験になったと思います。ただ,短い春休みの中での研修だったので,前後の時間の使い方など,宿題の面ではかなり厳しいものがあったと思います。

⑭本人は是非来年も参加して,英語力をそれまでにもっと身につけていくぞと,勉学に前向きになってきたように感じられます。

⑮研修でのセミナーや野外での研修すべて英語での説明にもっかかわらず,通訳なしで生徒たちが理解し,外国の生徒たちとも同様に英語でコミュニケーションをとっている様子に,英語教育の大切さを感じるとともに,学校の英語教育の完成度に驚いています。

⑯本人が将来に自分がつきたい仕事や異文化,自分の興味深いことを実体験できて,学ぶことの意味を理解してくれたことは大きな成果だと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:11|コメント (0)トラックバック (0)

2006年度ボルネオ海外研修(保護者の感想・その1)

質問 今回の研修に参加させてよかったと思われますか。

参加した生徒16名の保護者の意見です。

①良かったと思います。日本以外の国の人々の生活や自然環境にふれることで,自分の中に何かを感じられたらと思って参加させました。

②大変良かったと感じています。

③とても良かったと思います。英語を使うことも中3で行ったニュージーランドのホームスティより,慣れて自然にできたように感じました。ニュージーランドよりも開発されていなくて,現地の文化をしっかり体験できたように思います。トイレ,シャワー,食事と慣れないことばかりで大変な経験だったようですが,それもとてもよかったです。不便な生活の中にも,バスの運転手さんの優しさや現地の人たちの親切に触れ,気持ちは充実していたようでした。動植物についても色々と話しがはずみ,写真を見ても話を聞いても充実した研修だったように感じました。

④なかなか行けない地域であり,海外の自然や文化に触れるよい機会だったと思います。

⑤高校生の多感な時期に,いろんな体験ができることはとてもよいことだと思います。今後の自分の進路などに,影響を与えられる意味でも,参加させてよかったと思います。

⑥よかったと思います。

⑦社会人になって,多分ボルネオには足を運ばないだろうと考えると大変よい機会だったと思います。

⑧文系ということもあり,ただ“体験してきた”だけに終わってしまうのではと不安でした。しかし10日足らずという短い期間では,少し自然の中に入ってみたという体験で納得できれば十分だと思いました。

⑨観光旅行ではできない体験をさせて頂いて,とてもよかった

⑩環境を無視しては生活(仕事も含めて)できないこれからの時代に,体験して感じている様々なことを生かして欲しいと思います。家庭ではなかなか難しいこともあるので,学校活動の中で友達や先生方,また現地の同年代の子どもたちと接することができるプログラムは貴重だと思います。ありがとうございます。

⑪ボルネオ研修,大変お世話になりました。研修企画をお聞きしていた頃から,保護者として参加させたい内容だと思っておりました。本人もとても興味を持ち,楽しみに申し込みました。そして,他の海外研修では経験できないような感動体験を数多く経験してきたことを(娘の帰ってからの話しを聞き),大変貴重な研修であったと嬉しく思いました。本当に期待通りで,参加させてよかったと心から思っております。

⑫大変よかったと思います。

⑬よかったと思う。

⑭研修への参加はさせてよかったと思います。他国の文化に触れることで,自分の「世界観」も「価値観」も影響を受けたと思います。「女子の理系進出支援」との関連はよくわかりませんが,誰もが参加して価値あるものと思います。

⑮大変よい経験となりよかったと思います。本人自身,自然や生き物が小さい頃から好きで,興味を持っておりましたので,外国の大自然の中で多くの生き物に接することができ,楽しかったようです。

⑯参加させるまでは不安でしたが,参加させてよかったと思います。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:06|コメント (0)トラックバック (0)

2006年度ボルネオ海外研修(生徒の感想)

生徒16人の感想です。

①英語を聞き取るのに苦労しましたが,マレーシアの人々の温かさを感じて充実した研修でした。

②実際に大学の先生の講義を受けることができたのは,とてもいい経験になったと思います。その他の野外活動ではボルネオの雄大な自然を目の当たりにし,とても感動しました。現地の方々の優しさにも触れることができ,充実した旅行だったと思います。ありがとうございました。

③マレーシアという国はこの研修に参加するまで全く知らなかった。だから,トイレやシャワーのこととか本当に驚いた。また,マレーシアの気温は沖縄ぐらいだと思っていたけど,予想以上の暑さで,団扇や汗ふきシートを持っていけば良かったと少し後悔した。マレーシアの英語は最初のころ,聞き取りにくかった。Rの発音の時にすごく舌を巻くから,何を言っているのか分からなかった。でも,マレーシアで過ごしていくうちに,少しずつ聞き取れるようになった。日本同じように第2言語の英語なのに,高校生たちがとてもきれいな英語をしゃべっているから,感心しました。私もあのように使えたらと思った。この研修で少し視野が広がったと思った。

