• 清心女子高等学校生物教室
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 イノベーション(英: innovation)の略語として「技術革新」が使われているが、現代のイノベーションの意味は新しい技術の開発や発明だけでなく、アイディアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味するものになっている。つまり、それまでのモノ・仕組みなどに対して全く新しい技術や考え方を取り入れて新たな価値を生み出して社会的に大きな変化を起こすことを指している。イノベーションを起こせる人材を育てるためには、多様性(ダイバシティ)を認める基盤が必要である。
 16年前に、私は「清心中学校・清心女子高等学校の展望」(紀要No.13,p33-117掲載)で以下のような意見を述べている。
 今までの教育は、高校・大学と教育段階が進むほど、組織的(学科や学部など)には、目的別に細分化されているが、入試制度の設定の仕方や能力の捉え方など全体的に見れば、基本的に画一的であり、多様な教育対象に対して一つの制度で対応してきた。しかし、現代のようにニーズが複雑化すると、これまでの制度では対応しきれなくなってきているのが現実である。旧来の画一的な扱い方とセットで最優先されてきた「みんな同じでなければならない」という平等主義もまた、再考が必要になってきている。今までは自由と豊かさを保証するためには「平等」が必要であったが、等質的な「平等」だけでは対処しきれない事態があらわれてきた。高度情報化や国際化、家庭地域の教育力の低下など、教育を取り巻く環境が大きく変化している今の時代は、異なる理念による異なる組織の再構築が必要な時代なのである。
 当時の考え方の延長線上に私が運営してきたSSH事業への取り組みがある。「授業研究」では、問題を解決するために考える過程を重視する。生徒にとって「難しいけれど,取り組むことで満足感を得られる」授業を構築することが必要であり、生徒の「前向きに取り組む意欲」をいかに育成するかを考えなければならない。学校教育で今もっとも話題になっているアクティブラーニングについては、ICTを使うとか、KJ法を使うとか、ワークショップの形式にするとかいう方法の問題ではなく、生徒と教師の関係が相互に意見交換でき、相談できるような関係が必要なのであり、最も有効なアクティブラーニングは「課題研究」だと考えている。文科科学省の報告では、2015年度の「理科課題研究」を取り入れている学校は10%しかない。多くの学校がまず「理科課題研究」に取り組むようになららければ、学校教育でのイノベーションは期待できない。「理科課題研究」の展開を他教科の「課題研究」に広げることが重要になってくる。

 文科省SSH、SGH事業に取り組んでいる多くの学校で、課題研究の発表会が公開されている。SSH校では科学分野、SGH校では社会科学など広い分野の研究成果を聞くことができるので、いろいろな教科の先生方にテーマ設定などで参考になる情報が得られると思う。

