2012年01月12日
今日、S出版社の方が教科書と副教材の説明に来られた。本校の生物の教科書は今まま約10年間本校はS社のものを使ってきたが、24年度1年生から第一学習社「生物基礎」に使うようになった。第一学習社の教科書は他社(304ページ)に比べて圧倒的に分厚い。「あんな分厚い教科書は使えない」と公立高校の先生の話題にはなっていたが、今日の説明では「我がS社(224ページ)が好評で採択が増え、第一学習者社のものは岡山県の公立高校ではほとんど採用していない」という話であった。「生徒に負担が大きい」、「教える方も大変」・・・という言葉が聞こえてきそうである。文科省SSH校でも、生徒は「受験勉強以外に課題研究をするのは負担」、教員の方も「課題研究の指導が大変」という意見が多いと聞く。本校は、SSH6年目だが、僕自身は課題研究が設定されて初めて、理科教員としての居場所が見つかったと感じているし、身近な生徒は、課題研究に前向きに取り組んでくれ、進路についても真剣に考えるようなっているので、手ごたえを感じている。私には、高校生の時から「課題研究をするのが負担で邪魔」と考える生徒が今の大学や企業での研究でやっていけるとは思えない。「好きだから・・・」、「好奇心が抑えられないから・・・」という気持ちを持っていないと耐えられない世界だと感じている。科学を志す生徒には前向きに挑戦する気持ちと忍耐心をもって欲しい。だから、本校に設置した「生命科学コース」の2012年度からの生物の教科書はあえて第一学習社の『生物基礎』を使うことに決定した。著作者の一人、京都大学大学院教授阿形清和先生に、教科書を執筆した意図について質問した。以下は、阿形先生の意見である。
「日本の教育がダメな点は、学問を面白いと思わせる以前に詰め込み教育に走ってしまう点である。この受験を前提とした詰め込み主義の流れを変えるために、教科書は、本人が面白いと思うきっかけを与えることを重視すべきである。そのために、厚くなろうとも、興味をひく話題をたくさん提供してひとつでも興味のある話があれば、子供達は自分から生物を勉強するようになる。われわれの教科書は、それを目指すべきといって、トッピックスがたくさんとなり、分厚くなりました。 子供達にはモチベーションを与えて、自分で勉強するようにする教育をめざすべきで、われわれのつくった教科書は、分厚いからといって、それだけ詰め込めとはいっているけではなく、幅広いトピックスを紹介することで、少しでも多くの高校生が生物学を面白いと思って勉強するようになることを期待して作った次第です。高校の先生方がそのあたりの精神性をご理解して(分厚くても学生が面白いと思うトピックスに出会う機会を増やした)内容を取捨選択できる教科書を採択してくれることを切に願います。」
投稿者: 秋山繁治 日時: 11:42|パーマリンク | コメント (0)
2011年12月24日
2011年12月24日の朝日新聞に、第9回高校生科学技術チャレンジ(JSEC)でアジレント・テクノロジー賞を受けた「花酵母についての研究」が紹介されています。
投稿者: 秋山繁治 日時: 08:12|パーマリンク | コメント (0)
2011年12月18日
2011年12月18日(日)の読売新聞に学生科学賞中央審査出品作品として、岡山県審査で優秀賞を受けた清心女子高校生命科学コース時間生物学グループの「デンジソウの就眠運動の解析」が紹介されています。
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:18|パーマリンク | コメント (0)
2011年12月11日
2011年12月11日(日)の読売新聞に学生科学賞中央審査出品作品として、岡山県審査で岡山県知事賞(最優秀賞)を受けた清心女子高校生命科学コース発生生物学グループの「市街地近郊に棲むカメの研究」が紹介されています。

投稿者: 秋山繁治 日時: 16:21|パーマリンク | コメント (0)
2011年12月09日
B級グルメで優勝した蒜山焼きそばで有名な岡山県北部の蒜山地方。岡山の最北部に位置し、隣県の鳥取市の方が岡山市より近い。自然豊かな環境で、5月の連休や夏休みは観光客で賑わっている。冬は積雪が多い地域で、狩猟も行われている。
ヒイゴがくりゃあ 験がええ
ショキレンを殺すと家が焼ける
コケモモを掘ると雨が降る
家の主が他人に見られたら家がつぶれる
鼠がいなくなったら火事がある
鼠を食うたら七代貧乏する
大国神の使いしめ
鼠の浄土
水神さんの使いしめ
(ミズスマシのことを水神さんと言う)
(赤トンボを先祖の使いしめと感じる)
川へ小便をしたら、チンチンガ脹れる
キジとミツバチは古巣へ帰る
梅の花が上向きに咲くと晴。下向きに咲くと雨。
山に白い花が多い年は大風が吹く
切り株から水がたくさん出ると大雪の年
川底の小石に水垢がついたら大雨
秋の夕焼け鎌あ研げ
夏の夕焼けは雨
霧が上がれば雨、下がれば晴
朝虹は雨、夕虹は晴
朝雷は雨
三日月が水をこぼす時は雨が多い
山が近く見えたら雨が近い
投稿者: 秋山繁治 日時: 07:38|パーマリンク | コメント (0)
2011年11月27日
全国SSH交流会支援教員研修会が広島市の広島大学附属高等学校で開催された。課題研究を「ガイドブック」や「指導マニュアル」を使って実施している学校の教育内容が紹介された。発表校は、広島大学附属高等学校、大阪府立泉北高等学校、早稲田本庄高等学校、鹿児島県立錦江湾高等学校、福岡県立小倉高等学校であった。


課題研究に関わる教員数は?

錦江湾高等学校の発表

課題研究を進めるシステム
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:51|パーマリンク | コメント (0)
2011年11月26日
岡山理科大学で、国立教育政策研究所名誉所員の鳩貝太郎先生の講演会が開催された。これから理科の教員を目指している大学生や大学院生に向けてのメッセージのような内容であった。「教員に求められる資質や能力」、「これからの科学教育が目指す方向」、「学習指導要領の変遷」、「求められる学力」、「新学習指導要領について」などについて話された。これから教育によって養われなければならない学力として、「思考力」、「判断力」、「表現力」が重要な構成要素になると説明されていた。


科学教育の目指す方向
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:03|パーマリンク | コメント (0)
2011年11月15日
「花酵母についての研究」が、朝日新聞・テレビ朝日主催の「高校生科学技術チャレンジ:Japan Science & Engineering Challenge(JSEC2011)」の予選を突破して、最終審査(全国大会)に行けることになりました。選抜されたののは、科学研究(物理学、化学、生物学、地学、数学、バイオケミストリー、植物学、動物学、環境科学、微生物科学、地球宇宙科学、医療健康科学、行動社会科学、老年学、コンピューターサイエンス、エンジニアリングなどの分野)30作品です。12月3日に日本科学未来館で発表します。
JSECのHP
http://www.asahi.com/shimbun/jsec/
投稿者: 秋山繁治 日時: 08:40|パーマリンク | コメント (0)
2011年11月14日
有精卵を37.5℃の恒温器で1日、2日、3日温めたものを観察した。講師は、首都大学東京の福田公子先生。ニワトリの初期胚を実体顕微鏡で観察する方法について丁寧に教えていただいた。


人の消化管の長さは何m?

軟骨の骨への変化を解説

有精卵を割って、初期胚を摘出

ろ紙に張り付いた初期胚

初期胚を観察
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:34|パーマリンク | コメント (0)
2011年10月10日
中高生対象の科学コンクール「第55回日本学生科学賞」の県審査で、応募作品40点から、最優秀の知事賞に本校の発生生物学グループの「市街地近郊の水田に棲むカメの研究」が輝いた。本校からは、他に時間生物学グループの「デンジソウの就眠運動の解析」が優秀賞を受けた。本校の2点の研究を含む6点が県代表として、11月12日から東京で行われる中央審査に、県代表として出品される。
投稿者: 秋山繁治 日時: 10:05|パーマリンク | コメント (0)
2011年09月17日
【目的】
① 科学研究に取り組む女子生徒に発表の機会と生徒同士の交流の場を設けることにより、互いに刺激し合いながら研究への意欲を高め、次世代の科学技術を担う女性研究者の育成につなげていく。さらに、理系女子同士の友好を深め、理系進路をめざす仲間意識を育む。
② 大学院等で研究を続ける女性研究者との交流や理系分野での経験と機知に富んだ女性研究者の講演を通して、理系女性の「ロールモデル」に接することで、“女性の生き方”を考える材料を提供し、女子生徒の理系分野へのキャリア意識を高める。
③ 女子生徒による科学研究発表会を一般に公開することにより、中学生を含む生徒に向けて理系分野に対する興味・関心を喚起する。さらに、女子生徒が科学技術分野へ夢をもって進んでいくことを積極的に受容できる社会へと変容するための意識改革や啓発活動としての役割を果たす。


ポスター発表
【日程】
平成23年10月29日(土)
9:30〜10:00 受付(9階)、ポスター掲示・準備
10:00〜10:10 開会行事
10:10~12:00 ポスター発表(8階)
12:00〜12:45 昼 食
12:45〜13:15 ポスター発表(8階)
13:30~15:00 女子大学生・女子大学院生による口頭発表
15:10~16:00 講演「研究室の女性研究者がどのような経緯で加藤研究室に至ったか」
講師:東京大学分子細胞生物学研究所教授 加藤 茂明 氏
16:10~16:30 閉会行事
【会場】 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)8階・9階
広島県福山市丸之内1丁目2番40号 TEL:084-932-6300 FAX:084-932-6354
【発表募集対象】 全国の高等学校の女子生徒による、授業や課外活動における科学研究のポスター発表をSSH校に限らず広く募ります。
【参加募集対象】 中学校・高等学校の生徒(男子生徒も含む)や教員、教育関係者や地域の一般の方々
【参加費】 無料(交通費はご負担いただくことになります)
■会場へのアクセス
JR西日本の山陽本線・山陽新幹線の停車駅であるJR福山駅北口から徒歩1分ほどになります。駅のホームからも会場施設(福山大学社会連携研究推進センター)のビルを目の前に見ることができます。
■お申し込み方法
添付の申込用紙もしくはチラシの裏面をご利用下さい。電子メールの場合は申込用紙そのままでなくても項目内容が確認できれば結構です。その場合は、項目に漏れがございませんようご注意ください。申込締切は10月21日(金)ですが、ポスター発表につきましては9月30日(金)までにお願いします。
■ポスター発表について
・ポスター掲示用のパネルは幅90cm×高210cmを予定しています。
・掲示に必要なピンはこちらで準備します。
・実物等(危険物を除く)の展示をする場合、机が汚れないようトレイやマットを準備するなどご配慮下さい。
・内容は研究に着手しているものであれば、結論が明確に出ていなくても構いません。
問い合わせ先:清心女子高等学校 室山龍三
TEL:086-462-1661
E-mail : muroyama@nd-seishin.ac.jp
投稿者: 秋山繁治 日時: 07:36|パーマリンク | コメント (0)
2011年08月23日
今年度から実施されているJST支援「サイエンス・リーダース・キャンプ」に参加している。全国3箇所、北海道大学、お茶の水大学、甲南大学で、40歳以下の中高の理科の教員を対象に「指導力の向上を図るとともに、将来、地域の理数教育において中核的な役割を担う素養をみにつけさせる」ことを目的に企画された研修である。具体的には「中・高・大・産接続教育を通じた次世代の医療・健康産業を担う人材育成」を目指している。今日は、開会式、オリエンテーション、甲南大学甲元一也先生の講演「医療・健康産業とその周辺技術、そして人材」、参加者がグループに分かれて、人材育成について話題提供のためのプレゼンテーション資料作成をした。


甲元先生の講演
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:02|パーマリンク | コメント (0)
2011年08月14日
慶應義塾大学信濃町キャンパスで、JST支援事業未来の科学者養成講座の個人科学研究発表会(高校生)が行われた。発表以外に、慶應義塾大学医学部谷口善仁教授の「メダカやゼブラフィッシュを使って生命現象を解き明かす」と三浦恭子先生の「ハダカデバネズミ:社会性制御機構、癌、老化研究のための新しいモデル動物」の2つの講演を聞くことができた。


ラウンジの壁の肖像

慶應義塾大学医学部井上教授の挨拶

慶應義塾大学医学部谷口善仁先生の講演
高校生の科学研究の口頭発表は、横浜雙葉、筑波大学附属駒場など関東の学校からだけでなく、南は宮崎北、北は群馬女子まで全国から13校で、14題であった。最優秀賞が1名、優秀賞が2名表彰された。「ツツジからの野生酵母の採取と分類」という演題で、本校の松本愛さんが優秀賞を獲得した。


高崎女子高校の発表

宝仙学園高校の発表

県立宮崎北高校の発表

立命館高校の発表

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:27|パーマリンク | コメント (0)
2011年08月07日
地域の生き物を中心に親しみやすい展示内容であった。特設展示はカメであったが、僕の興味はやはり有尾類なので、出会えて嬉しかった。カメの解説は、淡水カメでは日本一詳しい愛知学泉大学矢部隆教授にしていただきました。


クロサンショウウオ

オオサンショウウオのコーナー

オオサンショウウオ

熱帯の河川流域を再現したパノラマ

カメを紹介するコーナー
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:50|パーマリンク | コメント (0)
今日は、岐阜に研修会場を移しました。アクア・トト岐阜という水族館です。


カメの特設展示の紹介

バック・ヤード・ツアー開始

飼育水槽

飼育水槽

アルビノのヘビ

巨大水槽を上から眺めると・・・
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:41|パーマリンク | コメント (0)
2011年07月28日
実際に森林に入って調査を行った。今回は、ブナの巨木がある場所を選んだ。


女子大学生がコナラにつて説明

ブナ林に向かう

照度を測定

ブナの稚樹の調査

胸高直径を測定

樹齢を測定
投稿者: 秋山繁治 日時: 22:07|パーマリンク | コメント (0)
2011年07月27日
夜は、午後野外で樹木の観察したが、総復習として、夜、復習とテストを行った。1回目のテストは、23種類の標本を提示して、それに答える形式で班別(4班)にテストしたが、全問正解で合格したのは1班で、他の班は補習後、2回目のテストで10種類の標本を全問正解して、就寝ことがやっとできた。終了時間は午後11時であった。


実物を観察して確認

樹木の班別テスト

樹木の種類を班で答える
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:30|パーマリンク | コメント (0)
2011年07月24日
毎年恒例のサンショウウオの観察会。23名が参加してくれました。親子で宝探しのようにサンショウウオを探していました。自然の中で親子が仲良く参加してくれているのを見ると嬉しいです。


上流で探す人たち

コツコツ探す人たち

今日の収穫は?

ハコネサンショウウオの幼生
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:22|パーマリンク | コメント (0)
2011年07月16日
中国地区SSH交流会二日目は、高校生はポスター発表をとおしての交流と討論であった。討論のテーマは「みんなの”地球”新エネルギーを考える」で、学校の壁を越えてグループに分かれて意見を出し合った。最後はグループごとに発表した。


発表の様子

課題研究を通して学校交流

中国地区の多くの高校生が集結

エネルギー問題について討論

グループごとに意見をまとめてポスターで説明
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:38|パーマリンク | コメント (0)
2011年02月10日
【日時】2011年2月11日(金) 13:00~17:00
【場所】エルおおさか(大阪府立労働センター)5F視聴覚室
【内容】
①演題「生物の体のリモデリングのしくみとその意味」(30分)
(講師:吉里勝利先生;広島大学名誉教授,大阪市立大学客員教授)
②演題「プラナリアの再生が語る発生における誘導現象」(30分)
(講師:阿形清和先生;京都大学大学院理学研究科教授)
③演題「カメの甲に見る進化と発生の不思議」(30分)
(講師:倉谷滋先生;理化学研究所 発生・再生科学総合研究センターグループディレクター)
④演題「脳ホルモン探索の歴史と今後の展望」(30分)
(講師:筒井和義先生;早稲田大学先端生命医科学センター教授)
⑤演題「水とイオンが作り出す植物の生き方」(30分)
(講師:三村徹郎先生;神戸大学大学院理学研究科教授)
【参加費】無料(先着順定員80名)
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:05|パーマリンク | コメント (0)
2011年02月06日
応募件数は72件、今日は予備審査を通った32件が、ブース形式でポスター発表を行いました。生命科学コースの環境化学グループが「きらり科学の目賞」を、時間生物学グループが「優秀賞」を受賞しました。
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:43|パーマリンク | コメント (0)
2011年01月29日
発表件数は、口頭発表18件、ポスター発表38件で、生命科学コース「時間生物学グループ」2名が参加しました。
発表後に審査講評と表彰式が行われ、5件が優秀賞として表彰されました。本校の発表も、優秀賞に選ばれました。
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:47|パーマリンク | コメント (0)
2011年01月01日
学研から出版されている中井俊巳著「なぜ男女別学は子どもを伸ばすのか」のp114・p115に、科学研究で成果を上げている学校としてノートルダム清心学園清心女子高等学校が取り上げられています。
(清心女子高等学校の場合)
岡山県のノートルダム清心学園清心女子高校でほ、2006年度から文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けて、「女性の科学技術分野での活躍を支援できる女子校での教育モデルの構築」を研究課題に取り組んでいます。
入学時から普通科の中に「生命科学コース」を設定。まずは、理系でも比較的女性進学者の多い〝生命科学〟の分野遠路を考えている生徒のためのコースから始めました。全国数々の大学の研究者と連携し、琵好きの女子を育てるために、多くの自然体験と実験・実習を盛り込んだ様々なプログラムを実施しています。
その成果として、SS芸業での成果を問われるSS塁徒研究発表会(2008年)において「サンシヨウウオの人工繁殖」で科学技術振興機構理事長賞を受賞したのをほじめ、日本植物生理学会年会・高校生生物研究発表会において植物の持つ体内時計をテーマにした研究で二年連続(2009年、2010年)で最優秀賞を受賞するなど、各学会が主催する高校生の科学研究発表会で多くの成果を上げています。
また、2009年から、全国で初めての発表者が女性だけの「集まれ!理系女子第蒜女子生徒による科学研究発表交流会」を主催するなどして、全国の理系女子を支援しています。
投稿者: 秋山繁治 日時: 14:09|パーマリンク | コメント (0)
2010年12月26日
慶応義塾大学の事業「未来の科学者養成講座」に、全国から集まった高校生15名が参加している。昨年度に続き、今年度も本校の生徒も参加させていただいている。高校生に研究テーマを与えられ、来年8月に開催される科学研究発表会に向けての研究することが課せられている。
今日は、飼育しているオオイタサンショウウオを解剖して、生殖腺、肝臓などの臓器を摘出した。肝臓は、冷蔵にして慶応大学医学部に送付した(後で、生徒が大学の実験室で実習する)。また、生殖腺は、本校SSH課題研究の材料として使用する予定である。解剖の作業は、慶応義塾大学のこの事業に2009年度参加した先輩が協力して行った。


昨年参加した先輩が協力
投稿者: 秋山繁治 日時: 08:14|パーマリンク | コメント (0)
2010年12月25日
地球環境プロジェクトで、学校で行っている環境問題への取り組みを紹介した。内容は、「地球温暖化防止における森林の役割を解明する」、「帰化動物の在来種への影響を調べる」、「花の種類と酵母の関係から生態系を考える」の3つの取り組みを説明した。