④行く前はどうなるのか,すごく心配だったけど,マレーシアの人たちはすごく親切で,英語で挨拶するだけでもうれしかったし,思っていたより聞き取りもできた。文化,宗教,環境の違いにとまどうこともあったけど,世界の国について体験するいい機会になった。

⑤マレーシアと日本の文化の違いに本当に驚いた。やはり,日本の常識が通じるのは日本だけなんだと改めて実感した。また,日本では絶対体験することができない(ラフレシアやオラウータンなど)ことがたくさんあり,とても充実していたと思う。この研修旅行に参加できて本当に良かった。

⑥日本とは全く違う文化の中で,色々迷うことも多かったけど,それ以上に興味深いことがたくさんあって楽しかった。

⑦英語さえできれば…と思いました。けれど,自然環境やマレーシア文化(特に水関係)などはとても勉強になりました。

⑧初めは文系の私も本当に行っていいのかと思いました。しかし,今思えば文系だからこそ二度とできないような体験がたくさんできたと思います。日本とは環境や生活様式も大きく違い,とまどうことも多かったけど,異文化交流はたっぷりとできました。忘れることのできない研修になりました。

⑨最初は生活習慣の違いに戸惑ったけど,日本と他の国の違いやマレーシアの生活について知る良い機会だったと思う。こんな充実した,地元に密着できる旅行はもうできないと思うので,今回参加して本当に良かった。

⑩無記入

⑪今までしたことがないような経験,今まで見たことのないような植物・動物に間近で触れることができ,とても楽しく感動の毎日でした。また英語でのプレゼンテーションなど貴重な体験ができとても勉強になりました。また文化の違いや世界で英語が使われているという実感と共に今以上に英語力を上げたいと思いました。それから,物事をさまざまな視点から見ていくということを学びました。

⑫とても楽しく充実した研修でした。生活様式の違いに最初は戸惑いましたが,最終的にはこういう文化もあるのだと受け入れることができました。講義は英語だったので半分ぐらいしか理解できなかったけれど,マングローブ林やキナバル山,サンダカンなど,自然と肌で触れあうことができたことも良い経験になりました。

⑬本当にあらゆる面でいい経験になったと思います。もちろん,この研修でしか体験できないような活動も良かったのですが,それだけでなく,英語でのコミュニケーションや食事・生活面でも日本で味わえない貴重な体験ができました。自分たちで考え,行動する力や積極性も少しはついたのではないかと思います。本当にありがとうございました。

⑭日本とまったく違う環境の中で,たくさん苦労することもありましたが,すべて良い経験になりました。自分がもっとしっかり英語を勉強していたら,この研修はもっと充実したものになっていただろうと思います。これから1年英語をもっとがんばって、次に研修にも参加できたらいいと思います。

⑮はじめから全てが新鮮でよい講師の先生に恵まれて,とても充実した研修でした。英語でのレクチャーは慣れていませんでしたが,分かりやすく話してくださり,とても大切なことばかりを教わることができました。活動では大学の先生や施設の方がいつも近くにいてくださったので,疑問に思ったことを尋ねたり,現地の知識を教われたのが良かったです。生活面では現地の方々と近い生活をすることで,文化の違いを学び,理解を深めることができました。マレーシアの方々の,環境保護に対して積極的な姿勢や活動も至る所で見ることができて感動しました。

⑯私にとってこのボルネオ研修で経験したことは初めてのことばかりでした。珍しいものや初めて見るものに,毎回驚き感動しました。レクチャーをすべて英語で聞くということに,はじめはとても不安でした。しかし,だんだん聞いていくうちに慣れていき,レクチャーの先生の話す内容に笑って反応することもできるようになりました。現地の高校生と交流できたことや,ホステルの食堂の人たちと仲良くなったこともとてもいい経験になりました。英語のうまさに驚きました。マレーシアでは発音しないアルファベットがあることも知りました。同じ英語でもマレーシアの人たちと私たちが使う英語は違い,少しびっくりしました。マレーシアと日本の文化が違って,最初は戸惑いました。トイレや食べ物など困ることはたくさんありました。けど,困ったことがあったからこそ,充実した研修になったと思います。来年もぜひ参加したいです。

投稿者: 秋山繁治 日時: 15:02|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月12日

高校2年生「生命科学課題研究」が始動

 SSH指定を受けて、2年目。いよいよ課題研究が始まった。本校の内容は、以下の5グループ。

●生命科学コース2年生

① 発生生物学・生物工学グループ
② 時間生物学・森林生態学グループ
③ 植物学グループ
④ 環境科学グループ

●文理コース2年生

⑤ 物理学グループ

 担当するのは、①グループで、協力者は、川崎医科大学・西松伸一郎先生、福山大学・秦野琢之先生、JT生命誌研究館・橋本主税先生。
 今日から、サンショウウオの幼生の孵化後の飼育実験を開始した。飼育密度による生存率の違いや、共食い個体の出現、形態変化などを研究したいと考えている。

