夕方、学校の近くの水田に沿った道を車で通っていると、たくさんの緑色の塊がうごめいていた。水田に降りてよく見ると”ホウネンエビ”であった。この近くでは、この時期に水田に登場する甲殻類は、ホウネンエビ、カブトエビ、カイエビをこれまで観察したことがある。ホウネンエビが、珍しい生き物として、テレビで紹介されていたことがあるが、清心の近くには、昔からこのような小動物が生息している。このエビが大発生すると、”豊年(ホウネン)”の兆しがあると言われるが、もとは天保年間の豊年の年に、金魚屋が売りに来たことからこの名がある。


点在(緑に見える)するのが、すべてホウネンエビ

網で捕獲したホウネネビ


雌雄ともにからだ全体は無色透明(やや緑色を帯びている個体もある)。長さは15~20mm。雄の第二触角は角状に枝分かれし、交尾期に雌をつかむ器官にとなる。田植え後の水田に一時的に発生する。背中を下にして泳ぐ。
投稿者: 秋山繁治 日時: 2006年06月24日 19:28|パーマリンク