  • 投稿者 akiyama : 08:38
集まれ!理系女子 第8回女子生徒による科学研究発表交流会
【発表募集対象】 授業や課外活動で科学研究を進めている全国の中学校・高等学校の女子生徒 【参加募集対象】 中学生・高校生(男子生徒含む)及び教員、教育関係者や一般の方々 【参加費】 無料(交通費はご負担いただくことになります) 【申し込みフォーム】 http://www.nd-seishin.ac.jp/exchange_form/index.php 【日程】 平成28年10月29日(土) 9:4…続きを見る
平成28年度岡山県私学協会功労者表彰
岡山シンフォニーホール(岡山市)で岡山県私学振興大会が開催され、「岡山県私学協会功労者表彰」を受けました。 …続きを見る
「厳しく叱って育てる教育が大切なのに、今の社会ではその重要性が理解されていない」と嘆く教員や保護者がおられますが、本当でしょうか。教育についての心理学者アドラーの意見に少し耳をかたむけてみてはどうでしょうか。以下は、NHK「100分de名著・人生の意味の心理学(アドラー)」からの抜粋です。    アドラーが教師に寄せる信頼は大きく、「教師は子どもたちの心を形作り、人類の未来は教師の手に振られている…続きを見る
「エイズ」を課題に設定した海外研修が出発点
この夏は、山形、マレーシア・ジョホール州、中国・杭州、沖縄・座間味島・久米島と生徒を引率して、学会発表や環境学習の旅に出かけた。個人での観光旅行の経験は今でもほとんどない。これまでの旅行でもっとも多いのは生物の調査目的の旅だと思う。 最初の海外旅行は、生徒を引率してのハワイへの語学研修であった。ハワイ州のアンソニー高校に毎夏に短期語学研修をしており、その引率を任された。エイズ関連の本『SAFER…続きを見る
第12回 脊椎動物の神経系の起源と進化(愛媛大学理学研究科 村上安則)
脊椎動物の脳は胚発生期につくられ、その過程で脳の形成に関わる遺伝子が働いている。したがって、まず、様々な動物の脳形成過程を観察し、種間で保存されている特徴と種間でことなる特徴を見出してから、脳の形成にかかわる遺伝子の発現パターンを比較し、その情報を解析することによって、脳の進化過程を推測するという手法で研究してきた。 これまでの研究で、脊椎動物の脳の各領域並びに終脳(バリウムとサブバリウム)の形成…続きを見る
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以下のように講師が決まりました。 1月17日 第22回 未定 1月24日 第23回 未定(東京学芸大学附属国際中等教育学校 堀内順治・博士) 1月31日 第24回 未定 2月7日 第25回 教職勤務したまま学位(博士)取得(神田一橋中学校 飯塚光司・博士) 2月14日 第26回 未定 2月21日 第27回 未定(東京大学分子細胞生物学研究所 秋山和広・D3)…続きを見る
1997年2月21日の卒業生(1)
1997年2月21日の卒業式に担任した3年J組の生徒に配布した卒業文集が見つかった。 清心女子高等学校3年J組の卒業文集より・その1(出席番号1番のK.Aさん) 早いもので清心女子高校での3年間が終わろうとしています。3年間というのは、本当に「あっ」という間ですね。 私は1学年が9人という、皆さんにとってはunbelievableな中学校からここへやって来たので、初めは友達ができるか本当に心配で…続きを見る
文化祭、目立っていたのはオーケストラ部
雨の天気予報だったので、恒例の空の下でのオーケストラ部の演奏ができないかもしれない状況だったが、台風接近の影響も少なかったので、無事に野外で演奏を聞くことができた。なんだか晴れ晴れした気分になれるので、私は、この演奏を毎年楽しみにしている。 生徒たちは練習の成果がしっかり示せたようで、良かったと思う。 …続きを見る
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以下のように講師が決まりました。 8月30日 第11回 HP制作を通しての出会い(ゴーフィールド 井原諒子) 9月6日 第12回 脳の進化(愛媛大学理学研究科 村上安則) 9月13日 第13回 免疫器官の発生と進化(横浜薬科大学薬学部生体防御学研究室 川嶋芳枝) 9月20日 第14回 発生生物学の未来(岡山大学異分野融合先端研究コア 佐藤伸) 9月27日 第15回 癌(川崎医科大学乳腺甲状腺外科学…続きを見る
座間味島でミシシッピアカミミガメの生息を確認
ミシシッピアカミミガメは、アメリカからペットとして輸入され、それを野外に放棄したものが繁殖し、本全土に拡がっている。現在、生態系への影響が心配され、環境省で「特定外来種」の指定が検討されているカメである。今回、座間味島で開催した「サマースクールin座間味」の中で環境学習の一環として生徒と一緒にカメの調査を実施したところ、本土から遠く離れた離島である座間味島にもミシシッピアカミミガメが生息しているこ…続きを見る
サマースクール in 座間味島
岡山空港JAL011便8:30発で那覇に移動。那覇泊港13:00発で約1時間で座間味島港に到着。午後4時から座間味村役場3階多目的ホールで環境学習交流会を開催した。 内容は、①生徒のカメについての研究の口頭発表 ②環境省小池 大二郎自然保護官の座間味島の生き物の現状について説明、 ③矢部隆教授(愛知学泉大学)のカメについての講演であった。 …続きを見る
WCH8で、
小型サンショウウオのHynobious属の飼育下の繁殖方法の確立を目指して、カスミサンショウウオから取り組み、絶滅危惧Ⅱ類のオオイタサンショウウオの飼育下の自然産卵及び人工授精の方法についてほぼ確立できたので、WCH8が近隣の中国で開催されるということで、口頭の部で生徒に発表してもらった。 発表後は、すぐに上海浦東空港に向かい、岡山空港に午後9時半に到着した。 …続きを見る

定番にしていた食堂

2016年8月18日

定番にしていた食堂
夕方6時から7時に夕食に歩いて出かけましたが、定番のように利用したのが麺類と餃子の店でした。麺は9元、餃子は10元。餃子は一個食べた後(思わず食べてしまいました)で撮影しています。1元が約15円なので、餃子で150円ということになります。コーラは4元(60円)でした。 …続きを見る
WCH8現地研修 鍾乳洞を見学
比較的大きな鍾乳洞でしたが、外の気温は35℃ですが洞内の気温は18℃で涼しかったです。岡山の井倉洞や山口の秋吉洞などは多様な鍾乳石を形を楽しむようなシンプルな照明ですが、この鍾乳洞は赤や青にライトアップされていて、演出が目立ちすぎて好感の持てるものではありませんでした。 …続きを見る
地上26階のビルからの眺望
WCH8の会場近くのビルの26階の展望台から市街地を見下ろしてみた。 …続きを見る
WCH8現地研修 農村民宿を訪問
民宿として利用できる農家がある地域を案内していただいた。気温35℃。猛暑の中を汗だくになって歩いた。 …続きを見る
中国杭州で開催のWCH8でポスター発表
世界両棲爬虫類大会(WCH8)の第8回大会が中国の杭州で開催されています。本校からポスター発表1件、口頭発表1件が参加しています。今日は午後7:30から9:30まで、ポスター発表がありました。 …続きを見る

中国の杭州の市街地

2016年8月16日

中国の杭州の市街地
中国の杭州の街を散策してみました。両替は中国銀行のみと言われて、中国銀行に行きました。タクシーは料金が安くて、利用しやすいです。レンタル自転車も設置されていました。 …続きを見る

中国杭州へ

2016年8月15日

中国杭州へ
16日から開催されるWCH8で、課題研究の成果を発表するために中国の杭州に向かいました。 岡山空港から午前9時10分発の便で海浦東空港に向かい、自動車で杭州に向かいました。上海浦東空港が混在していたので入国手続きまでに1時間半もかかってしまいました。それだけでなく、昨日になって、突然大会会場が変更され、前の会場からさらに車で1時間も離れた場所になったということで ホテルを今日になって変更したりして…続きを見る
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