環境問題への取り組みを紹介

街頭でポスターを使って説明

市民の皆さんと交流

ステージでのスピーチ
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:37|パーマリンク | コメント (0)
2010年12月18日
慶應義塾大学病院副院長の小児科教授の高橋孝雄が「子どもの心と知能意を育む遺伝子の力・環境の力」の演題で、神経幹細胞の研究を中心に、子どもたちに「学問の奥深さ」と「研究と社会生活のつながり」を伝えることを目指して話していただいた。その後で、高校生グループと小中学生グループに分かれて、「原子力と放射線の利用」というテーマで、原子力・放射線の利用について賛成するグループと反対するグループに分かれて1時間ディベートを行った。


高橋孝雄先生の講演

脳の神経の発達の仕方

創造性を育むには実体験が大切

専門家も参加したディベートの様子
【内容】
9:00~9:20 3月21日の次回研修会の説明
9:20~10:20 慶應義塾大学小児科学教室高橋孝雄教授の講演
10:20~10:30 休憩
10:30~11:30 ディベート・テーマ「原子力・放射線の利用」
11:30~12:00 活動総括(医学部、理工学部、理学部等の学部生・院生との交流)
※ 次回は、3月21日(月) ノー別賞受賞研究者2人を招聘しての講演会が予定されている。
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:47|パーマリンク | コメント (0)
2010年12月17日
昨年に続き、本校から生命科学コースの生徒が、慶應義塾大学の未来の科学者養成講座「はばたけ、世界を先導する医学者へ」高校生コースに参加している。今回は、慶應義塾大学信濃町キャンパスで、12月17日(金)は、研究施設と病院見学、12月18日(金)は、研究者の講演とディベートになっている。

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:23|パーマリンク | コメント (0)
2010年12月07日
岡山県高等学校教育研究会理科部会生物分科会では、生物担当教員の研鑽を目的として、次のとおりライフサイエンスやバイオテクノロジーにまつわる身近な話題をとりあげた講演会および座談会を開催いたします。今年度は、生物多様性批准国会議(COP10)が名古屋で開かれたこともあり、「生物多様性」に関連したテーマを企画しました。また、座談会では、新学習指導要領を基に、新課程での生物教育の内容・方向性、それに伴う新しい教材開発の模索について討論する予定です。
【日時】 平成22年12月25日(土曜日)
9時30分〜12時30分(講演・質疑応答70分、座談会110分)
【会場】 ノートルダム清心学園 清心女子高等学校 会議棟2階
【対象】 高等学校理科担当教諭
【講演】
① 福山大学生命栄養科学科教授 岩本博行 演題「エネルギー、料理、人類の進化」
② 福山大学海洋生物科学科講師 阪本憲司 演題「瀬戸内海の藻場における魚類の種多様性」
【座談会】
・高校で活用できる教材の開発(新学習指導要領への対応も意識した)
・新学習指導要領への対応として、
(これら以外の、協議テーマをお持ちの方は、事前・当日にご連絡下さい)。
上記講演講師の他 福山大学生命工学部より 4名(予定)
【申込み】
12月22日(水)までに、ファックス・全庁メールにて、氏名・学校名を記入して笠岡高等学校 坂本宛に発信してください。FAX 0865-62-5541 全庁メール kenji_sakamoto@pref.okayama.jp
問い合せ先 岡山県立笠岡高等学校 坂本 憲治 Tel 0865-62-5128
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:29|パーマリンク | コメント (0)
2010年11月30日
The SSH (Super Science High School) project offered us the opportunity to build an unprecedented program for female students. Focusing on providing practical “encounters” with nature, our curriculum forces our students to take positive leadership in their research activities, and to develop their presentation skills which are integral for communicating with an international audience. The other favorable effects on our students are shown in the charts below.
This year, our students are not planning to go out to distant areas for their research activities. We have chosen to stay in our local area and take a closer look at natural creatures around our school - our institution stands on a hill surrounded by trees and paddy fields.
Currently, observing the plants on the hill and the creatures inhabiting in paddy fields are among the students’ research assignments. Students are now eager to find out about the behaviors of the local Reeves’s pond turtles and Red-ear sliders. They will employ the “mark-and-recapture method” as well as “biotelemetry”. We would like to further continue providing education focusing on this kind of contact with animals and with nature.
I would like to finish with an interesting bit of information from a survey conducted by Dr. Hishoshi Nakano. In that survey one third of elementary school children answered yes when asked whether they thought dead people could live again. This was reported in newspaper articles, and critics suggested that something was desperately lacking in the education curriculum. What was lacking, many argued, was the ‘Heart-Enriching education’ which is to say the study of life and the living world. But without encountering that living world as it is, such heart-enriching education is simply not possible. I wonder if this is only true with elementary school children. What about junior high school students and high school students? What about college students, and moreover, even adults? It is my firm belief that in our age, for all generations, real-life encounters with nature are indispensable to our education, and to live our lives as humans.
Seishin Girls’ High School AKIYAMA Shigeharu
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:53|パーマリンク | コメント (0)
The Life Science Course incorporates three core elements in order to give students hands-on experience in the natural world: ① Study Workshops which foster students interest in scientific fields; ② Experiments with university researchers; ③ Research assignments. All of these programs are being carried out with the gracious assistance of neighboring university researchers
Study Workshops
Our program provides a 5-day Field Study Workshop for first year students, and a 4-day study workshop in Okinawa for second year students. A Study Workshop in Borneo is available for students of all grades, if they wish to participate.
At the Field Study Workshop, students learn about the forests and environmental issues from university lecturers and from hands-on research training. Activities include measuring and calculating the amount of carbon dioxide absorbed by an assigned area of the forests.
At the Okinawa Study Workshop, students listen to research workers’ lectures concerning the behavior of local animals such as wildcats and bats. They also have a chance to observe the plants and animals in mangrove forests as well as sea life while snorkeling and kayaking.
At the Borneo Study Workshop, students attend Sabah University where they listen to lectures on plants and animals by resident professors. They also observe the plants and animals of Kinabalu Park(World Heritage) as well as the area along the Kinabatangan River. During this program, our students have the opportunity to interact with Malaysian high school students by giving presentations on their individual research in English.
Experiments at neighboring universities
In addition to ordinary classes, we visit our neighboring universities which allows our students to gain experience doing experiments with professional researchers. In the classes called “Life Science PracticeⅠ”and “Life Science PracticeⅡ”, our students learn applied life science at a level far beyond the that of high school science textbooks.
For “Life Science PracticeⅠ”we have formed a relationship with Fukuyama University. This relationship makes it possible for our students to get inside the university research laboratories. The students learn the fundamentals of the specialized areas of marine biotechnology and applied biological science.
For “Life Science PracticeⅡ, we have formed a relationship with the Okayama University of Science. There students are able to practice such things as DNA extraction.
Research Assignments
Students can choose the research topics from three different groups. I instruct the group of students whose interests are urodele amphibians and yeast.
The aims of our research on the urodele amphibians are as follows: to establish the procedures of artificial fertilization, to raise the ratio of normal hatching, to prolong the capability of eggs and sperm to achieve fertilization, to find the proper density for keeping larvae, feeding them and preventing canibalism.
As for our research on yeast, we are tackling the issues of classifying yeast extracted from flowers and fruits As the yeasts inhabit the different kinds of flowers, analyzing the relations between the yeasts and the flowers may reveal something useful in understanding the ecosystem and related ecological issues. We classify the yeasts in accordance with the shapes observed under microscopes, the DNA arrangements, the electrophoretic karyotyping, and their fermentation capacities.
Seishin Girls’ High School AKIYAMA Shigeharu
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:50|パーマリンク | コメント (0)
Since my school is a girls’ high school, all the activities, such as Student Council activities as well as club activities, are carried out by female students. This also means that our school provides an ideal circumstance for training girls to positively take leadership in school activities. I therefore initiated the program for female students to cultivate their interest in scientific fields. I believe in the value of this because Japan has only a limited number of female scientists as compared with the rest of the world.
In 2006 we were designated by Ministry of Education as a Super Science High School and for the past four years, we have been building a unique school curriculum. We also established the “Life Science Course” in our school curriculum in which we provide students with numerous opportunities for field study. We focused on this because in Japan, the life science field is among the most popular areas for female scientists.
Seishin Girls’ High School AKIYAMA Shigeharu
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:49|パーマリンク | コメント (0)
Here in Japan, only a limited number of females are active in scientific fields. As a result of cultural norms and historical circumstance, our country has held a negative attitude toward women’s participation in prominent academic occupations. A white paper from the Ministry of Education showed that even elementary school students have strong ideas of gender roles. The paper pointed out that “all children are having fewer and fewer opportunities for contact with nature and the world beyond the home, the kind of experiences that are crucial for children’s further development.” Having less contact with nature might be one of the main causes for children’s – and especially women’s - decreased interest in science fields.
Seventh graders were asked, “Do you go catching insects?” 59.3 percent of boys interested in science answered “yes”, whereas only 35.9 percent of boys with no interest in science answered “yes”. The girls’ reactions were very different from those of boys. Only 35.9 percent of girls interested in science answered “yes, I go catching insects” whereas 27.7 percent of girls without interest in science answered “yes.”
The survey indicates that girls are likely to have much less contact with nature compared to boys, most likely due to biased views of gender roles. When students do experiments in class, girls are likely to assume assisting roles to boys, and not take on leading roles. The fact that only a limited number of girls take courses in science is, I believe, in part a result of their limited opportunities for experiencing nature. So, in order to increase the number of female scientists, we need to have programs that enable girls to experience nature first hand.
Seishin Girls’ High School AKIYAMA Shigeharu
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:48|パーマリンク | コメント (0)
Two primary objectives of science education at the elementary school level are cultivating a love of nature and developing the ability to solve problems. All elementary school students take the subject “Seikatsu-ka”, in which they experience taking care of animals. I decided to give my students the assignment of writing a research report on how their own elementary schools are taking care of their school pets and how they are using those pets for educational purposes. I have been giving this research assignment to my students annually since 1999. To my surprise, some students enclosed in their report a photo of a notice attached to the animal cages which read, “Keep away from this cage! Students responsible for feeding only!” I thought to myself, what is the point of keeping animals if nearly no one can interact with them? Not surprisingly, my students seem to be lacking in memories of seeing their school animals. I thus decided a few years ago to send out questionnaires to all the elementary schools in my prefecture, Okayama, in order to find out how they were taking care of their animals. This research revealed some eye-opening results.
Rabbits – cute and cuddly - are the most popular animals kept at schools here. However, 54 percent of the schools surveyed could not tell whether their rabbits were female or male. As a result, 65 percent were keeping males mixed with females and 91 percent were keeping their rabbits without using any kind of population control treatment. Some schools were keeping as many as 40 rabbits. Since the school teachers do not have the proper understanding of the animals’ behaviors, they are confronted by numerous difficulties. However, what surprised me most was that during the past ten years three students were denied entry when they tried to visit the elementary school from which they graduated. I do not know exactly the reason the students were prevented from seeing the animals, however the schools might be aware of some problems in their dealings with their pets.
The Governmental Educational Council feels keeping animals at schools helps deliver the Heart-Enriching education they wish to give students. At schools, however, numerous problems prevent this from happening: teachers’ lack of knowledge, insufficient financial support for keeping animals, and the burdens of keeping living creatures. These conditions, as well as the current issue of “Bird Flu” make many educators reluctant to keep animals at school.
So when asked the question: “What would make you sadder, the death of a pet at home or the death of a pet at school?, nearly all students reply “a pet at home.” The reason for this reaction simple: the more contact children have with an animal, the more attachment they will feel to it. So yes, rabbits can be good creatures to keep at school, so long as we limit their number to two or three and use suitable population control treatments. Using animals to enrich the hearts of students is good thinking, but the teachers need to be knowledgeable and the students must be able to have contact with the animals.
Seishin Girls’ High School AKIYAMA Shigeharu
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:47|パーマリンク | コメント (0)
Twenty years ago, my colleague brought to my biology laboratory a cluster of strange-looking banana shaped egg sacs from the paddy fields. In those days, I did not really like walking in the mountains or paddy fields. I hated the bees and snakes in these places. Nor did I care much for the amphibians. However, as I observed those eggs incubating, something changed and I became interested in the small creatures inside. These eggs later hatched and from them came some kind of fish with external gills. They turned out to be what are called clouded salamanders. Two years later, I was able to have those salamanders lay unfertilized eggs in my laboratory and after that my chief interest became focused on how to fertilize salamander eggs in my laboratory. I have since succeeded in breeding numerous kinds of amphibians such as “Oita salamanders” and “Anderson’s alligator salamanders”.
My laboratory, now filled with the various kinds of creatures I have bred, might well be called an amphibian zoo. My students visit my laboratory every day to feed the creatures and study their behavior. Doing outdoor research with my students has allowed me to witness first hand the destruction of amphibian habitats. This has encouraged me to start thinking about what things can be done to improve the current situation. I have also realized that there is a strong connection between what is happening in amphibian habitats and greater environmental issues.
Indeed, I myself have learned tremendously through keeping those small creatures. Through my experience teaching students about breeding amphibians, I better understand the educational value hands-on encounters with natural world. Simply put, in science, “knowledge” is not enough. We need “real experience”. We need to touch; to feel; to hear, smell and taste (Please do not eat the salamanders). I believe that such contact with nature is instrumental for cultivating student interest in science as well as nourishing a scientific way of thinking.
Seishin Girls’ High School AKIYAMA Shigeharu
投稿者: 秋山繁治 日時: 06:46|パーマリンク | コメント (0)
2010年10月22日
全体協議で、昨日作成した指導案(4班分)を発表した。その後、「研修講師となるために」と題した講演(武庫川女子大学・藤本勇二)、閉講式。12:20に全日程を終了した。


ESDの視点で展開・・・・。
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:50|パーマリンク | コメント (0)
2010年10月21日
午前は、「水」をキーワードに関連した名刺・形容詞をカードにして、①KJ法のように関連付けて並べ、最後は絵に表現する実習、②池を題材に、住民、実業家などの立場で、街の構想を立てる実習などを体験した。午後は、グループに分かれて、「持続可能な発展のための教育(ESD)を学校でどうすすめるか・ESDの視点に立った学習指導の枠組み」の冊子を参考に、境教育の具体的な指導案を作成した。夜は、巣宿舎から近い海岸で、ウミホタルの観察を行った。


池を中心に配置した街を構想

ウミホタル捕獲セット

青白く光るウミホタル
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:14|パーマリンク | コメント (0)
2010年10月20日
午前は、①持続可能な社会を目指した環境教育(ESD)の動向及び国内外の取り組み状況(東京都市大・佐藤真久)、②環境教育を通した地域社会貢献について(当別エコロジカルコミュニティー・山本幹彦)の2つの講演があった。午後は、屋外教育活動で、3つのグループに分かれて体験学習の手法などを学んだ。参加したのは「」海辺の生物観察で、実際に海岸にでて生物観察をした。最後に、地元で環境教育にとりくんでる「」を訪問した。


実際に生物を採取

ゴカイの排泄物

ゴカイの卵

ハスノハカイパン

毒をもつミノカサゴ

スナガニ

廃校された小学校の校舎を環境教育に利用

地域での環境教育の実践を紹介
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:39|パーマリンク | コメント (0)
2010年10月19日
平成22年度環境教育指導者養成研修(西部ブロック)は、10月19日から22日の3泊4日の日程で、国立江田島青少年交流の家で行われた。北は三重県、滋賀県から南は沖縄県まででの42名が研修を受けた。鈴鹿市午前中に学校から江田島に向かった。


カキ養殖をしている筏

投稿者: 秋山繁治 日時: 21:16|パーマリンク | コメント (0)
2010年10月14日
高校の発生の授業では、これまでバフンウニを使ってきたが、発生の授業の終わった後の1月から2月にかけてしか、受精の観察ができないので、昨年から10月に受精できるハスノハカシパンを使っている。普通のウニのイメージは、毬栗だが、このウニは押しつぶした菓子パンなのだ。しかしながら、生徒の方は、物珍しい生き物との出会いを楽しんでいたようだ。教材としては、受精の観察がしやすいので教材として有効だ。


ハスノハカシパン

別種のタコノマクラ

授業の様子
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:21|パーマリンク | コメント (0)
2010年10月10日
中高生対象の科学コンクール「第54回日本学生科学賞」の県審査が10月10日に、読売新聞岡山支局であり、応募作品27点のうち6作品が11月13日から東京で行われる中央審査に、県代表として出品されることになった。本校の清心女子高・生命科学コース生物工学・発生生物学グループ(鈴木美有紀・竹居セラ)の「地球温暖化防止における森林の役割」も優秀賞に選ばれ、出品することになった。
(2010年10月11日 読売新聞掲載)
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:17|パーマリンク | コメント (0)
2010年09月18日
以下は、2008年1月17日「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」のp67の記載で、ESDの視点が盛り込まれていることが理解できる。
① 地球温暖化、オゾン層の破壊、熱帯林の減少などの地球的規模の環境問題や、都市化、生活様式の変化に伴うゴミの増加、水質汚濁、大気汚染などの都市・生活型公害問題は世界各国共通の課題となっている。その解決に向けて、有限な地球環境の中で、環境負荷を最小限にとどめ、資源の循環を図りながら地球生態系を維持できるよう、一人一人が環境保全に主体的に取り組むようになること、そして、それを支える社会経済の仕組みを整えることにより、持続可能な社会を構築することが強く求められている。
② エネルギー・環境問題は、人類の将来の生存と繁栄にとってはもちろんのこと、資源の乏しい我が国にとって重要な課題である。21世紀に生きる子どもたちに環境や自然と人間とのかかわり、環境問題と社会経済システムの在り方や生活様式とのかかわりなどについて理解を深めさせ、環境の保全やよりよい環境の創造のために主体的に行動する実践的な態度や資質、能力を育成することが求められている。また、エネルギー・環境問題は、その原因においても、また、その解決のためにも、科学技術と深くかかわっており、その意味で、科学的なものの見方や考え方をもたなければならないことを学ぶことは重要である。さらに、豊かな自然や身近な地域の中での様々な体験活動を通して、自然に対する豊かな感受性や生命を尊重する精神、環境に対する関心等を培うことが必要である。
③ このような状況を踏まえ、これまでも、国際的にも、我が国 においても、持続可能な社会の構築のために、教育の果たす役割の重要性が認識され、様々な取組が進められてきている。
④ 今後は、現行に引き続き、各教科、道徳、特別活動及び総合的な学習の時間それぞれの特質等に応じ、環境に関する学習が行われるようにする必要がある。例えば、社会科、地理歴史科、公民科において、環境、資源・エネルギー問題などの現代社会の諸課題についての学習の充実を図ること、理科において、野外での発見や気付きを学習に生かす自然観察や、「科学技術と人間」や「自然と人間」についての学習の充実を図ること、家庭科、技術・家庭科において、資源や環境に配慮したライフスタイルの確立、技術と社会・環境とのかかわりに関する内容の改善・充実を図ることなどを行う。さらに、幼児教育の段階から、発達の段階に応じて自然体験活動などの体験活動を引き続き進めていく必要がある。
投稿者: 秋山繁治 日時: 14:14|パーマリンク | コメント (0)
2010年08月26日
本校と岡山大学の共催で、今回の講演は、文部科学省科学技術振興調整費「女性研究者支援モデル事業」として、女子高校生に先輩にあたる女性研究者が、最先端の研究内容を高校生にわかりやすく説明し、「科学の面白さ」と「科学の神秘・深遠さ」を知ってもらうという企画で実施された。清心女子高等学校生命科学コースの1~3年生全員が参加した。講演は、①鳥の羽色の性差をつくりだすしくみ(岡山大学院自然研究科博士後期課程3年・坂口英)、②植物ストレス解消法・土壌ストレス耐性機構を中心に(岡山大学大学院自然科学研究科特任助教・三谷奈見季)であった。

