2009年11月10日
授業「生命」 第18回 愛知学泉大学 矢部 隆先生
今年度、矢部先生の講義は2回目です。一回目は、カメの野外調査の方法について詳細に説明してもらいました。今回は、実際にいろいろな種類のカメを持参しての説明で、生物多様性に係る問題まで言及されました。
【生徒の感想】
まず、日本の亀たちを見ました。ニホンイシガメ、その子どものイシガメ、クサカメ、ニホンスッポン、ヤエヤマセハルハコガメ、アカミミガメ、などの多くの種類のカメを見ました。1番印象に残っているかめはスッポンです。意外と首が長く、凶暴で、3本の爪があり、水の中を早く泳げるように身体が硬くなく、甲羅がパンケーキのようでした。カメはカメでもこんなに柔らかいカメがいて、自分の住む環境に合わせて他のかめにはない特殊な身体をもっていて工夫がされているなーと思いました。ただカメを見ただけではなく、その生態や、名前の由来など面白いお話しをしてくださいました。この授業で思ったことは、カメは意外と目がかわいいということです。
次にカメの進化についてでした。カメの祖先であるオドントケリウスは今のカメと大きく違っていて甲羅がなく、代わりに手足がとげとげで、首を引っ込められないカメらしく、カメも少しずつ変化していったことが確認できました。ここでは首を横にたたむカメについても説明していただきいました。
最後は、カメたちが遭遇している危機についての話でした。今日の新聞で、海ガメの数が大幅に減るという記事をみまいした。その原因として、人間の手で海岸が改変され、親ガメの産卵場所を奪っているという話でした。今まで人間がしてきた身勝手な行動が、環境にも生物のも悪影響を与えている。こういう記事をみて、自分たち人間がこれまでやってきた行動の悪影響を知って、情けないと感じました。生息環境の改変以外にも、自動車による事故死や外来生物の生態系への影響、外来カメとの交雑での遺伝子汚染などが起こっていることを聞きました。
この講義で思ったことは、自然環境に何がどう悪影響を及ぼしているか知ることが私たちがまずできることで、そしてカメが住めるより良い環境を考えいくことが大切なのだと感じました。それから、矢部先生の研究する姿勢を見て、自分で熱心に取り組めるものを見つけてとことん楽しく頑張ることが大切なのだと感じました。

いろいろなカメを実物で紹介

カメの進化の話

性が孵化まで飼育温度で決定

外来のカメの悪影響

最も大きな影響を与えているアカミミガメ
投稿者: 秋山繁治 日時: 19:19|パーマリンク | コメント (1) | トラックバック (0)
2009年09月08日
授業「生命」 第13回 カメの調査(9月・捕獲成果)
トラップを仕掛けて、6時間後にトラップを点検した。22地点のうち、11地点で捕獲。クサガメ10匹、ミシシッピーアカミミガメが9匹で、合計で19匹を捕まえた。

生徒一人一人が担当したトラップを点検

捕獲の成果は?

一つのトラップに6匹が最多

持ち帰って、データ収集

甲羅の長さ(背側・腹側)の計測

重さの測定
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:50|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
カメの調査(9月・稲刈り前)
授業「生命」の1時間目と7時間目に変更して、1時間目にカメのトラップを生徒一人1個仕掛けた。学校周辺の水路を等間隔に分け、22地点設定した。午前9時30までに設置して、午後3時半までに回収する。トラップ設置時間は6時間。

トラップを持って、調査地点へ向かう

学校周辺は水田が広がっている

道路に面した水路にも設置

一人ひとりが責任をもって

コンクリートで護岸されていない場所も
投稿者: 秋山繁治 日時: 14:40|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年08月24日
学校周辺でカメの調査
発信機の電池がなくなる心配がでてきたので、捕獲することにした。水田に水は少ない状態で、イネの穂はまだ出ていない。発信機をつけたカメを追っていて到達した溜りには、クサガメが多く確認できたのが今回の発見。

水田の状態

新しく捕獲した個体には識別番号

若いクサガメを初確認

アカミミガメは増殖してそう
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:25|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月12日
テレメでのカメの追跡調査が本格始動
6名で、2台の受信機を使って、4匹のカメをテレメで追跡した。生物部としての本格的調査を開始した。今までは学校周辺の水田地点で、①トラップによる捕獲調査、②標識をつけて放流、③発信機を付けた個体の放流などを実施してきた。

午前中は釣り人が水田でバス釣り?