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バットごとに飼育個体数を変えて、密度を影響を調べる。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:01|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月06日

倉敷市立短期大学入学式

 倉敷市立短期大学の入学式。すでに多くの短期大学が4年制大学へ移行したが、現在、4年制大学への移行が話題になっている。国立大学の独自法人化など、社会的に学校を取り巻く環境が大きく変わっているので、困難も多いと考えられるが、地域に貢献する大学として頑張って欲しい。

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倉敷市立短期大学の2007年度入学式


投稿者: 秋山繁治 日時: 15:44|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月03日

Depart Sabah for Osaka via Kuala Lumpur 8日目

高1・高2の希望者16名を引率してのマレーシア・サバ州での海外研修の日程を終え、帰路の途中です。朝、9:00にキナバダガン川流域のスカウにあるレインフォレストを出発し、サンダカンからコタキナバル経由でクアラルンプールに到着しました。

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スカウのレイン・フォレストで朝食を食べて出発

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救命用ベストを着て、ボートに乗る

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川は森林に囲まれている

これから、深夜にクアラルンプールを出発して、明日の早朝に関西国際空港に到着する予定です。大きな事故もなく、今、最後の自由時間を出発ロビー周辺で過ごしています。

※クアラルンプール空港内の無線LANサービスに接続して書き込んでいます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:29|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月02日

Visit to Sandakan(Sepilok rehabilitation Center) 7日目

 朝、5:30に宿舎を出発して、空路でコタキナバルからサンダカンへ飛んだ。午前中は、セピログのオランウータン・リハビリセンター(飼育されていたオラヌータンの野生への復帰を援助する機関)の見学した。

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センター内の森林には背の高い大きな木が多い

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昼時になると、オランウータンが餌場に現れる

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センターの訪問者は欧米からの人が多かった

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10:00が餌の時間で、今日のバナナ

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オランウータンの姿

 サンダカンの街にでて、食事をとった。

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デパートだったらしい建物

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”サンダカン八番娼館”の跡地

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商店街の裏にあるアパート


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:22|コメント (0)トラックバック (0)

Visit to Sukau (Sukau Rain Forest Lodge)

サンダカン訪問後、午後は、航路で、キナバダガン川をモーターボートで上り、スカウのレイン・フォレストに向かった。

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モーターボート2隻に分乗して移動

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ホテイアオイのような植物が川を浮遊

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スカウの向かう途中でテングザルに遭遇

 現地で、3隻の小型のボートに分乗して、2時間の”リバー・クルーズ”で流域に生息する野生生物の観察を行った。テングザル、カニクイザル、カワセミ、サギ、クロコダイルなどを見ることができた。夜は、サバ大学のロバート先生の講義を受けた。

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小型のボートに分乗して自然観察

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カニクイザルかな?

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ボルネオを代表するテングザル

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レイン・フォレストのロッジ

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:24|コメント (0)トラックバック (0)

2007年04月01日

海で魚と触れ合いましたよ・・・・。

 海に入ると、なぜか魚が逃げないで寄ってきます。ボルネオの魚は人間と仲良しなのでしょうか。昼食で残したパンを与えると、恐ろしい数の魚が集まってきました。熱帯の海は、有機物の分解速度が速いので、日本の海のように”磯の独特の匂い”はしません。ほとんど無臭です。それは、有機物が少なく、餌が少ないということを意味していると考えられます。魚は無警戒にパンを求めて集まってきただけのようです。

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水辺に近寄ると魚が集まってくる

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集まってきた魚たち

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昼食のパンの残りを与えら・・・。


投稿者: 秋山繁治 日時: 23:49|コメント (0)トラックバック (0)

Visit to Tunku Abdul Rahman Parks (Islands) 6日目

 ボートで、コタキナバルから30分ぐらいボートに乗って、小さな島で実習した。島に到着してから、小高い丘の上までトレッキングしてから、植物や動物にいての説明を聞いた。今まで観察してきた森林やマングローブの環境とどのように違うか、そのことは生息している生物たちの姿や色にどのような変化を与えているか考察して、レポートを書くように指示された。

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モーターボートで島まで移動

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船着場周辺に小さな魚の群れ

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稚魚が集まってきていた

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サバ大学のロバート先生の説明

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丘の上までトレッキング

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トレッキングの道の入り口で出会ったオオトカゲ

投稿者: 秋山繁治 日時: 22:18|コメント (0)トラックバック (0)