投稿者: 秋山繁治 日時: 17:43|パーマリンク | コメント (0)
2010年07月18日
毎年恒例、都民の森の「サンショウウオ観察会」の講師をしてきました。いつも、募集をかけたら、すぐに定員になるくらい人気講座になっているようです。東京都の人口から考えると、田舎と違うのはあたりまえかもしれません。午前中は渓流に入ってサンショウウオの幼生を採取し、観察会をし、昼食後、サンショウウオ以外に、イモリなどの有尾類の解説をしました。


すぐに捕獲開始

親子で参加

ハコネサンショウウオの幼生

ヒダサンショウウオの幼生

子どもたちも観察

最後に解説します
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:00|パーマリンク | コメント (0)
2010年06月10日
ニワトリの有精卵を使って胚の観察をしている。受精は6月4日(金)で、6月5日(土)の朝から孵卵器に入れて、6月8日の午後の授業「生命」で、心臓が拍動する胚を観察する予定であったが、配送会社が土日は学校が休みということで勝手に判断して、連絡もなく配達してくれなかった。土日の朝から夕方まで受け取るために待機していたのでショックだった。月曜日の朝、何もなかったように配達・・・。仕方なく、6月7日(月)の朝から孵卵器に入れて、予定通り、6月8日に観察した。当然、心臓はできていなかった。しかしながら、形態形成の過程として観察できるレベルには発生していた。これまで、授業で、ニワトリの発生の観察をしたことがなかったので、恥ずかしながら今回が初めて・・・・、簡単に観察できそうなので、継続観察がいつまでできるかということで、その後も観察することにした。今日は、加温してから3日目である。


中央が心臓

頭部
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:59|パーマリンク | コメント (0)
2010年05月01日
Seishin Girls’ High School
AKIYAMA Shigeharu
1. Introduction
Twenty years ago, my colleague brought to my biology laboratory a cluster of strange-looking banana shaped egg sacs from the paddy fields. In those days, I did not really like walking in the mountains or paddy fields. I hated the bees and snakes in these places. Nor did I care much for the amphibians. However, as I observed those eggs incubating, something changed and I became interested in the small creatures inside. These eggs later hatched and from them came some kind of fish with external gills. They turned out to be what are called clouded salamanders. Two years later, I was able to have those salamanders lay unfertilized eggs in my laboratory and after that my chief interest became focused on how to fertilize salamander eggs in my laboratory. I have since succeeded in breeding numerous kinds of amphibians such as “Oita salamanders” and “Anderson’s alligator salamanders”.
My laboratory, now filled with the various kinds of creatures I have bred, might well be called an amphibian zoo. My students visit my laboratory every day to feed the creatures and study their behavior. Doing outdoor research with my students has allowed me to witness first hand the destruction of amphibian habitats. This has encouraged me to start thinking about what things can be done to improve the current situation. I have also realized that there is a strong connection between what is happening in amphibian habitats and greater environmental issues.
Indeed, I myself have learned tremendously through keeping those small creatures. Through my experience teaching students about breeding amphibians, I better understand the educational value hands-on encounters with natural world. Simply put, in science, “knowledge” is not enough. We need “real experience”. We need to touch; to feel; to hear, smell and taste (Please do not eat the salamanders). I believe that such contact with nature is instrumental for cultivating student interest in science as well as nourishing a scientific way of thinking.
2. Real-life Encounters with Creatures
Two primary objectives of science education at the elementary school level are cultivating a love of nature and developing the ability to solve problems. All elementary school students take the subject “Seikatsu-ka”, in which they experience taking care of animals. I decided to give my students the assignment of writing a research report on how their own elementary schools are taking care of their school pets and how they are using those pets for educational purposes. I have been giving this research assignment to my students annually since 1999. To my surprise, some students enclosed in their report a photo of a notice attached to the animal cages which read, “Keep away from this cage! Students responsible for feeding only!” I thought to myself, what is the point of keeping animals if nearly no one can interact with them? Not surprisingly, my students seem to be lacking in memories of seeing their school animals. I thus decided a few years ago to send out questionnaires to all the elementary schools in my prefecture, Okayama, in order to find out how they were taking care of their animals. This research revealed some eye-opening results.
Rabbits – cute and cuddly - are the most popular animals kept at schools here. However, 54 percent of the schools surveyed could not tell whether their rabbits were female or male. As a result, 65 percent were keeping males mixed with females and 91 percent were keeping their rabbits without using any kind of population control treatment. Some schools were keeping as many as 40 rabbits. Since the school teachers do not have the proper understanding of the animals’ behaviors, they are confronted by numerous difficulties. However, what surprised me most was that during the past ten years three students were denied entry when they tried to visit the elementary school from which they graduated. I do not know exactly the reason the students were prevented from seeing the animals, however the schools might be aware of some problems in their dealings with their pets.
The Governmental Educational Council feels keeping animals at schools helps deliver the Heart-Enriching education they wish to give students. At schools, however, numerous problems prevent this from happening: teachers’ lack of knowledge, insufficient financial support for keeping animals, and the burdens of keeping living creatures. These conditions, as well as the current issue of “Bird Flu” make many educators reluctant to keep animals at school.
So when asked the question: “What would make you sadder, the death of a pet at home or the death of a pet at school?, nearly all students reply “a pet at home.” The reason for this reaction simple: the more contact children have with an animal, the more attachment they will feel to it. So yes, rabbits can be good creatures to keep at school, so long as we limit their number to two or three and use suitable population control treatments. Using animals to enrich the hearts of students is good thinking, but the teachers need to be knowledgeable and the students must be able to have contact with the animals.
3. Female students’ lack of encounters with nature
Here in Japan, only a limited number of females are active in scientific fields. As a result of cultural norms and historical circumstance, our country has held a negative attitude toward women’s participation in prominent academic occupations. A white paper from the Ministry of Education showed that even elementary school students have strong ideas of gender roles. The paper pointed out that “all children are having fewer and fewer opportunities for contact with nature and the world beyond the home, the kind of experiences that are crucial for children’s further development.” Having less contact with nature might be one of the main causes for children’s – and especially women’s - decreased interest in science fields.
Seventh graders were asked, “Do you go catching insects?” 59.3 percent of boys interested in science answered “yes”, whereas only 35.9 percent of boys with no interest in science answered “yes”. The girls’ reactions were very different from those of boys. Only 35.9 percent of girls interested in science answered “yes, I go catching insects” whereas 27.7 percent of girls without interest in science answered “yes.”
The survey indicates that girls are likely to have much less contact with nature compared to boys, most likely due to biased views of gender roles. When students do experiments in class, girls are likely to assume assisting roles to boys, and not take on leading roles. The fact that only a limited number of girls take courses in science is, I believe, in part a result of their limited opportunities for experiencing nature. So, in order to increase the number of female scientists, we need to have programs that enable girls to experience nature first hand.
4. Building a program around contact with nature in the high school education curriculum.
Since my school is a girls’ high school, all the activities, such as Student Council activities as well as club activities, are carried out by female students. This also means that our school provides an ideal circumstance for training girls to positively take leadership in school activities. I therefore initiated the program for female students to cultivate their interest in scientific fields. I believe in the value of this because Japan has only a limited number of female scientists as compared with the rest of the world.
In 2006 we were designated by Ministry of Education as a Super Science High School and for the past four years, we have been building a unique school curriculum. We also established the “Life Science Course” in our school curriculum in which we provide students with numerous opportunities for field study. We focused on this because in Japan, the life science field is among the most popular areas for female scientists.
5. Content of our educational program for “Life Science Course” The Life Science Course incorporates three core elements in order to give students hands-on experience in the natural world: ① Study Workshops which foster students interest in scientific fields; ② Experiments with university researchers; ③ Research assignments. All of these programs are being carried out with the gracious assistance of neighboring university researchers
① Study Workshops
Our program provides a 5-day Field Study Workshop for first year students, and a 4-day study workshop in Okinawa for second year students. A Study Workshop in Borneo is available for students of all grades, if they wish to participate.
At the Field Study Workshop, students learn about the forests and environmental issues from university lecturers and from hands-on research training. Activities include measuring and calculating the amount of carbon dioxide absorbed by an assigned area of the forests.
At the Okinawa Study Workshop, students listen to research workers’ lectures concerning the behavior of local animals such as wildcats and bats. They also have a chance to observe the plants and animals in mangrove forests as well as sea life while snorkeling and kayaking.
At the Borneo Study Workshop, students attend Sabah University where they listen to lectures on plants and animals by resident professors. They also observe the plants and animals of Kinabalu Park(World Heritage) as well as the area along the Kinabatangan River. During this program, our students have the opportunity to interact with Malaysian high school students by giving presentations on their individual research in English.
② Experiments at neighboring universities
In addition to ordinary classes, we visit our neighboring universities which allows our students to gain experience doing experiments with professional researchers. In the classes called “Life Science PracticeⅠ”and “Life Science PracticeⅡ”, our students learn applied life science at a level far beyond the that of high school science textbooks.
For “Life Science PracticeⅠ”we have formed a relationship with Fukuyama University. This relationship makes it possible for our students to get inside the university research laboratories. The students learn the fundamentals of the specialized areas of marine biotechnology and applied biological science.
For “Life Science PracticeⅡ, we have formed a relationship with the Okayama University of Science. There students are able to practice such things as DNA extraction.
③ Research Assignments
Students can choose the research topics from three different groups. I instruct the group of students whose interests are urodele amphibians and yeast.
The aims of our research on the urodele amphibians are as follows: to establish the procedures of artificial fertilization, to raise the ratio of normal hatching, to prolong the capability of eggs and sperm to achieve fertilization, to find the proper density for keeping larvae, feeding them and preventing canibalism.
As for our research on yeast, we are tackling the issues of classifying yeast extracted from flowers and fruits As the yeasts inhabit the different kinds of flowers, analyzing the relations between the yeasts and the flowers may reveal something useful in understanding the ecosystem and related ecological issues. We classify the yeasts in accordance with the shapes observed under microscopes, the DNA arrangements, the electrophoretic karyotyping, and their fermentation capacities.
6. The program’s effects on our students The SSH (Super Science High School) project offered us the opportunity to build an unprecedented program for female students. Focusing on providing practical “encounters” with nature, our curriculum forces our students to take positive leadership in their research activities, and to develop their presentation skills which are integral for communicating with an international audience. The other favorable effects on our students are shown in the charts below.
This year, our students are not planning to go out to distant areas for their
research activities. We have chosen to stay in our local area and take a closer look at natural creatures around our school - our institution stands on a hill surrounded by trees and paddy fields.
Currently, observing the plants on the hill and the creatures inhabiting in paddy
fields are among the students’ research assignments. Students are now eager to find out about the behaviors of the local Reeves’s pond turtles and Red-ear sliders. They will employ the “mark-and-recapture method” as well as “biotelemetry”. We would like to further continue providing education focusing on this kind of contact with animals and with nature.
I would like to finish with an interesting bit of information from a survey conducted by Dr. Hishoshi Nakano. In that survey one third of elementary school children answered yes when asked whether they thought dead people could live again. This was reported in newspaper articles, and critics suggested that something was desperately lacking in the education curriculum. What was lacking, many argued, was the ‘Heart-Enriching education’ which is to say the study of life and the living world. But without encountering that living world as it is, such heart-enriching education is simply not possible. I wonder if this is only true with elementary school children. What about junior high school students and high school students? What about college students, and moreover, even adults?
It is my firm belief that in our age, for all generations, real-life encounters with nature are indispensable to our education, and to live our lives as humans.
投稿者: 秋山繁治 日時: 13:42|パーマリンク | コメント (0)
2010年04月25日
スミソニアンは18の博物館、美術館、国立動物園からなる世界最大の「博物館群」です。博物館と美術館の多くは、ワシントン記念塔から国会議事堂にいたるナショナル・モール地区にある。国立自然史博物館 (National Museum of Natural History)には、植物、動物、化石、鉱石、岩石、隕石の標本や文化工芸品などのコレクション(総数約1億2千5百万個)が展示されている。1階には、恐竜の展示物や地球上の生命の進化の歴史を説明するパネルや陳列物がある。入場無料。


玄関を入ってすぐ正面にゾウが展示

トリケラトプス

埋まった恐竜の骨格を復元

作業の様子を公開

進化途上の両生類の骨格

Tレックスの骨格

鳥類の標本
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:48|パーマリンク | コメント (0)
2010年02月27日
マメ科植物の根には、根粒菌がつくったこぶを観察することができます。マメ科なら、ダイズやエンドウなどの栽培されたものでなくても雑草でみつけることができます。ちょうど、庭で草抜きをしていて見つけたものが下の写真です。、シロツメクサ、レンゲソウ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウなどでみられます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:53|パーマリンク | コメント (0)
2010年01月21日
【要旨】 地球の温暖化、人の移動のグローバル化に伴い、マラリアも媒介する蚊が熱帯だけのものとは考えにくくなっています。今回はマラリアの新薬を開発している女性の科学者を迎えて、研究の先端と女性としての奮闘記を語っていただきます。これから科学者を目指す方たち、またそのような子どもを抱えているご家族の方たち、日本の科学の発展を期待している市民の皆様への熱いメッセージとなるでしょう。
【日時】 1月31日(日) 13:30~15:30
【場所】 さんかく岡山
【主催】 大学女性協会岡山支部・岡山市
【講演内容】 「マラリアの新薬開発を目指す」岡山大学大学院准教授 金惠淑(きむ へすく)
※ユニセフがマラリア予防の蚊帳の展示と説明を行います。
【参加費】 無料
【対象】 中学生・高校生・一般
投稿者: 秋山繁治 日時: 05:26|パーマリンク | コメント (0)
2010年01月18日
1年生対象の課題研究に関連した内容の講義が始まった。まずは、発生生物学グループのテーマに助言をいただいている先生の講演だった。本校は、1年生の2学期までに発生の内容の学習を終えているが、遺伝についてはまだ学習していない。生物分野の課題研究では、DNAの理解が必要なので、1年生の3学期に生物ⅡのDNAに関係した内容を扱うようにしている。逆に、メンデルの遺伝の法則などを扱うのは、2年生の1学期にしている。


ゲノムを調べてわかること

四肢発生関連の遺伝子を壊すと

筋ジス関連の遺伝子を研究中
【生徒の感想】
私はDNAについて今まで漠然と「遺伝子に関係するもの」ということしか知らなかったので、今日の講義でDNAとはどういったものなのか、どういう構造をしているのかなど詳しくそして分かりやすい説明が聞けてよかったです。ヒトのゲノムには色んな動物に共通する塩基配列、ヒトのみに共通する塩基配列、個人によって違う塩基配列が混在しているということを知り、とても興味深い話だなと思いました。特に色々な動物で塩基配列が同じ部分があるというのはとても驚きました。また、私たちヒトは男女の区別をする染色体がXとYなのに対して、他のニワトリなどの雄雌の区別をする染色体はZとWと違うということも初めて知りました。ヒトはサルなどと比べると側頭筋の塩基が2塩基欠けていて、そのおかげで脳が発達していったということを聞いて、欠けても必ず悪い影響が出るのではなく、良い影響も出るというのは不思議だなと思いました。今回の講義の内容と少し似た内容の本を以前読んだのですが、本ではなかなか想像しにくかったところの話を聞いたり、映像を見たりしてDNAについての知識が深まりました。
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:11|パーマリンク | コメント (0)
2010年01月12日
投稿者: 秋山繁治 日時: 09:00|パーマリンク | コメント (0)
2010年01月07日
「生き物の観察から生命現象に感動する心を呼びもどす・アカハライモリを使った発生の観察」
清心女子高等学校教諭 秋山繁治
はじめに
高校1年生の生物の授業で「生殖と発生」を教える中で、「ヒトの受精はどこで起こるか?」と生徒に質問したら、正解したのは29%だった。正解した生徒に情報源を聞くと、「中学校の保健体育」という答えが返ってきた。早速、中学校の保健体育の教科書を借りて調べてみると、「膣内に一度に射精される精子の量は、ふつう2〜4㎖で、その中の精子の数は約2〜6億にもおよびます。このうち、子宮の中を通り、たった1つの精子だけが卵管で卵子と合体します。これを受精と言います」という記載とともに、排卵から受精、着床までの大きな図が示されていた(東京書籍『新編保健体育』)。これをみると生徒が「中学校で習った」と答えるのも肯ける。
しかしながら、一方で、約70%の生徒に「輸卵管(卵管)で受精する」ことが伝わっていないのも事実である。不正解だった生徒に聞くと「きちんと教えてもらった記憶がない」という。もし、卵子の受精からいろいろな成長段階を経て成体へ変化していくイメージを自分のからだでも起こりうることとして感じることができていれば、「輸卵管で受精する」と答えられたのではないかと考えてしまう。性についての学習は、いろいろな教科の学習が絡み合って身を結ぶものであり、いろいろな生物を材料に性を理解するための基礎知識を学べる理科という教科の役割は大きいと考えている。
続きを読む "高等学校理科での授業実践 「生命」を体感する授業" »
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:47|パーマリンク | コメント (0)
2009年12月26日
9時半からであった。講演は2つで、「微生物のパワーでジェット機を飛ばす!?」という演題で、福山大学生命工学部生物工学科の秦野琢之教授、「高校スポーツ選手の栄養管理」という演題で、福山大学生命工学部生命栄養科学科の石崎由美子准教授がそれぞれ30分話された。その後の座談会で、高大連携や新しい学習指導要領の問題点などについて話し合いをもった。高大連携については、①これまでに実施した高大連携事業の検証 ②高校で活用できる教材の共同開発 ③教育プログラムの共同開発 ④出前授業 ⑤ テーマ別出前授業案の作成 などが話題に上がった。新学習指導要領ついては、生物教育が大きく変わるということで、対応として、①我々が学ぶべきこと ②授業展開 ③実験項目 ④入試対策 などが話題に上がった。講師以外の大学からの参加者は、福山大学から生物工学科太田雅也准教授 (生物化学)、生命栄養科学科菊田安至教授(分子生物学)、海洋生物科学科渡辺伸一講師(海洋動物生態学)が来られた。


生物工学科・秦野琢之の講演

生命栄養科学科・石崎由美子准教授の講演
投稿者: 秋山繁治 日時: 15:49|パーマリンク | コメント (0)
2009年12月19日
2日目は、慶応大学医学部で二つの講演と慶応大学の大学生・大学院生との交流会があった。一つ目の講演は、慶応大学医学部の5年生が「医学部生の国際活動」と題して、ハワイ大学やドイツのベルリン市中病院での研修、WHO本部での実習、アメリカ留学プログラムへの参加を通して、語学力の強化の必要性を感じたことなどについて聞かせていただいた。二つ目の講演は、今、もっとも成果をあげられている医学研究者である慶応義塾大学医学部再生医学教室の福田恵一先生が「未来の心臓病治療を目指した再生医療の紹介」と題して、ES細胞やiPS細胞といういろいろな細胞になることができる幹細胞を利用して、心臓の細胞を作り出す方法を紹介し、現在実用レベルまで近づいていている状況について聞かせていただいた。心臓を二つ持ったカエルのビデオ映像に、参加した多くの小中高校生は見入っていた。


慶應大学医学部5年生の学生の講演

慶應大学医学部・福田恵一教授の講演
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:14|パーマリンク | コメント (0)
2009年12月18日
1日目は、慶応大学医学部の研究室や病院を見学し、最先端の医療研究や医療技術に触れることができた。午前は、医化学研究室、再生医学研究室、生理学教室を訪問し、研究内容についての説明、研究機器の見学をした。午後は、病院見学で、MRI・CT、内視鏡、エコーなどの医療技術について学んだ。
課題研究についても相談させていただいた。今進めているサンショウウオの幼生についての研究に慶応大学が協力していただけるということで、アドバイスをいただいている。3年間、本校の生徒が研究を引き継いでくれれば、充実した研究ができると思う。