午後1時からテレメ調査開始

指向性のあるアンテナで探索

グループに分かれて調査
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:42|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月11日
発信機をつけたクサガメを放流
7月1日に初めて発信機つけたカメを放流した。クサガメの雄1匹、雌1匹であった。今回は、クサガメ雄1匹、アカミミガメ雄1匹に発信機を付けて放流した(両種の行動を比較するため)。明日は、受信機で、どこに移動したかを探索する。

投稿者: 秋山繁治 日時: 19:42|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月04日
アカミミガメがスクミリンゴガイを食す
スクミリンゴガイは、水田を荒らすことで農家を悩ましている。同じ帰化動物のアカミミガメがスクミリンゴガイを食べてくれればと思って・・・、アカミミガメの入った水槽にスクミリンゴガイを入れたら、食べてしまった。本来食べるのか、たまたま腹が減っていたので食べたのか、・・・今の段階では判らないが、食べることは確認できた。

アカミミガメの水槽

確かに口にしている

空腹だからか?
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:07|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
クサガメの移動をテレメで追跡
小型発信機を装着したクサガメを7月1日に放流した。昨日(3日)と今日、受信機とアンテナをもって探索した。メスの移動距離は大きく、探すのに苦労した。メスオスともに水田に上陸しているようだ。どのような経路で移動したかはさだかでないが、登坂能力は大きいと考えられる。

メスは大きく移動し、道路の近くに

発信機でパルスの強さで位置を判断

オスは山に近い水田に
投稿者: 秋山繁治 日時: 16:46|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月01日
発信機を付けたクサガメを放流
学校周辺で捕獲したクサガメに発信機を取り付けて、放流した。今回の調査で、学校周辺でミシシッピーアカミミガメやクサガメが生息していることを確認した。用水がコンクリートの側溝で固められている環境で、在来種のクサガメがどのような行動をしているのか調べる方法として、個体識別するためのナンバリング(甲羅に穴をあける)と発信機をつけて定期的に所在を追跡することを実施している。

発信機を付けたクサカメを移送

クサガメを放流

捕獲したカメたち

ドリルで穴をあけてマークする
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:18|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月30日
捕獲したアカミミガメの最終的な処置は?
ミシシッピーアカミミガメは、ペットとして「ミドリガメ」という愛称で大量に移入され、大きく成長した段階で「捨てガメ」になっている。帰化動物であり、在来種よりも繁殖力が旺盛で、在来種の生息にダメージを与えている種である。学校周辺のカメを調査では、76%がアカミミガメであった。捕獲したアカミミガメをどうするか、生徒に問った。

投稿者: 秋山繁治 日時: 07:05|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月23日
学校周辺のカメ調査の成果
5時間後に、捕獲トラップを引き上げた。成果は、アカミミガメ10匹、クサガメ3匹であった。捕獲したカメは、学校に持ち帰り、甲羅の長さ、体重を計測した後、個体識別のための穴を甲羅にあける作業をした。

網の中を覗いてカメを確認

捕獲したカメを学校に持ち帰る

甲羅の全長を測定

クサガメもいました

5時間にしては、大漁かな?
投稿者: 秋山繁治 日時: 17:08|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
生命科学コース2年生全員での学校周辺のカメ調査
午後9時から9時半の時間帯で、スーパーマーケットでもらった魚(調理した後の骨など)を餌に、学校の近隣の水田用水で、22個のカメの捕獲トラップを仕掛けた。捕獲のか確認は、午後3時頃から行う予定である。

トラップに餌をセットする

参加した生徒は22名

住宅に近い場所も

水田の用水にも
投稿者: 秋山繁治 日時: 11:12|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月22日
クサガメが衣裳ケース内で産卵
学校周辺で捕獲したクサガメを逃がさないように衣裳ケース入れていたら、その中で6個の卵を産んでいた。場所を選ばず産卵するしかなかった状況を考えると、今がクサガメの繁殖の最盛期ということになる。早朝は、卵が割れていなかったという情報があるので、産卵は6時から8時にかけておこなわれたと考えられる。

卵は割れていた
投稿者: 秋山繁治 日時: 11:01|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月10日
”カメトラップ”を回収
6月18日から開始したカメの捕獲を終了した。捕獲数は2匹、いづれもクサガメであった。昼にはアカミミガメが入っていたのを確認していたので、どうも逃げたらしい。

回収作業中です

カメ籠(カメトラップ)
投稿者: 秋山繁治 日時: 18:33|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月09日
授業前に、カメのトラップの捕獲状況チェック
昨日は、8個のトラップ(①~⑧の番号))のトラップ④1個だけで6匹のカメが取れた。授業前に、点検に行くとトラップ3個で捕獲できた。トラップ①で、2匹(クサガメ1匹・アカミミガメ1匹)、トラップ⑤で3匹(アカミミガメ3匹)、トラップ⑥で1匹(クサガメ1匹)であった。

朝、授業前に調査開始

トラップ⑥にクサガメ1匹
投稿者: 秋山繁治 日時: 10:53|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月08日
学校近隣でカメの捕獲調査
前々から学校付近のカメの生息状況や行動を調べようとしたが、方法がわからなかった。今回、毎年「生命」で講演に来ていただいている矢部先生のアドバイスでやっと始めることができた。午前10時にカメのトラップを仕掛けて、午後5時に回収し、一つのトラックに6匹のカメを入っていた。クサガメが1匹、ミシシッピーアカミミガメが5匹だった。

カメのトラップを設置

10個設置した

6匹のカメを捕獲

クサガメが1匹、ミシシッピーアカミミガメが5匹
投稿者: 秋山繁治 日時: 21:58|パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)