生理学教室で顕微鏡観察

病院で医療技術を学ぶ

最後にレポート作成
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:30|パーマリンク | コメント (0)
2009年12月16日
日本理科教育学会の月刊誌「理科の教育」12月号は、体験活動を充実させた教育実践の特集が組まれてる。本校の生命科学コースの取り組みを「実際に”触れること”が科学的思考を育てる」(p22~25)と題して紹介しました
http://wwwsoc.nii.ac.jp/sjst/magazine/m2009/m2009_12.html
投稿者: 秋山繁治 日時: 08:24|パーマリンク | コメント (0)
2009年12月08日
生物担当教員の研鑽を目的として、ライフサイエンスやバイオテクノロジーにまつわる身近な話題をとりあげた講演会および座談会を開催いたします。また、今年度は12月13日の新学習指導要領に関するシンポジュウムを受け、今後の生物教育の内容・方向性についても討論する予定です。つきましては、理科担当の先生方に多数参加いただきますようお願い申し上げます。
主催:岡山県高等学校教育研究会理科部会・生物分科会
【日時】 平成21年12月26日(土曜日)9:30~12:30(講演・質疑応答1時間、座談会2時間)
【会場】 ノートルダム清心女子高等学校 会議棟2階
【対象】 高等学校理科担当教諭
【講演】 講師 福山大学 生命工学部生命工学科 秦野 琢之 教授
「微生物のパワーでジェット機を飛ばす!?」
講師 福山大学 生命工学部生命栄養科学科 石崎 由美子 准教授
「高校スポーツ選手の栄養管理」
【座談会】
(1)「高大連携のこれまでと今後」
①これまでに実施した高大連携事業の検証
②高校で活用できる教材の共同開発
③教育プログラムの共同開発
④出前授業
⑤テーマ別出前授業案の作成
(2)「新学習指導要領で変わる生物教育」
新学習指導要領への対応として、
①我々が学ぶべきこと
②授業展開
③ 実験項目
④入試対策
(これら以外の、協議テーマをお持ちの方は、事前・当日にご連絡下さい)。
上記講演講師の他 福山大学生命工学部より3名(生物工学科・未定、生命栄養科学科教授・菊田安至、海洋生物科学科講師・渡辺伸一)
【申し込み】
参加希望の場合は、12月22日(火)までに、FAXにて、氏名・学校名を記入して笠岡高等学校・坂本宛に発信してください。 FAX 0865-62-5541
【問い合せ先】
県立笠岡高等学校・坂本憲治 Tel 0865-62-5128 FAX 0865-62-5541
投稿者: 秋山繁治 日時: 14:31|パーマリンク | コメント (0)
2009年12月01日
「実際に“触れること”が科学的思考を育てる」 秋山繁治
Developing Scientific Thinking through a Program that Provides “Practical Experience” in Nature
はじめに
1989年から小型サンショウウオを飼育し始めてちょうど20年になる。生物教室に同僚が水田に流れ込む溜りで採取したというバナナ状の得体のしれない卵嚢を持ち込んできた。孵化した幼生は、カエルのオタマジャクシの形ではなく、外鰓をもった魚のような形をしていた。湧水近くの溜りに産卵する止水性のカスミサンショウウオであった。当時の私は、ハチやヘビに出会うのが嫌で、水田や山を歩くことが好きではなく、両生類も苦手だった。しかしながら、発生の観察を続けているうちに苦手意識は消えていった。変態して上陸してから2年目に産卵させることができた。しかし、残念ながら、その時の卵は正常に発生しなかった。それ以降、飼育下で正常に受精卵を得ることが私自身の研究のテーマになった。いろいろな両生類の飼育繁殖に取り組み、飼育下でカスミサンショウウオ、オオイタサンショウウオ、イボイモリの受精卵を得られるようになった。今や生物教室は、両生類専用の「動物園」となり、生徒が毎日、生物教室を訪れ、餌やりと研究に取り組んでいる。また、野外での調査を通して、人為的な開発によって両生類の繁殖地が激減していることを目の当たりにし、自然保護について考えるようにもなった。
これまで「動物を飼育すること」から本当にたくさんのことを学んできた。そして、飼育を通して生徒と接してきた経験から、今の高校生に、“動物に直接触れること”と“自然体験を多く持つこと”の必要性を感じるようになった。理科の学習には、知識だけでなく体験が必要である。直接体験が観察する目を養い、科学的思考の礎となる。
動物に直接触れること
小学校の理科の教科目標には、「問題解決の能力と自然を愛する心情を育てる」という記載がある。また、生活科には、動物飼育が設定されている。そこで、総合的な学習の時間の宿題として、出身小学校を訪問して調査レポートを作成することを課してきた(1999年から毎年実施)。あるレポートに、飼育舎の前に「飼育係り以外の生徒は立ち入らないように」と注意書きの看板がある写真が貼られていた。飼育動物は何のために飼われているのだろうか。生徒たちに、飼育動物との思い出が非常に少ないことも実感した。実際に学校で動物飼育の体験をしているのだろうかとも思い、次の段階として、生徒と協力して、「学校飼育動物」についての現状を知るために、岡山県内の小学校にアンケート調査(2008年)を実施した。
この調査で、飼育状況が明らかになってきた。一例として一番多く飼われているウサギの飼育状況を取り上げると、ウサギの雌雄が区別できない学校が54%、雌雄混合飼育が65%、雄の非去勢手術率が91%であった。飼育数が40羽の学校もあった。ウサギは繁殖力が旺盛で、雄はなわばりをもつという特徴に配慮する必要があるが、現実は、雌雄を区別できない学校が多く、避妊しないで雌雄を混在させて飼っているのがわかった。教師でさえ理解が十分でない状態で飼っているので、困難に直面する場合が多いと考えられる。また、出身小学校に出向いての調査で、卒業生として訪問した学校で、「見せることはできない」と拒否されたケースが10年間調査をして2008年に初めて3件発生している。今の小学校が卒業生に警戒しなければならないような状態にあるのか、飼育状況を見られたくないのか、理由は不明である。
中央教育審議会は、動物に触れる教育で「心の教育」を提言しているが、学校現場では、担当教員の知識不足、飼育経費の不足、飼育作業の負担などが原因となり、飼育を敬遠する流れを生み、鳥インフルエンザなどの社会問題と相まって、飼育動物を激減させる現状をつくっている。高校生に、「家のペットと学校飼育動物では、死んだ時にどちらが悲しいか」と質問すると「ペットだ」と答えが返ってくる。それは、身近に接した時間が長い動物ほど愛着がわくという当たり前のことに起因しているのではないだろうか。ウサギは、避妊・去勢をして、飼育数を2,3匹に制限して飼えば、問題なく飼える生き物である。動物への知識があれば、飼育への負担感も少なく抱きごこちのよい動物として子どもたちの心を育てる存在になる。
女子生徒に自然体験が少ない
日本では、社会全体が女性の社会参加に消極的であったという歴史を反映して、科学技術分野での女性の活躍が極めて少ないという特徴がある。平成14年度文部科学白書で「自然体験・社会体験など子どもの学びを支える体験が不足している」が取りあげられている。自然体験の不足が理科離れの一因になっていないだろうか。『理科離れしているのは誰か』(松村編)で“自然体験・生活体験と理科の好き嫌いの関係(中1段階)”を、「トンボやちょうちょなどの虫取りをする」かどうかで見る項目がある。男子の理科好き59.3%、理科嫌い35.2%、それに対して女子の理科好き35.9%、理科嫌い27.7%とある。男子では有意差があるが、女子では大きな差がなく、しかもその体験そのものが少ないことがわかる。実験の役割分担で、男子が中心的役割を、女子が補助的な役割をする傾向がみられたという報告もあるように、学校教育で、女子生徒に対してジェンダーバイアスがかっているとの意見もある。女子の理系への進学率が少ないことの裏側に、自然体験の不足と直接実験に取り組む機会の少なさが理科嫌いをつくっているとしたら、理科好きを増やすために、自然体験と実験・実習の機会を増やす取り組みが必要だということがわかる。
高校教育に動物飼育や自然体験を盛り込む
本校は女子校で、構成する生徒はもちろん女子のみである。生徒会活動や実験・実習などすべての教育活動において、女子がリーダーシップをとらざるを得ない。そのことは逆に言えば、リーダーシップを養成し、積極性を身につけるのに適した環境であるともいえる。
女子の理系進学者が国際的に比較して非常に少ない日本において、その中でも理系が少ないと思われがちな女子校である本校で、あえて理科好きを育てるプログラムを構築した。そして、2006年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けて、多くの自然体験と実験・実習を盛り込んだプログラムを実施している。入学時から普通科の中に別枠で「生命科学コース」を設定した。まずは、理系でも比較的女性進学者の多い“生命科学”の分野に進路を考えている生徒のためのコースから始めようという試みである。
どのような教育内容を盛り込んでいるか。
「生命科学コース」の大きな特徴は、①自然体験、②実験実習、③課題研究であり、それぞれ、大学と連携して行っている。
①自然体験
「野外実習」(高1全員、4泊5日)、「沖縄研修旅行」(高2全員、3泊4日)、「ボルネオ海外研修」(希望者、8泊9日)がある。
「野外実習」は、全日程を森林を学ぶことをテーマに、講義(地球環境、森林を構成する樹木の特徴)と実習(野外での樹種学習、枝打ち、ジャングルジムからの林冠部観察、森林調査)で構成している。森林調査では、プロット(10m×10m)をグループごとに受け持って、樹木(樹高・胸高直径・樹齢)を測定し、そのデータからそのプロット内の樹木が1年間で吸収する二酸化炭素量を計算する。林道から森林に足を踏み入れての作業は、初体験で自然に触れる機会が十分ある。
「沖縄研修旅行」は、全泊西表島で、イリオモテヤマネコやオオコウモリの研究者の講義、夜間動物観察、山からマングローブ林までのトレッキングをしながらの動植物観察、シュノーケリングやカヤックによる海の動物観察で構成している。
「ボルネオ海外研修」は、マレーシア国立サバ大学と連携して、環境学習と国際性の育成をテーマにして、大学での講義、世界遺産であるキナバル公園やマングローブ、キナバダガン川での動植物観察、森林火災の跡地での植林作業、英語による課題研究発表、地元の高校生との交流がある。
②実験実習
通常の高校の実験とは別に、大学の施設で行う「生命科学実習Ⅰ」(高1全員、3回)、「生命科学実習Ⅱ」(高2、2回)がある。これらの実習で、高校の教科書を超えた応用分野が学習できる。
「生物科学実習Ⅰ」は福山大学生命工学部と連携して行っている。内容は「大学の実験室や研究室を覗いてみよう」、「海洋生物の研究」、「食品栄養学実習」である。
「生物科学実習Ⅱ」は岡山理科大学と連携して行っている。内容は「ゲノムDNA抽出とDNAプロファイリング」、「尿タンパク半定量検査”」である。


森林調査(蒜山)

ボルネオ森林復旧の植林
③課題研究
課題研究は、3つの研究グループから生徒が選んで取り組む形で行っている。 私が指導しているグループを例にすると、有尾類と酵母を研究材料にしている。
有尾類については、人工受精の方法の確立と孵化後の幼生の良好な飼育条件を見つけること、人工受精後の正常発生率を上げること、卵や精子の受精能力の保持期間を延ばすこと、幼生飼育の飼育密度、餌、共食いの影響などを調べて好ましい条件を見つけることを目指して研究している。
酵母については、花や果実に比較的多く生息しているといわれる「花酵母」(野生の酵母)の分類に取り組んでいる。同じ酵母がいろいろな花に分布していることが予測されるので、花の種類と酵母の種類の相関を分析することによって、生態系の理解が深まると考えている。顕微鏡観察による形態、リボソームRNAをコードするDNAの塩基配列や電気泳動核型、発酵能力の有無などで分類しようとしている。
どのように育っているか
「直接触れる体験」の重視した学習の中で、リーダーシップの養成、国際性の育成、ロールモデルの提示を盛り込んで取り組んできたSSHの教育プログラムの成果はどうだろうか。後で示した“SSH研究開発の成果・生徒の変容”のデータで判断していただきたい。
今年度は、特別な地域に出かけるのではなく、学校周辺の自然に目を向けるような取り組みを始めている。「総合的な学習の時間」で、本校のある二子の丘の植物観察、周辺の水田地域の動物観察、さらに課題研究として、学校周辺に生息するカメに注目して、クサガメと帰化動物のアカミミガメの標識再捕法とテレメトリーによる行動調査を行っている。これからも、“直接触れる体験”を重視した教育を進めていきたい。
平成14年の小学生対象の調査(中村博志氏他)で「一度死んだ人が生きかえることがあると思うか」の問いに、約3分の1が「ある」と答えたことが新聞で報道され、子どもの生命に対する感覚の変化に対して「心の教育」の重要性が叫ばれた。その背景として、小学生に「自然体験・社会体験など子どもの学びを支える体験が不足している」ことが主張された。自然体験が不足しているのは小学生だけだろうか。私は、中学生や高校生、大学生、そして、大人にもあえて自然体験の機会をつくることが必要な時代が到来していると考えている。
参考文献
松村泰子編『理科離れしているのは誰か』日本評論社2004
秋山繁治・田中福人「清心女子高等学校 生物部の歩み」『生物工学会誌』第86,pp415-416,生物工学会,2008.
秋山繁治「有尾類の教材化について・環境に目を向ける教材としての利用」『岡山県高等学校教育研究会理科部会会誌』第47号, pp20-28,岡山県高等学校教育研究会理科部会,1997.
秋山繁治「有尾類の教材化について(2)・胚の発生の授業展開」『岡山県高等学校教育研究会理科部会会誌』第55号,pp26-33,岡山県高等学校教育研究会理科部会会誌,2005.
梅村錞二・秋山繁治「ため池の脊椎動物(魚と両生類)」『水環境学会誌』Vol.26,No.5,pp18-21,日本水環境学会,2003.
秋山繁治「有尾類の保護を考える」『岡山県自然保護センターだより』Vol.14 (3),pp2-6,岡山県自然保護センター,2005.
投稿者: 秋山繁治 日時: 10:21|パーマリンク | コメント (0)
2009年11月18日
清心女子高等学校が主催して、10月31日に開催した「第一回 集まれ、理系女子!女子生徒による科学研究発表交流会」の様子が、サイエンス・ニュース・ネットワークのHPで紹介されています。
※ 「集まれ!理系女子第一回女子生徒による科学研究発表交流会」の当日配布したパンフレットのPDFが以下からダウンロードできます。理系進学を考える資料、メッセージ、ポスター発表の題目・発表者、口頭発表の題目・発表者・要旨を掲載したものです。
http://www.nd-seishin.ac.jp/highschool/lifescience/exchange01.html
投稿者: 秋山繁治 日時: 09:32|パーマリンク | コメント (0)
2009年11月01日
ポスター発表58テーマ(中高生48テーマ、女性科学研究者10テーマ)、口頭発表中高生8テーマであった。参加者総数は272名でした。内訳は、発表者182名(高校生150名+引率教員22名+女性研究者10名)・来賓15名・本校教職員15名・当日参加60名(大学関係28名+高校関係4名+保護者18名+その他10名)


森林のCO2吸収量推定の発表

植物の体内リズムの発表

カメの行動追跡の発表

明治学園中学校の口頭発表

島根県立益田高校の口頭発表

広島県立国泰寺高校の口頭発表

清心女子高校の口頭発表

宇野加津子先生の講演
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:40|パーマリンク | コメント (0)
2009年10月24日
卵には表層に色素粒のような模様がある。精子が位相差顕微鏡で見ると青く見える。受精を顕微鏡で観察すると、卵の表面で蠢いている精子、受精膜の形成が観察できる。


精子

受精膜の形成
続きを読む "ハスノハカシパンを使った初期発生の観察実験(その2)" »
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:44|パーマリンク | コメント (0)
ウニの仲間は、産卵期が種によって異なる。本校では、1年生の10月から生物Ⅰの発生を扱うので、秋に産卵するハスノハカシパンは使いやすい。塩化カリウム0.5mol/lを注射器で、口器の付近から注入すれば簡単に卵と精子が採取できる。


ハスノハカシパンの裏面

塩化カリウムを注射して精子と卵を採取

放出されている精子(白い筋状)

放出されている卵(小さな粒を確認)
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:44|パーマリンク | コメント (0)
2009年10月18日
【目的】
①科学研究に取り組む女子生徒に発表の機会と生徒同士の交流の場を設け、理系女子同士の友好を深め、理系進路をめざす仲間意識を育む。
②理系分野での経験と機知に富んだ女性の講演を聴き、女子生徒の理系分野へのキャリア意識を高める。
③女子生徒による科学研究発表会を一般に公開することにより、女子生徒が科学技術分野へ進むことを積極的に受容できる社会へと変容するための意識改革や啓発活動としての役割を果たす。
【日時】 平成21年10月31日(土)10:00〜16:00
【会場】 福山大学社会連携研究推進センター(宮地茂記念館)
広島県福山市丸之内1丁目2番40号 TEL:084-932-6300 FAX:084-932-6354
【申し込み】
発表募集対象:岡山県・広島県の高等学校および全国SSH校の女子生徒
参加募集対象:中学校・高等学校の生徒(男子生徒も含む)及び教員、教育関係者、地域の一般の方
【主催】 学校法人ノートルダム清心学園清心女子高等学校
【後援】 岡山県、岡山県教育委員会、広島県教育委員会(申請中)、福山市教育委員会、倉敷市教育委員会
続きを読む "「集まれ!理系女子 第1回女子生徒による科学研究発表交流会」" »
投稿者: 秋山繁治 日時: 09:51|パーマリンク | コメント (0)
2009年09月30日
申し込み状況(2009年9月29日)
実施案内 http://www.sbj.or.jp/news/news_20090826-1.html
【高校生・口頭発表】
① 岡山県立倉敷天城高等学校 加藤成恵 齋藤朱里 滝満里子(江口仁一)
「測量と誤差」
② 広島県立広島国泰寺高等学校 福本洋美 清水彩香(棟田 陽)
「水ロケットの飛行距離の研究」
③ 岡山県立岡山一宮高等学校 岸実奈美 金山千晴(三島誠人)
「植物の子孫を残すための戦略」
④ 明治学園中学高等学校 福永結香(森永香織)
「マダイを主としたスズキ目の顎骨」
⑤ 清心女子高等学校 鈴木美有紀 三宅舞(秋山繁治)
「オオイタサンショウウオの飼育下での効率的な繁殖方法の確立を目指して」
⑥ 島根県立益田高等学校 和崎理恵(毛利裕子)
「卵殻の形状より鳥類と爬虫類の系統関係を明らかにする」
⑦ 武庫川女子大学附属中学校・高等学校 競 和佳、内田 翔子 (坂本正孝 平松山治)
「甲子園浜の渡り鳥」
⑧ 岡山県立玉島高等学校 石井美咲 佐藤萌香 村井文香 山下知香枝(金関美津夫・佐藤重範)
「振り子を用いた重力加速度の測定誤差の解明」
【高校生・ポスター発表】
【数学】
① 金光学園高等学校 高田 帆乃実 筒井 沙季(成田知弘)
「ルービックキューブ」
② 岡山県立岡山一宮高等学校 蜂谷 美晴 何森 詩奈 平田 栞(岡田 裕次)
「数独研究」
③ 岡山県立岡山一宮高等学校 二宮 南 元長 愛(大林 勝志)
「効率的な用紙の貼り方」
【物理】
① 岡山県立天城高等学校 亀岡美咲 新中良美(江口仁一)
「超伝導」
② 清心女子高等学校 廣江瑞季 大村早希 釋 成美 城内瑞穂 田中智子 藤井宏美(藤田八洲彦・宮崎)
「デジタルオシロスコープを使っての磁石の強さの測定」
③ 広島県立広島国泰寺高等学校 福本洋美 清水彩香(棟田 陽)
「水ロケットの飛行距離の研究」
【化学】
① 清心女子高等学校 久保優香,古川礼子,稲見桃子,土佐若奈(山田直史)
「紫キャベツ液に替わる身近な指示薬のスクリーニング」
② 清心女子高等学校 小川紗代子 加藤奈々 杉山舞 中西敦美 西真友子 西原夕理松尾有紗 松本海里(山田直史)
「抗酸化物質がおよぼす、果物電池の内部抵抗への影響」
③ 清心女子高等学校 福井彩,有川知里,貞國麻里恵,吉村瑛美,佐々木麻裕,中村志穂,
日笠美耶,宮本稚子,吉本彩子(山田直史)
「調理がおよぼす、食品中の抗酸化力への影響」
④ 清心女子高等学校 小林美貴 種岡千遥 西美来 野口詩織 野道優衣 原まりか 山本奈央(坂部高平)
「化学物質と濃度による発芽の差異」
⑤ 清心女子高等学校 小林美貴 種岡千遥 西美来 野口詩織 野道優衣 原まりか(坂部高平)
「イオン液体の性質とエステル化反応への利用」
⑥ 玉川学園高等部中学部 安西恵美 谷本 愛実(原 美紀子 渡辺康孝)
「光の吸収と化学構造関係からわかること」
⑦ 玉川学園高等部中学部 都倉直子 中小路 麻衣(原 美紀子 渡辺康孝)
「過マンガン酸カリウム比色法によるCOD測定方法の検討」
⑧ 玉川学園高等部中学部 松尾 彩花(石井 晶 原 美紀子)
「ウコン染めの場合分けによる色合いの違いを考察する」
⑨ 岡山県立玉島高等学校 佐藤梨香(中藤千代雄)
「食品から着色料を取り出す」
⑩ 岡山県立玉島高等学校 流尾真衣(上池栄司)
「食品添加物は本当に必要か」
【生物】
① 宮崎県立宮崎北高等学校 林 里采 藤本めぐみ 本部汐里(西水流 舞)
「大淀川流域周辺におけるミヤコグサの収集とパスポートデータの作成」
② 明治学園中学高等学校 福永結香(森永香織)
「マダイを主としたスズキ目の顎骨」
③ 島根県立益田高等学校 和崎理恵(吉岡淳)
「卵殻の形状より鳥類と爬虫類の系統関係を明らかにする」
④ 清心女子高等学校 清野裕子 竹居セラ 鈴木美有紀 三宅舞(秋山繁治)
「人工林と自然林ではどちらの二酸化炭素吸収能力が高いか 」
⑤ 清心女子高等学校 三宅舞 鈴木美有紀 竹居セラ 清野裕子 堂面結衣 高田たまみ(秋山繁治)
「オオイタサンショウウオの幼生飼育において生存率に影響を与える要因を探る」
⑥ 清心女子高等学校 鈴木美有紀(秋山繁治)
「岡山県内小学校の飼育動物の現状分析」
⑦ 清心女子高等学校 竹居セラ 清野裕子(秋山繁治)
「花酵母の採取・分離と花の種類との関係」
⑧ 清心女子高等学校 高田たまみ(秋山繁治 下岡りり)
「コンクリート化された水田地域のクサガメとアカミミガメの行動」
⑨ 清心女子高等学校 青山真子 荒川好恵 竹入美佳子 末次佳代 永井由子 信江琴音 三村茜 三好悠香(田中福人)
「花の開閉リズムの環境への適応」
⑩ 清心女子高等学校 青山真子 荒川好恵 竹入美佳子 末次佳代 永井由子 信江琴音 三村茜 三好悠香(田中福人)
「植物の時差ぼけについての研究」
⑪ ノートルダム清心中・高等学校 山下智子 西田加奈 上原奈々(唐立裕子)
「アオムシコマユバチの生活史」
⑫ 金光学園高等学校 中野 あや(石井佳恵 有馬佳澄)
「運動と暗記」
⑬ 金光学園高等学校 石本 茉子(平川真太郎)
「スクミリンゴガイの孵化率」
⑭ 玉川学園高等部中学 若林美咲 堤 理紗(森 研堂 福島康弘)
「ザリガニ触覚からのインパルス計測」
⑮ 玉川学園高等部中学部 小林 朝紀(森 研堂 高橋宗良)
「ラットは光の点滅パターンを識別できるか」
⑯ 岡山県立玉島高等学校 宍貝 翔子 (守時 基文)
「サニーレタスの生育に必要な元素」
⑰ 岡山県立玉島高等学校宍貝翔子(守時基文)
「⑰ 岡山県立岡山一宮高等学校 岸実奈美 金山千晴(山崎 淑加)
「植物の子孫を残すための戦略」
⑱ 岡山県立岡山一宮高等学校 岡村 琴江・小野 詩織・菅 礼佳(日笠 修一)
「変形菌の走性」
【地学】
① 明治学園中学高等学校 田中美蘭 村上真映 藤岡夏子(森田珠妃)
「北九州の地層について」
② 市川高等学校 岩崎比菜 井本朱香 山下奈緒子(庵原 仁)
「大川(暗門川)における河床礫の特徴と変化」
③ ノートルダム清心中・高等学校 中田智絵 山崎えりな(唐立裕子)
「学校周辺の地質調査~岩石薄片作成と模型作り」
④ 玉川学園高等部中学部 小山 里実(吉田朱 小林慎一)
「オリオン大星雲の見え方の変化ー明るさを変えて白黒からカラーに見える瞬間を探るー」
⑤ 岡山県立玉島高等学校 原田瑞穂(今村和義)
「活動銀河核の分光観測とブラックホールとの関連」
⑥ 岡山県立玉島高等学校 岡本奈波(今村和義)
「天の川銀河の星の数と分布」
【環境】
① 島根県立益田高等学校 村田美貴子 水津貴子(佐々木典子)
「生物あふれる人工砂浜海岸をつくる」
② 清心女子高等学校 小林美貴 種岡千遥 西美来 野口詩織 野道優衣 原まりか 山本奈央(坂部高平)
「グリーンカーテン」
③ 金光学園高等学校 松枝 春奈 井上 果咲 村上 絵莉子(小畑嘉奈子)
「ミジンコの水質浄化」
④ 岡山県立玉島高等学校 山田悠海(田辺博章)
「水の浄化」
⑤ 武庫川女子大学附属中学校・高等学校 塩川 敦子 田淵 純子 土日 あずさ(坂本正孝)
「パソコンの3R」
⑥ 岡山県立一宮高等学校 政安理沙 松井保子 李瀅妍(安東知之)
「笹ヶ瀬川の水質検査」
【教育活動】
① 武庫川女子大学附属中学校・高等学校 平岡 あや乃 岡 希美 綿谷真未 (曽我 真一)
「井蛙目線の女性雇用問題意見書」
【女性研究者ポスター発表】
① 川崎医科大学 前田 恵
「スギ花粉アレルゲン結合糖鎖の構造解析と花粉症治療薬としての可能性」
② 川崎医科大学 熊谷直子
「アスベスト曝露の細胞傷害性T細胞分化への影響」
③ 岡山大学自然科学研究科生物科学専攻 下岡リリー(村上柳太郎)
「ショウジョウバエ中腸の部域分化におけるHOX遺伝子の役割」
④ 川崎医科大学 清蔭恵美
「嗅球におけるドーパミン系ニューロンは複数にわたる糸球体間の神経回路を形成する」
Dopaminergic periglomerular cells form novel multiglomerular circuits
⑤ 川崎医科大学 簗取いずみ
「ヘムと非ヘム鉄の輸送と代謝」
HEME AND IRON TRANSPORT SYSTEMS IN NON-POLARIZED AND POLARIZED CELLS
⑥ 福山大学工学部建築・建設学科 藤原 美樹
「文学作品にみえる室内意匠」
⑦ 福山大学生命工学部生命工学科 杉原千紗(久冨康資)
「サッカロマイセス科酵母における種多様性と生殖隔離」
⑧ 福山大学大学院生命工学専攻 仲西 彩(原口博行)
「葉緑体の光化学反系Ⅰ・Ⅱにおける光ストレス緩和機構」
⑨ 岡山大学医学部客員研究員・(株)NeoCel技術顧問 小坂美津子
「イモリの再生現象に学ぶ」
投稿者: 秋山繁治 日時: 11:41|パーマリンク | コメント (0)
2009年09月15日
「二子の丘の植物観察」ということで、狩山先生に様々な樹林について解説と本校のある二子の丘の樹木観察の実習を行った。


ドングリを作る仲間を紹介

代表的な陽樹を解説

クスノキの特徴を解説
【生徒の感想】
植物群というまとまった見方を体験することができ、個々の樹木を見るのとは違った楽しさを知った。最初に日本のいろいろな植物群についてスライドによる説明があった。よく考えたら日本は小さな島なのに、南北に細長いので植物群はとても多様であると気づいた。今まで遠目から山を眺めたことはあっても、植生している木々の種類の違いを気にかけたことはなかった。しかし先生に亜熱帯に見られるようなジャングルから、雪が降り積もるため低い木ばかりが並ぶ山を見せていただいて改めて多様性に気づいた。さらにその一つ一つの植物群ができた理由を推察できる、ということが大変興味深かった。
今まで、北海道と沖縄の植物群が全く違う様子を見せるのは、ひとえに気候ゆえであると思っていた けれど「植物群の形成には、大きく分けて気候的要因、土地的要因、生物的要因が存在している」と教えていただき、本当はとても複雑な理由が絡んでいると分かった。土地的要因の一例では、土壌にカドミウムが含まれていれば、それに耐えうる植物が群生することになる。生物的要因では、人為的に外来植物がっ侵入して勢力を増した
ていることや奈良県でシカが木の皮を食べて立ち枯れしてしまうなどの例もある。また山頂に草原ができるのは風が強く雪が積もるなどの条件があったり、数年に一度いっせいに帯状に木が枯れるのは、台風の強い風が要因となっているなどの例もある。いろいろな不思議な現象に対し、理由を考えることができる点がとても楽しいと感じた。
座学の後、実際に野外で清心周辺の植物群について教えてういただき、植物群ができた理由を考察する楽しさをよく理解することができた。陽樹を見て道路などを作る際に一度林を切ったのではないか、マツの子どもがないのとナナミの木を見て今後ここはナナミの木が天下をとる、など、ただ何の木が植生しているのかという事実だけで過去や未来の様子を考察できることに感動した。実物を見て学ばせていただいたおかげで理解が深まり、更に身近な植物を見分けられるようになったこと自体も嬉しかった。西表島の研修では植物の判別だけでなく、その先の「なぜその植物がそこにあるのか」という部分まで観察してみたいと思う。今回の講義で西表島での植物観察が楽しみになった。
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:42|パーマリンク | コメント (0)
2009年08月21日
テーマは「PCRによる一塩基多型の識別」で、毛髪(主に毛母細胞)からgenomicDNAを調整して、ALDH2遺伝子をPCRで増幅し、電気泳動でDNA鎖を分離し、観察するという実験をおこなった。岡山大学の阿保先生に指導していただいた。

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:12|パーマリンク | コメント (0)
2009年08月19日
ポートアイランドに新しく建てられた甲南大学フロンティアサイエンス学部の校舎で実験研修会が行われた。各自が口腔粘膜細胞からDNAを採取、PCRで増やし、制限酵素で切断したサンプルを電気泳動で流して、ミトコンドリア・ゲノムで、ヒトの起源について、「ミトコンドリア・イブ」から別れた、どのハプロタイプになるかを解析した。


採取したDNAをPCRで増幅

40名の理科の教員が参加

電気泳動の結果の解析

ヌードマウス
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:38|パーマリンク | コメント (0)
2009年08月12日
慶應大学の協力のもとで科学研究を進めていくプログラムが、この8月から1年間の予定で始まった。今回は、生徒(生命科学コース2年生)と私の二人が参加し、8月11日、8月12日の2日間、指導を受けた。全国からの参加希望者は50人以上であったが、その中から15名を選んだそうである。


最初に、プログラムの概要説明

実習テキスト

マイクロピペットを使用

実習の説明

マウスの解剖

電気泳動の実習
【生徒の報告】
今回は、基本的な実験操作の説明、3つの実習、交流がメインだった。最初に、試薬の量り方、マイクロピペットの使用法、ガラス洗浄の方法を学び、その後、ABO式血液型判定、マウスの解剖、遺伝子解析の実習や講義を受けた。
その中でも特に印象的だったのは、薬の動物試験についての話と、マウスの解剖実習だった。一つの薬が使えるようになるまで14年以上もかかると聞いて驚いた。医学分野は最新技術を次々に取り入れている、というイメージが強かったためだ。しかし、ヒトに使用するためには慎重な試験が不可欠だということを再認識した。
マウスの実習では、麻酔の方法として、尾部注射、皮下注射、胃に直接投与の3種あるが、胃に直接入れる方法を見せていただいた。マウスに軽く麻酔をかけてから、針金のようなものを口から気道を避け食道に入れる。マウスは途中で麻酔が切れれば暴れるし、気道・食道共に直径1mm程度で非常に細いので、神経を使う作業だ。薬理実験ならば、2年間、毎日50~80匹のマウスに薬を投与する必要があるのだから大変だ(薬の認可には、さらに毒性試験が2年、ヒトでの試験が計5~6年ある)。
実際に、マウスを解剖させていただいた。主に消化系、循環系、生殖器系を順番に確認したが、口から肛門まで消化系が繋がっていることを確認でき、感動した。「すい臓を探してごらん」と言われたが見つけられず、結局教えていただいたところ、脂肪か小腸の一部だと思っていたものがすい臓だった。すい臓は肝臓から小腸まで広い範囲に付着しているので、人間の手術の場合でもすい臓癌は技術的に難しいそうだ。脳の構造も見ることができた。視神経や聴神経が確認できた。神経は背骨に沿って枝分かれして全身に広がっており、脳が全身を操っていることを実感した。マウスは嗅覚が発達しているため、ヒトとは違い、鼻の先まで脳が詰まっていた。マウスがよく匂いを嗅ぐ仕草をするのを思いだして、感動した。
最後に、全国の自然科学や医学に興味がある人と交流が持てたことが嬉しかった。いろいろな地域から集まってきた人たちとの話は新鮮で興味深かった。自分もまだまだ頑張ろうというやる気を貰うことができ、今後の活動の励みになった。
【「はばたけ、世界を先導する医学者へ」事業2009年度予定】
2009年8月11日(火) キックオフミーティング(日吉キャンパス)
2009年8月12日(水) 研究基本操作講習(日吉キャンパス)
2009年12月18日(金) 医学部・病院見学(信濃町キャンパス)
2009年12月19日(土) 再生医学分野講演・福田惠一教授(信濃町キャンパス)
2010年8月9日(土) 研究発表会
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:52|パーマリンク | コメント (0)
2009年08月01日
高校1年生の蒜山研修で、データ整理の後を済ませてから、全員でブナ林に向かった。2006年度にブナの苗を調査したが、今回3年目を迎えて、ほとんどの苗が全滅していた。ブナの幼樹が育ちにくいことを実感した。それから、今年は、ブナの実が大豊作であった。だいたい5年に一度だといわれている。


ブナの幼樹調査

ブナの実

たくさんのブナの実
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:03|パーマリンク | コメント (0)
2009年06月19日
オオカナダモは、葉緑体の動きが観察しやすいということで、高校理科の原形質流動の実験に利用されている。昨年から、屋外のプラスチックの池に入れて栽培しているが、手間もかからず、すごく増える。教室で、水槽で栽培するとなぜか、元気がなくなってしまうので、放置したような環境(ただし、エアーは入れている)がいいのかもしれない。


群生しているオオカナダモ

オオカナドモの花
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:05|パーマリンク | コメント (0)
2009年05月19日
清心女子大学附属小学校の国際コースの授業を見させていただいた。国際コースでは、恵まれた設備が整えられ、少人数(定員15名)で、英語を使った授業が盛り込まれたカリキュラムになっている。今回は、理科の授業で、外国人講師が主に授業を展開し、日本人スタッフ1がサポートする体制で進められていた。今回、見学させていただいて、語学として英語を学ぶだけではなく、数学や理科という論理的な内容を英語で教えていることが、魅力になっていると思った。


板書もすべて英語

元気よく、答える

質問に対応
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:50|パーマリンク | コメント (0)
2009年05月09日
中学校3年生は、毎年、5月に環境学習で岡山県自然保護センターを訪問している。春は、野外で動物と植物を学ぶという企画である。秋には、センター内で駆除されたウシガエルを利用して解剖実習がある。動物は、水田環境にすむ生き物を観察した。


水田側溝で動物を捕獲

アカハライモリを捕獲

シュレーゲルアオガエルを捕獲

カスミサンショウウオ幼生を捕獲

最後に観察のまとめ
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:29|パーマリンク | コメント (1)
2009年03月23日
3月23日の10:00~12:30まで、神戸市の灘中学・灘高等学校生物部との交流会を行った。今回は、本校一年生の生徒が生命科学コースでどんな授業を受け、課題研究としてどのようなことに挑戦しているかを説明した。その後、飼育しているサンショウウオやイモリや、蛍光顕微鏡、ミクロトーム、クリーンベンチ、PCRなどの実験機器を見学してもらった。最後に、明日出発するボルネオ研修で行う英語によるプレゼン(課題研究の発表)を聞いてもらった。


サンショウウオに直接触る

幼生の飼育を観察

飼育している成体を観察
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:13|パーマリンク | コメント (0)
2009年03月04日
3月14日に岡山理科大学で、女性理系進学支援として、女性科学技術者の講演と研究交流会(ポスター発表及びディスカッション)があります。16:15からの研究交流会で、生物部・科学部の研究をポスター発表をさせていただきます。

投稿者: 秋山繁治 日時: 18:36|パーマリンク | コメント (0)
2009年01月22日
昨年から、土砂の流入で乾燥化が進んで、カスミサンショウウオが産卵できなくなった場所(玉野市)の復旧作業をしている。春に掘った穴に水が溜まっていたので、今日は、さらに掘り下げるとともに、流出する水路を造成した。あいにくの雨だった。
幼生の放流は今年の春に実施したが。性成熟には最低2年かかるので、今年産卵するとは考えられない。卵嚢が確認できれば、隠れていた成体が産卵にきたものと考えられる。産卵期の調査が必要だ。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:54|パーマリンク | コメント (0)
2009年01月18日
2003年発行の『水環境学会誌(日本水環境学会)』のVol.26 No.5に投稿した「ため池の脊椎動物(魚と両生類)」から抜粋
両生類の生息については,ため池を含む水田環境が大きく変化したことから派生した影響が大きいことがわかった。また,管理されてきた従来の里山環境が失われてきたことと,人為的な圧力が大きな影響を及ぼしていることもわかった。農業については,担い手が少なく,しかも高齢者が多いことなど社会的な問題も含んでいるので,簡単に元にもどせるものではない。農業のあり方を変えるには,効率化を優先してきた社会システムそのものを再考する世論が必要である。このような状況で,私たちにどのようなことができるだろうか。一番大切なのは「多様な生物が生きられるような環境にしたい」という共通認識を社会全体でもてることである。私は,教員としての立場から,次世代への自然環境の理解を進める教育が「共通認識」に資せる役割は大きいと考える。
岡山県内の中学理科教師(231人)に両生類についてのアンケートを実施したことがある。教科書に載っている,アカハライモリを直接見たのが64.9%,それに対して,教材として利用したのはわずかに3.9%であった。教師自身が見た経験はあっても,実際に授業で使われることは少ない。さらに,高校では,生き物に触れる機会はもっと少ないことが想像できる。身近な生物に触れる自然体験を豊かにすることから,自然への理解が進み,そのことが自然環境へ目を向けさせることにつながるのだと考えている。
そして,「保全」の考えを「影響が少ないようにする」視点から「身近な自然を取り戻す」前向きな視点へと変換して取り組むことが今の大人の世代から次の世代へわたす最大の贈り物になるのではないかと考える。
サンショウウオ類については,トウキョウサンショウウ,カスミサンショウウなどについての生息調査や繁殖実験がなされている。石川県羽咋市では1979年にホクリクサンショウウオを天然記念物に指定して,増殖池の造成などの取り組みもなされている。
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:05|パーマリンク | コメント (0)
2003年発行の『水環境学会誌(日本水環境学会)』のVol.26 No.5に投稿した「ため池の脊椎動物(魚と両生類)」から抜粋
最近,各地で「トノサマガエルをあまり見なくなった」などと,よく知られている両生類すら少なくなっているとことを示唆する話を聞くことが多くなった。次に,両生類の生息に悪影響を及ぼす環境について考えてみたい。
まず,最も大きく影響しているのは,水田の宅地化によって水田そのものが減少したことである。さらに,生産効率を上げるための農法の変化や,それに伴う圃場整備の影響も大きい。稲作が機械化され水田に水を張る時期が遅くなり,稲の成育期以外は乾田化された。そして,圃場整備によって水田の区画は大型化され,畦は直線的に区画整理され,水田側溝はコンクリートのU字溝に変わり3方コンクリートの水路に流れ込む排水路の役割に特化した。水路の流れは生物を寄せ付けない速い流れになっている。乾田化によって湿地を失い,水路は生物が棲む場所ではなくなってきているのである。
水田の乾燥化で,湿田を消失したことが大きく影響した例は,絶滅危倶II類(VU)に選定されているダルマガエルがある。トノサマガエルに比べて,足が短くジャンプカが弱いので移動する能力が低く,湿地に住み着くような生活をしてきたので,湿地そのものの減少という変化をまともに受けて激減している。また,サンショウウオ類の産卵には,ため池に近い場所が利用されるが,そのような場所にある水田は人手が入りにくいので放棄されて乾燥化してしまっている。
水田側溝にはコンクリートのU字溝が使われており,陸上と水域を分離する「死のトラップ(落とし穴)」になっている例が報告されている。私自身も,水路工事後の乾燥化した河川の底に卵をもったカスミサンショウウオが死んでいるのを目にしたことがある。工事後数年間は生きながらえた成体が産卵Lにくるが,徐々にその数は減少していくのが常である。また,宅地開発が山際の領域まで進み生息地の一部が埋められ,残された繁殖場所が住宅団地に接してしまっている場合も多い。そのような場所はコンクリートで側面が固められ,排水のためのコンクリート水路が整備されている。
また,自然が残り,カタクリなどの貴重な植物が繁殖する場所は観光地として整備される場合があるが,このような際にも,建物が立てられ,美観のために水路がコンクリート化されるので,地掘りの水路は乾燥したコンクリート水路になってしまっている。
次にゴミの投棄によって生息地が汚染される場合がある。サンショウウオ類の場合,多くの産卵が確認される場所は,まだ開発が進んでいない場所が多い。そのような場所は人里離れた環境であるため不法投棄の場所になりやすい。実際に岡山県内のカスミサンショウウオの生息地でも,冷蔵庫や自転車,バイク,瓦礫などが産卵場所に投げ込まれている状況がある。大型ゴミ引取りの有料化の煽りを小動物が受けている。
さらに,ペットショップにサンショウウオが売られている場合がある。岡山県では,カスミサンショウウオが販売されている。人間のペット指向の多様化を受けて,これまで家庭で飼育されることが少なかった両生類すら乱獲される可能性があるのかもしれない。生活力の強い帰化生物によって,生態系のバランスが崩れ,もともといた日本の生物が減少したり,絶滅したりする。ウシガエル(北アメリカ原産)は食用目的で移入されたが,今では野生化している。目の前に動くものは何でも口に入れることから,他のカエル類なども捕食していることが考えられる。他には,害虫駆除のために移入されたオオヒキガエル(北アメリカ・南アメリカ原産)などの影響も心配されている。
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:00|パーマリンク | コメント (0)
2008年11月22日
岡山理科大学主催の「わくわく科学の広場」で、物理・化学・生物といった科学の基本から、ロボット工学や電子顕微鏡といった先端科学技術まで、幅広い分野のイベントを用意されていた。本校の課題研究が夏のSSH生徒研究発表会で科学技術振興機構理事長賞を受けたということで、研究内容の発表の依頼があった。午前と午後の2回、発表を行った。


今回は2年生の山下さんが発表

昼食は大学生の模擬店で

午後の発表の様子
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:35|パーマリンク | コメント (0)
2008年11月13日
岡山県立岡山一宮高校で、生物教育研究会が開かれた。午前中は、公開授業で、午後は研究協議と講演であった。


公開授業:走査型電子顕微鏡による観察

公開授業:DNAの電気泳動実験
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:12|パーマリンク | コメント (0)
2008年11月09日
”「環境省×山陽放送『おとなも!子供も!発見・体験エコらんど』inRSK夢フェスタ55”のブースにESD活動の紹介ということで、環境を考える教材として”アカハライモリ”を展示した。興味を持ってくださったのは、子どもたちと年配の人が多かった。開催日時は、8日(土)10:00~17:00、9日(日)9:30~17:00であった。


有尾類とイモリの説明パネル

アカハライモリの水槽

家族で見学?

会場全体の様子
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:07|パーマリンク | コメント (0)
2008年11月05日
”わくわく科学の広場”のイベントで、SSH生徒研究発表会で科学技術振興機構理事長賞を受賞した本校の発表の一部(今回は対象が小学生・中学生なので遺伝子レベルの解析についてはカット)を紹介させていただきます。場所は岡山理科大学25号館5階、日時は、11月22日(土)時間は①11:30からと②13:30からの2回あります。岡山県教育委員会と岡山市教育委員会が後援している企画です。
投稿者: 秋山繁治 日時: 15:55|パーマリンク | コメント (0)
2008年11月01日
ニワトリの初期胚の観察を盛り込んだ講義であった。
【対象生徒】生命科学コース1年生
【講師】 Raj Ladher氏(発生・再生科学総合研究センター感覚器官発生研究チーム)
http://www.cdb.riken.jp/jp/02_research/0202_creative03.html


ニワトリの卵を割って調整

ニワトリの初期胚を観察
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:08|パーマリンク | コメント (0)
2008年10月31日
生物は、イモリの卵の結紮実験を中心に扱った授業を公開した。イモリの生態の説明→ビデオ教材→幼生や胚の観察→結紮実験の順に授業を展開した。多くの中学校や高校の先生方に参観していただいた。
【教材観】
動物の発生は、「生殖」の結果として、次代の成体になっていく過程であり、その生物を本当の意味で理解するには、その種の特徴を理解する必要がある。発生を観察する教材として多くの教科書がカエルを扱っているが、ここでは発生学史上の有名な実験の多くがイモリの仲間を使ってなされていることと、環境教育の視点(有尾類の保護が問題になっている)を考慮して、アカハライモリを利用することにした。胚の観察だけでなく、シュペーマンの実験の一部を体験することによって、歴史的な実験への親しみを喚起することを目指した。アカハライモリでは、成体を殺傷して精巣を摘出することなく、雌個体へのホルモンによる産卵誘発だけで受精卵が得られ、また、管理の仕方によれば年間を通して利用できるので、発生の実験材料として優れていると考えられる。
【生徒の実態】
2006年から、医学・薬学・理学・農学系(生命科学関連分野)への進学を支援する「生命科学コース」を設定した。対象生徒は、生命科学コースとしての3回目の入学生(高校1年生)である。生物学への興味関心が高い集団であるが、実体顕微鏡による観察は今回で二回目で、技術は未熟な状態である。
【指導の留意点】
イモリの胚を観察に利用するという視点だけでなく、岡山県内の繁殖地での調査映像などを使って、その生物の種としての特徴や生態を意識させるように工夫した。


まず、発生の過程をビデオで確認

タイムラプスで記録した自作ビデオ教材

実体顕微鏡で幼生や胚を観察

イモリ胚を縛る実験
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:08|パーマリンク | コメント (0)
2008年10月30日
【日時】 2009年3月28日(土)13時-15時
【場所】 日本農芸化学会2009年度大会展示会場
「福岡マリンメッセ」 http://www.marinemesse.or.jp/messe
〒812-0031 福岡市博多区沖浜町7-1
TEL.092-262-3111 FAX.092-262-8855
【応募資格】 高等学校生徒
(例:高等学校:化学クラブ・生物クラブ・生活科学クラブ,農業・園芸関係高等学校ほか)
ただし,指導の先生も参加可能であること。
【研究分野】 化学,生物,環境およびそれに関連した科学研究一般
キーワード:環境,エコシステム,ビオトープ,森林,生命,ゲノム,昆虫,植物,動物,微生物,細胞,酵素,発酵,食品,天然物, 環境ホルモン,他
【発表形式】 ポスター (A0版以内またはA4用紙16枚程度;ボードは横 90 cm ×縦 210 cm)
研究成果や現在行っている研究内容等,ポスターの横で訪れた研究者達に発表していただきます。
※ 優秀な発表には,ポスター賞を贈呈します。
【参加費】 無料
投稿者: 秋山繁治 日時: 10:29|パーマリンク | コメント (0)
2008年10月24日
学校飼育動物の1999年からの生徒の調査記録を以下のHPで公開しました。
生徒の課題として実施してきたので、1999年は、HTML形式にするところまでがおこなっていたのですが、レポートの提出だけになっていた時期もあり、すべてのデータを公開できる状況ではありませんが、整理できたものだけを掲載しています。2007年度から、課題の与え方や方法を見直したので、徐々に充実させてることができると考えています。2007年度は、岡山県下の小学校、中学校にアンケートも実施させていただいたので、その結果も公開させていただく予定です。
投稿者: 秋山繁治 日時: 08:27|パーマリンク | コメント (0)
2008年10月03日
期日 平成20年10月31日(金)~11月1日(土)
会場 ノートルダム清心学園清心女子高等学校
岡山県倉敷市二子1200 (JR中庄駅よりJRバス・タクシーで8分)
日程
10月31日(金)
13:30~ 受 付
13:55~14:40 生命科学コース公開授業①
14:50~15:35 生命科学コース公開授業②
15:40~16:10 研究協議
11月 1日(土)
9:00~ 受 付
9:40~11:20 生命科学コース公開授業③
11:30~12:30 記念講演 『理系に行こう』
講師 治部眞里氏(独立行政法人科学技術振興機構)
13:10~13:30 SSH事業概要説明
13:30~15:00 生徒課題研究発表
15:00 閉 会
【具体的な内容】
生命科学コース公開授業(①②は10月31日,③は11月1日)
① 13:55~14:40
1年生 生物Ⅰ「両生類の発生」(高校特別教室棟1階 生物教室)
2年生 化学Ⅰ「有機化合物の性質」(高校特別教室棟1階 化学教室 )
② 14:50~15:35
1年生 実践英語「科学英語」(会議室棟2階 第1会議室)
2年生 化学Ⅰ「有機化合物の性質」(①より継続)
③ 9:40~11:20
1年生 「発生学」(会議室棟2階 第1会議室)
講師 Raj Ladher氏
(発生・再生科学総合研究センター感覚器官発生研究チーム)
生徒課題研究発表(11月1日)13:30~15:00
・森林のCO2吸収量の推定(生命科学コース1年生)
・微小磁石の配列(文理コース2年生・数理科学グループ)
・イオン液体中でのエステル化反応(生命科学コース2年生・化学グループ)
・生物リズムの研究(生命科学コース2年生・時間生物学グループ)
・サンショウウオの人工繁殖(生命科学コース3年生・発生生物学グループ)
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:16|パーマリンク | コメント (0)
2008年09月25日
3月に岡山県下の小学校・中学校に学校飼育動物のアンケートを実施させていただいたが、1学期に生命科学コース2年生全員で記録を整理して、エクセルに入力するところまで終えていた。2学期にプリント出力して、一覧表を完成した。あとはこの一覧表を参考にして、考察のレポートを作成するというのが、授業「生命」の課題になっている。今月末が課題の締め切りで、9月30日には、日本獣医師会岡山支部の学校飼育動物担当の山根先生が来られて、講演される予定になっている。


一覧表に整理

どのように考察するか
投稿者: 秋山繁治 日時: 15:27|パーマリンク | コメント (0)
2008年09月22日
生命科学コースの1・2年生を対象に、主に日本の大学院のシステムについて詳細に説明していただいた。大学の存在の歴史的な意味、大学院の修士課程は諸外国にはない過程であること、博士課程に進学して学位取得することが研究者として基本的に必要であること、加藤研究室の女性研究者たちはどのような日々をすごして今にいたっているか、など・・・・。あとで多くの生徒がもっと話を聞きたかったという感想をもっていたようだ。加藤先生にとって、高校生に話すのは初めてで、かなり準備に時間をかけてこられたのが手に取るようにわかった。第一線で活躍されて、研究で忙しい日々を過ごされている中で、迷惑をかけてしまった感もあるが、生徒の成長した姿をみせることで恩返ししたいと考えている。


大学・大学院のシステムの意味

分子細胞生物研究所加藤研の全メンバー

各女性スタッフが研究者になるまでの経緯を説明
東京大学分子細胞学研究所核内情報研究分野
http://www.iam.u-tokyo.ac.jp/bnsikato/index.html
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:29|パーマリンク | コメント (0)
2008年09月13日
2月に、現生命科学コース3年生が発送作業した小学校・中学校のアンケートは2年生の総合的な学習の時間「生命」で一覧表にする作業を終え、エクセルの表に打ち込んだ(7月末完成)。整理したデータを9月になってメーリングリストを使って生命科学コースの2年生に配布した。各自で9月末までにデータ分析してレポート作成して提出することになっている。かなり難しい課題と思われるが、どこまでデータを生徒が料理できるか・・楽しみだ。そして、この「学校飼育動物」の課題を次のステップに進めることができるか・・・。生徒の力を引き出すことができるか・・・という私自身の教育の力量も試されている。社会的な問題提起ができるだろうか。
並行して、文理コース生徒全員に、出身小学校に「学校飼育動物」のレポートをHTMLの形式で作成してもらっていたが、こちらは夏休みを使って8月末で完成したので、9月末までにHPに公開する予定です。
投稿者: 秋山繁治 日時: 22:13|パーマリンク | コメント (0)
2008年08月25日
各グループの指導は、(1)は広島大学理学部両生類研究施設・山口大学理学部・川崎医科大学、(2)は岡山大学理学部、(3)は福山大学生物工学部の先生方を中心に協力していただいております。高校の部活動に、それぞれのテーマの専門家と相談しながら研究を進めていけるような大学の雰囲気を持ち込むことを目指しています。高校の勉強は、大学受験のためだけになりがちですが、部活動が大学の研究への接点となって、若い世代の研究者を育てることにつながっていけばよいのではないかと考えています。
本校のSSHの研究課題は「“生命科学コース”の導入から出発する女性の科学技術分野での活躍を支援できる女子校での教育モデルの構築」ですが、120年以上の歴史があり、旧来の女子教育の呪縛から逃れにくい学校が先進的に女子の理系への進学を支援することは、社会の意識を変えるきっかけとして重要であると考えています。女子校の構成者は女子だけなのですから、部活動や実験・実習などすべての教育活動において女子がリーダーシップをとらざるを得ない状況にあります。そのことは逆に言えば、リーダーシップを養成し、積極性を身につけるのに適した環境であるともいえるのではないでしょうか。部活動での研究活動以外にも、“蒜山の森”(鳥取大学)での調査活動、大学に出向いての実習(岡山理科大学・福山大学)、沖縄研修(琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底実験所)、ボルネオ海外研修(マレーシア国立サバ大学)などの自然科学を学ぶ基礎となる教育活動を盛り込んでいます。
女子理系が極端に少ない日本社会にあって、本校生物部での教育活動が、女性の科学分野での可能性を広げる一つの取り組みとして有効であると信じています。


生命科学の実習

マレーシアサバ大学での研修

SSH生徒研究発表会でJST理事長賞
【参考文献】
1)秋山繁治:孵化後実験室内で飼育し産卵したカスミサンショウウオ,両生爬虫類研究会誌,No.41.P1-5(1992)
2)秋山繁治:有尾類の保護を考える,岡山県自然保護センターだより,Vol.14 (3).p2-6(2005)
3)秋山繁治:ため池の脊椎動物・魚と両生類,水環境学会誌,Vol.26 No.5.p18-21(2003)」
4)座談会「女性理系はなぜ少ないか」,大学時報(日本私立大学連盟),No.310.p14-25(2006)
5)秋山繁治:女子の理系進学を支援するSSHの取り組み,理科教育の現状とSSH校実践シンポジウム講演集(日本科学教育学会中国支部),p2-7(2007)
投稿者: 秋山繁治 日時: 11:22|パーマリンク | コメント (0)
(3) 生物工学グループ
高等学校の教科書では,酵母は出芽という無性生殖を行う生物の例として取りあげられていますが、酵母はすべて無性的に増殖するものなのか。また、自然界には多くの酵母が存在しますが,なかには有性生殖を行うものもいるのか、出芽ではなく分裂によって増殖する酵母はいないのか。酵母はアルコール発酵をおこなう例として扱われていますが,野生の酵母はすべてアルコール発酵をおこなうのか、アルコール以外に,私たちの生活に有用な物質を作り出す酵母はいないのかなど、酵母についての疑問点を解決すべく、研究しています。
現在、花や果実に比較的多く生息しているといわれる“花酵母”(野生の酵母)の取得に取り組んでいます。花をつける植物は蜜を求めにやってくる昆虫によってその繁殖が助けられていますが、花の蜜は酵母の増殖にも役立っているのです。蜜の近くで生息している酵母は,花粉と同じように昆虫に付着して別の花へと運ばれ,そこで新たに増殖するわけですから、同じ酵母がいろいろな花に分布していることが予測されます。花の種類と分布する酵母の種類の相関を分析することによって、生態系の理解が深まるのではないかと考えています。
日常的には学校内(それ以外に、鳥取大学蒜山演習林の野外実習や西表島の研修のとき)で開花している花の蜜に近い部分から酵母を採取し、純粋分離し、①光学顕微鏡観察による形態的な分類、②リボソームRNAをコードするDNAの塩基配列や電気泳動核型をもとにした分類,③発酵能力の確認などをして、④酵母の種類を特定する作業を行っています。将来は、⑤花の種と酵母の種との相関の解析,⑥酵母の胞子形成能の確認,⑦性を持つ酵母菌株の検索,⑧人間生活に有用な菌株の発見、などの研究を進めていく予定です。

投稿者: 秋山繁治 日時: 11:07|パーマリンク | コメント (0)
(2) 時間生物学グループ
動物、植物、菌類、藻類など、ほとんどの生物は昼夜のサイクルに合わせて時を刻んでいます。人間が朝起き、昼間働いて、夜は眠るという生活リズムを持つのはそのためです。時間と植物の生理的な現象の関係についての研究で有名なものに250年以上前にカール・フォン・リンネが作った“花時計”があります。しかしながら、現在でも開花時刻を正確にまとめてつくられた花時計は少ないので、周辺に多様な野草が生息しているという自然豊かな本校の環境を生かして、身近な植物を扱ったオリジナルな花時計をつくろうということで研究を始めました。
現在、開花時刻が何によって左右されているのか、開花が体内時計によって行われているのかを調べています。例えば、ムラサキカタバミやタンポポでは、昼間は花を開き、夜間は閉じる現象がみられますが、そのリズムが体内時計によって制御されているかどうかは、生物を昼夜サイクルのない恒常条件にした場合との違いを比較することによって証明できます。さらに、植物のもつ体内時計による花の開閉リズムと葉の就眠運動リズムとの関係性の解析にも着手しています。

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:30|パーマリンク | コメント (0)
(1) 発生生物学グループ
サンショウウオ科を含む両生類は,近年その数を激減させています。その原因は,大規模な土地開発による生息地の消失,それにともなう汚水の流入などの環境悪化,水田の乾燥化,ペットとしての捕獲,外来生物の影響などがあります。本校では,1989年から岡山市内のカスミサンショウウオの生息地で,個体数が激減している地域の卵嚢を持ち帰り,卵から幼生上陸直前まで飼育し,放流する活動を行うとともに,飼育下での繁殖にも取り組んできた歴史があります。今までにカスミサンショウウオ・オオイタサンショウウオの2種で飼育下の繁殖に成功しています。
現在、オオイタサンショウウオとカスミサンショウウオを用いて,人工受精の方法の確立と孵化後の幼生の良好な飼育条件を見つけることを目指しています。具体的には、人工受精については、受精後の正常発生率を上げることや、卵や精子の受精能力の保持期間を延ばすことを、そして、幼生の飼育については、飼育密度、餌、共食いの影響などを調べて好ましい条件を見つけることを研究しています。

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:20|パーマリンク | コメント (0)
本校は創立120周年を迎えたカトリック系の併設型中高一貫の女子校です。岡山駅から下りの新幹線で南向きの車窓から小高い丘の上にある白い校舎を見つけることができます。倉敷市内にありますが、通学範囲は広く、生徒の79.6%がバスや電車などの交通機関を使って通学し、8.3%が寄宿舎で生活しています。普通科の中に文理コース(高校二年生で文系・理系への進学を選択)と生命科学コース(入学時から生命科学分野への進学に特化)を設定しています。進路は、4年制大学が78%、短期大学が8%で、専修学校を含めて99%が進学しています。
生物部の歴史は、1984年に生物同好会(1997年に部に昇格)として始まったので、今年でちょうど25年目を迎えたことになります。最初は、理科の授業で使うレベルの設備を使って、生徒各々が自分で見つけたテーマを研究して行く形に留まっており、部の特徴となるような継続した取り組みがないという悩みがありましたが、1989年に体育の教師が偶然持ち込んだカスミサンショウウオの卵を産卵するまで飼育した成果が地元の新聞に掲載されたことがきっかけになり、有尾類の飼育と繁殖が中心テーマになりました。さらに、2006年に文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けたので、クリーンベンチやオートクレーブなどの実験機材を整備できたのをきっかけに、SSHの生物分野の研究を中心的に進める部として再出発しました。昨年度から3つのグループに分かれて研究に取り組んでいます。


開花サイクルの記録

サンショウウオの飼育
投稿者: 秋山繁治 日時: 09:08|パーマリンク | コメント (0)
2008年08月04日
SSHに指定されて3年目で、口頭発表とポスター発表がある。今日は最終的なチェックとして福山大学生命工学部の秦野先生、川崎医科大学の西松先生に来ていただいた。本日の意見を参考に、校正して完成させ、明後日は東京に向かう。十分、生徒たちは厳しい指導に耐え、よく頑張っってくれたと思う。


口頭発表の練習風景
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:07|パーマリンク | コメント (0)
2008年08月02日
最終日は、データ整理、木工(各種樹木の切断・樹種の比較)で、最後スイカをデザートに歓談した。5日間すべてを鳥取大学の”蒜山の森”で過ごした研修を無事に完了した。


各自で樹木を切断

最後にスイカ登場
投稿者: 秋山繁治 日時: 14:56|パーマリンク | コメント (0)
2008年08月01日
午前中に、前日からの樹木調査を終えて、午後からはブナ林に入って、幼樹の調査をした。夜は、樹木調査で、採取したサンプルで年輪を計算して樹齢を決定した。


ブナの2年目の幼樹

ブナの巨木

樹木の年輪で樹齢を計算
投稿者: 秋山繁治 日時: 22:42|パーマリンク | コメント (0)
2008年07月27日
今年も檜原・都民の森で「サンショウウオの観察」を行った。参加者は多く、40名以上であった。昨年から捕獲できるサンショウウオの幼生が急激に減ってきたので、観察できるかどうか心配されたが、なんとかハコネサンショウウオとヒダサンショウウオの幼生を捕獲できた。午前中は、渓流付近でのサンショウウ
オの観察、午後からはサンショウウオを含む有尾類について説明した。前向きに参加していただいた。


観察する子ども

ハコネサンショウウオの幼生

寄生植物
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:17|パーマリンク | コメント (0)
2008年07月24日
安価なビーズを使ってDNAを作り方について、研修会で学んだ。DNAに親しみをもって、基本構造を覚えてもらうには、いい教材だと思う。


針金をねじればDNA完成

DNAの複製再現モデル
投稿者: 秋山繁治 日時: 10:38|パーマリンク | コメント (0)
2008年07月18日
ナメクジウオは教科書にはでてきますが、実際に生きたものを見たのは初めてでした。大潮のときにできる”高洲”で調査したときに、写真を撮らせていただきました。最近は、毎年捕獲されているということです。


頭部を接近撮影
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:49|パーマリンク | コメント (0)
玉野市王子ヶ岳沖の高洲での生物採取をした。”アマモ”に囲まれた巨大な洲付近で多様な生き物が採取できる。


高洲付近のアマモ

巨大な”高洲”

”マテガイも捕獲

多様な生き物が生息

スコップで掘り出した生き物
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:29|パーマリンク | コメント (0)
2008年07月17日
岩場の多い海岸付近ではどのような生き物が多いのだろうか。この島には、カメノテが異様に多かった。急流の岩の陰にはアカウニを見つけることができた。カメノテもアカウニも美味しい食材として知られている。


岩に付着生活するカメノテの群集

岩から剥がしたカメノテ

アカウニ
投稿者: 秋山繁治 日時: 22:37|パーマリンク | コメント (0)
2008年06月11日
6月2日から13日まで、山口大学理学部から教育実習に来ている。今日は、研究授業で、この2週間の成果を知ってもらういい機会にしてもらいたい。毎日、授業や放課後の質問にも丁寧に応じていて、頼もしい卒業生である。身近な理系進学者のロールモデルになって欲しい。


体細胞分裂の観察
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:18|パーマリンク | コメント (0)
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さんかくウイーク2008
「進路に迷っている貴女へ~理系or文系~」
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女性の社会参画がすすみ、さまざまな分野で女性の活躍する姿を目にするようになりましたが、科学技術分野への女性の進出はまだ低い水準にとどまっています。そこで今回は女性の理工系への進路選択を支援していくための講座を開催します。理工系にすすみたいと思っている、もしくはどうしようかと迷っている方のための講座です。「理系にすすんでどうだった?」「受験勉強は?」「大学生活は?」「将来どんな仕事があるんだろう」など、理系にすすんだ先輩達から体験談を聞き、交流しませんか。
と き 平成20年6月15日(日)14:00~16:00
ところ 岡山市立京山公民館
岡山市伊島町2丁目9-38
対 象 女子中学生、女子高校生、関心のある大人
参加費 無料
内 容 3人のゲストによるリレートーク&質問コーナー
ゲスト
山下亜希子さん (株)林原研生物化学研究所研究員
柏原由佳さん 岡山市役所環境保全課技師
桑田絵理子さん 岡山大学大学院環境学研究科修士課程2年生
申し込み 京山公民館まで電話、FAX、Eメールでお申し込み
ください。
電話・FAX(086)253-8302
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:59|パーマリンク | コメント (0)
2008年05月27日
2008年2月~3月に岡山県内の小学校・中学校を対象に”学校飼育動物”についてのアンケートを実施した。返信してくださったアンケート用紙の記載事項をパソコンで分析する前段階で、まず一覧表に書き写す作業を行った(授業「生命」)。


一覧表に書き写す
【生徒の感想】
飼育動物についてのアンケートをまとめる作業をしました。とても多くて大変でした。しかし、それだけの量のアンケートを集められているというのも、すごいことだと思います。まとめている内に、飼育状況が少しずつ見えてきました。死んでしまったものをどうするか、という問題についてです。「埋葬する」、と書いているところもありましたが、「生ゴミとして出している」、「焼却処分する」、など書かれているものがあり驚きました。
そして、もう一点あります。それは、動物が死んだ特にそれをどうするか、という問に対して、子どもに分からないように…、と書かれているものが多数あったことです。何故、子どもに分からないようにするのでしょうか。死んだと知ったら傷つくからでしょうか。私は、生き物はいつかは死ぬもので、ちゃんと飼育してあげなければいけないのだということを、学ぶ機会になるのではないか、と考えます。だから、子どもに秘密にする必要はないのではないか、と思うのです。そこで命の大切さなどを、学ぶ事が出来るのではないでしょうか。
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:32|パーマリンク | コメント (0)
2008年05月23日
高校理科の教員対象の研修講座で、電気泳動、蛍光顕微鏡、走査電子顕微鏡の捜査の講習があった。走査電顕では、参加した先生方が4~5人のグループに分かれて、花粉や昆虫など、好みのものを選んで観察するというものであった。僕のグループでは、テントウムシとカミキリムシの足の特徴をみることになった。


拡大すると吸盤のような丸いものが・・・・。

カミキリムシの足の先に生えている毛

拡大すると先が楔状に尖った毛が・・・・。
テントウムシは、ガラスのような面でも平気で登っていきます。今回観察した足の先の丸い突起が関係しているのでしょうか。
ちなみに、本には以下のように記載されています。
問 テントウムシはどうして垂直なガラスでも登れるのでしょうか。
答)足先の細かい毛が粘液を含んでいるから。
解説)爪の根本あたりに、粘液を含んだ細かい毛がブラシのように生えていて、この毛の働きで、垂直なガラスでも自由に登ることができるのです。なお、幼虫には、お尻には吸盤があるので、葉の裏側でも歩くことができます。
アリについて
http://www.technex.co.jp/tinycafe/discovery27.html
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:34|パーマリンク | コメント (0)
2008年03月28日
生物部の活動が、ESD(すべての人の参加による持続的な社会づくり)を先導する取り組みとして表彰されました。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:21|パーマリンク | コメント (0)
2008年03月19日
2月1日に岡山県下の小学校・中学校に学校飼育動物についてのアンケートを実施させていただきました。現在、小学校で361校(83%)、中学校で141校(81.5%)に返送していただきました。別に、本校の1年生は、卒業した小学校に直接訪問させていただいて、調査させていただきました。アンケートについては、回収率で考えると高率といえるかもしれませんが、いま「学校飼育動物命」の基本的なデータが岡山県にはない状況で、高校生がアンケートを作り、発送作業をした取り組みに、小学校71校、中学校33校の教員が無回答だったことに、僕自身は個人的には失望しています。
また、直接、高校生が母校(小学校)を訪問して、飼育動物の見学をお願いしたところ、「校長からの依頼がないので動物を見せるわけにはいかない」などの対応された小学校が4校ありました(校長からの挨拶はアンケートの依頼状に書いておきましたが・・・)。これまで、毎年、訪問させていただいておりましたが、久しぶりだということで丁寧に対応され、生徒も喜んで帰ってきた生徒もおり、そのようなことはなかっただけに意外でした。卒業した学校を久しぶりに訪れた生徒のショックを考えると大変残念です。
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:53|パーマリンク | コメント (0)
2008年02月02日
毎年1月末に、牛窓の前島に、発生実験のためにバフンウニを採りに行っている。実験に使ってあまったウニを廊下に展示している。


管足でガラスに付着

バフンウニは棘が短い
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:18|パーマリンク | コメント (0)
2008年02月01日
生命科学コースの高校2年生22名で、学校飼育動物のアンケート(A43枚)と挨拶文(A41枚)を封筒に入れて発送準備の作業を行った。そして、夕方、岡山県下の小学校と中学校に向けて、606通を発送した。今回の取り組みでは、アンケート作成、発送が生命科学コースの高校2年生、出身の小学校を訪問しての調査が文理コースの高校1年生、そして、データ分析が生命科学コースの1年生になっている。研究成果は、来年度の学校飼育動物の研究大会での発表を目指している。


生徒の手で発送準備

返信を願いながら作業
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:51|パーマリンク | コメント (0)
2008年01月31日
2月1日に、岡山県内の全小学校・中学校に「学校飼育動物」についてのアンケートを発送させていただく計画です。以下は、アンケートに同封した依頼文です。
学校飼育動物に関するアンケートのお願いについて
晩冬の候、貴方様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、本学園の教育活動に関し、ご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、本校は平成18年度より22年度まで5年間にわたり文部科学省より「スーパーサイエンスハイスクール」(以下「SSH」と言う。)の指定を受け、女性の科学技術分野での活躍を支援できる女子校での教育モデルの構築を研究課題と定め、取り組みを進めています。その研究開発課題の一つに「生命」を科学的に捉える視点の育成があります。
昨今、青少年が命を軽視することが問題になっており、そうした状況下で、学校飼育動物が見直されています。幼少時から動物を愛して、庇いながら育てる体験の重要性を国も奨励しています。しかし、岡山県では、全県的な学校飼育動物についての調査が実施されておらず、現状が把握できておりません。
そこで、今回、生徒の総合的な学習の一環として、県下の小・中学校にアンケート調査をさせていただくことになりました。アンケート項目は、日本獣医師会のものを参考にして、生徒の意見を取り入れて作成いたしました。
回答は、学校飼育動物に中心的に関わっている先生にお願いいたします。また、アンケート結果については、後日データを提供させていただきたいと考えております。
年度末のお忙しいところ、お手数をおかけいたしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。
高校1年生の生徒が実際に、貴校に学校飼育動物の調査に伺い、ご迷惑をおかけすることがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
尚、経費については岡山ESDプロジェクト推進委員会からも助成を受けていることを申し添えます。
問合せ先
清心女子高等学校 生命科学コース主任 秋山繁治
〒701-0195 岡山県倉敷市二子1200 電話 086-462-1661 FAX 086-463-0223
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:56|パーマリンク | コメント (0)
2007年12月08日
3人の福山大学生命工学部の先生方の講演と高大連携を考える話し合いがもたれた。盛況で17:00まで話し合いが続いた。


「農産・都市廃棄物バイオマスの有効利用」
応用生物科学科 准教授 倉掛昌裕

「ノリ(海苔)について考えてみよう」
海洋生物工学科 教授 三輪泰彦
「理科(生物)教育における高大連携の可能性」というテーマで、参加者にそれぞれの高校が大学と連携してどのような取り組みをしているかを紹介していただいた後で、①高校で活用できる教材の共同開発、②教育プログラムの共同開発、③出前授業の評価などについて話し合った。

投稿者: 秋山繁治 日時: 20:25|パーマリンク | コメント (0)
2007年11月22日
理科部会生物分科会主催の講演会および座談会を清心女子高等学校で開催いたします。
【主旨】 ライフサイエンスやバイオテクノロジーにまつわる身近な話題をとりあげ、やさしく解説するとともに、生命科学の現状と将来の展望について討論を行う。あわせて理科(生物)教育における高大連携の可能性をさぐる。
【講演】
①「シロアリ兵隊カーストの化学防衛手段」・・・生物工学科 准教授 太田雅也
②「農産・都市廃棄物バイオマスの有効利用」・・・応用生物科学科 准教授 倉掛昌裕
③「ノリ(海苔)について考えてみよう」・・・海洋生物工学科 教授 三輪泰彦
【座談会】
「理科(生物)教育における高大連携の可能性」
①高校で活用できる教材の共同開発
②教育プログラムの共同開発
③出前授業(現行のもの)の評価
④テーマ別出前授業案の作成 など
の中から(これら以外の、協議テーマをお持ちの方は、事前・当日にご連絡下さい)、参加者でテーマを選択して実現の可能性を探る。
上記講演講師の他 福山大学生命工学部より3名
(予定) 生物工学科教授 秦野琢之 久冨泰資
応用生物科学科准教授 岩本博行
【日時】 平成19年12月8日(土曜日)13時30分〜16時
【対象】 高等学校理科担当教諭
【会場】 ノートルダム清心女子高等学校 会議棟2階
※ 申し込み方法:参加希望の場合は、ファックス・全庁メールにて、氏名、学校名を記入して笠岡高等学校 坂本宛に発信してください。FAX 0865-62-5541
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:47|パーマリンク | コメント (0)
2007年11月12日
博士課程で研究する院生の指導で、細胞分裂の観察及び永久プレパラートの作成を行った。


各自一台の顕微鏡で観察

観察した後、液体窒素で凍着
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:16|パーマリンク | コメント (0)
2007年11月07日
倉敷天城高等学校でSSHの研究授業・課題研究の口頭発表・ポスター発表が公開された。


中学校の公開授業

高等学校の公開授業

課題研究の口頭発表

英語によるポスター発表
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:08|パーマリンク | コメント (0)
2007年11月01日
光学顕微鏡で位相差、微分干渉の観察の仕方やデジタルカメラでの画像の取り込み方について学習した。残りの時間は、酵母の培養の作業を行った。


実際に操作して覚える
デジカメで撮影してみる。材料は、イモリの精子をシッフ染色したサンプルを使用した。位相差は、生きた精子など透明なものをみるのに適しており、今回のサンプルのような固定資料では差が出ないのではないかと思っていたが、画像にあきらかな差があった。


位相差顕微鏡での画像

微分干渉顕微鏡の画像
酵母の培養には、かなり慣れてきて、手際よくなってきた。

投稿者: 秋山繁治 日時: 16:52|パーマリンク | コメント (0)
物理学は自然界のいろいろな現象の基本的な原理を見つけるとともにその原理を使って現象を説明します。そのためには自分の待っているあらゆる知識を動員する必要があります。 自然界で生じる現象を発見したり説明したりするのはその人の待つ力によりいろいろな形となります。 さらに知識の量とか,数学的な力だけでなく,問題への取り組み方,知識の応用の仕方なども大切です。
そこで,自然現象の原理・法則を追求する学問としての物理に興味のある人たちのために,物理に対するセンス・問題発見・問題解決・説明などいろいろな力でチャレンジする会を開催します。
この会では与えられた問題の取り組みが特にすばらしい人たちを優秀者として表彰します。
ただ競うことだけでなくこの会を通していっそう物理学に対する興味と意欲を高めることと参加者相互の交流を期待します。
また海外を含めた各種コンテスト等で活躍する素養を身につけるきっかけ作りとします。
【主催】
フィジコン実施委員会
ノートルダム清心女子大学情報理学研究所
岡山物理アカデミー
sakurAi Science Factory
【後援】
清心女子高等学校,海鳴社
【日程】
2007年12月23日(日)
9:00~ 9:40 受付
9:40~10:00 開会セレモニー
①主催者挨拶:フィジコン実施委員長
②来賓挨拶:清心女子高等学校校長
10:00~10:10 記念写真撮影
10:20~12:50 コンペ(理論2問,実験プラニング1問)
※ 清心女子高校主催の物理フォーラム(13:40~16:20)に参加していただきます
16:20~16:50 表彰・閉会セレモニー
①成績発表 フィジコン作間採点委員長
②表彰
仁科賞<最も優れたもの>
江沢賞<物理的思考にすぐれたもの>
桜井賞<数理的思考にすぐれたもの>
匠賞<実験プランニングにすぐれているもの>
保江賞<ユニークなもの>
③閉会挨拶 フィジコン実施副委員長
【会場】 清心女子高等学校(会議室棟)〒701 - 0195 岡山県倉敷市二子1200
TEL : (086)462 - 1661
【参加・申込】
①資格:2007年4月1副こ20歳になっていない人で大学生を除く
②募集人数:コンペ 40人(応募者が40人を超えた場合,申込書の課題により選考します)
※ 「第3回フィジコン申込書」を10月1日~11月10日に郵便またはFAX(0865-44-7646)
〒719-0251 岡山県浅口市鴨方町六茶碗西2251-8
田中初四郎気付 フィジコン受付係
問い合わせ:E-mai1でrll-tanaka@mx3.tiki.ne.jp
※過去問が必要な方は,上記E-mai1にその旨を連絡くださればメールに添付してお送りします
【参加費】 無料(交通費は自己負担)
投稿者: 秋山繁治 日時: 09:29|パーマリンク | コメント (0)
2007年10月14日

【目的】
昨年度文部科学省委託事業として女子中高生理系進路選択支援事業「理系に行こう!」の講演会を岡山理科大学で開催し好評を博したので、今年度も表記事業を行ない中高生の理系への関心を高め、その結果として理系への進学者を増やすことを本事業の目的とする。特に、我が国における理系への女性の進出は欧米諸国と比べて著しく遅れており、「科学技術創造立国」日本を支える人材供給の観点から、また、男女共同参画社会形成の観点から、女子中高生の参加に力点を置いた女性研究者の講演会を開催する。
【演題】 「科学の心で夢を実現しよう」
【日時】 2007年11月17日(土)、14:00~16:00 (開場 13:30)
講演会終了後、講師と参加者の交流会も開催する。(交流会 16:00~17:00)
【場所】 岡山理科大学 10学舎3F 11031教室
【対象】 中高生および教員、保護者、大学生など (主に女子中高生)
【講師】 坂東昌子 先生
前日本物理学会会長、愛知大学一般教育研究室教授。ご専門は素粒子論。坂東昌子先生は日本物理学会前会長で科学の最前線の研究を進めると同時に、育児と仕事を両立してこられた経験をもつ。さらには「理系の女の生き方ガイド(講談社BLUE BACKS)」という本も執筆されるなど、女性の理系分野への進出を促進されるための活動もされている。
【講演内容】
科学の魅力、ご自身の女性科学者としての歩み、科学の世界での女性の活躍についてお話ししていただく。
【参加費】 無料
【主催】 岡山理科大学
【後援】 岡山県、岡山市、岡山県青年館
問合せ先
岡山理科大学理学部化学科 高原周一 (takahara@chem.ous.ac.jp,086-256-9607)
※ 2007年11月24日(土)清心女子高等学校SSH事業中間発表会では、”理系の女の生き方ガイド(講談社ブルーバックス)”のもう一人の著者宇野賀津子さんの講演があります。
投稿者: 秋山繁治 日時: 12:48|パーマリンク | コメント (0)
2007年10月08日
1日目に金城先生の、オオコウモリについての講演を聞きましたが、コウモリとはつくづく不思議な動物だと思いました。沖縄だけで36種ものコウモリがいるというのは本当に予想を超えていて、沖縄の豊かな生物多様性を象徴するものともいえます。オオコウモリは木の実を食べますが、そのペリットやふんによって花粉や種子の媒介者という役割を果たしていることからも分かるように、それぞれの生物に対応した環境があるといってもそれははっきり と分けられるものではなくつながっていて、微妙な相互関係によって成り立っているものだから、もろく、特に独自に進化してきた西表島の動物たちにとっては人間あるいは外来種の侵入が大きなダメージを与えるものなのだと知りました。
琉球大学の中野先生の、サンゴについての講演も、まずサンゴとは何かを知らなかった私にとってとても興味深いものでした。1日目川平湾でグラスボートでサンゴを観察していたし地理の授業で海岸地形について勉強していたのでイメージしやすかったです。サンゴも沖縄には欠かせない生態系の一部で、共生のネット ワークがつながっているということがよく分かりました。地元の方の生活に密着した存在でもあるということも忘れてはならないと思いました。
最終日は動物園飼育員の方に直接お話を聞くことが出来て、さらに貴重な動物に触れることができ、本当に貴重な体験になりました。近くでみたり触ったりするとさらに、身体的特徴などがよく分かり、次々に疑問が浮かび、その場で理解することが出来ました。その島ごとに進化した動物なので、同じ八重山諸島でも生 態系に配慮して移動すべきなのだというお話があって、普段の自分が関係ないと思っていたということに気付きました。
私は大きな自然の中での生物の相互関係、人間によって崩された生態系の保護に関してとくに興味を持っていたので、今回の研修で豊富な自然環境の中で環境について学び、考える機会が多くあって充実したものになりました。私は清心に入り、公立ではできないような内容の研修・学習についていつも、自分は恵まれて いると感じます。今回の沖縄研修も期待以上に充実した4日間で、大切なことをたくさん学びました。私は沖縄に行くのは今回が初めてですが、事前学習で西表島の環境について予習しておいたのは役立ちました。興味深いものばかりでしたが、トレッキングをしながらの自然観察では代表的な西表島の植物や動物に会うことができ ました。その感動は好奇心をかき立てるものであると同時に、こんなに身近に野生動物がそれぞれに生きているんだ、と気付かせ人間中心の狭い感覚を改めさせてくれるものです。さらに、実際に自然の中に入ることで新しい知識に出会った時の感動は何倍にもなるのだと感じました。
投稿者: 秋山繁治 日時: 14:00|パーマリンク | コメント (0)
2007年09月29日
昨年は、岡山理科大学の女子中高生理系進路選択支援事業(文部科学省)に参加させていただいたが、今年はSSHの事業の一環として、①分子生物学実習、②女子大学生院生の授業、③医療現場での体験を行うことになった。今回の分子生物学実習の内容は、午前中が、自分(ヒトの口腔内の細胞から)のDNAの採取、午後が科学捜査に利用されているDNA鑑定を模したDNAの分析であった。


DNAプロファイリングに使用するサンプルや試薬

PCRの仕組みの説明

サーマルサイクラーにチューブを入れる

アガロールゲルのウェルに各サンプルを注入する

電気泳動にかける
電気泳動を終えたゲルを、染色するとバンドが出てくる。その結果から、DNAの類似性を確認できる。
実験シートの”最後の問い”:犯行現場由来のDNAサンプルの遺伝子型はいずれの容疑者の遺伝子型と一致しますか。この結果から、どの容疑者を捜査に加え、または排除すべきですか。
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投稿者: 秋山繁治 日時: 19:35|パーマリンク | コメント (0)
2007年09月20日
生物発行の教材として、乾燥ウミホタルを使うので、前回採取したウミホタルをシリカゲルで乾燥しておいた。採集地に、ポリバケツ、シリカゲルとタッパー、キッチンタオル、油かすあげを持参した。捕獲したウミホタルをポリバケツに入れ、ある程度取れたら、油かすをとる金網で濾して、キッチンペーパーの上にひろげ、はさんで水分をとったら新しいキッチンペーパーに換え、キッチンペーパーごとシリカゲルの入ったタッパーに埋め込むという作業を1時間ぐらいした。その結果、バイアル瓶(35×78mm)に乾燥ウミホタルが3本取れた。


乾燥ウミホタルをバイアル瓶に保管

透明なカプセルのように見える
投稿者: 秋山繁治 日時: 13:20|パーマリンク | コメント (0)
2007年09月08日
昨晩、ウミボタルの採取に瀬戸内海沿岸(玉野市)に行った。前回は、乾燥ウミボタルを作るのが目的で、採取直後に、水分を除去して、紙に挟んでシリカゲルを入れたタッパーに封じ込めていってので、生きたウミボタルはもって帰らなかった。今回は、明日(9月9日)が文化祭ということで、生きたものを見せようと思い、蓋付きのバケツと海水を持ち帰るためのポリ容器を準備していった。今年の夏は暑いからか、多くの採取できた。採取方法は、8月25日にブログに記載している。
採取したものは、蓋付きのバケツに半分ぐらい海水をいれて、そのまま自宅まで1時間運び、さらに今朝自宅から学校まで1時間(バチャバチャと揺らしながら)運んだが、元気に生きていた。結構、生命力がある生物である。学校で、砂を1cmの深さに入れた水槽に移し、鶏肉を与えたら、元気よく集まってきて食べていた(時々発光しながら・・・・)。

投稿者: 秋山繁治 日時: 09:06|パーマリンク | コメント (0)
2007年08月25日
ウミホタルを採取しに、玉野市の海岸に向かった。この日は、岡山県立玉野高校で実習助手方々が中心になって、サンショウウオの観察会が企画されていたので参加した。17:00頃から説明や採取道具の作成を行い、18:30から海岸に向かった。桟橋の上から、餌としてレバー(ストッキングで包んだもの)を入れたビンを投げ込み、その中に入ってきたウミホタルを採集した。あっという間に、21:00を過ぎていた。


落ちている粒がウミホタル

黙々と作業している先生達
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:51|パーマリンク | コメント (0)
2007年08月24日
教育センターの研修で、樹脂標本の作り方を学んだ。樹脂の改良されていて、甲虫類や水生昆虫の標本には使えそうだと思った。


70%アルコールで固定、99%アルコールで脱水

樹脂を流し込んだ僕の標本

真空ポンプで曝気
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:40|パーマリンク | コメント (0)
2007年08月22日
甲南大学先端生命工学研究所で、ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの分野で高校の教員対象の実験体験講座が開かれた。バイオテクノロジー分野の講座に参加した。”電気泳動の結果からDNAの塩基配列を読む”という内容であった。


DNAについての講義

準備された試薬

実際に実験を体験
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:30|パーマリンク | コメント (0)
2007年07月22日
毎年7月に、東京都の都民の森でサンショウウオ観察会が行われる。内容は、サンショウウオやイモリについての講演と渓流でのサンショウウオ幼生の観察である。多くの参加者に恵まれて、僕自身が一年に一回、訪問を楽しみにしているイベントである。


説明の後で、渓流で観察

採取した生き物を観察

ヒダサンショウウオとハコネサンショウウオの幼生
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:38|パーマリンク | コメント (0)
2007年07月17日
岡山市内のプラザホテルで、福武教育文化財団の福武哲彦教育賞・谷口澄夫教育奨励賞・教育関係助成の贈呈式が開催された。今回、教育界、学術研究両面で活躍された谷口澄夫先生を記念した教育奨励賞をいただき、これを糧にして、僕自身の教育力及び学術研究力をあげていかなければならないと強く感じた。


感謝の言葉・・・・・?

谷口澄夫教育奨励賞
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:42|パーマリンク | コメント (1)
2007年06月18日
「清心女子高等学校生物部」が、2007年6月5日から2009年3月31日まで岡山ESDプロジェクト重点取組組織に指定されました。

※ 「持続可能な開発のための教育(ESD:Education for Sustainable Development)とは、持続可能な開発を実現するために発想し、行動できる人材を育成する教育。人類の未来をより良い状態へと変えるための手法のひとつとされており、世界各国で生じている貧困、紛争、環境破壊や人権といったあらゆる問題を包括的に解決することを目指すものである。 2005年から10年間は、「国連持続可能な開発のための教育の10年(UNDESD)」として定められており、各国がユネスコ提案の国際実施計画案にもとづき実施措置を取ることが決められている。
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:29|パーマリンク | コメント (0)
2007年03月05日
首都大学東京で、「高校理科・生物教員の授業力向上研修に大学はどう役にたてるか」というテーマでシンポジウムが開催されました。首都大の先生方と高校の先生方の間で、熱心な討議がなされていました。私自身は、社会人で大学院に入学した経緯とSSHの取り組みとの関連について話させていただきました。

15:50~16:15 教員研修の実質化に大学,教育委員会,教員研究団体はどう協力できるか
<東京都生物教育研究会の活動を中心として>
板山 裕(東京都立国立高等学校)
16:15~16:40 SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)事業と教員研修
彦坂和秀(愛知県立岡崎高等学校)
16:40~17:00 SSH事業と教員の力量アップ
泉雄二郎(島根県立松江東高等学校)
17:00~17:15 SSH事業とそれが教員・生徒に与える影響
高田 典雅(秋田県立大館鳳鳴高等学校)
17:15~17:30 社会人大学院入学とSSH事業への活用
秋山繁治(清心女子高等学校:岡山県)
17:30~17:45 高校理科・生物において「科学リテラシーの向上」と「独創的科学技術立国」は
教育目標として両立しうるか?
柳下 修(栄光学園高等学校)
18:00~20:00 自由討議と情報交換
投稿者: 秋山繁治 日時: 23:00|パーマリンク | コメント (0)
2007年01月26日
今日は、ウニの未受精卵、精子を観察し、その後で受精させ、受精膜を確認した。精子は、偏光顕微鏡で観察すると、コントラストがついて、きちんと観察できた。


KCl溶液を、口器の穴に滴下
黄色(卵)、白色(精子)を放出

スライドガラスにスポイドで取って観察
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:37|パーマリンク | コメント (0)
2007年01月19日
昨日(1月18日)、生徒実験のために、瀬戸内海の前島に行ってバフンウニを採取してきました。ウニの発生実験は、この時期の恒例になっています。
※ バフンウニについて
本州北端から九州に分布。食用には美味。”越前ウニ”と呼ばれる。2月から4月が繁殖シーズン。人工受精には、口器を取り除き、そこに0.5mol/lのKCl溶液をスポイドで5~6滴注ぐと、生殖孔から卵または精子が放出される。煙状のものがでたら精子、粒状のものがでたら卵である。


棘の短いバフンウニ・・食べるとおいしいです。
投稿者: 秋山繁治 日時: 15:59|パーマリンク | コメント (0)
2006年12月09日
昨年から、福山大学生命工学部の先生方に最新の科学研究についての講演をしていただき、その後高校教育の現状や高校と大学との連携について情報交換をするような研修会を開いている。今年は参加者が20名程度であった。
講演の内容は
①再生治療モデルの構築(幹細胞の品質管理とRNA 干渉による病態モデルの作製)
福山大学生物工学科 教授 山口泰典


実験手法について説明
②コメの美味しさと多様性
福山大学応用生物科学科 教授 井ノ内直良・助手 中浦嘉子


アミロペクチンの超長鎖の含量を指標に分析
③ゲノムから個体発生へ(線虫からヒトに至る比較分子発生学の世界)
福山大学海洋生物工学科助 教授 高村克美

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:06|パーマリンク | コメント (0)
2006年12月02日
”Webラーニングプラザ”とは、技術者の継続的能力開発や再教育の支援を目的とし、科学技術振興機構が無料にて提供する、技術者向けeラーニングサービスです。以下のアドレスで始めることができます。”ライフサイエンス”の分野もあり、高校での生物の学習にも役立つと思います。
http://weblearningplaza.jst.go.jp/
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:42|パーマリンク | コメント (0)
2006年12月01日
高教研理科部会生物分科会の活動として、次のとおり講演会および座談会を開催します。
講演題目
「再生治療モデルの構築〜幹細胞の品質管理と
RNA 干渉による病態モデルの作製〜」・・・福山大学生物工学科教授 山口泰典
「コメの美味しさと多様性」・・・・・・福山大学応用生物科学科教授 井ノ内直良 助手 中浦嘉子
「ゲノムから個体発生へ−線虫からヒトに至る比較分子発生学の世界−」
・・・・・福山大学海洋生物工学科助教授 高村克美
座談会 「理科(生物)教育における高大連携の可能性」
上記講師の他 福山大学生命工学部より3名
(予定) 生物工学科教授 秦野琢之 久冨泰資
応用生物科学科助教授 岩本博行
日時 平成18年12月9日(土曜日)
時間:13時30分〜16時(講演・質疑応答1時間半、座談会1時間)
主旨
ライフサイエンスやバイオテクノロジーなど最新の生命科学について身近な話題からやさしい解説をしていただく。さらに、生命科学の現状と将来の展望について研究者の方と討論を行う事により、理科教員としての知見を広げる。
会場 ノートルダム清心女子高等学校 会議棟2階
申し込み 参加希望の場合は、11月21日(金)までに、ファックス・全庁メールにて、氏名
学校名を記入して笠岡高等学校 坂本宛に発信してください。FAX 0865-62-5541
問い合わせ 県立笠岡高等学校 坂本 憲治 TEL 0865-62-5128
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:25|パーマリンク | コメント (0)
2006年11月29日
11月17日の岡山操山高校の研究授業のときにいただいたカイコの繭を観察した。生物準備室の室内で、無事に産卵したので報告させていただきます。


11月28日に孵化して交尾している雌雄を観察。

11月29日には、雌が繭に産卵。

卵を実体顕微鏡で観察。
投稿者: 秋山繁治 日時: 20:08|パーマリンク | コメント (0)
2006年11月17日
研究授業の後、岡山大学医学部の設備、施設を見学した。走査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡、タンパク質合成機器など最新機器も見せていただいたが、自然生命科学研究支援センター動物資源部門で、管理している飼育動物の現状を見ることができたのが一番面白かった。


飼育されているマウス

飼育されてういるウサギ
動物実験に使うウサギにはJW(ジャパニーズ・ホワイト)、NZW(ジュージーランド・ホワイト)の2系統あるということを始めて知った。
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:45|パーマリンク | コメント (0)
2006年11月17日に、高教研の生物教育研究会が、午前に①岡山操山高校で研究授業、午後に②岡山大学医学部見学の内容で実施された。楽しい企画で、僕自身、結構楽しい研修になった。
午前の研究授業は、「カイコガのフェロモン」の実習を扱ったものであった。


生徒は積極的に取り組んでいました。

雌雄の区別。

雌の性フェロモンに対する雄の反応を観察。
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:26|パーマリンク | コメント (0)
2006年11月15日
(1) 講演会および交流会の開催
清心女子高等学校、岡山理科大学附属高等学校女子生徒をはじめとした近隣の高等学校女子生徒および教員、保護者を対象として、講演会を行う。講師は2名で、1名は学外から招聘する。学外講師には女性の理系進路選択に関する全般的な話と講師自身のキャリアパスや研究内容について講演していただく。もう1名の講師は岡山理科大学理学部臨床生命科学科講師の工藤芳子で、臨床検査技師の技能を生かした国際貢献(途上国における臨床検査システムの構築の援助)について講演していただく。
講演会終了後に交流会を実施し、参加女子生徒に講演会講師および岡山理科大学女性教員・女子学生と交流してもらう。
具体的な企画は以下のようになりました。
イベントタイトル:「理系に行こう! ― You can do anything ―」
場所:岡山理科大学
日時:2006年12月16日
内容:講演会&交流会
① 講演 「2025年、あなたは何をしていますか?」
講師: 治部 眞里 先生 (文部科学省 科学技術政策研究所 上席研究官)
② 講演 「科学を勉強して海外へ行く! -国際医療協力の仕事-」
講師: 工藤 芳子 先生 (岡山理科大学 理学部 臨床生命科学科 講師)
③ 理系の女性研究者・女子学生との交流会
※ 治部先生は、清心中学校・清心女子高等学校・ノートルダム清心女子大学をご卒業なさっています。